カテゴリー「海外テレビ」の147件の投稿

2021/05/16

テレビシリーズ「リーシーの物語」の予告編公開

2021年6月4日よりApple TVで配信が開始されるテレビシリーズ「リーシーの物語」の予告編が公開された。

 

Lisey's Story — Official Trailer | Apple TV+

「リーシーの物語」(全8話)
監督:パブロ・ラライン
製作総指揮:J・J・エイブラムス
原作・脚本:スティーヴン・キング
製作:バッド・ロボット・プロダクションズ
出演:ジュリアン・ムーア、クライブ・オーウェン、ジェニファー・ジェイソン・リー、デイン・デハーン、ジョアン・アレン
物語:夫を亡くして2年。リーシーは悲しみから脱すべく遺品の整理を開始した。すると亡き夫からのメッセージらしきものがいくつも発見される。夫は何を伝えようとしているのか――? 頻発する怪異と凶事に怯えながらも、リーシーは夫の過去の秘密を探りはじめる。

予告編を見る限りだが、クオリティは高そう。
「リーシーの物語」は好きな小説だけにとても楽しみ。

| | コメント (0)

2021/01/09

「ザ・スタンド」(2020)は日本国内で視聴可能

2020年12月17日からCBS All Accessで配信が開始されているテレビシリーズ「ザ・スタンド」(2020)だが、なんと日本国内で視聴が可能だった。

「ザ・スタンド」(2020)を日本国内で配信しているのは、定額ストリーミングサービス STARZPLAY (月額600円)。
日本国内のプラットフォームとしては、Amazonプライム・ビデオで視聴可能。
Apple TV+でも視聴できるとのことだったが、Amazonプライム・ビデオに飛ばされる模様。

| | コメント (0)

2020/11/22

なんとエズラ・ミラーが「ザ・スタンド」に

Ezramiller

2020年11月18日にEW.comが伝えるところによると、なんとエズラ・ミラーが12月からCBS All Accessで配信される「ザ・スタンド 」(2020)に出演する模様。しかもゴミ箱男(Trashcan Man)役で。

Ezra Miller reveals his wild top-secret role in The Stand

概要は次の通り。

ゴミ箱男(Trashcan Man)はご承知のように、ランドール・フラッグのニューベガス陣営に与するサイコな放火魔で、今までゴミ箱男(Trashcan Man)のキャスティングは秘密とされてました。

このエズラ・ミラーのキャスティングについて「ザ・スタンド」のショーランナーであるベンジャミン・ギャベルは、今まで誰も見たことがないほどエズラは熱心にこの役に取り組んでいる。と言うのもエズラ・ミラーは「ザ・スタンド」の大ファンで、このゴミ箱男と言うキャラクターに長い期間恋い焦がれていて、いつかは自分で演じたいと考えていたからであろう、と語りました。

またベンジャミン・ギャベルは、エズラ・ミラーと最初に電話で話した時に、彼はこのゴミ箱男のことを【具現化した放火狂の概念/放火狂の権化】(the embodiment of pyromania)と表現し、この男ができる唯一の行為は放火で、彼の人生の中で最高に快適な状態は、爆発物、発火装置、破壊の道具に囲まれていることだと語ったとのことでした。

また、今回の「ザ・スタンド」の中でゴミ箱男は、基本的には爆破や放火の道具を身に着けるために必要な衣装以外を身につけていません。唯一身につけているのは耐火性の下着とコンバットブーツ程度で、ベンジャミン・ギャベルは、ゴミ箱男の外見と行動のギャップにワクワクさせられると語り、さらにしかし彼がいかに奇矯な行動をとったとしても、エズラ・ミラーは「ザ・スタンド」の中で言葉にできないほど輝いているでしょうと語ります。

エズラ・ミラーは「ファンタスティック・ビースト3」の撮影現場から、クリーデンス・ベアボーンの姿で撮影に望みながら、ゴミ箱男の行動と外見のギャップの魅力や、ゴミ箱男は過小評価され誤解されている、と言うような話をベンジャミン・ギャベルにメールで送ってきていたようです。

また、今回のゴミ箱男の衣装はエズラ・ミラーのインスピレーションによるものが大きく、最初のコンセプトミーティングの際に、耐火性の下着(Fireproof underwear)と言う単語がエズラ・ミラーの口から出てきて、キャラクターの現実的な要求として、放火し、火を楽しみ、焼夷弾を作り、発火させ、その炎にできるだけ近づくために必要な物以外は身に付けない、と言う点についてワードローブ部門と直接調整をするのをエズラ・ミラーは楽しんだようです。

ちなみにエズラ・ミラーがゴミ箱男を演じることが秘密にされていたのは、その背景にマリリン・マンソンがゴミ箱男を演じるのではないか、と言う憶測からの噂があったためのようです。当初「ザ・スタンド(完全版)」に登場するザ・キッドをマリリン・マンソンにオファーしようとしたのは本当の話らしいですが、最終的に完全版だけに登場するキャラクターは割愛することになったようです。

まあ、このエズラ・ミラーのキャスティングは、エズラ・ミラーの昨今の活躍を見ると「ザ・スタンド」に対する大きな起爆剤の一つになるのは確実だと思います。

また、マリリン・マンソンのザ・キッドとエズラ・ミラーのゴミ箱男の道行きが仮に実現したらそれはそれで凄かったとは思うけど。

しかし冒頭のエズラ・ミラーのゴミ箱男のスチールはすごいよね。
表情はともかく火傷だらけのキャラクター造形は素晴らしい。

| | コメント (0)

2020/11/17

CBS All Accessの「ザ・スタンド」の新しいオフィシャルトレイラー公開

2020年11月15日、CBS All Accessで、12月17日から配信が開始される「ザ・スタンド」の新しいオフィシャルトレイラーが公開された。

題して、預言者 Vs. ダークマン

The Stand - The Prophet Vs. The Dark Man Promo

「ザ・スタンド」はご承知のように1994年に米ABCによりテレビミニシリーズ化されており、今回のCBS All Accessでのミニシリーズ化は二度目の映像化。

「ザ・スタンド」(2020)
監督:ジョシュ・ブーン
原作:スティーヴン・キング「ザ・スタンド」(文春文庫刊)
脚本:ジョシュ・ブーン、ベンジャミン・キャベル、スティーヴン・キング、オーウェン・キング、他
キャスト:ジェームズ・マースデン(スチュー・レッドマン)、ジョヴァン・アデポ(ラリー・アンダーウッド)、ウーピー・ゴールドバーグ(マザー・アビゲイル)、アンバー・ハード(ナディーン・クロス)、ブラッド・ウィリアム・ヘンケ(トム・カレン)、キャサリン・マクナマラ(ジュリー・ローリー)、オーウェン・ティーグ(ハロルド・ローダー)、ナット・ウルフ(ロイド・ヘンリード)、オデッサ・ヤング(フラニー・ゴールドスミス)、ヘンリー・ザガ(ニック・アンドロス)、ヘザー・グラハム(リタ・ブラックモア)、アレクサンダー・スカルスガルド(ランドール・フラッグ)

余談だが今回の「ザ・スダンド」でランドール・フラッグを演じるアレクサンダー・スカルスガルドは、「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」でペニーワイズを演じたビル・スカルスガルドの兄。

なんとも恐ろしい兄弟である。

| | コメント (0)

2020/11/16

「If It Bleeds」映像化情報

Ifitbleeds 2020年4月にScribner社から出版されたスティーヴン・キングの中編集「If It Bleeds」の映像化情報をお知らせする。

と言うのは、先日のエントリー【テレビシリーズ「アウトサイダー」も打ち切りか】で紹介したテレビシリーズ「アウトサイダー」には「ミスター・メルセデス」「ファインダーズ・キーパーズ」「任務の終り」のビル・ホッジス三部作に登場するホリー・ギブニーが主要人物として登場しているのだが、今回紹介する「If It Bleeds」にもホリー・ギブニーが登場する。従って、現時点のホリー・ギブニーの映像化権はHBOが取得している、と言う背景があるからである。

「If It Bleeds」
著者:スティーヴン・キング
出版社:Scribner
出版日:2020年4月21日
収録作品:「Mr. Harrigan's Phone」「The Life of Chuck」「If It Bleeds」「Rat」

「Mr. Harrigan's Phone」
制作:ブラムハウス・プロダクションズ
製作:ブライアン・マーフィー
配給:Netflix

概要:クレイグは9歳の頃から近所の老人ハリガン氏のために庭の手入れや読み聞かせの仕事をしていました。数年後クレイグはハリガン氏から数千ドル当たったスクラッチくじをもらったお礼にハリガン氏にiPhoneをプレゼントします。最初は嫌がっていたハリガン氏でしたがだんだんとiPhoneを使いこなすようになってきました。ハリガン氏が亡くなった後、クレイグはお別れにiPhoneを老人のポケットに入れました。ハリガン氏はそのまま埋葬されましたがある夜、クレイグのスマホにハリガン氏からのメッセージが届きました。

モチーフは「早すぎた埋葬」(エドガー・アラン・ポー)

「The Life of Chuck」
制作:プロトゾア・ピクチャーズ

監督または製作:ダーレン・アロノフスキー
概要:チャック・クランツが死にました。チャック・クランツの人生を終わりから始まりまで、彼の喜びと悲しみの人生を遡り死から生へ逆に語られた物語。

「If It Bleeds」
制作:HBO

概要:ファインダーズ・キーパーズ探偵社のホリー・ギブニーは行方不明になったペット探しの捜査中に学校の爆破事件の映像をテレビで見ました。その夜、学校爆破事件の映像を深夜ニュースで再び見た際、彼女はレポーターの語る内容に不可解な点があることに気付きます。

「Rat」
監督、製作、主演:ベン・スティラー

概要:かつて成功した小説家ドリュー・ラーソンはライターズ・ブロックに陥り、次回作のアイディアを文章にしようとすると彼の精神や肉体に不可解な病的な症状が出るようになってしまいます。それでも彼は次回作の執筆のため森の中にある古い小屋で執筆を始め用とします。嵐が小屋を襲った夜、ドリューは不思議なネズミと邂逅します。そのネズミは、誰かの死の代わりにドリューのライターズ・ブロックを取り除いてあげる、と提案してきます。

モチーフは「猿の手」(W・W・ジェイコブズ)

| | コメント (0)

2020/11/15

テレビシリーズ「アウトサイダー」も打ち切りか

Outsider_20201115112101 2020年11月13日に海外ドラマNAVIが伝えるところによるとスティーヴン・キング原作のテレビシリーズ「アウトサイダー」もシーズン1で打ち切りになることが決定した模様。

更新が確実視されていた『アウトサイダー』がシーズン1でキャンセルに

ニュースソースはこちら。

‘The Outsider’: MRC Shopping Series After HBO Passes On Season 2

概要は次の通り。

スティーヴン・キングの「アウトサイダー」を、米HBOがテレビシリーズ化していた「アウトサイダー」だったが、残念ながらシーズン1での打ち切りが決定した模様。製作はMRC。

エクゼクティブ・プロデューサーでシーズン1の脚本家でもあるリチャード・プライスによるシーズン2の当初の企画では、キングの了承を得た上で、原作小説以降の部分を他のキング作品と共有して行くキング・ユニバースとして物語を拡大して行く予定だった。 (「ミスター・メルセデス」他のビル・ホッジス三部作に登場するホリー・ギブニーが「アウトサイダー」に探偵役で登場している)

HBOサイドとしては、「アウトサイダー」製作チーム(MRC)とのコラボレーションを楽しんだとして、MRCに対し、今後もキング・ユニバースの継続を願っている、とコメント。製作者サイドはシーズン2を継続できる新たなネットワークや配信会社を探している模様。

「アウトサイダー」
原作:スティーヴン・キング
製作総指揮:リチャード・プライス、他
製作:MRC、他
出演:ベン・メンデルソーン、ビル・キャンプ、ジェレミー・ボブ、ジュリアンヌ・ニコルソン、メア・ウィニンガム、パディ・コンシダイン、ユル・ヴァスケス、ジェイソン・ベイトマン、マーク・メンチャカ、シンシア・エリヴォ

概要:ジョージア州の⼩さな田舎町で11歳の少年フランク・ピーターソンの惨殺死体が⾒つかる。目撃証言と物的証拠から高校教師でリトルリーグ・コーチでもあるテリー・メイトランドが逮捕されるが、事件当時は100km以上離れた場所にいたと言う明白なアリバイも見つかり、ベテラン刑事ラルフ・アンダーソンは困惑する。フランクの母は病死し、兄は復讐としてテリーを殺してしまう。事件に疑問を持ったラルフとテリーの弁護士は変わり者ではあるが天才的な探偵ホリー・ギブニー(!)を雇い、事件前のテリーの足取りを追わせる。

先日のエントリー【テレビシリーズ「キャッスルロック」はシーズン2で打ち切りか】でテレビシリーズ「キャッスルロック」の打ち切りをお伝えたばかりだが、また残念なニュースをお伝えすることになってしまった。

テレビシリーズ「アウトサイダー」は、日本国内では2020年4月にスターチャンネルで放送され、現在はAmazonプライムビデオ スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-で配信中。

また原作「The Outsider」の翻訳は文芸春秋社より出版が予定されている。

| | コメント (0)

2020/11/12

テレビシリーズ「キャッスルロック」はシーズン2で打ち切りか

Castlerock_20201112173901 海外ドラマNAVIが伝えるところによると、huluオリジナルのテレビシリーズ「キャッスルロック」はシーズン2での打ち切りが決定した模様。

スティーヴン・キング製作『キャッスルロック』シーズン2でキャンセルに

ニュースソースはこちら。

Castle Rock Cancelled at Hulu

「キャリー」(1976)のシシー・スペイセクをキャスティングしたり、キングファンお馴染みのポップ・メリル、エース・メリル親子やアラン・パングボーン、そして「ミザリー」でお馴染みのアニー・ウィルクス、その上ジャック・トランスの姪まで登場させて、鳴り物入りでスタートした「キャッスルロック」だったが、その神通力はシーズン3を引き寄せることはできなかった模様。

「キャッスルロック」と言うメイン州の架空の街を舞台に、スティーヴン・キングユニバースの様々な登場人物が絡み合い、謎が謎を呼びそれらの謎がどんどん拡がって行く。「キャッスルロック」は多くの視聴者が謎の解釈について自説をSNSで開陳する、と言う言わば「ツインピークス」(1990-1991、2017)のような社会現象を巻き起こすような作品を目指していたんだと思うが、それは叶わない夢だったのだろうか。

キングファンとしては残念な気持ちでいっぱいだ。

| | コメント (0)

2020/11/10

ジョーダン・ピールがホストをつとめる「トワイライト・ゾーン」第1話「コメディアン」もキングの影響を!?

Twilightzone さて、本日も全ての事象はスティーヴン・キングの影響を受けている、と言うキングファンの妄想的エントリー。

本日、俎上に乗せるのは、2020年11月23日より日本最大規模の海外ドラマ専門チャンネルスーパードラマTVで放送が開始される「トワイライト・ゾーン」(2019)第1話「コメディアン」

今回紹介する「トワイライト・ゾーン」(2019)は、2019年に米CBS ALL ACCESSで配信された「トワイライト・ゾーン」の3度目のリブート版で、驚いたことにジョーダン・ピールがホスト役で全話に登場する趣向。

まあイメージとしては「世にも奇妙な物語」のタモリの役柄をジョーダン・ピールがつとめる、と言うとわかりやすいかも知れない。

そんな「トワイライト・ゾーン」は、2020年11月23日より日本最大規模の海外ドラマ専門チャンネルスーパードラマTVで放送が開始される予定である。

Comedian 「コメディアン」  「トワイライト・ゾーン」 
監督:オーウェン・ハリス
脚本:アレックス・ルーベンス
出演:クメイル・ナンジアニ、アマラ・カラン、ディアラ・キルパトリック、ライアン・ロビンズ、トレイシー・モーガン
ホスト:ジョーダン・ピール

あらすじ:コメディアンのサミールはある日、観客からほとんど笑いを取れないまま自分の出番を終える。その後、憧れの芸人J・C・ウィーラーと出会い、舞い上がったサミールは、自分のネタやパフォーマンスのアドバイスをもらおうとする。するとJ・C・ウィーラーは、今のネタよりももっと個人的な話題をネタにするといいと助言する。

さて、この「コメディアン」のどのあたりがスティーヴン・キングの影響を受けているのか、と言う話だが、この「コメディアン」の物語は、売れないスタンダップ・コメディアンであるサミール(クメイル・ナンジアニ)が、偶然出会った著名なコメディアンJ・C・ウィーラー(トレイシー・モーガン)のアドバイスを受けた結果、ばかうけのコメディアンとなってしまうが、そのネタで取り上げた人物が次々と・・・・と言う物語。

そしてなんと、このコメディアンが体験する不思議な出来事の着地点がまるでスタンリー・キューブリックの「シャイニング」(1980)とおんなじなのだ。

「トワイライト・ゾーン」(2019)は、2020年11月23日よりスーパードラマTVで<独占日本初公開>となる作品であるため、具体的な影響については明確には語らないが、本作「コメディアン」「シャイニング」の影響を受けていることはわたしの妄想ではない、と言わざるを得ない。まあ影響を受けている、と言うよりはオマージュを捧げている、と言った方が正しいとは思うのだが。

ところで、この「コメディアン」は2019年4月にCBS ALL ACCESSで配信が開始されているのだが、2019年10月公開のトッド・フィリップス監督作品 「ジョーカー」(2019)との類似点も興味深い。

もしかしたら「シャイニング」に影響を受けている「コメディアン」は、回り回って「ジョーカー」に影響を与えているのかも知れない。

関心がある方はぜひ!
「コメディアン」はめちゃくちゃ面白いよ。

 

 

| | コメント (0)

2020/11/01

「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のタイトルデザインもキングの影響を

少し古い記事だが、2016年8月のArt of the Titleの記事が興味深い。

映画のタイトルデザインを扱うサイトである Art of Title が行った「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016)のメインタイトル・シークエンスのクリエイティブ・ディレクターであるミッチェル・ドゥハティへのインタビューを記事にしている。
なお「ストレンジャー・シングス 未知の世界」 のメインタイトルは2017年エミー賞のメインタイトルデザイン賞を受賞している。 

Stranger Things Art of Title


Stranger Things | Title Sequence [HD] | Netflix

今回紹介する記事は「ストレンジャー・シングス」のメインタイトルについてなのだが、ご存知の通り「ストレンジャー・シングス」の物語自体は1980年代のポップカルチャーの影響を大きく受けており、そのポップカルチャーの大きな潮流の一つとしてスティーヴン・キング作品の影響がある。

さてそれではどのあたりがスティーヴン・キングの影響を受けているのか、と言う話だが、「ストレンジャー・シングス」のメインタイトル・シークエンスのクリエイティブ・ディレクターであるミッチェル・ドゥハティはメインタイトルの製作について次のように語っている。

タイトル・シークエンスの製作に関する最初の電話会議は「ストレンジャー・シングス」の製作総指揮のショーン・レヴィがセッティングし、本作のショーランナーであるザ・ダファー・ブラザーズ(マット・ダファー、ロス・ダファー)が持っているイメージについて話し合われた。

その中で彼らは「ストレンジャー・シングス」 メインタイトルのイメージは、著名なタイトル・デザイナーであるリチャード・グリーンバーグが製作した次の作品のメインタイトルを例示した。「グーニーズ」(1985)、「アルタード・ステーツ/未知への挑戦」(1980)、「エイリアン」(1979)、「アンタッチャブル」(1987)、「デッド・ゾーン」(1983)等々。

その電話会議の後、彼らは彼らが、1980年代当時楽しみ親しんだ何冊かのペーパーバックをメインタイトルのタイポグラフィの参考にするように送ってきたが、それらの大半はスティーヴン・キング作品のものだった。

これらによって彼らは「ストレンジャー・シングス」 のタイトルに、1980年代のノスタルジックなイメージを求めていることがわかった。

Paperback インタビュー記事では明示されていないが、画像で紹介されている作品は次の通り。

「デッドゾーン」スティーヴン・キング
「ザ・スタンド」スティーヴン・キング
「キャリー」スティーヴン・キング
「Killer Crabs」ガイ・N・スミス
「The Cats」ニック・シャーマン
「ニードフル・シングス」スティーヴン・キング

彼らは、これらのペーパーバックのタイポグラフィのシンプルさだけではなく、リチャード・グリーンバーグが手がけた作品のメインタイトルを愛していることがわかり、彼らはフォントで勝負することを求めていることがわかった。

これはデザイナーにとって夢のような仕事だと感じた。

その後、彼らは第一話の脚本を送ってきて、撮影はまだ始まっていない中、シリーズ全体の詳細な説明を行った。彼らが求めているのは不気味さや不安さであることがわかり、バラバラになっているタイトルの文字が音楽に合わせて動く案の検討を始めた。

撮影前にタイトルデザインを検討する時間があることは珍しいことでかつ素晴らしいことだった。

彼らは撮影を始め、一区切りついたところでタイトルデザインの検討に戻る、と言う流れを繰り返した。

ミッチェル・ドゥハティが属している制作会社はグリーンバーグの制作会社から派生していることもあり、今回の「ストレンジャー・シングス」のタイトルデザインは、グリーンバーグの系譜にあたることについては、特に問題とは考えておらず、リスペクトすることはむしろ光栄なことだと感じていた。以前はオフィスでグリーンバーグを何度も見かけたことがあるし。

グリーンバーグの作品以外で影響を受けた作品としては、もちろんグリーンバーグの「デッドゾーン」については詳細に分析したが、それ以外にはパブル・フェロがデザインした「ブリット」(1968)を参考にした。

このあとのインタビュー記事は技術的な話になって行くので、簡単にまとめます。

タイトルデザインの文字の動きについてはダファー・ブラザーズの感触がよくなく、何回もやり直しを行い、1980年代のクリエイターの助言を受けて、デジタル製作(MAXON CINEMA 4Dを少し使用したが、ほとんどはAdobe After Effectsを使用)だが1980年代の技術をベースにした光学的な表現に落ち着いた。

1980年代の作品でお気に入りの不気味な作品は、「グーニーズ」(1985)、「E.T.」(1982)、「スター・ウォーズ」(1977-1983)、特に「エイリアン」(1979)。

インタビュー記事についてはやっつけ仕事の意訳なので関心がある方は是非【Stranger Thing】を参照願います。

製作途中のタイトルの動画や静止画も掲載されているので、いろいろと興味深いです。

また「ストレンジャー・シングス 未知の世界」自体はキングファンに超おすすめの作品です。

「ストレンジャー・シングス 未知の世界」は現在のところ、全3シーズン。全25話。シーズン4の製作が発表されている。

関心がある方は是非、Netflixで。

「ストレンジャー・シングス 未知の世界」 Netflix


「ストレンジャー・シングス 未知の世界」第1話 特別映像 - Netflix [HD]

| | コメント (0)

2020/10/25

スティーヴン・キングとジョー・ヒルの短篇がアニメ化される「The Creepshow Halloween Special」の予告編公開

2020年10月23日、当ブログのエントリー【「生きのびるやつ」が10月配信の「The Creepshow Halloween Special」で映像化か】でお伝えした「The Creepshow Halloween Special」だが、Shudderの公式Youtubeチャンネルで予告が公開された。


A Creepshow Animated Special - Official Trailer [HD] | A Shudder Original

今回配信される「The Creepshow Halloween Special」は、2019年にShudderで配信されたテレビシリーズ「Creepshow」(全6エピソード)の新シリーズと言う位置付けのスペシャル版で、2020年10月26日にShudderでプレミア配信される予定。

この「The Creepshow Halloween Special」では、スティーヴン・キングの短篇「生きのびるやつ」とジョー・ヒルの短篇Twittering from the Circus of the Deadがアニメーション化される。アニメーション製作はOctopie animation studio

なお、残念ながら日本国内からShudderは視聴できない。

Creepshowanimated 「生きのびるやつ」 「スケルトンクルー<3> ミルクマン」(扶桑社ミステリー文庫)に収録
監督:グレッグ・ニコテロ
出演:キーファー・サザーランド
原作:スティーヴン・キング

「Twittering from the Circus of the Dead」
監督:メラニー・デール
出演:ジョーイ・キング
原作:ジョー・ヒル

 

 

| | コメント (0)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

「Bazaar of Bad Dreams」 「'The Bazaar of Bad Dreams」 「11/22/63」 「1408」 「1922 星もなく深い闇」 「A Face in the Crowd」 「A Good Marriage」 「American Vampire」 「Ayana」 「Bad Little Kid」 「BLAZE」 「Blockade Billy」 「Doctor Sleep」 「Faithful」 「FULL DARK, NO STARS」 「Ghost Brothers of Darkland County」 「Guns」 「Herman Wouk is Still Alive」 「If it Bleeds」 「In the Tall Grass」 「Joyland」 「Just After Sunset」 「Later」 「Mile 81」 「Morality」 「Mr. Mercedes」 「Mute」 「N.」 「Obits」 「On Slide Inn Road」 「Premium Harmony」 「Revival」 「Road Rage」 「The Bazaar of Bad Dreams」 「THE GUNSLINGER BORN」 「The Institute」 「THE LONG ROAD HOME」 「The Outsider」 「The Road of Trials」 「The Secretary of Dreams」 「THE WIND THROUGH THE KEYHOLE」 「Throttle」 「Under the Dome」 「Ur」 「いかしたバンドのいる街で」 「おばあちゃん」 「しなやかな銃弾のバラード」 「わるい夢たちのバザール」 「アトランティスのこころ」 「イット」 「ウィラ」 「エアロバイク」 「キャッスルロック」 「キャッツ・アイ」 「キャリー」 「キングダム・ホスピタル」 「クリスティーン」 「クリープショー」 「クージョ」 「グリーン・マイル」 「コロラド・キッド」 「ゴースト」 「ゴールデンボーイ」 「ゴールデン・イヤーズ」 「サン・ドッグ」 「ザ・スタンド」 「ザ・チャイルド:悪魔の起源」 「シャイニング」 「シュッシュッポッポきかんしゃチャーリー」 「ショーシャンクの空に」 「シークレット・ウインドウ」 「ジェラルドのゲーム」 「ジョウント」 「ジンジャーブレッド・ガール」 「スタンド・バイ・ミー」 「スティーブン・キングの悪魔の嵐」 「スニーカー」 「スライサー」 「スリープウォーカーズ」 「セル」 「タリスマン」 「ダークタワー」 「ダークタワー」シリーズ 「ダーク・ハーフ」 「ディスコーディア」 「デスペレーション」 「デッド・ゾーン」 「トウモロコシ畑の子供たち」 「トミーノッカーズ」 「トム・ゴードンに恋した少女」 「トラックス」 「ドラゴンの眼」 「ドランのキャデラック」 「ドリームキャッチャー」 「ドロレス・クレイボーン」 「ナイトメアズ&ドリームスケープス」 「ナイト・フライヤー」 「ニードフル・シングス」 「ハイスクール・パニック」 「バトルランナー」 「バーチャル・ウォーズ」 「ビッグ・ドライバー」 「ビッグ・ドライヴァー」 「ファイアスターター」 「ファミリー・シークレット」 「ブラック・ハウス」 「ブルックリンの八月」 「ブロス/やつらはときどき帰ってくる」 「ヘイヴン」 「ヘッド・ダウン」 「ペット・セマタリー」 「ポプシー」 「マイル81」 「マングラー」 「マンハッタンの奇譚クラブ」 「マーティ」 「ミザリー」 「ミスター・メルセデス」 「ミスト」 「ミルクマン」 「メイプル・ストリートの家」 「ライディング・ザ・ブレット」 「ランゴリアーズ」 「リーシーの物語」 「レギュレイターズ」 「ローズ・マダー」 「ローズ・レッド」 「一四〇八号室」 「不眠症」 「丘の上の屋敷」 「争いが終るとき」 「人狼の四季」 「人間圧搾機」 「入り江」 「公平な取引」 「刑務所のリタ・ヘイワース」 「十時の人々」 「呪われた町」 「回想のビュイック8」 「図書館警察」 「地下室の悪夢」 「地獄のデビル・トラック」 「夏の雷鳴」 「夕暮れをすぎて」 「夜がはじまるとき」 「小説作法」 「幸運の25セント硬貨」 「彼らが残したもの」 「悪霊の島」 「悪魔の嵐」 「戦場」 「携帯ゾンビ」 「暗黒の塔」シリーズ 「最後の抵抗」 「死のロングウォーク」 「死の舞踏」 「死霊の牙」 「死霊伝説」 「深夜勤務」 「炎の少女チャーリー」 「生きのびるやつ」 「痩せゆく男」 「眠れる美女たち」 「神々のワードプロセッサ」 「禁煙挫折者救済有限会社」 「秘密の窓、秘密の庭」 「第四解剖室」 「素晴らしき結婚生活」 「自宅出産」 「芝刈り機の男」 「超高層ビルの恐怖」 「道路ウィルスは北に向かう」 「闇の展覧会 霧」 「雨期きたる」 「電話はどこから……?」 「霧」 「音楽室」 「骨の袋」 「骸骨乗組員」 「黙秘」 「8つの悪夢」 お買い物 はじめに・・・・ オーウェン・キング オーディオブック キャッスルロック キングが受けた影響 キングの影響 キング絶賛 ゲーム  コレクション ジョー・ヒル スティーヴン・キング スティーヴン・キング研究序説 タビサ・キング ダラー・ベイビー トリビア ポップ・オブ・キング リチャード・バックマン レッドソックス レビュー/アニメ レビュー/テレビムービー レビュー/小説 レビュー/映画 レビュー/舞台 ロック・ボトム・リメインダーズ 国内BD 国内DVD 国内アニメ 国内テレビ 国内ニュース 国内マンガ 国内出版物 展覧会 拾い物 映画 海外BD 海外DVD 海外テレビ 海外ニュース 海外出版物 舞台 関連書籍