「バーチャル・ウォーズ」がテレビシリーズ化だって!?
2012年5月24日に海外ドラマNAVIが伝えるところによると、スティーヴン・キングの短篇小説「芝刈り機の男」を原作とする映画「バーチャル・ウォーズ」がテレビシリーズ化される企画が立ち上がっている模様。
SF映画『バーチャル・ウォーズ』をTV作品として立ち上げる動き?
記録のため全文を引用する。
スティーヴン・キングの短編小説『芝刈り機の男』をベースとするSF映画『バーチャル・ウォーズ』。この映画をTVシリーズ化する動きがあるという。
『バーチャル・ウォーズ』は、バーチャルリアリティを用いて知能開発を研究する博士が、精神遅滞者の青年の知能を促進させたところ、コントロール不可能なメンタルパワーを目覚めさせてしまうという話。ピアース・ブロスナンとジェフ・フェイヒーが主演を務め、1992年にアメリカで公開された。しかし、バーチャルリアリティという新しい題材を盛り込んだストーリーはあまりにも原作とかけ離れていたため、キングが原作のクレジットを外したという曰く付きの作品だ。その後、マット・フルワー主演で続編の映画も1996年に作られている。
Movieholeが伝えたところによると、英Park Entertainmentは、26話分の1時間ドラマシリーズを立ち上げようとしている。実写撮影と特殊視覚効果を組み合わて、小説よりは映画に基づいた作品にする模様だ。パイロットエピソードの脚本は『80デイズ』のデヴィッド・ティッチャーが手がけ、アクションアドベンチャーとSFの中間くらいのトーンになるという。現在開催中のカンヌ映画祭で売り込みをかけているそうなので、続報を待ちたい。(海外ドラマNAVI)
なお、ニュースソースはここ。
Exclusive : The Lawnmower Man rides to Television
基本的には「バーチャル・ウォーズ」は駄作のレッテルを貼られている作品だが、個人的には良い脚色をされた作品であり、物語自体は決して面白くない訳ではなく、個人的には脚本は面白いと思っている。
ただ、1992年時点のCGI技術とその演出に問題があったことは否定できない。
2012年現在の技術をもってすれば、面白い作品になるのではないか、と考えている。
しかし、全26話のテレビシリーズの企画を立てるとは。
チャレンジャーですよね。
なお、「バーチャル・ウォーズ」の原作である「芝刈り機の男」は、「トウモロコシ畑の子供たち」に収録されている。
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