カテゴリー「「ドロレス・クレイボーン」」の7件の投稿

2014/05/25

【アメリカ50州を象徴する50本の映画】メイン州は?

メイン州は「黙秘」。 50 American films, 50 states: One iconic movie for each state 2014年5月17日の映画.comの記事によると、米情報誌Time Outがアメリカ合衆国の50州それぞれを象徴する50本の映画を発表している模様。

アメリカ50州を象徴する50本の映画

キングファンとしてはメイン州を象徴する映画に関心がある訳ですが、気になるメイン州を象徴する映画は「黙秘」(1995)でした。

ニュースソースはここ。

50 American films, 50 states: One iconic movie for each state

因みに、このサイトでは、州の形に写真を切り取った体で映画が紹介されている。

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2012/01/19

「ドロレス・クレイボーン」がオペラ化!?

2012年1月17日にMercuryNews.comが伝えるところによると、スティーヴン・キングの「ドロレス・クレイボーン」のオペラ化の企画がある模様。

Tuned In: S.F. Opera season includes 'Moby-Dick,' 'Mary Magdalene'

ドローラ・ザジック なお、ドロレス・クレイボーン役には、メゾソプラのドローラ・ザジックの名前があがっている模様。

スティーヴン・キングの「ドロレス・クレイボーン」と言う小説は、皆さんご承知のように、ドロレスの語りをそのまま小説にしたものである。

もし、この小説の構成をそのままオペラ化したとしたら、これはもう完全な一人芝居で、上演中は一人で歌いまくるオペラになるかも知れない。

サンフランシスコ・オペラ・カンパニーの監督であるディヴイッド・ゴックリーは、「ドロレス・クレイボーン」について次のように語っている。

「ドロレス・クレイボーン」と言う作品は、重厚な情熱と悲劇、そして生還の物語で、オペラの題材にふさわしい。

なお、オペラ「ドロレス・クレイボーン」の作曲はトビアス・ピッカーが、脚本はJ・D・マッカーシーが担当する模様。

因みに、「ドロレス・クレイボーン」の映画化作品「黙秘」では、キャシー・ベイツがドロレスを演じている。

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2010/06/02

「告白」もキングの影響を!?

「告白」 さあ、今日はキングファンの、全ての事象はキングの影響を受けている、という妄想的エントリーだよ。

さて、今日俎上に載せるのは、映画化で話題沸騰中の湊かなえの「告白」だよ。

「告白」
著者:湊かなえ
出版社:双葉社

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」
我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラーが遂に文庫化!
【特別収録】中島哲也監督インタビュー『「告白」映画化によせて』。

(文庫版背表紙より引用)

さて、今日の本題。

「告白」のどの辺がスティーヴン・キングの影響を受けているか、というと、わたしが思うに次の2点。

本作「告白」は、スティーヴン・キングの「ドロレス・クレイボーン」と同様にモノローグで物語が語られている点。

そして「告白」は、「ドロレス・クレイボーン」の映画化作品の邦題「黙秘」との類似性が感じられる点。

ところで、本作「告白」の物語は、次々と語り手が変わる全6章からなるモノローグで構成されている。

手法としては、黒澤明の映画「羅生門」の原作である芥川龍之介の「藪の中」や近年では貫井徳郎の「プリズム」と言った作品と同様に複数の視点からひとつの事件を再構築していく手法が取られている。

本作「告白」で興味深いのは、起きてしまった過去の事件を複数のモノローグで振り返り、再構築するのではなく、現在進行形の事件を描いている点であろう。

個人的な印象としては、「告白」は序盤から中盤までは非常に面白いのだが、結末のつけ方が急転直下過ぎ、リアリティの欠如が感じられてならない。もう少しソフトランディングにするとか、もう1章追加した方が良かったのではないか、と思った。
ラストの章をエピローグにしても良かったんじゃないかな、と思った。

さて、キングの影響をどのように受けているか、という話なのだが、先ず思ったのは「告白」と言うタイトルだが、タイトルを知った時点で、もしかしてこれ、「黙秘」の裏返しじゃないのかな、と内容も知らず単純にそう思った。

で、実際に読んでみると、なんと「告白」の手法は全編モノローグなので、こりゃ「黙秘」とその原作である「ドロレス・クレイボーン」の影響を受けてるんじゃないの、と思った次第である。

まあ、基本的にキングファンの妄想だと思ってもらって構わないのだが、今回のエントリーの妄想指数は低いと思う。
つまり、湊かなえの「告白」はキングの影響を確実に受けていると思えるのだ。

関心がある方は是非読んで見ていただきたい。

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2009/10/01

「爆笑問題のニッポンの教養」にキング作品が!?

Bakumonit 2009/09/08にNHKで放送された「爆笑問題のニッポンの教養」FILE084:「21世紀 マンガノチカラ」にスティーヴン・キングの「IT(イット)」「ローズ・マダー」「ドロレス・クレイボーン」が登場しているのが確認できる。

FILE084:「21世紀 マンガノチカラ」
初回放送より90回近く、ひたすら大学や研究所の教授陣と知の格闘を繰り広げてきた「爆笑問題のニッポンの教養」が、大学や研究所を飛び出すシリーズの2回目。今回登場するのは、漫画家の浦沢直樹。

世界一面白いといわれる日本の漫画。その世界で最も勢いに乗る漫画家の一人が浦沢直樹だ。「YAWARA!」「20世紀少年」とメガヒットを連発、コミック総売上は1億冊を超す。
浦沢作品はなぜ大人気なのか。
爆笑問題はその秘訣を探るため制作スタジオに潜入、そこで明かされる
「20世紀少年」の制作秘話、永遠の師匠・手塚治虫氏への思い、はたして漫画は芸術なのか…。
爆笑問題×浦沢直樹の熱い表現者対談の結末やいかに!

以前のエントリー「浦沢直樹の本棚にキングの小説が!?」で紹介したように、浦沢直樹のスタジオナッツ本棚にスティーヴン・キング作品が多数並んでいるのだが、今回の「爆笑問題のニッポンの教養」は、爆笑問題の二人が浦沢直樹の工房スタジオナッツを訪問する、と言うのだから、キングファンとしては、キング作品が画面に登場するのかどうか、そこんとこに注目してしまったりする訳だ。

結果として、キング作品は結構画面に映り込んでいた。
因みに、冒頭の写真では、太田光の左手の先あたりに「IT(イット)」が確認できる。

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2009/08/24

浦沢直樹の本棚にキングの小説が!?

「浦沢直樹読本/Casa BRUTUS特別編集」 2009/08/21にマガジンハウス社から出版された「浦沢直樹読本/Casa BRUTUS特別編集」に浦沢直樹の工房〈スタジオナッツ〉の本棚の写真が掲載されているのだが、その本棚にスティーヴン・キング作品が並んでいる。

「浦沢直樹読本」

コミックスの売上累計1億部以上、巧みなストーリーテリングで幅広い読者から熱い支持を集める、現代日本を代表する巨匠漫画家・浦沢直樹。8月29日から 全国東宝系で公開予定の映画「20世紀少年<最終章>僕らの旗」に合わせて、彼のこれまでの作品群(「BILLY BAT」「PLUTO」「20世紀少年/21世紀少年」「MONSTER」・・・)を振り返りつつ、本人ロングインタビューや仕事場密着、著名人との対談 まで、あらゆる角度から「浦沢直樹とその作品世界」に迫る、ファン待望の完全保存版ムック。

浦沢直樹とキングとの関係を考えた場合、避けて通れないのは「20世紀少年」「イット/IT」の関係である。

「20世紀少年」連載当時から、同作はキングの「イット/IT」の影響を色濃く受けているのではないか、と言われていた。
個人的な印象としては、両作の類似点は偶然の産物の域を遥かに超えていると思えてならない。

そんな中、「浦沢直樹読本」に浦沢直樹の〈スタジオナッツ〉の全本棚の写真がなんと見開き4ページにわたり掲載された訳である。

わたしが確認できた限りだが、〈スタジオナッツ〉の本棚にあるキング作品は次の通りである。

■ハードカバー
「イット/IT(上)」
「イット/IT(下)」
「ローズ・マダー」
「ドロレス・クレイボーン」

■文庫本
「イット/IT(I)」
「ペット・セマタリー(上)」
「ペット・セマタリー(下)」
「ファイアスターター(上)」
「ファイアスターター(下)」
「呪われた町」
「神々のワードプロセッサ」
「深夜勤務」
「トウモロコシ畑の子供たち」
「ナイト・フライヤー」
「ゴールデンボーイ」
「クージョ」

■関連書籍
「ユリイカ/特集スティーヴン・キング ホラー時代の教祖」
「モダンホラー特集/恐怖へのご招待」

ここで興味深いのは、本棚のほとんどはマンガと資料で占められており、小説はほとんどないのである。
小説がほとんどない中、キング作品がこんなに並んでいるのは驚きである。
と言うか、浦沢直樹はキングファンに違いないし、「20世紀少年」「イット/IT」の影響を受けていると確信してしまう。

因みに余談だが、右利きの浦沢直樹が自分の机から右手を伸ばした位置に「イット/IT」が置いてあるのが興味深い。

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2009/07/01

「PlayAway Books」続々リリース!?

「Playaway Books」版「ニードフル・シングス」 ところでみなさん、「Playaway Books」ってご存知ですか?

2006年頃からリリースされはじめたハードウェア付のオーディオ・ブックで、一言で言うと、iPodみたいな筐体に最初から小説等のデータが入っている形態のオーディオ・ブックです。

2006年のリリース以来、特に目立った話を聞いていなかったのですが、何故だか知りませんが、2009年になってスティーヴン・キング作品が続々とリリースされているのです。

中にはキング自身が朗読しているものもあったり、「Playaway Books」のハード自体も面白そうなので、1冊位買ってみてはいかがでしょうか。

イヤホンも付いてるよ。

因みに2009年以降にリリースされているキング作品は次の通り。なお、「/」以降は朗読者。

「ミザリー」/リンゼイ・クローズ
「サン・ドッグ」/ティム・サンプル
「図書館警察」/ケン・ハワード
「不眠症」/イーライ・ウォラック
「ドロレス・クレイボーン」/フランシス・スターンハーゲン
「ランゴリアーズ」/ウィレム・デフォー
「ニードフル・シングス」/スティーヴン・キング
「ジェラルドのゲーム」/リンゼイ・クローズ
「秘密の窓、秘密の庭」/ジェームズ・ウッズ

ちょっと面白いのは、「Four Past Midnight」の4編の中篇がそれぞれ、
「One Past Midnight:ランゴリアーズ」
「Two Past Midnight:秘密の窓、秘密の庭」
「Three Past Midnight:図書館警察」
「Four Past Midnight:サン・ドッグ」

となっている点。

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2009/04/05

ワーナー・コレクション2009スプリング

トビー・フーパーのサイン入り「死霊伝説 完全版」 2009/04/22 ワーナー・ホーム・ビデオより、スティーヴン・キング関連作品のDVDが980円でリリースされる。

WARNER COLLECTION 2009 SPRING 今だけ!! ¥980

リリースされるキング関連作品は次の通り。

「スティーブン・キング シャイニング 特別版(2枚組)」
「イット」
「ローズ・レッド:ザ・ビギニング」
「死霊伝説 セーラムズ・ロット」
「黙秘」
「アトランティスのこころ 特別版」
「死霊伝説 完全版」

ワーナーが権利を持つキング関連のDVDの廉価版は、しょっちゅうリリースされているので、あまりありがたみは感じられないのだが、まだ持っていないDVDがあれば、是非購入していただきたい。
 
写真は、トビー・フーパーのサイン入り「死霊伝説 完全版」国内版DVD。

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