シネマトゥデイが2011年12月5日に伝えるところによると、2012年1月から5ケ月にわたって開催される特集上映「未体験ゾーンの映画たち 2012」で、スティーヴン・キング原案の「ザ・チャイルド:悪魔の起源」が上映される模様。
“未体験”の映画に出会える特集上映「未体験ゾーンの映画たち 2012」開催決定!
記録のために全文を引用する。
[シネマトゥデイ映画ニュース] 日本で劇場公開されにくい映画を集めて特集上映する「未体験ゾーンの映画たち 2012」が、来年1月より約5か月にわたってヒューマントラストシネマ渋谷で開催されることがわかった。
単館系の映画館が減り、シネコンの勢いが勝る一方で、小粒ながらも良質な作品や映画ファンに愛されるB級作品が劇場で日の目を見ることがなくなってきたのも事実。国際的な映画祭に出品され話題を集めた作品ですら、公開されにくい作品になってしまう場合もある。そんな中、ヒューマントラストシネマ渋谷では、「映画は映画館で」をモットーに、海外で評価が高くても日本では劇場公開されにくい作品などを集めた特集上映の開催を決定。多ジャンルからお宝作品を選び出し、日本人「未体験」となる映画を渾身(こんしん)のラインナップでお届けする。
上映期間は2012年1月14日から6月15日までの5か月間。珠玉の17作品をスクリーンで観ることができる。中でも注目なのは、ライアン・ゴズリングとキルステン・ダンストというスター俳優が顔をそろえた「幸せの行方…」。実際の未解決事件を題材にしたサスペンスで、キルステンは本作でヌードも披露している。また、タイヤが殺人鬼となって襲い掛かる「ラバー」や、スティーヴン・キング原案で「ミミック2」の脚本を手掛けたジョエル・ソワソンがメガホンを取った「ザ・チャイルド:悪魔の起源」など背筋がゾクッとするもの。そのほか、「処女」「ロマンスX」の鬼才・カトリーヌ・ブレイヤ監督の官能メルヘン「禁断メルヘン 眠れる森の美女」など粒ぞろい。
製作国もオランダ、フランス、カナダなどさまざまで、ロシアからはミラ・ジョヴォヴィッチ出演のラブ・コメディー「エターナル」も。巨匠が名を連ねる作品も目立ち、マイケル・マンがプロデューサーを務め、「アバター」のサム・ワーシントン、「キック・アス」のクロエ・グレース・モレッツが共演する「キリング・フィールズ 失踪地帯」や、シドニー・ルメット監督&脚本、ヴィン・ディーゼル出演の「コネクション マフィアたちの法廷」なども上映される。映画ファンにはたまらない企画だ。(編集部・小松芙未)
「未体験ゾーンの映画たち 2012」は2012年1月14日から6月15日までヒューマントラストシネマ渋谷にて連日上映。
なお、上映予定作品は次の通り。
・1/14(土) ~ 「幸せの行方...」
・1/21(土) ~ 「ラバー」
・2/4 (土) ~ 「ザ・フィールド」
・2/11(土) ~ 「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら」
・2/18(土) ~ 「禁断メルヘン 眠れる森の美女」
・3/3 (土) ~ 「ヘルレイザー:レベレーション」
・3/3 (土) ~ 「カウボーイ&ゾンビ」
・3/10(土) ~ 「バンバン・クラブ-真実の戦場-」
・3/17(土) ~ 「ザ・チャイルド:悪魔の起源」
・3/17(土) ~ 「ブラッドレイン 血塗られた第三帝国」
・3/24(土) ~ 「HIDDEN ヒドゥン」
・4/7 (土) ~ 「HUNTERS ハンターズ」
・4/14(土) ~ 「キリング・フィールズ 失踪地帯」
・4/21(土) ~ 「LOFT(原題)」
・5/5 (土) ~ 「エターナル」
・5/19(土) ~ 「コネクション マフィアたちの法廷」
・6/2 (土) ~ 「ある娼館の記憶(仮)」
驚いちゃうのは、話題の「ラバー」が劇場公開されちゃうところでしょうか。
て言うか、「HIDDEN ヒドゥン」ってなんだよ!「HIDDEN ヒドゥン」って!
まあ、記事ではいろいろと立派な事言ってるけど、ラインナップをみると、これある意味「東京ファンタ」じゃん、って感じ。
取りあえず、「ザ・チャイルド:悪魔の起源」の詳細を紹介する。
●3/17(土)公開「ザ・チャイルド:悪魔の起源」
・監督・脚本:ジョエル・ソワソン
・原案:スティーブン・キング
・出演:ビリー・ドラゴ/バーバラ・ネデルヤコーヴァ/ケレン・コールマン
・2010年/アメリカ/81分/原題:CHILDREN OF THE CORN
【何かに操られ、常軌逸した子供たちが・・】
キング作品と言えば「キャリー」「シャイニング」「ミザリー」等、ホラー作品の巨匠と言っても
過言ではない!本作のベースとなっている「Children of the Corn」は映像化された回数も多く、
キングファンの間でも広く知られた存在である。現代風のアレンジを加え、新たに生まれ変わった。
深い歴史と呪われた真実が、今、明かされる。
とのこと。
企画としては、おそらく「午前十時の映画祭」の流れなんだろうと思うけど、非常に有意義な企画だと思うので、是非劇場でお会いしましょう。
繰り返しになるけど、「ラバー」なんて劇場じゃ観られないよ、多分。
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