ジョー・ヒル「地獄のデビル・トラック」のリブート版の監督・脚本を熱望する
2020年10月22日に、Bloody Disgusting が伝えるところによると、ジョー・ヒルが「地獄のデビル・トラック」(1986)のリブート版の監督・脚本を熱望している模様。
Joe Hill Wants to Write and Direct a Remake of Stephen King’s ‘Maximum Overdrive’
「地獄のデビル・トラック」("Maximum Overdrive")とはスティーヴン・キングの短篇小説「トラック」(「深夜勤務」扶桑社ミステリー文庫に収録)を基に自らが監督・脚本を担当した映画で、その概要は、地球の近くを通過した彗星の影響で地球上の電子機器が暴走し人類を攻撃し始める中、アメリカの田舎町のドライブインとガソリンスタンドに取り残された人々と彼らを襲う自動車たちとの対決を描いた作品。
なお、「地獄のデビル・トラック」は1997年にクリス・トムソンにより「トラックス」としてリメイクされている。
ジョー・ヒルは、ミック・ギャリスのポッドキャスト「Post Mortem with Mick Garris」の収録で、もし誰かが「地獄のデビル・トラック」のリブートの機会を提供してくれたら、監督・脚本としてその企画に秒で飛びつく、と語った。
またジョー・ヒルは、「地獄のデビル・トラック」のリブートをするなら今だ、と言うのも近年自動運転の自動車が増えつつある。自動運転の自動車の暴走は、もはや彗星ではなくコンピュータウイルスにより簡単に引き起こすことができる。しかも誰もがテスラの巨大な電動トラック「セミ」が走っているのを知っているじゃないか、それらの大型自動車がみんなを一掃する、これは素晴らしい話じゃないか、と語っている。
詳細はこちらのポッドキャストを聞いて欲しい。
Joe Hill Wants to Remake MAXIMUM OVERDRIVE // Post Mortem with Mick Garris Returns October 28
これは、10月28日に配信される本編の抜粋。
先ほど意訳したジョー・ヒルの言葉は次の通り。
“I would only want to jump into directing if I had a chance to do the reboot of Maximum Overdrive.”
“If someone offered me the chance to write and direct a relaunch of Maximum Overdrive, I’d jump at that in a second.”
“The time is right, okay. So basically, they’re all the self-driving vehicles. So it’s no longer a comet that sets them off, it’s a virus in the electronics that sets them off. And so you’ve got these giant Tesla semi trucks, ya know, wiping everyone out. I think it could be great.”
またテスラの電動トラック「セミ」はこちら。
Tesla Semi delivering Tesla cars pic.twitter.com/ttEpcW5d8G
— Elon Musk (@elonmusk) March 30, 2019
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