藤田新策氏「眠れる美女たち」を語る
2020年10月29日に文藝春秋社から刊行されたスティーヴン・キング、オーウェン・キング共著の「眠れる美女たち」の装画を担当した藤田新策氏が自らのブログ【Shinsaku Fujita Private View】において「眠れる美女たち」 について語っている。
眠れる美女たち Shinsaku Fujita Private View
また、このブログのエントリーで藤田新策氏の手による「眠れる美女たち」の原画が公開されている。
明日10月29日(木曜日)発売のスティーヴン・キングと次男のオーウェン・キング親子による合作長編「眠れる美女たち(Sleeping Beauties)」についてブログを書きました。https://t.co/2Q8VDAY8nP pic.twitter.com/uvxiC5hRCo
— 藤田新策 (@Shinsakuron) October 28, 2020
さらに、藤田新策氏はツイッターにおいて自らの「眠れる美女たち」の装画を元に趣味でデザインしたアートワークを公開している。
眠れる美女たち pic.twitter.com/wPlvd9z3an
— 藤田新策 (@Shinsakuron) October 22, 2020
先日のエントリー【藤田新策氏「わるい夢たちのバザール」を語る】で「マイル81」と「夏の雷鳴」の装画は素晴らしい、と言う話をしたが、この「眠れる美女たち」の装画も素晴らしい。
これを見て、以前から「マイル81」の装画は額装して飾りたいと思っているのだが、それに輪をかけて「眠れる美女たち」の装画こそ額装して飾りたいと感じた。
その流れで、先日「マイル81」の藤田新策氏のアートワークをプリントしたのだが、よく見ると表紙とアートワークのトリミングに差があることに気が付いた。
具体的は「マイル81」の表紙ではほとんど見えていない左中央のルーペや左下のパイロンがアートワークではきちんと見えている。
このあたりを藤田氏に質問したところ、次のような回答があった。
そうなんです。カバーって左が1センチ程折り曲がってしまうので、虫眼鏡が隠れてしまうんですよ。
— 藤田新策 (@Shinsakuron) October 22, 2020
当たり前と言えば当たり前のことなのだが、今回原画を確認して初めてトリミングの差に気付く、と言う経験をした。
「眠れる美女たち」、「マイル81 わるい夢たちのバザールI」、「夏の雷鳴 わるい夢たちのバザールII」は文藝春秋社より絶賛発売中。
関心がある方は是非。
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