カテゴリー「「ブルックリンの八月」」の3件の投稿

2009/06/24

"Nightmares & Dreamscapes"オーディオ・ブックが試聴できます。

先日のエントリー(「豪華俳優陣による"Nightmares & Dreamscapes"オーディオ・ブックリリース決定か!?」)で続報をお伝えしたオーディオ・ブック版"Nightmares & Dreamscapes"だが、SIMON & SCHUSTERのサイトでその一部の試聴が出来る模様。

"Dolan's Cadillac And Other Stories"
試聴:「幼子よ、われに来たれ」
朗読:ウーピー・ゴールドバーグ

"Chattery Teeth And Other Stories"
試聴:「チャタリー・ティース」
朗読:キャシー・ベイツ

"The House on Maple Street And Other Stories"
試聴:「ヘッドダウン」
朗読:スティーヴン・キング

 

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2009/06/15

豪華俳優陣による"Nightmares & Dreamscapes"オーディオ・ブックリリース決定か!?

"Nightmares & Dreamscapes"のオーディオ・ブックがなんとも無駄に豪華な俳優陣によって朗読される話は2008年12月のエントリー「キング作品をあの俳優が朗読!?」でお伝えしたが、どうやらこれ、映画「ドランのキャデラック」とのタイアップのつもりだったらしい。

当初は2009年2月にリリースされる予定だったが、どうやら2009年6月30日に本当に出るらしい。

因みに今回の"Nightmares & Dreamscapes"オーディオ・ブック版は、当初はVol.1、Vol.2の二分冊の予定だったようなのだが、結局は豪華絢爛デラックスな三分冊になった模様。

余談だけど、Vol.3はどうやらボーナス・トラックのような取り扱いのようですね。

1 "Nightmares & Dreamscapes Vol.1"
「ドランのキャデラック」

ロブ・ロウ

「幼子よ、われに来たれ」

ウーピー・ゴールドバーグ

「クラウチ・エンド」

ティム・カリー

「雨期きたる」

イヤードリー・スミス

2 "Nightmares & Dreamscapes Vol.2"
「チャタリー・ティース」

キャシー・ベイツ

「かわいい子馬」

ジェリー・ガルシア

「スニーカー」

デヴィッド・クローネンバーグ

「献辞」

リンゼイ・クローズ

3 "Nightmares & Dreamscapes Vol.3"
「メイプル・ストリートの家」

タビサ・キング

「アムニー最後の事件」
ロバート・B・パーカー
「ヘッド・ダウン」

スティーヴン・キング

「ブルックリンの八月」
スティーヴン・ジェイ・グールド

クローネンバーグは一部俳優としても活動しているので、まあわかるが、なんとロバート・B・パーカーが登場するとは・・・・。
こりゃビックリですわ。

因みに、「パンダの親指」「ニワトリの歯」等でも知られるスティーヴン・ジェイ・グールド(古生物学者、進化生物学者、科学史家)は自他ともに認める超ベースボールファンで、ベースボールに関するエッセイも書いている。

グールドに関する余談だが、最新作のタイトルは"I Have Landed"

ここは勿論笑うところです。
ジョークのネタを説明するのも野暮ですが、このタイトルの元ネタは勿論"The Eagle Has Landed"だと思われます。

言うまでもありませんが、これはジャック・ヒギンズの「鷲は舞い降りた」の原題ですね。

また、この"The Eagle Has Landed"という文章は、アポロ11号の月着陸船イーグル号が月面に着陸した際に、月から地球に送られた文章と同じ。

と言うことから、もしかするとグールドの新刊は、「人類は舞い降りた」的な意味かも知れませんね。

因みに国分寺書店のおばばは"The Eagle Has Landed"「鷲は土地を所有した」と翻訳してヒギンズの原書を売っていた模様。

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2006/12/10

「ブルックリンの八月」刊行!

2006/12/06 文春文庫から「ブルックリンの八月」が刊行されました。

詳細は次の通り。

「ブルックリンの八月」
スティーヴン・キング著
吉野美恵子他訳
定価(税込):650円
ページ数:272ページ
初版:2006/12/10
ISBN:4-16-770541-9

本書、「ブルックリンの八月」文春文庫)は、文藝春秋社からハードカバー上・下巻で刊行された短編集「ナイトメアズ&ドリームスケープス」を4分冊にして文庫化したものの第四弾です。

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