カテゴリー「「ドランのキャデラック」」の19件の投稿

2011/06/22

荒木飛呂彦スティーヴン・キングを語る

2011年6月17日に集英社新書から刊行された「荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論」において、荒木飛呂彦はまるまる一章を費やしてスティーヴン・キングとキング原作の映像化作品について語っている。

「荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論」

著者:荒木飛呂彦
出版社:集英社(集英社新書刊)

「ジョジョ」の原点はホラー映画にあった!
「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦が、自身の創作との関係を語りながら独自のホラー映画論を展開。描き下ろしイラスト多数!

(オフィシャル・サイトより引用)

まえがき モダンホラー映画への招待
第一章 ゾンビ映画
第二章 『田舎に行ったら襲われた』系ホラー
第三章 ビザール殺人鬼映画
第四章 スティーブン・キング・オブ・ホラー
第五章 SFホラー映画
第六章 アニマルホラー
第七章 構築系ホラー
第八章 不条理ホラー
第九章 悪魔・怨霊ホラー
第一〇章 ホラー・オン・ボーダー
あとが
(目次より引用)

本書は、スティーヴン・キングのファンでスティーヴン・キング作品の影響を受けている、と言われている漫画家の荒木飛呂彦が、1970年代以降のホラー映画を解説するホラー映画の解説本である。

その語り口は穏やかでわかりやすく真摯であり、ホラー映画のことをあまり知らない人たちにとっての良質なホラー映画入門書に仕上がっているし、ホラー映画をよく知っている人たちにとっては、勿論そのほとんどが知っている情報ではあったとしても、そのホラー映画の歴史や背景等々、様々な断片的な知識や情報を体系的に一冊にまとめた解説書としても機能する素晴らしい書籍だと言える。

しかも紹介する作品から次に紹介する作品への流れが美しい。
ホラー映画ファンの思考の流れと見事に合致しているのだ。

章立ては前述のように、ホラー映画を荒木飛呂彦自身の感性でジャンル分けをしていて、先ず、そのジャンルの中で荒木飛呂彦がベストだと思う作品をあげ、その作品の批評、更に歴史的な背景から、制作者がその作品以前に扱ってきた題材やホラー映画史におけるその作品の位置づけ、そしてその後に派生するフォロアーや他の作品との関連性などなど、映画史上の流れが明確に語られて行く。

そして特筆すべき点は、繰り返しになるが、紹介する作品から次に紹介する作品へと繋がる連想的な流れが大変素晴らしい。

ここで、いくつかの章を例に挙げるので、荒木飛呂彦の思考の流れを追体験して欲しい。

第二章 『田舎に行ったら襲われた』系ホラー
「悪魔のいけにえ」
先ず、ベストの作品をあげ、批評し

「脱出」
そのジャンルに関心を持った自身のきっかけを語り

「わらの犬」

「サランドラ」

「ヒルズ・オブ・アイズ」
旧作とリメイクを比較し

「2001人の狂宴」(「2000人の狂人」)

「蝋人形の館」(「肉の蝋人形」)

「ハイテンション」
リメイク版の「ヒルズ・オブ・アイズ」のアジャ作品から監督の魅力を語り

「ヒッチャー」
今度は監督ではなく俳優の魅力で一本紹介する

「キャビン・フィーバー」

「ホステル」
監督繋がりでもう一本

「変態村」
特殊な作品を挙げ

「モーテル」
ここで「モーテル」かよ

「ジーパーズ・グリーパーズ」
今度はコッポラ(製作)かよ

「正体不明 ゼム」
最後に・・・・

第六章 アニマルホラー
「ジョーズ」
先ずはベストの作品を挙げ、批評し

「オープン・ウォーター」
「ジョーズ」で描かれなかった領域の恐怖を

「ディープ・ブルー」
「ジョーズ」の流れ出はあるが異色のアニマルホラー(遺伝子改造生物)を紹介

「リンク」
その遺伝子改造生物の流れで「リンク」

「モンキー・シャイン」
更にそれをすすめて「モンキー・シャイン」

「アラクノフォビア」
最後に一本

いががだろうか。
荒木飛呂彦の思考の流れは読み取れただろうか。

ところで本書が執筆された目的なのだが、荒木飛呂彦は本書「荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論」を通じて、比較的虐げられているホラー映画の地位の向上を図っている、と思われる。

がんばれ! 荒木飛呂彦よ!
ホラー映画の明日のために!

しかし、漫画家である荒木飛呂彦が、自作を創作する上で、影響を受けた作品を列挙する、と言う行為は、非常に潔い印象を受ける。

つまり、作家の根源たる、自作に影響を与えたであろう様々な作品についてを開陳する、と言うことはある意味自分の頭の中を公開することと近しいものではないだろうか。
その器の大きさには頭が下がる思いである。

さて、当ブログはスティーヴン・キングに関する情報を紹介するブログである。
そんな訳で、折角なので『第四章 スティーブン・キング・オブ・ホラー』の内容を少し紹介したいと思う。

荒木飛呂彦が描いたスティーヴン・キング
『第四章 スティーブン・キング・オブ・ホラー』の扉画。

荒木飛呂彦によるキングの位置づけ

『読者を「怖がらせるために」細々とした人間描写から歴史に隠された怨念に至るまでを追求している最高峰の作家であると、僕はそう位置づけています』

荒木飛呂彦によるキング映画のベスト3

1.「ミザリー」
2.「ミスト」
3.「ペット・セメタリー」

最初のキング映画体験

『キング原作の映画を最初に観たのは「キャリー」でしたが、その時はまだ原作小説があることを知らなかったと言うより、キングという小説家がいることさえ知りませんでした。』

「シャイニング」について

『映画(「シャイニング」)では、怪奇現象を通して殺人鬼になってしまった父親を、息子の少年がある方法で死へと誘う。けれど息子が父親を倒して終わるというのは、スティーブン・キングの流儀ではないでしょう。たとえ仲が悪かったとしても、父親と息子は最後には理解し合うものとしてキングは小説で描いていて、それは彼なりの哲学と言っていいかもしれない。だから殺人鬼になったとしても、息子が父親を倒してしまえば親子関係はそれで終わってしまい、キング作品における人間関係 の在り方としては間違っていると言わざるを得ません。小説のほうでも父親と息子は戦いますが、最後は理解し合うというか、父親が息子を見守る形で完結しています。』

「シャイニング」の父親と息子の関係については、現在でも論争が起きている問題ですね。

「ミザリー」について

『雪山での自動車事故で足を負傷した人気小説家と、彼を換金した熱狂的なファンの中年女が駆け引きを繰り広げる「ミザリー」。キング原作の中では、これが僕のナンバー1です。』

ナンバー1と言うところがウイットに富んでますね。

『「編集者と作家の、こういう愛憎入り交じった関係の中でこそ名作は作られて行くんだな」と妙に実感してしまいまった作品でもありました。考えようによってはこの中年女は、「ミザリー」にとって最高の編集者だったのかもしれません。そこまで描いてしまったということにおいても、この作品は栄光ある「超傑作」に決定ですね。』

この辺については先日の「スティーヴン・キング酒場」において藤田新策さんが、語っていました。

「ドリームキャッチャー」について

『とにかく見てほしいのが、山小屋に集まった男たちが遭難者を助けるシーンです。この遭難者がトイレに入っている。するとどんなことが起こるかというのが、もう下ネタあり、アクションあり、グロテスクありの見どころとなっています。バカバカしくて吹き出しそうになっても、ギャグではない。しかも荒唐無稽に見えてリアルという、その絶妙の匙加減の中から恐怖が立ち上がってきます。』

そこは名シーンですね。
恐怖が立ち上がってきます、と言うのが良い表現だと思います。

因みに、本書の冒頭に「荒木飛呂彦が選ぶホラー映画 Best20」が掲載されているのだが、キング原作作品では「ミザリー」がベスト3に、「ミスト」がベスト8にランクインしている。

とにかく、本書「荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論」は、ホラーの解説書としても十分に面白いし、荒木飛呂彦の作品を考察する上でも資料価値の高い書籍に仕上がっています。

関心がある方には是非ご一読をお勧めする良質な書籍だと思います。

特に1970年代から劇場で映画を、とりわけホラー映画を観てきた人たちにとっては、非常に面白い書籍に仕上がっていると思いますよ。

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2010/10/26

「ドランのキャデラック」国内初放送決定!

BS日テレ「ドランのキャデラック」
2010年10月30日 スティーヴン・キング原作のDVDストレート作品「ドランのキャデラック」がBS日テレで国内初放送される模様。

「ドランのキャデラック」
放送日時:10月30日(土) 19:00~20:54
放送局:BS日テレ

スティーブン・キング(「1408号室」「ミスト」)原作の最新作!

■妻を殺された男が、厳重な警備に守られた復讐相手に仕掛ける、衝撃的な奇策!

トム・ロビンソンは、温和で善良な教師。彼の妻エリザベスは、ある日、偶然に殺人の現場を目撃する。犯人は、ラス・ヴェガスの冷酷なギャングのボス、ジェームズ・ドランだった。エリザベスはFBIからの身辺保護を条件に、ドランを告発する証言を行なうことに同意する。しかし、ドランの魔手は警護の隙をついて、エリザベスを死に至らしめてしまう。
ロビンソンは、ドランを裁判にかけるために手を尽くすが、確かな証拠がないため成功しない。打ちひしがれるロビンソンのもとへ、死んだ妻の“幻影”が訪れ始める。「監視すること。機会を待つこと。そして、絶対に殺すこと―」。エリザベスが語りかける言葉に背を押されるように、ロビンソンは復讐の計画に身を投じていく―。

【スタッフ】
監督:ジェフ・ビーズリー

【キャスト】
クリスチャン・スレイター
ウェス・ベントリー

【制作】
製作年:2009年
製作国:イギリス/アメリカ

さて、気になる内容だけど、さすがDVDストレート作品。
それなりの作品に仕上がっています。
小説では見えてこなかったリアリティの欠如、と言うか嘘の部分が映像にするとポロポロ見えちゃう感じです。

とは言うものの、是非見てください。

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2010/06/03

「ドランのキャデラック」国内版DVD本日発売!

「ドランのキャデラック」 2010年6月3日 スティーヴン・キング原作の「ドランのキャデラック」の国内版DVDがリリースされた。
発売元は、松竹

「スティーブン・キング ドランのキャデラック」

監視しろ。機会を待て。そして、絶対に殺すこと―
スティーブン・キング原作。衝撃のラストシーンが待つ復讐サスペンス!

■スティーブン・キング(『1408号室』『ミスト』)原作の最新作!
■妻を殺された男が、厳重な警備に守られた復讐相手に仕掛ける、衝撃的な奇策!
■クリスチャン・スレイター(『インビジブル2』)、ウェス・ベントリー(『ゴーストライダー』『アメリカン・ビューティー』)主演!
■主題歌は、クリスタル・ケイ!

□映像特典
オリジナル予告編

□ストーリー
トム・ロビンソンは、温和で善良な教師。彼の妻エリザベスは、ある日、偶然に殺人の現場を目撃する。犯人は、ラス・ヴェガスの冷酷なギャングのボス、ジェームズ・ドランだった。エリザベスはFBIからの身辺保護を条件に、ドランを告発する証言を行なうことに同意する。しかし、ドランの魔手は警護の隙をついて、エリザベスを死に至らしめてしまう。
ロビンソンは、ドランを裁判にかけるために手を尽くすが、確かな証拠がないため成功しない。打ちひしがれるロビンソンのもとへ、死んだ妻の “幻影”が訪れ始める。「監視すること。機会を待つこと。そして、絶対に殺すこと―」。エリザベスが語りかける言葉に背を押されるように、ロビンソンは復讐の計画に身を投じていく―。

□スタッフ
原作:スティーブン・キング「ドランのキャデラック」(文春文庫)
脚本:スティーブン・キング/リチャード・ドーリング
監督:ジェフ・ビーズリー
製作:ロンダ・ベーカー
撮影:ジェラルド・パッカー
音楽:ジェームズ・マーク・スチュワート
主題歌:Crystal Kay「HOLD ON」

□キャスト
クリスチャン・スレイター (『インビジブル2』)/吹替:宮内敦士
ウェス・ベントリー (『ゴーストライダー』『アメリカン・ビューティー』)/吹替:加藤亮夫
エマニュエル・ヴォージエ (「CSI:ニューヨーク」シリーズ)/吹替:井上まひろ
グレッグ・ブリック /吹替:上田燿司
アル・サピエンツァ /吹替:青山穣

2010年6月3日リリース
発売元・販売元:松竹株式会社 映像商品部

【品番】DZ-0428
【税込価格】3,990円(セル)
【POSコード】4988105061453
【尺数】本編89分
【公開日・劇場等】洋画未公開作品
【製作年度】2009年
【製作国】イギリス・アメリカ
【英題】 Dolan’s Cadillac
【ジャンル】サスペンス/クライム
【音声】ドルビーデジタル・英語(オリジナル)5.1chサラウンド/ドルビーデジタル・日本語(吹替)ステレオ
【字幕】日本語字幕/吹替用字幕
【画面サイズ】16:9/シネスコサイズ
【カラー/モノクロ】カラー
【層】片面一層

オフィシャル・サイトより引用


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2010/03/23

「ドランのキャデラック」国内版DVDリリース決定!

「ドランのキャデラック」 スティーヴン・キング原作の映像化作品「ドランのキャデラック」の国内版DVDのリリースが決定した模様。

「ドランのキャデラック」
■商品説明
監視しろ。機会を待て。そして、絶対に殺すこと—
スティーブン・キング原作。衝撃のラストシーンが待つ復讐サスペンス!

■スティーブン・キング(「1408号室」「ミスト」)原作の最新作!
■妻を殺された男が、厳重な警備に守られた復讐相手に仕掛ける、衝撃的な奇策!
■クリスチャン・スレイター(「インビジブル2」)、ウェス・ベントリー(「ゴーストライダー」「アメリカン・ビューティー」)主演!
■主題歌は、クリスタル・ケイ!

■発売日 2010年6月3日

■販売価格:\3,990(税込)     \3,800(税抜)
   
■映像特典
オリジナル予告編

■ストーリー
トム・ロビンソンは、温和で善良な教師。彼の妻エリザベスは、ある日、偶然に殺人の現場を目撃する。犯人は、ラス・ヴェガスの冷酷なギャングのボス、ジェームズ・ドランだった。エリザベスはFBIからの身辺保護を条件に、ドランを告発する証言を行なうことに同意する。しかし、ドランの魔手は警護の隙をついて、エリザベスを死に至らしめてしまう。
ロビンソンは、ドランを裁判にかけるために手を尽くすが、確かな証拠がないため成功しない。打ちひしがれるロビンソンのもとへ、死んだ妻の “幻影”が訪れ始める。「監視すること。機会を待つこと。そして、絶対に殺すこと—」。エリザベスが語りかける言葉に背を押されるように、ロビンソンは復讐の計画に身を投じていく—。

■スタッフ
原作:スティーブン・キング「ドランのキャデラック」(文春文庫)
脚本:スティーブン・キング/リチャード・ドーリング
監督:ジェフ・ビーズリー
製作:ロンダ・ベーカー
撮影:ジェラルド・パッカー
音楽:ジェームズ・マーク・スチュワート
主題歌:Crystal Kay「HOLD ON」

■キャスト
クリスチャン・スレイター (「インビジブル2」)/吹替:宮内敦士
ウェス・ベントリー (「ゴーストライダー」「アメリカン・ビューティー」)/吹替:加藤亮夫
エマニュエル・ヴォージエ (「CSI:ニューヨーク」シリーズ)/吹替:井上まひろ
グレッグ・ブリック /吹替:上田燿司
アル・サピエンツァ /吹替:青山穣

■発売元・販売元:松竹株式会社 映像商品部

【品番】DZ-0428
【税込価格】3,990円(セル)
【POSコード】4988105061453
【尺数】本編89分
【公開日・劇場等】洋画未公開作品
【製作年度】2009年
【製作国】イギリス・アメリカ
【英題】 Dolan’s Cadillac
【ジャンル】サスペンス/クライム
【音声】ドルビーデジタル・英語(オリジナル)5.1chサラウンド/ドルビーデジタル・日本語(吹替)ステレオ
【字幕】日本語字幕/吹替用字幕
【画面サイズ】16:9/シネスコサイズ
【カラー/モノクロ】カラー
【層】片面一層

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2010/02/13

「ドランのキャデラック」BDとDVDのおすすめメールが来た。

「ドランのキャデラック」のBDとDVDのおすすめメール 2010年2月10日 Amazon.comからスティーヴン・キング原作の「ドランのキャデラック」("Dolan's Cadillac")のBDとDVDのおすすめメールが来た。

「ドランのキャデラック」("Dolan's Cadillac")
監督:ジェフ・ビーズリー
脚本:リチャード・ドーリング
原作:スティーヴン・キング 「ドランのキャデラック」
出演:クリスチャン・スレイター(ドラン)、エマニュエル・ヴォージエ(エリザベス)、ウェス・ベントリー(ロビンソン)
発売日:2010年4月6日

AN EIGHT-CYLINDER
FUEL-INJECTED COFFIN

と言うキャッチが笑える。

「ドランのキャデラック」("Dolan's Cadillac")DVD

「ドランのキャデラック」("Dolan's Cadillac")BD

当初「ドランのキャデラック」は映画として制作されたが、未公開のまま、所謂ビデオ・ストレート作品、--実際はDVDストレートだけど、--になってしまった残念な作品。

同作「ドランのキャデラック」の国内版DVDやBDの発売予定は不明。
因みに本作品はビデオストレート作品だが、テレビムービーではなく、映画扱いなので、Amazon.co.jpでは取り扱いが出来ない商品だと思われる。
余談だが、権利の関係で映画は日本国内で発売してはいけない事になっているのだ。

ジャケットはこっちの画像の方が個人的には好きだな。
Dolans_cadillac_poster
多分、これじゃあ売れないと思うけど。

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2009/06/24

"Nightmares & Dreamscapes"オーディオ・ブックが試聴できます。

先日のエントリー(「豪華俳優陣による"Nightmares & Dreamscapes"オーディオ・ブックリリース決定か!?」)で続報をお伝えしたオーディオ・ブック版"Nightmares & Dreamscapes"だが、SIMON & SCHUSTERのサイトでその一部の試聴が出来る模様。

"Dolan's Cadillac And Other Stories"
試聴:「幼子よ、われに来たれ」
朗読:ウーピー・ゴールドバーグ

"Chattery Teeth And Other Stories"
試聴:「チャタリー・ティース」
朗読:キャシー・ベイツ

"The House on Maple Street And Other Stories"
試聴:「ヘッドダウン」
朗読:スティーヴン・キング

 

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2009/06/15

豪華俳優陣による"Nightmares & Dreamscapes"オーディオ・ブックリリース決定か!?

"Nightmares & Dreamscapes"のオーディオ・ブックがなんとも無駄に豪華な俳優陣によって朗読される話は2008年12月のエントリー「キング作品をあの俳優が朗読!?」でお伝えしたが、どうやらこれ、映画「ドランのキャデラック」とのタイアップのつもりだったらしい。

当初は2009年2月にリリースされる予定だったが、どうやら2009年6月30日に本当に出るらしい。

因みに今回の"Nightmares & Dreamscapes"オーディオ・ブック版は、当初はVol.1、Vol.2の二分冊の予定だったようなのだが、結局は豪華絢爛デラックスな三分冊になった模様。

余談だけど、Vol.3はどうやらボーナス・トラックのような取り扱いのようですね。

1 "Nightmares & Dreamscapes Vol.1"
「ドランのキャデラック」

ロブ・ロウ

「幼子よ、われに来たれ」

ウーピー・ゴールドバーグ

「クラウチ・エンド」

ティム・カリー

「雨期きたる」

イヤードリー・スミス

2 "Nightmares & Dreamscapes Vol.2"
「チャタリー・ティース」

キャシー・ベイツ

「かわいい子馬」

ジェリー・ガルシア

「スニーカー」

デヴィッド・クローネンバーグ

「献辞」

リンゼイ・クローズ

3 "Nightmares & Dreamscapes Vol.3"
「メイプル・ストリートの家」

タビサ・キング

「アムニー最後の事件」
ロバート・B・パーカー
「ヘッド・ダウン」

スティーヴン・キング

「ブルックリンの八月」
スティーヴン・ジェイ・グールド

クローネンバーグは一部俳優としても活動しているので、まあわかるが、なんとロバート・B・パーカーが登場するとは・・・・。
こりゃビックリですわ。

因みに、「パンダの親指」「ニワトリの歯」等でも知られるスティーヴン・ジェイ・グールド(古生物学者、進化生物学者、科学史家)は自他ともに認める超ベースボールファンで、ベースボールに関するエッセイも書いている。

グールドに関する余談だが、最新作のタイトルは"I Have Landed"

ここは勿論笑うところです。
ジョークのネタを説明するのも野暮ですが、このタイトルの元ネタは勿論"The Eagle Has Landed"だと思われます。

言うまでもありませんが、これはジャック・ヒギンズの「鷲は舞い降りた」の原題ですね。

また、この"The Eagle Has Landed"という文章は、アポロ11号の月着陸船イーグル号が月面に着陸した際に、月から地球に送られた文章と同じ。

と言うことから、もしかするとグールドの新刊は、「人類は舞い降りた」的な意味かも知れませんね。

因みに国分寺書店のおばばは"The Eagle Has Landed"「鷲は土地を所有した」と翻訳してヒギンズの原書を売っていた模様。

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2009/05/21

映画「ドランのキャデラック」予告編公開

「ドランのキャデラック」

予告編を見る限りですが、結構脚色しているようですね。

よくできた、面白い映画の予告編のような印象を受けます。

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2009/03/10

映画「ドランのキャデラック」オフィシャル・サイト更新

6 映画「ドランのキャデラック」オフィシャル・サイトが更新された。

「ドランのキャデラック」オフィシャル・サイト

まあ、たいした情報は掲載されていないので、ご参考まで、と言うところである。

余談だけど、ここでは「バタフライ・エフェクト」シリーズ(?)の新作「Butterfly Effect:revelation」の製作が行われているようですね。

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2009/02/12

Frist look at the poster for Stephen King's DOLAN'S CADILLAC

「ドランのキャデラック」ティーザー・ポスター 2009/02/05 QUIET EARTHがスティーヴン・キング原作の映画「ドランのキャデラック」のティーザー・ポスターの画像を公開した。

Frist look at the poster for Stephen King's DOLAN'S CADILLAC

で思うのは、今回のティーザー・ポスターのアートワークが、トミー・リー・ジョーンズ監督・製作・主演の大傑作で、スティーヴン・キングも絶賛の「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」(2005)のアートワークによく似ていると言う点。

そして、もうひとつ。
このポスターで描かれたシークエンスが「ドランのキャデラック」の本編で描かれているのか、と言う点。

描かれているとすれば、拳銃を持った男は誰で、倒れている男は誰で、どのシークエンスを描いたポスターなのか・・・・。
謎が深まる。

まぁ、今回公開された「ドランのキャデラック」のポスターはティーザーなので、本編で描かれないシークエンスを描いた、と言う可能性もあるのだが、なんとも非常に気になるデザインではある。

「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」アートワーク 参考のため、「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」のアートワークを紹介しておく。

なお、キングは本作「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」を2006年のベスト9にあげている。

トミー・リー・ジョーンズにとって本作は、自身のフィルモグラフィーにとって、クリント・イーストウッドの「許されざる者」に匹敵する非常に意味がある作品である。

最高に素晴らしい作品なので、機会があったら是非見て欲しいと思う。

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