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2024年4月の4件の投稿

2024/04/08

藤田新策氏『ビリー・サマーズ』を語る

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2024年4月8日 文芸春秋社より同日4月8日に発売されたスティーヴン・キングの『ビリー・サマーズ』の装画を担当された藤田新策氏が自らのブログ「Shinsaku Fujita Private View 藤田新策私見」『ビリー・サマーズ』について語っている。

『ビリー・サマーズ』「Shinsaku Fujita Private View 藤田新策私見」

なお、藤田新策氏のブログでは自らが手がけた装画そのままのイラスト(タイトル等の文字が入っていない状態の、いわゆるノンテロップ版のイラスト)を見ることができる。

関心がある方は是非。

しかし藤田新策氏の『ビリー・サマーズ』の装画は素晴らしいな。モノクロの下書きもタッチ含めて素晴らしい。

『ビリー・サマーズ(上)』/Amazon.co.jpへ

『ビリー・サマーズ(下)』/Amazon.co.jpへ

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2024/04/07

ダ・ヴィンチWebにスティーヴン・キング関係の記事が増えている?

なぜだかわからないのだが、2024年3月頃からダ・ヴィンチWebにスティーヴン・キング関係の記事が増えている。しかも古い作品の記事が。

2024年3月以降のスティーヴン・キング関連記事を紹介する。

2024年3月18日 ライター:奥井雄義
スティーブン・キング『キャリー』の原作ってどんなの?全世界3億5000万部超え「ホラーの帝王」の処女長編、実は一度ゴミ箱に捨てられた!?

2024年3月18日 ライター:山上乃々
後味が悪すぎる映画で有名な「ミスト」の原作ってどんなの? スティーヴン・キング原作短編集は実は結末が違う…!

2024年3月31日 ライター:山上乃々
後味が悪すぎるホラー映画『ミスト』ってどんな話? 原作者スティーヴン・キングが絶賛した結末までの描かれ方に注目

2024年4月1日 ライター:神保慶政
ホラー映画『シャイニング』ってどんな映画? 記憶に残る、斧で扉をぶちやぶった狂気のシーンの秘密

2024年4月2日 ライター:トヤカン
ホラーの帝王 スティーヴン・キングのじわじわ怖い短編集『深夜勤務』。30年前に死んだはずの人が復讐を開始する…!?


記事の内容は大した内容ではなく、配信サイトのアフィリエイトプログラムによる収益稼ぎのような気がするのだが、まあご紹介まで。

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2024/04/06

『死者は噓をつかない』は2024年6月5日発売予定

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2024年6月5日 スティーヴン・キングの長編小説『Later』の翻訳が『死者は噓をつかない』のタイトルで文藝春秋社より発売される。

『死者は噓をつかない』
著者:スティーヴン・キング
翻訳:土屋晃
出版社:文藝春秋(文春文庫)
発売日:2024年6月5日

あらすじ:ぼくが持つある能力。それは、死者が見えること――。恐怖の帝王得意の青春物語+ホラー。これで面白くないはずがない、円熟の逸品!

『Later』の書影を見てお分かりのように、本書『死者は噓をつかない』《ハード・ケース・クライム》からの翻訳である。

《ハード・ケース・クライム》は、かつてのアメリカで量産されたペイパーバックによる犯罪小説(ミステリー、ハードボイルド)を現代に蘇らせることを目的に、チャールズ・アルダイ(リチャード・エイリアス)によって2004年に創設された叢書。

スティーヴン・キングは《ハード・ケース・クライム》から『コロラド・キッド』『ジョイランド』『死者は嘘をつかない』の3作品を出版している。

余談だが、《ハード・ケース・クライム》は統一感のある装画も美しい。

恐ろしいことに装画のアーティストには、映画ファンにお馴染みのロバート・マッギニスも含まれている。

ROBERT MCGINNIS HARD CASE CRIME で画像検索するとこんな画像が表示される。

《ハード・ケース・クライム》はペーパーバックの叢書で安価なので集めてみるのも楽しいと思う。

Robertmcginnis

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2024/04/05

『ビリー・サマーズ』は2024年4月8日発売

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2024年4月8日 スティーヴン・キングの『ビリー・サマーズ』の翻訳が文藝春秋社より発売される。

『ビリー・サマーズ』
著者:スティーヴン・キング
翻訳:白石朗
出版社:文藝春秋
発売日:2024年4月8日

あらすじ:狙いは決して外さない凄腕の殺し屋、ビリー・サマーズ。依頼人たちには、銃撃しか能がないちょっと抜けた男を装っているが、真の顔はエミール・ゾラを愛読する思慮深い人間であり、標的が悪人である殺ししか請け負わない。
 そんなビリーが、引退を決意して「最後の仕事」を受けた。収監されているターゲットを狙撃するには、やつが裁判所へ移送される一瞬を待つしかない。狙撃地点となる街に潜伏するための偽装身分は、なんと小説家。街に溶け込むべくご近所づきあいをし、事務所に通って執筆用パソコンに向かううち、ビリーは本当に小説を書き始めてしまう。
 だが、この仕事は何かがおかしい……。ビリーは安全策として、依頼人にも知られぬようさらに別の身分を用意し、奇妙な三重生活をはじめた。そしてついに、運命の実行日が訪れる。

『ビリー・サマーズ(上)』

『ビリー・サマーズ(下)』

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また、これに先駆けて電子書籍『S・キング50周年たっぷり試し読み 『ビリー・サマーズ』ガイドブック』が無料配布されている。

概要:

【大容量試し読み+読みどころ紹介対談の無料ガイドブック!】

2024年に作家デビュー50周年を迎えたスティーヴン・キング。4月8日発売予定の最新長編小説は、ハードボイルドやノワールなどの小説好きにも刺さる一作『ビリー・サマーズ』です。凄腕の殺し屋ビリーが受けた「最後の仕事」。なんと標的を待つために小説家を装うことに!? キングの世界をしっかり味わえる2章分のたっぷりした試し読みとともに、巨匠の企みに満ちたクライム・ノベルの読みどころを、長年の翻訳者・白石朗さんと担当編集者で徹底解剖します!

『S・キング50周年たっぷり試し読み 『ビリー・サマーズ』ガイドブック』(kindle版無料配付)

 

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