「厠の怪 便所怪談競作集」をめぐる冒険
今日、ツイッターで、大極宮の中の人と、怪談専門誌「幽」の中の人が「厠の怪 便所怪談競作集」のプロモーションを行っていたので、『「厠の怪」にはスティーヴン・キングの「どんづまりの窮地」は入ってないのかな。入ってると良いな(嘘です)。コンセプトは同じなんだけどな。』とつぶやいたら、怪談専門誌「幽」の中の人から「スニーカー」の話がでて、結果的にキング作品に便所怪談がたくさんあることが判明したので紹介することにする。
まあ、判明したと言うか、実際は思い出した、と言う感じですけど・・・・。
「厠の怪 便所怪談競作集」
著者:京極夏彦、平山夢明、福澤徹三、飴村行、黒史郎、長島槇子、水沫流人、岡部えつ、松谷みよ子
編者:東雅夫
MF文庫ダ・ヴィンチ
580円
2010年4月23日発売
誰もが利用する身近な空間であるとともに、古代の神話から現代の都市伝説に至るまで怪談奇談とことのほか縁の深い、恐怖のふるさと・便所。そこは日常生活で唯一、人が孤絶を余儀なくされ、また無人であることが常態とされる場所でもある……。懐かしくも恐ろしい厠=便所をテーマとする書き下ろし小説8篇にエッセイ2篇を加えた、妖しくもニオイたつ、空前絶後の便所怪談競作集。ようこそ、恐怖のふるさとへ!
(怪談専門誌「幽」公式サイトより引用)
さて、それではスティーヴン・キングが誇る便所怪談を紹介しよう。
現在判明しているのは、次の5作品。
「どんづまりの窮地」(「夜がはじまるとき」に収録)
「パーキングエリア」(「夕暮れをすぎて」に
収録)
「スニーカー」(「ナイトヴィジョン スニーカー」、「いかしたバンドのいる街で」に収録)
「ナイト・フライヤー」(「ナイト・フライヤー」、「ドランのキャデラック」に収録)
「ドリームキャッチャー」
現在のところ、判明したのは上記の通り。
どこがどう、便所怪談かと言うのかは自分で確かめてね。
つまり、キングの場合、一人で便所怪談のオムニバス(アンソロジー)が編纂できちゃうんじゃないの、と言う話でした。
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