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2020/11/13

「どくヤン!」最終話に村上春樹とスティーヴン・キングが!

Photo_20201113191001 週刊Dモーニングで連載されていた原作:左近洋一郎(ルノアール兄弟)、漫画:カミムラ晋作の「どくヤン!」の最終話「本とヤンキー」に村上春樹とスティーヴン・キングの【読気幽雲(ドキュン)】が登場する。

「どくヤン!」 における【読気幽雲(ドキュン)】とは、私立毘武輪凰(ビブリオ)高校の2年生以上が体得できる「ジョジョの奇妙な冒険」における【スタンド】のような存在。

「どくヤン!」
原作:左近洋一郎(ルノアール兄弟)
漫画:カミムラ晋作

内容紹介:何の変哲もないメガネ高校生・野辺が編入した毘武輪凰高校(ビブリオ高校)は、地域でも群を抜く恐るべきヤンキー校…! そしてそのヤンキーたちは、ヤンキーであるにも関わらず読書を好むという矛盾した存在、「どくヤン」だった! バイクを駆り、ヤニを吹かしながら『こころ』を暗唱する異常な同級生たちに囲まれ、野辺の平穏なスクールライフは脆くも崩れ去る…! 令和最初にして最後のヤンキービブリオギャグ漫画、ここに爆誕!

わたしはこの「どくヤン!」 と言う作品のことは寡聞にして知らなかったのだが、SNSで話題になっていたので何話か読んで見るとその最終話「本とヤンキー」に村上春樹とスティーヴン・キングの【読気幽雲(ドキュン)】が登場しているのを知った、と言う経緯である。

この「どくヤン!」 の物語はヤンキー高である私立毘武輪凰(ビブリオ)高校に集まる、ヤンキーでありながら読書をこよなく愛す【読書ヤンキー】(どくヤン)が織りなす、読書あるある漫画なのだが、これが非常に面白い、と言うかなんとも身につまされてしまう。

また、これは原作者のおかげだと思うのだが「どくヤン!」 はあらゆるジャンル小説に対して平等に造詣が深いところも好感が持てる。

本作「どくヤン!」 はスティーヴン・キングの【読気幽雲(ドキュン)】が出てくるからどうこう、と言う話ではなく、読書を趣味としている人たちにグサグサと突き刺さる作風が心地良い漫画である。

関心がある方はぜひご一読を!

各マンガレンタルサイトで無料で何話か読めるので、そちらも検索してみてはいかがだろうか。

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