カテゴリー「「超高層ビルの恐怖」」の3件の投稿

2011/09/25

「Man on a Ledge」って「超高層ビルの恐怖」じゃないですよね。

「Man on a Ledge」
2011年9月22日に公開された映画「Man on a Ledge」の予告編が興味深い。

先ずはこちらの予告編を観ていただきたい。

Man on a Ledge Trailers & Video Clips (1 video)

監督:Asger Leth
出演:サム・ワーシントン、ジェイミー・ベル、アンソニー・マッキー、エリザベス・バンクス、Genesis Rodriguez

いかがでだろうか。

プロットはともかく、なんとなくスティーヴン・キングの「超高層ビルの恐怖」(「トウモロコシ畑の子供たち」に収録)にイメージが似てないですかね。

因みに、「超高層ビルの恐怖」は、「スティーブン・キングのキャッツ・アイ」と言う短編オムニバス映画のひとつのエピソードとして映画化もされています。

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2011/05/19

超高層ビル屋上のへりを歩いて1周!?

2011年5月13日にCNN.co.jpが伝えるところによると、超高層ビルの屋上のへりを歩いて一周するアトラクションがカナダでオープンする模様。

超高層ビル屋上のへりを歩いて1周 カナダの新アトラクション
超高層ビル屋上のへりを歩いて1周 カナダの新アトラクション

記録のため、全文を引用する。

(CNN) カナダのトロントにある超高層ビルが6月1日から、屋上に新設した幅わずか1.5メートルの張り出しの上を歩いて1周できる「エッジウォーク」の入場券を売り出す。

スリル満点のアトラクションを提供するのは116階建てのCNタワー。「エッジウォーク」は8月1日から開始予定で料金は1人175ドル。6~8人ずつのグループに分かれ、専門の訓練を受けたガイドの案内で、屋上部分のへりを歩いて1周する。勇気があれば、10センチほど身を乗り出すこともできるという。

計画には3年をかけ、安全対策だけで丸1年を費やしたという。「ありとあらゆる健康および安全検査はすべてパスした」とCNタワー幹部は胸を張る。

参加者には身長と体重の制限があり、まず酒気検査や心身などに異常がないかどうかの検査を受ける。ここで問題があるとされれば参加できない。検査にパスすると特製の装具と靴を身につけ、めがねなどは身体に固定する。

装具と通路上部の安全レールを命綱でつないで歩き始めると、眼下にトロントの街やオンタリオ湖が一望できる。

1周にかかる時間は約30分。準備も含めると所要時間は1時間~1時間半になる。


何故、こんなニュースを紹介しているかと言うと、まぁ、お分かりの方はお分かりだと思うのですが、スティーヴン・キングの短篇に、超高層ビルの屋上にあるペントハウスの屋根の下に突き出ている縁(へり)を一周する作品があるのだ。

この作品は短篇集「トウモロコシ畑の子供たち」に収録されている「超高層ビルの恐怖」
非常に良く出来た素晴らしい短篇なので、機会があったら是非読んでいただきたい。

因みにこの作品は、「スティーブン・キングのキャッツ・アイ」と言う短編オムニバス映画のひとつのエピソードとして映画化もされている。

こちらも結構良く出来た作品だと思うので、チェックしていただきたいと思う。

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2009/10/15

「カイジ 人生逆転ゲーム」をめぐる冒険

1
2009/10/10 「カイジ 人生逆転ゲーム」が公開された。
地上波でも大々的なプロモーションが行われているのでご存知の方も多いと思う。

で、キングファンのわたしが妄想気味に思うのは、同作に登場するゲームのひとつである「電流鉄骨渡り」はスティーヴン・キングの「超高層ビルの恐怖」(「トウモロコシ畑の子供たち」に収録)の影響を受けているのではないか、と言うこと。

「カイジ 人生逆転ゲーム」オフィシャル・サイトから「鉄骨渡り」のゲーム内容を引用する。

「鉄骨渡り」
超高層ビルの屋上から、開業前の同じく超高層ホテル「スターサイド・ホテル」の最上階に向かって渡した細い鉄骨を渡るゲーム。鉄骨の一本橋を渡り切れれば勝ち。ただし鉄骨渡りの最中に、橋に手をつくと高圧電流が通電する仕組みになっていて、橋から落下し失格となる。つまりこのゲームでの失格は、そのまま即死を意味する。参加者はスタート前に、渡り切った場合のみ有効な1000万円の現金に換えられるチケットを手渡される。換金場所はゴールの「スターサイド・ホテル」5014号室。

ご存知の通り「カイジ 人生逆転ゲーム」のコンセプトは、大きな借金を抱えた登場人物たちが大金を得るため「人生の逆転を賭けた究極のゲーム」に挑戦する、と言うもの。

映画版で描かれる究極のゲームは、「限定ジャンケン」、「鉄骨渡り」、「Eカード」の3つのゲームなのだが、それらのゲームの中の1つである「鉄骨渡り」の設定がキングの
「超高層ビルの恐怖」で描かれるゲーム(賭け)と似ている、とわたしには思えるのだ。

ついでなので、「超高層ビルの恐怖」から、ゲームの内容が明らかになる部分を引用する。

舞台:43階ビルのペントハウス
登場人物:ノリス(プロテニス・ブレーヤー)、クレスナー(悪党)
背景:ノリスはクレスナーの妻と愛人関係にある

「私は君と賭けをするつもりなんだ。君が勝てば、金と女と自由を手にしてここから出て行ける。もし負ければ、命を失うことになる」
〜中略〜
「あんたの言う博打とは、どういうことだ?」
「賭けだよ、ノリス君。賭けと言ってもらいたいね。賭けは紳士のすること、博打は下司のやることだ」
〜中略〜
「私の提案というのはだね、このペントハウスの屋根のすぐ下に突き出ている縁を伝って、このビルを一回りするということだ。もしうまく一回りすれば、金は君のものだ」
「あんたは気違いだ」
「とんでもない。私はここに十二年間住んでいるが、これまで六人の男たちと六回、この賭けをしている」
〜後略〜

どうですか、なんだか似ていませんかね。

更に余談だけど「超高層ビルの恐怖」は、映画「キャッツ・アイ」で映像化されています。

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