カテゴリー「「ハイスクール・パニック」」の6件の投稿

2012/01/31

歴史上最も危険な小説とは?

2012年1月26日に、Flavorwireが伝えるところによると、スティーヴン・キングの「ハイスクール・パニック」「歴史上最も危険な小説」(The Most Dangerous Novels of All Time)に選ばれた模様。

なお、「ハイスクール・パニック」("Rage")はリチャード・バックマン名義で発表されたスクールシューティングを描いた作品。

The Most Dangerous Novels of All Time

この記事が言うところの「歴史上最も危険な小説」(The Most Dangerous Novels of All Time)とは、様々な事件の引金となったと言われている小説、犯罪者がその小説に影響を受けてその犯罪を犯したと言われている小説、犯罪者が愛読していた小説を指す。

それでは、この記事が言うところの「歴史上最も危険な小説」(The Most Dangerous Novels of All Time)を紹介しよう。

「悪魔の詩」 サルマン・ラシュディ著


「ハイスクール・パニック」 スティーヴン・キング著
(リチャード・バックマン名義)


「密偵」 ジョセフ・コンラッド著


「ライ麦畑でつかまえて」 J・D・サリンジャー著
(「キャッチャー・イン・ザ・ライ」)


「アンクル・トムの小屋」 ハリエット・ピーチャー・ストウ著


「Turner Diaries」 ウィリアム・ルーサー・ピアース著
(アンドリュー・マクドナルド名義)

「ツァラストラはこう言った」 ニーチェ著


「時計じかけのオレンジ」 アントニー・バージェス著


「コレクター」 ジョン・ファウルズ著


「ファウンデーション」シリーズ アイザック・アシモフ著


いかがだろうか。

それぞれの作品がどのような理由で危険なのかは、それぞれの作品についてのコメントを参照願いたい。

ところで、わたしの基本的なスタンスとしては、小説や映画、特にホラー作品や犯罪作品の影響で犯罪を犯した、と言う短絡的な思考には賛同しかねるが、その反面、小説や映画が人の人生に影響を与えている、と言う点については首肯せざるを得ない。

今回紹介した記事では、様々な犯罪を犯した人がこれらの小説の影響を受けていたり、愛読していたり、と言う事が書かれているが、耳半分に聞いておくのが丁度良いのではないか、と思う。

折角なので、キングの「ハイスクール・パニック」の部分を引用する。

The first of King’s novels to be written under the pseudonym “Richard Bachman,” Rage details a high school student who goes off the rails, killing several teachers and holding a room full of kids hostage. Since its publication it has been associated with several similar crimes, including that of Michael Carneal, who brought a gun to school and opened fire on a youth prayer group before laying down his gun and saying “Kill me, please. I can’t believe I did that.” He had a copy of Rage in his locker. “The Carneal incident was enough for me,” King said in an address to the Vermont Library Conference in 1999. “I asked my publisher to take the damned thing out of print. They concurred.”

この記事では「ハイスクール・パニック」が何故危険な作品として選出されたのかを語っているのだが、その背景を含めて簡単に紹介する。

スティーヴン・キングの「ハイスクール・パニック」はスクールシューティングを描いた作品である。

1997年にスクールシューティング事件 Heath High School shooting を起こした Michael Carneal は自分のロッカーにキングの「ハイスクール・パニック」をしまっていた。

それを知ったキングは「ハイスクール・パニック」を絶版とし、自らの作品リストから外した。

と言う事。

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2011/06/14

「アンダー・ザ・ドーム」こぼれ話 その2 なぜ「飛行機とウッドチャック」なのか?

さて皆さん、どうでしょう。
そろそろ「アンダー・ザ・ドーム」を読了されましたでしょうか。

今日は「アンダー・ザ・ドーム」を読んでて、個人的にちょっと気になった点を紹介してみたいと思う。

今日はその第2回。

スティーヴン・キングの「アンダー・ザ・ドーム」と言う作品の構成上の特徴として興味深いのは、比較的キャッチーなタイトルがそれぞれの章についている、と言う点。

上巻から章のタイトルを引用すると次の通り。

「飛行機とウッドチャック」
「バービー」
「ジュニアとアンジー」
「幹線道路と閑散道路」
「鳥がたくさん死んでるな」
「同時多発カス事態」
「おれたちみんなでチームを支えてる」
「すべては町のため、町民の利益のために」
「祈り」
「気を狂わせ、盲目にし、精神を錯乱させられた者」
「これでもまだ最悪の事態じゃない」
「にゃっく-にゃっく-にゃっく」
「ミサイル攻撃迫る」
「嵌めてやったぞ」
「ピンクの星が降っている」
「波に乗っている」
「檻にぶちこむ」

いかがですか。面白そうでしょ。

さて、今日の本題は冒頭の章「飛行機とウッドチャック」について。

ウッドチャックと聞いて思い出したのはキングの「ハイスクール・パニック」

「ハイスクール・パニック」の冒頭、チャールズ・デッカーが窓から外を眺めると、芝生にいるウッドチャックを見つける。

いや、違うぞ、あれはウッドチャックではなくリスだった。

折角なので「ハイスクール・パニック」の冒頭の一節を引用する。

ごきげんな朝だった----気分のいい五月の朝。気分よく過ごせたのは、朝食をちゃんと食べられたせいと、代数IIの時間にリスを見かけたせいだ。

残念、あれはウッドチャックではなくリスだった。

それでは冒頭にウッドチャックが出てくる作品とは・・・・

そう、「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」だ。

「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」のウッドチャック
「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」のファースト・カット。本作ではシリーズのお約束通りに、パラマウントのロゴからウッドチャックの巣にオーバーラップする。この直後、ウッドチャックはフレームインしてくる自動車に轢かれそうになる。轢かれて真っ二つなら正に「アンダー・ザ・ドーム」

おそらくこの辺で、賢明な読者諸氏はわたしの言いたい事がわかったのではないだろうか。

スティーヴン・キングは「アンダー・ザ・ドーム」の冒頭にウッドチャックを登場させる事により、スティーヴン・スピルバーグの「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」を引用し、「アンダー・ザ・ドーム」がどのような物語に発展するのかを暗示しているのだ。

しかもクリスタル・スカルを使うと・・・・

どうかな、わかっていただけるかな。
わかる人は今頃膝を叩いてると思うよ。



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2010/02/27

ジョニー・デップ、実在の猟奇的殺人犯、3人の8歳児殺害事件の再審を訴える

2010年2月26日にシネマトゥデイが伝えるところによると、俳優のジョニー・デップが、米CBSのテレビ番組に出演し、アメリカ最大の冤罪事件ともいわれているウェスト・メンフィス・スリー事件で逮捕された当時ティーンエイジャーだった少年を弁護した模様。

なお、ウェスト・メンフィス・スリー事件で逮捕された少年たちは、メタリカなどのへヴィメタルやスティーヴン・キングの小説を好んでいたことが殺害の動機とされている模様。

ジョニー・デップ、実在の猟奇的殺人犯、3人の8歳児殺害事件の再審を訴える

記録のため全文を引用する。

 [シネマトゥデイ映画ニュース] ジョニー・デップが米CBSのテレビ番組「48 HOURS MYSTERY」に出演し、アメリカ最大のえん罪事件ともいわれているウェスト・メンフィス・スリー事件で逮捕された当時ティーンエイジャーだった少年を弁護することがわかった。

 ウェスト・メンフィス・スリー事件とは1993年にアーカンソー州で3人の8歳の男の子が猟奇的な方法で殺害され、ずさんな捜査を行った警察が近辺に住んでいたティーンエイジャーの少年3人を逮捕したという事件だ。この3人はメタリカなどのへヴィメタルやスティーヴン・キングの小説を好んでいたことが殺害の動機とされ、警察に自白を強要されたということが徐々に明らかになり、アメリカではこの3人の再審を要求する運動や署名活動などが起きている。というのもこの3人を犯人に結びつける物的証拠は何一つ見つかっていないからだ。3人のうち一人は死刑、一人は終身刑の判決を受けている。(もう一人は懲役40年)

 ジョニーは「48 HOURS MYSTERY」の番組内でこの事件について語り、この事件の再審を強く訴えかけるが、新作の公開を控えたハリウッド俳優としては大きな賭けでもある。

 ジョニーは事前のインタビューで「3人の無実を心から信じているよ。そして、彼らに対する社会の怒りは間違ったものだっていうことを知らしめなきゃいけないんだ」と語り被疑者であるティーンエイジャー(だった)のうちの一人が死刑を宣告されたことについて問われると悲しそうな顔を見せた。

 大事件で犯人と目されている人物の弁護をすることは俳優としてのイメージダウンにもつながりかねない。アメリカの中には保守的な人々もいて、誰もが彼らのえん罪を信じているわけではないからだ。それでもあえて事件に立ち向かうジョニーの思いは届くのか。



スティーヴン・キングの作品の影響や、J.D.サリンジャーの作品の影響だとか、猟奇的なホラー映画の影響だとかで殺人事件を起こしたりしてしまう、と言うマスコミの短絡的な思考には辟易としてしまう。

とは言うものの、スティーヴン・キングは、コロンバイン高校銃乱射事件等、所謂スクール・シューティングを引き起こす原因となる可能性があるのなら、という理由から、自身の作品「ハイスクール・パニック」("Rage")を絶版扱いとし、自身の出版リストからはずしている。

キング曰く、「もし、万が一、ほんのわずかでもこの作品がスクール・シューティングに影響を与えた 可能性があるのであれば、私はこの作品を世に出したままにはしておきたくない」

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2008/03/05

「ひぐらしのなく頃に」が殺人事件を引き起こしたのか?

2008/02/12に、livedoorニュースで、興味深いインタビュー記事が掲載されたので紹介する。

「ひぐらしのなく頃に」が殺人事件を引き起こしたのか?――東京大学特任講師・吉田正高氏に聞く

同インタビュー記事のリードを引用する。

未成年の少年少女が斧やナイフで家族を殺すというショッキングな事件が相次いでいる。そのたびに問題とされるのが、残虐な場面を含むアニメや漫画の影響だ。ときにはアニメ番組が放送休止になる場合もあるが、「過剰反応ではないか」との声もある。最近、事件との関連で注目された「ひぐらしのなく頃に」について、アニメやゲームなどのサブカルチャーに詳しい東京大学大学院情報学環の吉田正高・特任講師に聞いた。

――2007年9月に京都府京田辺市で16歳の少女が父親を斧で殺害するという事件が起きましたが、その影響でアニメ番組の「ひぐらしのなく頃に」「School Days(スクールデイズ)」が放送休止に追い込まれました。また08年1月上旬に青森県八戸市で、18歳少年が母親と弟と妹を殺害する事件が起きたときは、「ひぐらしのなく頃に」と思われる漫画本が警察に押収され、事件と漫画の関連性が取り沙汰されました。

実際に起きた殺人事件の報道に触れ、スティーヴン・キング作品をはじめとしたホラー小説、またホラー映画やホラーコミック、ホラーアニメはもとより、猟奇的な、また残虐な殺人シーンがたまたま含まれている作品を好む人々が、なんとも居心地の悪い気持ちを味わうことがある。

と言うのも、メディアは実際に起きた殺人事件の原因を短絡的に犯人が好んでいた作品や犯人の嗜好に結びつけ、その殺人事件があたかもその作品や作家の影響下にある、と言う論をセンセーショナルに唱える事があり、またその場合は、場合によってはその作品やその作品の作家が槍玉に上がり、作品や作家のバッシングや放映や上映の中止、不買運動が起こることもままある。

キング関連では、米国内で頻発するスクール・シューティングに悩んだキングが、スクール・シューティングを題材にした作品である「ハイスクール・パニック」の絶版を自ら決め、更に自分の作品リストからも外してしまったことも興味深い出来事だと思える。

一般的な論調である、ホラー作品と殺人事件には因果関係がない(猟奇的殺人事件における「環境決定論」の否定)、と考えるむきが大半を占めると思われるのだが、キング自身が、もしかして自作を読んだ少年少女が、スクール・シューティングを起こしてしまうような可能性が少しでもあるのならば、「ハイスクール・パニック」を絶版にしてしまおう、と言う論理には個人的に賛同しづらいが、一人の大ベストセラー作家が、スクール・シューティングの頻発に対し、少しでも影響力があるのならば、歯止めをかける側に回ろうと考えた点が非常に興味深い。

今回紹介したインタビュー記事の論調は、ホラー作品と殺人事件には因果関係がない、と言うありきたりの論理から、マスコミの批判まで及んでいるが、とりたてて目新しい点はない、と言えよう。

折角なので、キング関連のインタビュー部分を引用する。

吉田 私が視聴していたテレビ埼玉なんて、(アニメ「ひぐらしのなく頃に」が)13話で打ち切られて、いきなり「パタリロ西遊記!」になりましたからね……。でも、「ひぐらしのなく頃に」が事件の引き金になったかといえば、そんなことはないと思うんですよ。環境が犯罪を作り出すという「環境決定論」自体がそもそも間違っていると思いますし、人間の行動ってそんなに単純なものじゃないでしょ?

   鉈(なた)とか斧で人を殺す作品なんてほかにもたくさんあります。たとえばスティーブン・キングの「シャイニング」とかそうだし、ドストエフスキーの「罪と罰」だって斧で人殺しをする話ですよ。八戸の事件にしても、「ひぐらしのなく頃に」の漫画は累計で数百万部も売れているのだから、数ある本の中にあってもおかしくはない。一つの作品を見ただけで思い詰めて人を殺してしまうというのは、常識的には考えにくいでしょう。

余談ですが、スティーヴン・キングの「シャイニング」は鉈や斧で人は殺しませんね。
斧が出てくるのはスタンリー・キューブリックの「シャイニング」ですね。

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2008/02/25

「ハイスクール・パニック」

「二年前のことだ。そのころから、ぼくのあたまはおかしくなりはじめた・・・」

プレイサーヴィル・ハイスクールの最上級生である、ぼく(チャーリー・デッカー)は五月のある晴れた一日、教室で二人の教師を父のピストルで射殺した。あっというまのできごとだった。警官隊に包囲された、ぼくとクラスメートたちが体験する、まるで白昼夢のような、しかし緊迫した時間・・・。モダンホラーの巨匠スティーヴン・キングが高校生の不安な心の世界を鮮やかに描いた、異色の青春サスペンス小説!

「良い授業は一生のたからもの」

本作が書きはじめられたのは、キングがハイスクールの最上級生だったころ − チャーリー・デッカーと同年齢 − で、当時は "Getting It On" というタイトルで、「キャリー」が出版される2年前に、実際に出版されそうになった作品である。実際は、リチャード・バックマン名義で、1977年に出版された。

チャーリー・デッカーは知性と癇癪をあわせ持った少年である。デッカーは校庭の芝生にリスを見つけたある日、比較的大きな癇癪を起こす。知性に裏付けされていたであろう癇癪を。
教師を射殺し教室に立て篭もったデッカーは、教師や警官を論理的に愚弄し、ある生徒をクラスメイトの協力で破壊し、最終的には故意に警官に自分を射撃させる。故意にである。予定調和的な終焉を、ある意味裏切る印象的な結末である。

本作を読み返して感じたのは、これはキングによる「ライ麦畑でつかまえて」ではないか。ということである。デッカーとホールデンの奇妙な対比と相違に心が奪われる。ホールデンは、崖から落ちそうでそれに気付かない少年達を陰ながら助けることを望み、自らはある意味崩壊する。デッカーは自らの知性と癇癪で、多くの自覚しない生徒を救い、一人の生徒を破壊し、自らの崩壊を望むが、それも叶わない。

「シャイニング」では、J・アーヴィング的なアプローチがなされ、「ハイスクール・パニック」では、JD・サリンジャー的なアプローチが、そして「呪われた町」はブラム・ストーカーの文学的イミテーションであるとキングは自ら言い放つ。作家として独り立ちした頃の野心的なキングの文学への傾倒が見え隠れするような印象を受ける。

本作は、軽く目をつぶれば、非常に良く出来た小説である。「教育とは何か」「優れた教育者には何が必要か」という事柄を考えさせられる、良い小説である。全ての教育に携わる人達に読んで欲しい秀作である。

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2008/02/15

「ハイスクール・パニック」をめぐる冒険

先ずは、HARADAさんの「スティーヴン・キングの話」のエントリー「静かに葬られつつある"ハイスクール・パニック"」をご覧下さい。

ご承知のように、キングは「ハイスクール・パニック」を自身の出版リストから外し、絶版にしています。

わたしの記憶では、キングが「ハイスクール・パニック」を出版リストから外したのは、1998年か1999年の事だったと思います。当時、Shiroさんのサイト"Addicted to Stephen King"の掲示板で「ハイスクール・パニック」の絶版問題について、いろいろな話をした記憶があります。

キングは当時「もし、万が一、ほんのわずかでもこの作品がSchool Shootingに影響を与えた 可能性があるのであれば、私はこの作品を世に出したままにはしておきたくない」と言うステーツメントを発表していました。

さて、ここからが今日の本題です。

ところで、「ハイスクール・パニック」の原題はご承知のように、"RAGE"と言いますが、"RAGE"と言うキーワードで思い浮かぶ作品があります。

因みに、その作品をキングは2007年のベストムービーの第9位にあげています。

そうです。その作品の名は「28週後...」
フアン・カルロス・フレスナディージョ監督、ダニー・ボイル製作総指揮の大変素晴らしいホラー映画です。

折角なので、「28週後...」のシノプシスを紹介しましょう。

感染すると凶暴性を引き起こし他の人間に襲いかかる恐るべき新種ウイルス"RAGE(レイジ)"が猛威をふるったイギリス。ウイルス感染発生から5週後に最後の感染者が死亡、11週後には米軍主導のNATO軍が派遣され、ようやく再建が始まった28週後のロンドン。スペイン旅行中で難を逃れたタミーとアンディの姉弟も無事帰国し、軍の厳重な監視下に置かれている第1街区で父親ドンと感動の再会を果たす。しかしその場に母アリスの姿はない。彼女は、田舎のコテージに立て籠もっていた時、ドンの目の前で感染者に襲われてしまったのだった。母を恋しがる姉弟は、母の写真を取り戻すため第1街区を抜け出し我が家へと向かう。するとそこで姉弟は思いがけず生きているアリスと再会する。やがて軍医スカーレットの診断で、アリスがウイルスに感染しながらも発病していないキャリアだと判明、ワクチン開発への期待が膨らむが…。

どうでしょう。
わかりましたか?
そうです。なんと「28週後...」(「28日後...」含む)は、スティーヴン・キングの「ハイスクール・パニック」の影響を受けているのです!
(ちょっと妄想気味でしょうか・・・・)

そしてキングは、自作である「ハイスクール・パニック」の影響下にある作品「28週後...」を評価している、と言う複雑な状況になっているのです。

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