さて、今日も全ての事象はスティーヴン・キングの影響を受けている、と言うキングファンの妄想的エントリー。
今日、俎上に乗せるのは、アニメーション作品「Another(アナザー)」#01「Rough Sketch -素描-」。
「Another」
実はわたし、本作「Another」の原作である綾辻行人の同名小説「Another」を持ってます。まだ最後まで読んでないけど・・・・
と言うのも、実はわたし「Another」の主人公がホラー好きで、作品中でスティーヴン・キングの小説を読んでいる、と言うことは知ってまして、2009年の時点でハードカバーを購入、読まないうちに2011年に文庫本が出て、2012年にアニメ化されてしまい、こりゃまたまずいな、と慌てて読み始めた、と言う次第。
さて、それでは今日の本題、アニメーション作品「Another」のどの辺がキングの影響を受けているのか、と言う話なのだが、実際のところは影響を受けている、と言うよりは伏線に使われているのではないかな、と考えている。
まぁ、先ほどお話しした通り、わたしはまだ原作を最後まで読んでいないんだけどね。
「Another(アナザー)」#01「Rough Sketch -素描-」
父の仕事の都合で、夜見山市の祖父母宅へ引っ越してきた榊原恒一は、引っ越し早々、気胸を患い入院する。
そんな恒一は、病室でスティーヴン・キングの「ペット・セマタリー」を読んでいた。
画面ではサイドテーブル上のハードカバー版「ペット・セマタリー」が確認できる。
キングの「ペット・セマタリー」を目ざとく見つけた看護士は「ほほう、今度はキング先生ですか、ホラー少年」と恒一をからかう。
どうやら、恒一は入院中の期間、ホラー小説を次々と読んでいた、と推測できる。
ところで、恒一の退院後に明らかになるのだが、祖父母の家には、古い自動車が放置されている。
これは、まさか! 「クリスティーン」!?
ヘッドライトとフロントグリルがなんとなくプリムス・フューリーに似てますよね。
ところで、本作「Another」の冒頭のプロローグでは、26年前に起きた3年3組のミサキ事件が語られている。物語の時制は1998年。その26年前は1972年。
本作「Another」では、26年前の1972年に何かが起きて、おそらく26年後の1998年にも何かが起きるのだろう。
26年毎に何かが起きるとしたら、もしかしてこれは「IT」ですか。
もしかしたら、「Another」と「IT」ということで、代名詞つながりでしょうかね。
ともかく、原作「Another」では「呪われた町」「ペット・セマタリー」「ミザリー」が登場するので、アニメ「Another」にもしばらくの間、注目して行きたいと思います。
余談ですが、「Xの悲劇」もアニメ版に登場していましたよ。
あとタイトルが判別できない作品も。
文庫版「Another」の装画はキングの「クリスティーン」の装画に似てますよね。上・下巻の構成が。
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