カテゴリー「国内マンガ」の3件の投稿

2015/09/05

「ドクター・スリープ」は「童夢」だった

今日は「ドクター・スリープ」に関する余談。

私見だが、以前から大友克洋の「童夢」(1983)は「シャイニング」(原作:1977、映画:1980)の影響を受けているのではないか、と思っていた。

キャラクターの類似点。
負の空間としての団地。
エレベータ内の事件。
団地の爆発事件。
ボールも転がってくる。

そして、「シャイニング」の続編「ドクター・スリープ」(2013)は、逆に「童夢」の影響を受けているのではないか、と妄想する。

じゃあ、妄想版「ドクター・スリープ」を、と。

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丘の上にそびえる団地。
これはオーバールックホテルのメタファーとしてとらえる事ができる。

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団地には公園が併設されている。
迷路もないし、生け垣動物もいないが。

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負の閉鎖空間としての団地。

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エレベータ事件の翌日。

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チョウさんが住む団地に家族で越して来た悦子。
これはもちろんアブラ。またはダニー。

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チョウさん。
オーバールックホテルの具現化した悪意。
またはローズ・ザ・ハット。

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連続変死事件を捜査する刑事高山。
ダン。

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ローズに対峙するアブラ。

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ローズとダン。
これこそ「ドクター・スリープ」

なんてね。

とは言っても、「童夢」が好きな人は、おそらくだけど「シャイニング」「ドクター・スリープ」を妄想読みできるよ。


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2012/10/13

アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」もキングの影響を!?

「ジョジョの奇妙な冒険」
さて、今日も全ての事象はスティーヴン・キングの影響を受けている、と言うキングファンの妄想的エントリー。

今日、俎上に乗せるのは、アニメーション作品「ジョジョの奇妙な冒険」第2話「過去からの手紙」

「ジョジョの奇妙な冒険」
第2話「過去からの手紙」
脚本:小林靖子
絵コンテ・演出:加藤敏幸
作画監督:小谷杏子、秋田学
あらすじ:大学生となったジョナサンとディオ。ジョースター家の正式な養子となっていたディオは、かねてから進めていたジョースター家乗っ取り計画、ジョースター卿の毒殺を目論む。一方、偶然ブランドーの手紙を発見したジョナサンは、父が衰弱していく原因が毒ではないかと疑い、調査のためロンドンへ向かうことに。それを知ったディオは、彼を秘密裏に始末するため、ジョナサンが研究していた謎の仮面〈石仮面〉を利用とする。

さて、ここからが今日の本題。
「ジョジョの奇妙な冒険」のどの辺がキングの影響を受けているのか、と言うところだが、先ずは次の画像を観ていただきたい。

「ジョジョの奇妙な冒険」第2話「過去からの手紙」より
「ジョジョの奇妙な冒険」第2話「過去からの手紙」より

これは、ロンドンで消息を絶ったジョナサンが本当に野垂れ死んだのかどうか悩むシーンでディオが飲んでいたアイリッシュ・ウイスキーのラベル。

ちょっとした豆知識だけど、スコッチ・ウイスキーはWhisky、アイリッシュ・ウイスキーはWhiskeyと綴る。ラベルにはIRISH WHISKEYの文字が確認できる。

このシーンでディオは、ウイスキーのボトルのラベルがカメラに写るように不自然な角度で持っているところが確認できる。

そして、このウイスキーのボトルのラベルにはなんとクローネンバーグ(CRONENBERG)とデッド・ゾーン(DEAD ZONE)の文字が確認できる。

もちろん「デッド・ゾーン」とはスティーヴン・キングの長篇小説で、同作はデヴィッド・クローネンバーグによって1983年に映画化されている。

つまり、ディオはデッド・ゾーン蒸留所のアイリッシュ・ウイスキー〈クローネンバーグ12年〉を飲んでいた訳。

ご存知のように「ジョジョの奇妙な冒険」の作者である荒木飛呂彦がキングファンであることは最早定説となっている。

残念ながら手元に「ジョジョの奇妙な冒険」の原作がないので原作ではどうなっていたのかは確認できないが、なんらかの意図により、このような演出がされていることは間違いないだろう。

これからもキングネタが出てくるかもしれないので、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」は必見ですよね。

2012年10月13日追記

クローネンバーグ、デッド・ゾーンの表記は原作通りだそうです。

と言う事はこれはやはり前述のように荒木飛呂彦の趣味のようですね。

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2012/01/16

外薗昌也もキングの影響を!?

「死霊の杜」外薗昌也
毎月、新作ゾンビコミックを無料配信している「マンガ・オブ・ザ・デッド」(MANGA OF THE DEAD)で現在公開されている、外薗昌也の「死霊の杜」だが、どうやらスティーヴン・キングの「ペット・セマタリー」の影響を受けている、と思われる。

「死霊の杜」

ストーリー紹介

街中で歩く死者を見分けてしまう能力を持った島田弘和は、大学時代に講義を受けていた阿久津教授から研究メモを渡される。阿久津教授が研究していたのは、古代人の埋葬・葬式。日本の神話から着想を得て、古代の人々は実際に死者を蘇らせていたと考えていた。そして、教授は遂に儀式の真相を掴み…。

作者プロフィール

外薗昌也
1980年、月刊少年チャンピオンで「鏡四郎! 鏡四郎! 」でデビュー。その後はファンタジー、SF、ホラー、恋愛と幅広いジャンルを手掛ける。代表作は「犬神」など。
現在はコミック乱ツインズにて「鞍馬天狗」、電撃コミックジャパンにて「インソムニア」、月刊少年ライバルにて「天審~WORLD WAR ANGEL~」(原作担当)と三本同時連載中。

作家公式サイト 外薗昌也の赤い日記

さて、どの辺がキングの影響を受けているか、と言う事なのだが、この「死霊の杜」は、2012年1月31日まで無料で公開されているので、ご自身で確認していただきたい。

折角なので、「死者の杜」の印象的なキーワードだけを紹介しておく。

阿久津教授は死者を蘇らせる研究に取り憑かれている。
阿久津教授はイザナギ・イザナミの神話は事実だと考えている。
阿久津教授は、死んだ妻を蘇らせようとしている。

とある神社の裏の土地に死者の身体の一部を埋めると死者が死んだ時の状態で蘇る。
蘇った死者は生き物しか食べない。
蘇った死者は本能が残っている。

たくさんの人々が既に死者を蘇らせている。

いかがかな。


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