カテゴリー「「Later」」の3件の投稿

2024/04/08

藤田新策氏『ビリー・サマーズ』を語る

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2024年4月8日 文芸春秋社より同日4月8日に発売されたスティーヴン・キングの『ビリー・サマーズ』の装画を担当された藤田新策氏が自らのブログ「Shinsaku Fujita Private View 藤田新策私見」『ビリー・サマーズ』について語っている。

『ビリー・サマーズ』「Shinsaku Fujita Private View 藤田新策私見」

なお、藤田新策氏のブログでは自らが手がけた装画そのままのイラスト(タイトル等の文字が入っていない状態の、いわゆるノンテロップ版のイラスト)を見ることができる。

関心がある方は是非。

しかし藤田新策氏の『ビリー・サマーズ』の装画は素晴らしいな。モノクロの下書きもタッチ含めて素晴らしい。

『ビリー・サマーズ(上)』/Amazon.co.jpへ

『ビリー・サマーズ(下)』/Amazon.co.jpへ

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2024/04/06

『死者は噓をつかない』は2024年6月5日発売予定

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2024年6月5日 スティーヴン・キングの長編小説『Later』の翻訳が『死者は噓をつかない』のタイトルで文藝春秋社より発売される。

『死者は噓をつかない』
著者:スティーヴン・キング
翻訳:土屋晃
出版社:文藝春秋(文春文庫)
発売日:2024年6月5日

あらすじ:ぼくが持つある能力。それは、死者が見えること――。恐怖の帝王得意の青春物語+ホラー。これで面白くないはずがない、円熟の逸品!

『Later』の書影を見てお分かりのように、本書『死者は噓をつかない』《ハード・ケース・クライム》からの翻訳である。

《ハード・ケース・クライム》は、かつてのアメリカで量産されたペイパーバックによる犯罪小説(ミステリー、ハードボイルド)を現代に蘇らせることを目的に、チャールズ・アルダイ(リチャード・エイリアス)によって2004年に創設された叢書。

スティーヴン・キングは《ハード・ケース・クライム》から『コロラド・キッド』『ジョイランド』『死者は嘘をつかない』の3作品を出版している。

余談だが、《ハード・ケース・クライム》は統一感のある装画も美しい。

恐ろしいことに装画のアーティストには、映画ファンにお馴染みのロバート・マッギニスも含まれている。

ROBERT MCGINNIS HARD CASE CRIME で画像検索するとこんな画像が表示される。

《ハード・ケース・クライム》はペーパーバックの叢書で安価なので集めてみるのも楽しいと思う。

Robertmcginnis

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2020/11/28

スティーヴン・キングの最新長編「Later」の限定版とは

Laterlimited 2021年3月2日に出版が予定されているスティーヴン・キングの最新長編小説「Later」ですが、ハード・ケース・クライムから出版される予定のペーパーバックの通常版とは別に、3種類の限定版ハードカバー(1. サイン付きレタードエディション、2. サイン付きナンバードエディション、3. サイン無しエディション)が2021年3月30日に出版されるようです。

 

 

「Later」 限定版ハードカバー
著者:スティーヴン・キング
出版社:Titan Books
出版日:2021年3月30日

あらすじ:シングルマザーの息子ジェイミー・コンクリンはごく普通の少年時代を過ごすことを望んでいましたが、それはかないませんでした。というのもジェイミーも彼の母親も超自然的な能力を持っていたからです。母親はその能力を秘密にするようにしつけますが、なかなかそうは行きません。ジェイミーは、自分の超自然的な能力、誰も見ることができない物を見たり、誰も知ることができないことを知ったりする能力を使う度に、大きなコストを支払うことになってきていることに気付きます。特にNYPDの刑事がジェイミーの超自然的な能力を捜査に利用し始めるようになってからは

3種類の限定版ハードカバーの概要は次の通りです。

1. レタード・エディション(The Lettered Edition):A〜Zまでの文字が一文字ずつ印字された26部限定。スティーヴン・キングのサイン付きティップ・イン・シート、リボン付きの黒のトレイケース入り。

2. ナンバード・エディション(The Numbered Edition):1〜374までの数字が一つずつ印字された374部限定。スティーヴン・キングのサイン付きティップ・イン・シート付き。

3. サイン無しエディション(The Unsigned Hardcover Edition):2500部限定。

Thesecretofroanoke なお、これらの3種類の限定版ハードカバーの全てのエディションには、グレゴリー・マンチェスによる2種類の限定カバーが付いています。

1つ目のカバーは冒頭の画像で紹介したもので、ハード・ケース・クライムのペーパーバックの表紙のバリエーションとなっています。

また2つ目のカバーは「Later」に登場するレジス・トーマスによる架空の小説「ロアノークの秘密」("The Secret of Roanoke")のカバーになっています。

余談ですが「ロアノークの秘密」と言われたら俄然読みたくなりますよね。

イメージとしては文藝春秋の「ミザリー」に、ポール・シェルダンの「ミザリーの生還」のカバーが付いていたのを思い出していただきたいと思います。

Later なお、ハード・ケース・クライムから出版されるペーバーバックの表紙はこちらです。


イラストはポール・マンとグレゴリー・マンチェスがクレジットされていますが、タッチからするとポール・マンのようですね。

 

 

 

 

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