『ハリガン氏の電話』がNetflixで公開中
2022年10月5日 Netflixでスティーヴン・キング原作の『ハリガン氏の電話』(2022)が配信された。
『ハリガン氏の電話("Mr. Harrigan's Phone")』はスティーヴン・キングの中編集『If It Bleeds』(2020)に収録されている中編小説。
『ハリガン氏の電話』(2022)
監督・脚本:ジョン・リー・ハンコック
原作:スティーヴン・キング 『Mr. Harrigan's Phone』(『If It Bleeds』に収録)
出演:ジェイデン・マーテル、ドナルド・サザーランド、ジョー・ティペット、カービー・ハウエル=バプティスト、サイラス・アーノルド、コリン・オブライエン、トーマス・フランシス・マーフィ、ペギー・J・スコット
あらすじ:メイン州の田舎町に暮らす少年クレイグ(ジェイデン・マーテル) は、富豪の老人ハリガン(ドナルド・サザーランド)への読み聞かせのアルバイトを行っていた。やがて老人は亡くなり悲しみに暮れるクレイグだったが、クレイグがハリガンの棺に納めたスマートフォンからクレイグにメッセージが届くようになったが・・・・。
以前のエントリー【「If It Bleeds」映像化情報】でお話ししたように、『ハリガン氏の電話』のモチーフはエドガー・アラン・ポーの『早すぎた埋葬』(1844)。
そして、その生きたまま埋葬されてしまうことへの恐怖から、ポーの『早すぎた埋葬』にも登場する棺の内部から外部へ助けを求めることができる装置やその連絡装置付きの「安全棺」が実際に考案され使用されていた。(安全な棺)
スティーヴン・キングの『ハリガン氏の電話("Mr. Harrigan's Phone")』では、棺の内部から外部へ助けを求めることができる装置やをiPhoneとした訳である。
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