カテゴリー「国内テレビ」の145件の投稿

2022/09/24

「アガサ・クリスティー 蒼ざめた馬」もキングの影響を

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以前のエントリー【「シャイニング」のカーペットのデザイン[ヒックス・ヘキサゴン]について】で、「シャイニング」のカーペットのデザインの元になった[ヘックス・ヘキサゴン]について紹介したが、テレビミニシリーズ「アガサ・クリスティー 蒼ざめた馬」にも[ヘックス・ヘキサゴン]の壁紙が登場した。

テレビミニシリーズ「アガサ・クリスティー 蒼ざめた馬」はNHK総合で2022年3月13日、3月20日に前後編で放送された。

「アガサ・クリスティー 蒼ざめた馬」(2020)
監督:レオノラ・ロンズデール
脚本:サラ・フェルプス
出演:ルーファス・シーウェル、カヤ・スコデラーリオ、ジョージナ・キャンベル、ショーン・パートウィー、バーティ・カーヴェル、シーラ・アティム、キャシー・キエラ・クラーク、リタ・トゥシンハム、ヘンリー・ロイド・ヒューズ、クレア・スキナー、ジェームズ・フリート、エレン・ロバートソン
制作:BBC One

あらすじ:1961年のイギリス、ロンドン。古美術商のマーク(ルーファス・シーウェル) は美しい妻ハーミア(カヤ・スコデラーリオ )と再婚したが、1年前に浴室の事故で亡くなった前妻デルフィーヌ(ジョージナ・キャンベル )のことが忘れられずにいた。ある日、街角で病死らしき女性の遺体が発見され、靴の中から謎の人名リストが見つかる。そこにはマークの名前もあった。リストの人物が次々と亡くなっていくなか、身の危険を感じ、その謎を調べていたマークはマッチ・ディーピングという村にたどりつく。村で占いをしている風変りな3人の女性は、人を呪い殺すことができる魔女だというウワサが…。

ほかの死者たちと同様に髪が抜け始めたマークは、死が迫っている恐怖を感じる。リストの謎を調べていくうちに、被害者たちの共通点にたどり着く。占いの館「蒼ざめた馬」の魔女たちに、被害者たちを呪い殺すよう、それぞれ誰かが頼んでいたのだ。なにかからくりがあると考えていたマークだったが、徐々に魔術の仕業だと信じざるをえなくなっていく。妻ハーミアが自分に呪いをかけるよう依頼したのだと考えたマークは…。

さて、どこに[ヘックス・ヘキサゴン]が登場したのか、と言うとマーク・イースターブルック(ルーファス・シーウェル)の家のキッチンの壁紙である。

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「シャイニング」的に「アガサ・クリスティー 蒼ざめた馬」を解釈すると、マーク・イースターブルックの家が(現在は後妻ハーミアが家を取り仕切っている)が呪われた場所である、と言うことになる。マークは妻ハーミアが自分に呪いをかけるよう3人の魔女に依頼したのではないかと疑っている。マークは自分の名前が含まれた人名リストのため、地獄巡りをすることになる。

 

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2021/10/15

「LEGO スター・ウォーズ/恐怖のハロウィーン」のアートワークが、

2021年10月1日よりDisney+で配信が始まった「LEGO スター・ウォーズ/恐怖のハロウィーン」("Lego Star Wars Terrifying Tales")のアートワークがスティーヴン・キングの影響を受けている模様。

Legostarwarsterrifyingtales02 「キャリー」(1976)

Legostarwarsterrifyingtales01 「シャイニング」(1980)

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2021/05/16

テレビシリーズ「リーシーの物語」の予告編公開

2021年6月4日よりApple TVで配信が開始されるテレビシリーズ「リーシーの物語」の予告編が公開された。

 

Lisey's Story — Official Trailer | Apple TV+

「リーシーの物語」(全8話)
監督:パブロ・ラライン
製作総指揮:J・J・エイブラムス
原作・脚本:スティーヴン・キング
製作:バッド・ロボット・プロダクションズ
出演:ジュリアン・ムーア、クライブ・オーウェン、ジェニファー・ジェイソン・リー、デイン・デハーン、ジョアン・アレン
物語:夫を亡くして2年。リーシーは悲しみから脱すべく遺品の整理を開始した。すると亡き夫からのメッセージらしきものがいくつも発見される。夫は何を伝えようとしているのか――? 頻発する怪異と凶事に怯えながらも、リーシーは夫の過去の秘密を探りはじめる。

予告編を見る限りだが、クオリティは高そう。
「リーシーの物語」は好きな小説だけにとても楽しみ。

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2021/01/09

「ザ・スタンド」(2020)は日本国内で視聴可能

2020年12月17日からCBS All Accessで配信が開始されているテレビシリーズ「ザ・スタンド」(2020)だが、なんと日本国内で視聴が可能だった。

「ザ・スタンド」(2020)を日本国内で配信しているのは、定額ストリーミングサービス STARZPLAY (月額600円)。
日本国内のプラットフォームとしては、Amazonプライム・ビデオで視聴可能。
Apple TV+でも視聴できるとのことだったが、Amazonプライム・ビデオに飛ばされる模様。

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2020/11/21

テレビシリーズ「クリープショー」(2019)が2020年12月よりhuluで日本独占配信決定

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2020年11月20日にhuluが伝えるところによると、2019年に米動画配信サイトShudderで独占配信されたテレビシリーズ「CREEPSHOW/クリープショー」(2019)が、2020年12月24日(木)よりhuluで日本独占配信される模様。全12エピソード(全6話)。

年末年始のHuluプレミア ラインナップ 

スティーブン・キングとジョージ・A・ロメロ監督がタッグを組み、80年代に放った傑作オムニバス・ホラー映画『クリープショー』が、「ウォーキング・デッド」のグレッグ・ニコテロ製作総指揮によってドラマシリーズとして復活。原作にスティーブン・キングとその息子・ジョー・ヒル、監督にトム・サヴィーニらホラー作品の大御所が集結。さらに、オリジナル版映画に出演した女優エイドリアン・バーボーをはじめ、「ウォーキング・デッド」のケイリー・フレミング、『ソウ』シリーズのトビン・ベルなど、ホラーファン必見のキャストも多数出演しています。

Huluプレミア「CREEPSHOW/クリープショー」シーズン1(全6話)
12月24日(木)から独占配信スタート、以降毎週木曜に1話ずつ追加予定(字・吹)

今回huluで国内初配信が決定した「CREEPSHOW/クリープショー」(2019)は、2019年9月に米動画配信サイトShudderで配信が開始されたテレビシリーズ。全12エピソード。Sudderでは全12エピソードを2エピソードずつ全6話として配信された。huluでも同様に全12エピソードを全6話として配信される模様。

Creepshow (2019) - Official Trailer [HD] | A Shudder Original Series 

今回huluで配信が決定したエピソードは次の通り。

「Gray Matter」
「The House of the Head」
「Bad Wolf Down」
「The Finger」
「All Hallow's Eve」
「The Man in the Suitcase」 
「The Companion」
「Lydia Layne's Better Half」 
「Night of the Paw」
「Times Is Tough in Musky Holler」 
「Skincrawlers」
「By the Silver Water of Lake Champlain」

なお、先日のエントリー【スティーヴン・キングとジョー・ヒルの短篇がアニメ化される「The Creepshow Halloween Special」の予告編公開】及び【「生きのびるやつ」が10月配信の「The Creepshow Halloween Special」で映像化か】でお伝えした通り、2020年10月に「Creepshow」のシーズン2待遇として「The Creepshow Halloween Special」(2020)と言うスペシャル枠でスティーヴン・キングの短編「生きのびるやつ」とジョー・ヒルの短編Twittering from the Circus of the DeadShudderで配信されているが、この「The Creepshow Halloween Special」(2020)は今回のhuluの配信ラインナップには含まれていない。

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2020/11/15

テレビシリーズ「アウトサイダー」も打ち切りか

Outsider_20201115112101 2020年11月13日に海外ドラマNAVIが伝えるところによるとスティーヴン・キング原作のテレビシリーズ「アウトサイダー」もシーズン1で打ち切りになることが決定した模様。

更新が確実視されていた『アウトサイダー』がシーズン1でキャンセルに

ニュースソースはこちら。

‘The Outsider’: MRC Shopping Series After HBO Passes On Season 2

概要は次の通り。

スティーヴン・キングの「アウトサイダー」を、米HBOがテレビシリーズ化していた「アウトサイダー」だったが、残念ながらシーズン1での打ち切りが決定した模様。製作はMRC。

エクゼクティブ・プロデューサーでシーズン1の脚本家でもあるリチャード・プライスによるシーズン2の当初の企画では、キングの了承を得た上で、原作小説以降の部分を他のキング作品と共有して行くキング・ユニバースとして物語を拡大して行く予定だった。 (「ミスター・メルセデス」他のビル・ホッジス三部作に登場するホリー・ギブニーが「アウトサイダー」に探偵役で登場している)

HBOサイドとしては、「アウトサイダー」製作チーム(MRC)とのコラボレーションを楽しんだとして、MRCに対し、今後もキング・ユニバースの継続を願っている、とコメント。製作者サイドはシーズン2を継続できる新たなネットワークや配信会社を探している模様。

「アウトサイダー」
原作:スティーヴン・キング
製作総指揮:リチャード・プライス、他
製作:MRC、他
出演:ベン・メンデルソーン、ビル・キャンプ、ジェレミー・ボブ、ジュリアンヌ・ニコルソン、メア・ウィニンガム、パディ・コンシダイン、ユル・ヴァスケス、ジェイソン・ベイトマン、マーク・メンチャカ、シンシア・エリヴォ

概要:ジョージア州の⼩さな田舎町で11歳の少年フランク・ピーターソンの惨殺死体が⾒つかる。目撃証言と物的証拠から高校教師でリトルリーグ・コーチでもあるテリー・メイトランドが逮捕されるが、事件当時は100km以上離れた場所にいたと言う明白なアリバイも見つかり、ベテラン刑事ラルフ・アンダーソンは困惑する。フランクの母は病死し、兄は復讐としてテリーを殺してしまう。事件に疑問を持ったラルフとテリーの弁護士は変わり者ではあるが天才的な探偵ホリー・ギブニー(!)を雇い、事件前のテリーの足取りを追わせる。

先日のエントリー【テレビシリーズ「キャッスルロック」はシーズン2で打ち切りか】でテレビシリーズ「キャッスルロック」の打ち切りをお伝えたばかりだが、また残念なニュースをお伝えすることになってしまった。

テレビシリーズ「アウトサイダー」は、日本国内では2020年4月にスターチャンネルで放送され、現在はAmazonプライムビデオ スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-で配信中。

また原作「The Outsider」の翻訳は文芸春秋社より出版が予定されている。

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2020/11/10

ジョーダン・ピールがホストをつとめる「トワイライト・ゾーン」第1話「コメディアン」もキングの影響を!?

Twilightzone さて、本日も全ての事象はスティーヴン・キングの影響を受けている、と言うキングファンの妄想的エントリー。

本日、俎上に乗せるのは、2020年11月23日より日本最大規模の海外ドラマ専門チャンネルスーパードラマTVで放送が開始される「トワイライト・ゾーン」(2019)第1話「コメディアン」

今回紹介する「トワイライト・ゾーン」(2019)は、2019年に米CBS ALL ACCESSで配信された「トワイライト・ゾーン」の3度目のリブート版で、驚いたことにジョーダン・ピールがホスト役で全話に登場する趣向。

まあイメージとしては「世にも奇妙な物語」のタモリの役柄をジョーダン・ピールがつとめる、と言うとわかりやすいかも知れない。

そんな「トワイライト・ゾーン」は、2020年11月23日より日本最大規模の海外ドラマ専門チャンネルスーパードラマTVで放送が開始される予定である。

Comedian 「コメディアン」  「トワイライト・ゾーン」 
監督:オーウェン・ハリス
脚本:アレックス・ルーベンス
出演:クメイル・ナンジアニ、アマラ・カラン、ディアラ・キルパトリック、ライアン・ロビンズ、トレイシー・モーガン
ホスト:ジョーダン・ピール

あらすじ:コメディアンのサミールはある日、観客からほとんど笑いを取れないまま自分の出番を終える。その後、憧れの芸人J・C・ウィーラーと出会い、舞い上がったサミールは、自分のネタやパフォーマンスのアドバイスをもらおうとする。するとJ・C・ウィーラーは、今のネタよりももっと個人的な話題をネタにするといいと助言する。

さて、この「コメディアン」のどのあたりがスティーヴン・キングの影響を受けているのか、と言う話だが、この「コメディアン」の物語は、売れないスタンダップ・コメディアンであるサミール(クメイル・ナンジアニ)が、偶然出会った著名なコメディアンJ・C・ウィーラー(トレイシー・モーガン)のアドバイスを受けた結果、ばかうけのコメディアンとなってしまうが、そのネタで取り上げた人物が次々と・・・・と言う物語。

そしてなんと、このコメディアンが体験する不思議な出来事の着地点がまるでスタンリー・キューブリックの「シャイニング」(1980)とおんなじなのだ。

「トワイライト・ゾーン」(2019)は、2020年11月23日よりスーパードラマTVで<独占日本初公開>となる作品であるため、具体的な影響については明確には語らないが、本作「コメディアン」「シャイニング」の影響を受けていることはわたしの妄想ではない、と言わざるを得ない。まあ影響を受けている、と言うよりはオマージュを捧げている、と言った方が正しいとは思うのだが。

ところで、この「コメディアン」は2019年4月にCBS ALL ACCESSで配信が開始されているのだが、2019年10月公開のトッド・フィリップス監督作品 「ジョーカー」(2019)との類似点も興味深い。

もしかしたら「シャイニング」に影響を受けている「コメディアン」は、回り回って「ジョーカー」に影響を与えているのかも知れない。

関心がある方はぜひ!
「コメディアン」はめちゃくちゃ面白いよ。

 

 

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2020/11/01

「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のタイトルデザインもキングの影響を

少し古い記事だが、2016年8月のArt of the Titleの記事が興味深い。

映画のタイトルデザインを扱うサイトである Art of Title が行った「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016)のメインタイトル・シークエンスのクリエイティブ・ディレクターであるミッチェル・ドゥハティへのインタビューを記事にしている。
なお「ストレンジャー・シングス 未知の世界」 のメインタイトルは2017年エミー賞のメインタイトルデザイン賞を受賞している。 

Stranger Things Art of Title


Stranger Things | Title Sequence [HD] | Netflix

今回紹介する記事は「ストレンジャー・シングス」のメインタイトルについてなのだが、ご存知の通り「ストレンジャー・シングス」の物語自体は1980年代のポップカルチャーの影響を大きく受けており、そのポップカルチャーの大きな潮流の一つとしてスティーヴン・キング作品の影響がある。

さてそれではどのあたりがスティーヴン・キングの影響を受けているのか、と言う話だが、「ストレンジャー・シングス」のメインタイトル・シークエンスのクリエイティブ・ディレクターであるミッチェル・ドゥハティはメインタイトルの製作について次のように語っている。

タイトル・シークエンスの製作に関する最初の電話会議は「ストレンジャー・シングス」の製作総指揮のショーン・レヴィがセッティングし、本作のショーランナーであるザ・ダファー・ブラザーズ(マット・ダファー、ロス・ダファー)が持っているイメージについて話し合われた。

その中で彼らは「ストレンジャー・シングス」 メインタイトルのイメージは、著名なタイトル・デザイナーであるリチャード・グリーンバーグが製作した次の作品のメインタイトルを例示した。「グーニーズ」(1985)、「アルタード・ステーツ/未知への挑戦」(1980)、「エイリアン」(1979)、「アンタッチャブル」(1987)、「デッド・ゾーン」(1983)等々。

その電話会議の後、彼らは彼らが、1980年代当時楽しみ親しんだ何冊かのペーパーバックをメインタイトルのタイポグラフィの参考にするように送ってきたが、それらの大半はスティーヴン・キング作品のものだった。

これらによって彼らは「ストレンジャー・シングス」 のタイトルに、1980年代のノスタルジックなイメージを求めていることがわかった。

Paperback インタビュー記事では明示されていないが、画像で紹介されている作品は次の通り。

「デッドゾーン」スティーヴン・キング
「ザ・スタンド」スティーヴン・キング
「キャリー」スティーヴン・キング
「Killer Crabs」ガイ・N・スミス
「The Cats」ニック・シャーマン
「ニードフル・シングス」スティーヴン・キング

彼らは、これらのペーパーバックのタイポグラフィのシンプルさだけではなく、リチャード・グリーンバーグが手がけた作品のメインタイトルを愛していることがわかり、彼らはフォントで勝負することを求めていることがわかった。

これはデザイナーにとって夢のような仕事だと感じた。

その後、彼らは第一話の脚本を送ってきて、撮影はまだ始まっていない中、シリーズ全体の詳細な説明を行った。彼らが求めているのは不気味さや不安さであることがわかり、バラバラになっているタイトルの文字が音楽に合わせて動く案の検討を始めた。

撮影前にタイトルデザインを検討する時間があることは珍しいことでかつ素晴らしいことだった。

彼らは撮影を始め、一区切りついたところでタイトルデザインの検討に戻る、と言う流れを繰り返した。

ミッチェル・ドゥハティが属している制作会社はグリーンバーグの制作会社から派生していることもあり、今回の「ストレンジャー・シングス」のタイトルデザインは、グリーンバーグの系譜にあたることについては、特に問題とは考えておらず、リスペクトすることはむしろ光栄なことだと感じていた。以前はオフィスでグリーンバーグを何度も見かけたことがあるし。

グリーンバーグの作品以外で影響を受けた作品としては、もちろんグリーンバーグの「デッドゾーン」については詳細に分析したが、それ以外にはパブル・フェロがデザインした「ブリット」(1968)を参考にした。

このあとのインタビュー記事は技術的な話になって行くので、簡単にまとめます。

タイトルデザインの文字の動きについてはダファー・ブラザーズの感触がよくなく、何回もやり直しを行い、1980年代のクリエイターの助言を受けて、デジタル製作(MAXON CINEMA 4Dを少し使用したが、ほとんどはAdobe After Effectsを使用)だが1980年代の技術をベースにした光学的な表現に落ち着いた。

1980年代の作品でお気に入りの不気味な作品は、「グーニーズ」(1985)、「E.T.」(1982)、「スター・ウォーズ」(1977-1983)、特に「エイリアン」(1979)。

インタビュー記事についてはやっつけ仕事の意訳なので関心がある方は是非【Stranger Thing】を参照願います。

製作途中のタイトルの動画や静止画も掲載されているので、いろいろと興味深いです。

また「ストレンジャー・シングス 未知の世界」自体はキングファンに超おすすめの作品です。

「ストレンジャー・シングス 未知の世界」は現在のところ、全3シーズン。全25話。シーズン4の製作が発表されている。

関心がある方は是非、Netflixで。

「ストレンジャー・シングス 未知の世界」 Netflix


「ストレンジャー・シングス 未知の世界」第1話 特別映像 - Netflix [HD]

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2018/02/26

「ミスター・メルセデス」は2月27日からスターチャンネルで


テレビシリーズ「ミスター・メルセデス」は2018年2月27日よりスターチャンネルで放送が開始される。

スターチャンネルの「ミスター・メルセデス」紹介映像を紹介する。

なおこの映像で使用されている曲は、第2話で使用されているドノヴァンの「魔女の季節(Season Of The Witch)」

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2018/01/06

テレビシリーズ「ミスター・メルセデス」スター・チャンネルで2月放送開始

「ミスター・メルセデス」 2018年2月より、スター・チャンネルにおいてテレビシリーズ「ミスター・メルセデス」(全10話)が日本初放送されることになった。

スティーヴン・キング原作のミステリードラマ 『ミスター・メルセデス』独占日本初放送スタート!

ベストセラー作家にして“ホラーの帝王”と称されるスティーヴン・キングが、初めて本格ミステリーに挑みエドガー賞を受賞した小説「ミスター・メルセデス」

同作を、数々の人気ドラマを手掛けたデヴィッド・E・ケリーが完全ドラマ化。未解決の無差別殺人事件の犯人と元担当刑事が、時を経て、今対峙する-!傑作ハードボイルドミステリーを、独占日本初放送!

第1話「嘲笑う男」
 字幕版(STAR1 プレミアム) 2018年2月27日(火)23:00 ほか
 吹替版(STAR3 吹替専門)  2018年3月2日(金)23:30 ほか

ちなみに、本作はAT&Tのオリジナル・シリーズとして製作され、オーディエンス・ネットワークで会員限定で公開されている。

ただし、第1話「Pilot」および第2話「On Your Mark」は次のページで公開されている。

AN AT&T Original Series MR.MERCEDES

当然ながら日本語字幕はないが、CC(closed captioning)が入っているので英語字幕が表示出来る。

第1話「Pilot」および第2話「On Your Mark」まではほぼほぼ背景と登場人物紹介レベルで、第2話のラストで2人がネット掲示板でやりとりをしようとするところまで話が進む程度なので原作を知っている人であれば英語がよくわからなくても楽しめるのではないか、と思える。

また興味深いの音楽の使い方なのだが、第1話ではラモーンズのペット・セメタリー」が、第2話ではドノヴァンの「魔女の季節」が印象的に使われている。

特に「魔女の季節(Season Of The Witch)」は耳に残ってしまう。

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