カテゴリー「「骨の袋」」の13件の投稿

2012/08/18

「スティーヴン・キング 骨の袋」は本日21時より

「骨の袋」
先日のエントリー『テレビムービー「骨の袋」日本国内放送決定!』で紹介した「スティーヴン・キング 骨の袋」だが、本日21時よりスター・チャンネル2で無料放送の予定。

無料放送なので、チューナーさえあれば観られると思いますよ。

お忘れなきように。

スティーヴン・キング 骨の袋[前編]
放送局:スター・チャンネル2
放送日:8月18日(土) 21:00〜 (無料放送)
放送日:8月24日(金) 21:00〜
放送日:8月29日(水) 11:30〜

スティーヴン・キング 骨の袋[後編]
放送局:スター・チャンネル2
放送日:8月19日(日) 21:00〜 (無料放送)
放送日:8月24日(金) 22:30〜
放送日:8月30日(木) 11:30〜

「骨の袋」
監督:ミック・ギャリス
原作:スティーヴン・キング 「骨の袋」(新潮文庫)
脚本:スティーヴン・キング、マット・ヴァン
出 演:ピアース・ブロスナン(マイク・ヌーナン)、メリッサ・ジョージ(マッティー)、Caitlin Carmichael(カイラ)、アナベス・ギッシュ(ジョー・ヌーナン)、アニカ・ノニ・ローズ(セーラ・ティドウェル)、ジェイソン・プリーストリー (マーティ)、ウィリアム・シャラート(マックス・デヴォア)

「骨の袋」
著者:スティーヴン・キング
翻訳:白石朗
装画:藤田新策
出版社:新潮社(新潮文庫)

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2012/07/24

テレビムービー「骨の袋」日本国内放送決定!

「骨の袋」
スティーヴン・キング原作、ミック・ギャリス監督のテレビムービー「骨の袋」の日本国内での放送が決定した模様。

スター・チャンネルにて、8月18日(土)より。

「骨の袋」
監督:ミック・ギャリス
原作:スティーヴン・キング 「骨の袋」(新潮文庫)
脚本:スティーヴン・キング、マット・ヴァン
出演:ピアース・ブロスナン(マイク・ヌーナン)、メリッサ・ジョージ(マッティー)、Caitlin Carmichael(カイラ)、アナベス・ギッシュ(ジョー・ヌーナン)、アニカ・ノニ・ローズ(セーラ・ティドウェル)、ジェイソン・プリーストリー(マーティ)、ウィリアム・シャラート(マックス・デヴォア)

スティーヴン・キング原作。妻を亡くした小説家が遭遇する亡霊と、血塗られた呪いの恐怖を描く超自然ホラー2部作の前編。

「モダン・ホラーの帝王」スティーヴン・キングのベストセラー「骨の袋」を映像化。日本初公開となる2話完結のミニ・シリーズ。怪奇現象によるホラー要素を散りばめつつも、次第に明かされる妻の死の真相と田舎町にまつわる謎の数々、そして妻との深い絆といったドラマ性など、単なるホラー映画では終わらせないキング作品の深い魅力が詰まった一作。5代目ボンドで知られるピアース・ブロスナンの円熟味溢れる演技も必見。

スティーヴン・キング 骨の袋[前編]
放送局:スター・チャンネル2
放送日:8月18日(土) 21:00〜
放送日:8月24日(金) 21:00〜
放送日:8月29日(水) 11:30〜

【ストーリー】最愛の妻ジョーに先立たれ、スランプに陥ったベストセラー作家のマイク・ヌーナン。深い悲しみから立ち直ることができず、夜毎 の悪夢に悩まされていた彼は、妻との思い出の地で人里離れた湖畔ダーク・スコア・レイクへ向かう。そこでしばしの療養をすることに決めたマイクは、偶然出 会ったうら若き未亡人母子と親しくなる。次第にその傷を癒していくマイクだったが、彼が滞在していた別荘で数々の怪奇現象が起こり始め…。

スティーヴン・キング 骨の袋[後編]
放送局:スター・チャンネル2
放送日:8月19日(日) 21:00〜
放送日:8月24日(金) 22:30〜
放送日:8月30日(木) 11:30〜

【ストーリー】妻の死から次第に立ち直り、見違えるように書く力を取り戻したマイクだったが、夜毎の悪夢はますます酷くなっていた。さらには、かつてこの地で不良グループに娘と共に惨殺された歌手セーラ・ティドウェルが、たびたび悪夢に登場するように。彼女の正体、過去を調べていくうちに、彼女の存在が、怪奇現象の数々と関連していることに気づいたマイクは、さらにこの事件と妻とを結ぶ意外な事実を知る…。

因みにこの「骨の袋」の放送は、スター・チャンネルの、〈1カ月まるごと 恐怖の31夜連続放送 真夏のホラー映画大特集〉の企画の一環。

キング関連では「ゴールデンボーイ」も放送される模様。

またスター・チャンネルではスティーヴン・キング原作のホラー作品や、「骨の袋」の見どころを紹介する「真夏のホラー・アカデミー/スティーヴン・キング編」と言う番組も放送される。

「真夏のホラー・アカデミー/スティーヴン・キング編」
出演は、有村昆と滝沢沙織。

こちらも楽しみですね。

「骨の袋」
著者:スティーヴン・キング
翻訳:白石朗
装画:藤田新策
出版社:新潮社(新潮文庫)

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2011/08/09

「骨の袋」のセーラ・ティドウェルはアニカ・ノニ・ローズか!?

アニカ・ノニ・ローズ 何度かお伝えしている「骨の袋」のテレビシリーズ化情報だが、2011年8月3日にVariety SHOWBLITZが伝えるところによると、「ドリームガールズ」(2006)や「プリンセスと魔法のキス」(2009)のアニカ・ノニ・ローズが出演するらしい。

Rose blooms for A&E mini

記録のため、全文を引用する。

EXCLUSIVE: Anika Noni Rose has been cast in A&E's upcoming Stephen King miniseries "Bag of Bones," reports Stuart Levine of Variety.

Rose will play Sara Tidwell, a blues singer who haunts a bestselling novelist (Pierce Brosnan) embroiled in a bitter custody battle.

She is a Tony Award winner for her role in "Caroline, or Change," guested in the most recent season of CBS' "The  Good Wife" and co-starred in the bigscreen version of "Dreamgirls."

なんと、しかもアニカ・ノニ・ローズはセーラ・ティドウェルを演じるらしい。

と言うことは、おそらくだが、ケリー・ローランドの出演はなくなったかな。

当ブログの推測ですが、セーラ・ティドウェル役については、元ディスティニーズ・チャイルドのケニー・ローランドから、元ディスティニーズ・チャイルドのビヨンセが出演した「ドリームガールズ」のアニカ・ノニ・ローズへと言うキャスティング・ディレクターの思考の流れが面白いですよね。

個人的には「ドリームガールズ」まで行くんだったら、ジェニファー・ハドソンが良かったんじゃないかなと思う。

現在までのスタッフ及びキャスト情報をまとめると次の通り。

監督:ミック・ギャリス
原作:スティーヴン・キング
脚本:マット・ヴァン
製作:ソニー・ピクチャーズ・テレビジョン

キャスト:ピアース・プロスナン(マイクル・ヌーナン)
アナベス・ギッシュ(ジョアンナ・ヌーナン)
メリッサ・ジョージ(マッティ)
アニカ・ノニ・ローズ(セーラ・ティドウェル)
ケリー・ローランド(?)

【ご参考】「骨の袋」の映像化に関する過去のエントリー。

「骨の袋」も映画化か!? 2007年8月
テレビシリーズ「骨の袋」7月から撮影開始か!? 2011年6月
スティーヴン・キングの「骨の袋」がピアース・ブロスナン主演でドラマ化! 2011年7月
テレビシリーズ「骨の袋」にメリッサ・ジョージも出演か!? 2011年7月
テレビシリーズ「骨の袋」のアートワークが・・・・ 2011年8月

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2011/08/05

テレビシリーズ「骨の袋」のアートワークが・・・・

テレビシリーズ「骨の袋」アンオフィシャルポスター スティーヴン・キングのオフィシャル・サイトで、2夜連続4時間のテレビシリーズの制作が予定されている「骨の袋」のアートワークが公開された。

このポスターの画像の左下にアンオフィシャル・アートワークと明記されているが、デザイン的にどうよ、と言う気持ちでいっぱいです。

アートワークのコンセプトは、「骨の袋」に印象深く登場する、知らないうちにメッセージを発信する冷蔵庫にくっつけられたマグネット。

まあ、デザイナーの気持ちはわからないではありませんが、デザイン自体は地味でかつ微妙ですよね。

「骨の袋」オフィシャル・サイト

このテレビシリーズの制作にはソニー・ピクチャーズ・テレビジョンが噛んでいるので、日本でもそのうち放送されるんじゃないかな、と期待しています。

AXNさんあたりで放送していただけないでしょうかね。

原作小説「骨の袋」は大変面白いので、未読の方はこの機会に是非。
スチュアート・ウッズの「湖底の家」と比較すると興味深いかもよ。


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2011/07/31

テレビシリーズ「骨の袋」にメリッサ・ジョージも出演か!?

2011年7月28日に海外ドラマNAVIが伝えるところによると、テレビシリーズ「骨の袋」に、「グレイズ・アナトミー」のメリッサ・ジョージも出演する模様。

スティーヴン・キング原作「骨の袋」TVミニシリーズに「グレイズ・アナトミー」のメリッサ・ジョージも出演!

記録のため、全文を引用する。

映画「007」の5代目ボンド役であるピアース・ブロスナンを主演に迎え、実写化が決定したスティーヴン・キング原作の小説「骨の袋」のミニドラマ シリーズ。本作に「グレイズ・アナトミー」でサディ役を演じていたオーストラリア人女優のメリッサ・ジョージも出演することが明らかになった。

メリッサが演じるのは、霊感の強い不思議な娘を持つ若き未亡人マティ。「骨の袋」の主人公で、最愛の妻に先立たれたベストセラー作家のマイク・ヌー ナンは、ある日亡き妻との思い出の湖畔を訪れた際にマティと出会い、娘の親権を奪おうとする義父と闘うマティを助けるうちに、彼女に夢中になっていくのだ という。2夜連続で4時間にわたり放送される予定の同ミニシリーズには、メリッサのほかにも、亡き妻ジョー役に「ブラザーフッド」などの出演でお馴染みの アナベス・ギッシュ、さらには元デスティニーズ・チャイルドのケリー・ローランドなど、豪華キャストの出演が予定されている。

オーストラリアの長寿ドラマ「Home and Away」でデビューしたメリッサは、これまでに「フレンズ」「エイリアス」「ライ・トゥー・ミー 嘘の瞬間」など、多くの人気ドラマに出演を果たして いる美人女優! 妖艶な彼女がどんな未亡人を見せてくれるのか、こちらも期待大だ。(海外ドラマNAVI)

現在までのスタッフ及びキャスト情報をまとめると次の通り。

監督:ミック・ギャリス
原作:スティーヴン・キング
脚本:マット・ヴァン
製作:ソニー・ピクチャーズ・テレビジョン

キャスト:ピアース・プロスナン(マイクル・ヌーナン)
アナベス・ギッシュ(ジョアンナ・ヌーナン)
メリッサ・ジョージ(マッティ)
ケリー・ローランド(セーラ・ティドウェルか!?)

【ご参考】「骨の袋」の映像化に関する過去のエントリー。

「骨の袋」も映画化か!? 2007年8月
テレビシリーズ「骨の袋」7月から撮影開始か!? 2011年6月
スティーヴン・キングの「骨の袋」がピアース・ブロスナン主演でドラマ化! 2011年7月

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2011/07/26

スティーヴン・キングの「骨の袋」がピアース・ブロスナン主演でドラマ化!

2011年7月25日にシネマトゥディが伝えるところによると、スティーヴン・キングの「骨の袋」のテレビシリーズ化について、ピアース・ブロスナンがマイクル・ヌーナンにキャスティングされている模様。

「モダン・ホラーの帝王」スティーヴン・キングの小説が5代目ボンド、ピアース・ブロスナン主演でドラマ化!

記録のために全文を引用する。

 [シネマトゥデイ映画ニュース] 数々の傑作ホラー小説を執筆し、映像化作品の人気も高い「モダン・ホラーの帝王」スティーヴン・キングの小説「骨の袋」が、ピアース・ブロスナンを主演に迎えたテレビシリーズとして実写化されることになった。

 「キャリー」「シャイニング」などヒット映画の原作となり、「IT/イット」「ザ・スタンド」、近年では「デッド・ゾーン」の再映像化など、ドラマ作品の人気も高いキング作品の、新たなテレビシリーズ化が決定した。報じたデッドラインによると、新たに映像化されるのは、1998年(邦訳は2000年)に出版された「骨の袋」。米メイン州にある人里はなれた湖を舞台に、妻に先立たれ、思い出の湖畔の別荘に訪れたベストセラー作家の、一人の少女と、その土地にまつわる血みどろの亡霊たちとの遭遇、そして妻の死の謎を描くゴーストストーリー。

 妻に先立たれたことで小説を書けなくなった主人公、マイク・ヌーナンを演じるのは、映画「007」シリーズで5代目ジェームス・ボンドを演じたピアース・ブロスナン。突然死を迎えるマイクの妻を「スティーヴン・キングのデスペレーション」でキング作品に参加したこともある、アナベス・ギッシュが演じ、監督は同作や「ザ・スタンド」など、キングのテレビ作品を多く手掛けるミック・ギャリスが監督を務める。製作するのは、米ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンで、撮影は8月からカナダで開始。アメリカでは今年の冬、4時間にわたる2夜連続のミニシリーズとして放送される。

 これまでにも映画化などの実写化企画も報じられてきた「骨の袋」。ようやくの実写化にキングファンの注目が集まるのはもちろん、ボンド役で名をはせたピアースが、キング作品の世界で、妻の死の謎に苦悩する小説家をどう演じるのかも楽しみだ。(編集部・入倉功一)

ニュースソースは、ここ。

A&E Greenlights 'Stephen King's Bag Of Bones' Miniseries Starring Pierce Brosnan

情報をまとめると、

監督:ミック・ギャリス
原作:スティーヴン・キング
脚本:マット・ヴァン
製作:ソニー・ピクチャーズ・テレビジョン

キャスト:ピアース・プロスナン(マイクル・ヌーナン)、アナベス・ギッシュ(ジョアンナ・ヌーナン)、ケリー・ローランド(セーラ・ティドウェルか!?)

因みにケリー・ローランドは、デスティニーズ・チャイルドの元メンバーで現在はソニー・ミュージック所属のアーティスト。

もし彼女がセーラを演じるんだったらこれは音楽的に素晴らしいかも。

例えば、ジェニファー・ハドソンとビヨンセの「ドリームガールズ」みたいに話題にならないかな、と思っちゃう。


【ご参考】「骨の袋」の映像化に関する過去のエントリー。

「骨の袋」も映画化か!? 2007年8月
テレビシリーズ「骨の袋」7月から撮影開始か!? 2011年6月

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2011/06/01

テレビシリーズ「骨の袋」7月から撮影開始か!?

2011年5月30日にDREAD CENTRAL.COMが伝えるところによると、スティーヴン・キングの「骨の袋」のテレビシリーズの撮影が7月6日からスタートする模様。

Stephen King's Bag of Bones Begins Filming in July

この記事によると、テレビシリーズ「骨の袋」の撮影は、カナダのノバスコシア州において、2011年7月6日に開始され、予定では8月31日まで続く模様。
因みに、5月30日時点で「骨の袋」のプリプロダクションがスタートしている模様。

「骨の袋」
監督:ミック・ギャリス
脚本:マット・ヴァン
原作:スティーヴン・キング 「骨の袋」(新潮文庫刊)

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2009/12/07

「タッチ」と「骨の袋」をめぐる冒険

今日は「タッチ」「骨の袋」に関する余談。

何故こんな話を書いているか、と言うと12月5日に酒を飲みながら日本映画専門チャンネルで映画「タッチ」をたまたま見ていたら、もしかしたらスティーヴン・キングの「骨の袋」とひっかけてアカデミックな考察が出来るんじゃねーの、と思ったから。
映画「タッチ」のレビューはこちら

昨日「骨の袋」のレビューをエントリーしたのも、今日のエントリーの伏線、と言うことです。

わたしは、あだち充のマンガ「タッチ」を少年サンデーで読んでいる。
つまり、連載第1回目からずっと読んでいる、と言うことである。

従って、達也と和也、そして南ちゃんの能天気な日々を能天気に楽しんでいた訳である。
そして、和也の突然の死。

あだち充の野郎、とんでもないことをしやがったな!

そう、わたしたち読者は、和也の死の時点で、達也と和也、そして南ちゃんが生まれた頃から現在までの全ての出来事を知っており、そのため読者の心の中には彼らの人生が既に存在している訳なのである。

そこでわたしははたと気付く訳である。
何故この物語のタイトルが「タッチ」であるのかを。
何故「カッチ」ではなく「タッチ」だったのか、を。

あだち充の野郎、最初から和也を殺す気だったんだな!

つまり、「タッチ」の物語は、和也が最初から物語の途中で死ぬことを設定されており、あだち充は読者に対し、和也のキャラクターに感情移入させることに腐心しているのだ。

あだち充の野郎、血も涙もないのかよ!

寒気がした。
物語を作るためにはこんなにも冷徹な心が必要なのか、と。

ここで思い出すのはキングの「骨の袋」

先日のエントリーで紹介したように、キングの「骨の袋」の物語は、最愛の妻に先立たれたベストセラー作家マイク・ヌーナンが湖畔の別荘(セーラ・ラフス)で体験する、過去の街ぐるみの犯罪と、その犯罪の被害者で ある死者の、現在における復讐劇を縦軸に、マイクが属している出版業界の内幕や、マイクが体験するライターズ・ブロック、そして淡い恋心、また今回の出来事を手記としてまとめたマイクが感じるフィクション中のキャラクターの安易な死に対する責任を、−−おそらくこれはキング自身の考えであろう、−−明示する作品に仕上がっているのだ。

キャラクターは記号でしかない、と言う考えもあるだろうし、フィクションはフィクションに過ぎない、訳だが、物語をすすめるために、物語を盛り上げるために、登場人物に影響と動機を与えるために、安易にキャラクターを殺すことについて、考える時期に来ているのかも知れない。

余談ですが、ピクサー・アニメーション・スタジオの「カールじいさんの空飛ぶ家」では、冒頭に、主人公のカールじいさんとエリーと彼らの家の過去から現在までを描写して感情移入させるシークエンスがあります。「タッチ」的な手法とも言えますね。

3 当然ながら、2009/12/05日本公開の「カールじいさんの空飛ぶ家」はキングの「IT」の影響を受けていると思われますけど、いかがでしょうか。
きっとみんな「ふわふわ浮かぶ」と思うよ。

因みに、「カールじいさんの空飛ぶ家」の原題は「UP」
これまた「IT」とそっくりですな。

きっと「IT」そっくりなシーンがあると思うよ。

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2009/12/06

「骨の袋」

INTRODUCTION

最愛の妻に先立たれたベストセラー作家マイク・ヌーナン。彼はその後毎夜の悪夢に悩まされる。夢の舞台は決まって妻との思い出が宿る湖畔の別荘。ヌーナンは吸い寄せられるように別荘へと向かった。そこで彼を待ち受けていたのは、彼の運命を激変させる一人の少女。怪奇現象が多発し、過去の忌まわしい犯罪に対して死者がヌーナンにつきまとう。絶叫ゴースト・ストーリーの開幕!

ヌーナンと知り合った少女を、異常な地元の権力者マックス・デヴォアがつけねらう。デヴォアとの戦いを余儀なくされたヌーナンだが、彼は亡き妻の意外な真実を知ることになる。さらに過去にこの地で活躍していた黒人歌手セーラに対する忌まわしい犯罪が明らかに。セーラは復讐のために霊界から戻ってきたのか?彼女が企んでいる邪悪な野望を、もはや阻止することは出来ないのか!?

REVIEW

本作は、スティーヴン・キングが1998年に発表した"BAG OF BONES"の邦訳である。

物語は、最愛の妻に先立たれたベストセラー作家マイク・ヌーナンが湖畔の別荘(セーラ・ラフス)で体験する、過去の街ぐるみの犯罪と、その犯罪の被害者である死者の、現在における復讐劇を縦軸に、マイクが属している出版業界の内幕や、マイクが体験するライターズ・ブロック、そして淡い恋心、また今回の出来事を手記としてまとめたマイクが感じるフィクション中のキャラクターの安易な死に対する責任を、−−おそらくこれはキング自身の考えであろう、−−明示する作品に仕上がっている。

この物語を過去の陰惨な犯罪から派生する、その犯罪の加害者の子孫に対する因果応報という見方をするならば、横溝正史の一連の金田一耕介シリーズのうち、「八つ墓村」を始めとする閉鎖された村や島の家社会や因習を題材とした物語群や、スチュアート・ウッズの「湖底の家」を髣髴とさせる。
特に、物語の舞台背景から、調査の過程、スーパー・ナチュラルな存在等について「湖底の家」との類似性は否めない事実であり、興味深い。

また、本作は作家が創作したキャラクターは、いくら描写に力を入れようと「骨の袋」にしか過ぎない、という考え方と、「骨の袋」にしか過ぎないキャラクターであっても、プロット上の理由による安易なキャラクターの死についても作家は全責任を負う。というある種矛盾した考え方を、キングはマイクの言葉を借り、作家として提言しています。

これはキングが考える作家の限界を示している、という見方も出来ますし、また別の観点からは、キャラクターの死について真摯な態度で望め、という事を示している、と考えられます。

これは特にこの物語の中心人物である一人のキャラクターの死に対するところが大きいと考えられます。キングの描写によりそのキャラクターは、読者にとってすでに「骨の袋」以上の存在となっており、読者はそのキャラクターの死に対し、怒りや悲しみ、そして大いなる喪失感を味わうことになるのです。
そこでマイクはそのキャラクターの死に接し、フィクションの中でのキャラクターの死に対する作家の責任に思い当るのです。これはキングとマイクという二人の作家と、本書「骨の袋」とマイクの手記というフィクションとメタ・フィクション的な構造となっている訳であり、その辺りを勘ぐるとこれは物語にリアリティを付与するためのひとつの手法である、という観方も出来る訳ですが、わたしはストレートに受け取ることをおすすめします。

また、マイク・ヌーナンが体験するライターズ・ブロックとそれに対する対策は、−−出版しない作品群を銀行の貸金庫に預けておく −−、2002年のキング引退説の中で、キングが語ったと言われること、−−J.D.サリンジャーのように、書き上げた作品を貸金庫に預けておく、−−とリンクし、非常に興味深いものがあります。


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2009/11/14

"Stephen King on His 10 Longest Novels"

Stephen King on His 10 Longest Novelstime.comに興味深い記事が掲載されているので紹介する。

"Stephen King on His 10 Longest Novels"

曰く、スティーヴン・キングの作品で最も厚い10作品は次の通り。因みにページ数は原書でのページ数。

「ザ・スタンド」: 1,153ページ
「イット」: 1,138ページ
「Under the Dome」: 1,072ページ
「不眠症」: 787ページ
「デスペレーション」: 690ページ
「ニードフル・シングス」: 690ページ
「ドリームキャッチャー」: 620ページ
「悪霊の島」: 607ページ
「トミーノッカーズ」: 558ページ
「骨の袋」: 529ページ

一応、全作品についてキングのコメントがついているので、関心がある方は、是非のぞいてみて下さい。

「イット」と「スタンド」と「Under the Dome」 ついでに、各ページにキングに対する電話インタビューのポッドキャストがついているので、聴いてみると面白いかも。
声を聞く限りはキングは元気そうですよ。

因みに写真はキングの厚い本ベスト3だったりする。

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