カテゴリー「「深夜勤務」」の12件の投稿

2024/04/07

ダ・ヴィンチWebにスティーヴン・キング関係の記事が増えている?

なぜだかわからないのだが、2024年3月頃からダ・ヴィンチWebにスティーヴン・キング関係の記事が増えている。しかも古い作品の記事が。

2024年3月以降のスティーヴン・キング関連記事を紹介する。

2024年3月18日 ライター:奥井雄義
スティーブン・キング『キャリー』の原作ってどんなの?全世界3億5000万部超え「ホラーの帝王」の処女長編、実は一度ゴミ箱に捨てられた!?

2024年3月18日 ライター:山上乃々
後味が悪すぎる映画で有名な「ミスト」の原作ってどんなの? スティーヴン・キング原作短編集は実は結末が違う…!

2024年3月31日 ライター:山上乃々
後味が悪すぎるホラー映画『ミスト』ってどんな話? 原作者スティーヴン・キングが絶賛した結末までの描かれ方に注目

2024年4月1日 ライター:神保慶政
ホラー映画『シャイニング』ってどんな映画? 記憶に残る、斧で扉をぶちやぶった狂気のシーンの秘密

2024年4月2日 ライター:トヤカン
ホラーの帝王 スティーヴン・キングのじわじわ怖い短編集『深夜勤務』。30年前に死んだはずの人が復讐を開始する…!?


記事の内容は大した内容ではなく、配信サイトのアフィリエイトプログラムによる収益稼ぎのような気がするのだが、まあご紹介まで。

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2021/05/23

テレビシリーズ「呪われた村〈ジェルサレムズ・ロッド〉」の予告編公開

Chapelwaite

スティーヴン・キングの短編小説呪われた村〈ジェルサレムズ・ロット〉(「深夜勤務」に収録)の映像化作品「Chapelwaite」のティーザー予告が公開された。呪われた村〈ジェルサレムズ・ロット〉は長編小説「呪われた町」の前日譚にあたる短篇小説。

「CHAPELWAITE」(2021) 全10話
監督:レイチェル・レイターマン、マイケル・ナンキン、ジェフ・レンフロー、バー・スティアーズ
製作:Epix
原作:スティーヴン・キング
出演:エイドリアン・ブロディ、エミリー・ハンプシャー
公開時期:2021年夏

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2012/02/21

「Another」もキングの影響を!? その2

83
さて、今日も全ての事象はスティーヴン・キングの影響を受けている、と言うキングファンの妄想的エントリー。

今日、俎上に乗せるのは、綾辻行人の「Another(アナザー)」

先日のエントリー『「Another」もキングの影響を!?』で、アニメーション作品「Another」がスティーヴン・キングの影響を受けていることについては既に納得していただけていると思うが、今日はその原作である綾辻行人の「Another」について、いくつかの観点からそれを考察していきたい。特に「IT」からの影響を検証していきたい。

1.タイトル

「Another」のあとがきによると、「Another」のタイトルは、ロバート・マリガンの映画「悪を呼ぶ少年("The Other")」の原題とアレハンドロ・アメナーバルの映画「アザーズ("The Others")」の原題にインスパイアされている、とのことである。

これらの作品は全て代名詞がタイトルになっている。
その代名詞のタイトルから「Another」のタイトルが生まれたということである。

代名詞をタイトルに持つ作品と言えば「IT」である。
もちろん、あとがきには「IT」からの影響は明記されていないが、代名詞繋がりでキングの「IT」を意識していないとは考えられない。

2.構成

「Another」の構成は、全2部構成で、冒頭の章立てを一部引用すると、次のような構成になっている。

Part 1 What?............Why?
Introduction
Chapter 1 April
Chapter 2 May I
Chapter 3 May II
Chapter 4 May III
Chapter 5 May IV
Interlude I
Chapter 6 June I
・・・・

「IT」も基本的に過去と現在の二部構成で、冒頭の章立ては次のような構成になっている。
(  )内は翻訳版。

Part 1: THE SHADOW BEFORE (第一部 しのびよる影)
1 After the Flood (1957) (第一章 洪水のあと)
2 After the Festival (1984) (第二章 祭りの後)
3 Six Phone Calls (1985) (六つの通話)
Derry: The First Interlude (デリー 第一の間奏)

Part 2: JUNE OF 1958 (第二部 一九五八年六月)
Ben Hanscomb Takes a Fall (ベン・ハンスコム、ノックダウンのふりをする)
・・・・

どうだろう。
章立ての構成が似ていると思うのは、わたしだけだろうか。

この類似性、特に章の途中に、Interlude(間奏)が入っているなんて、と言うか、Interludeと言う言葉を使っているなんて、これはどう考えても偶然とは思えない。
おそらく確信的な「IT」への言及だろう。

3.26年前

「Another」では26年前の1972年にある怪異が起き、その26年後の1998年に物語が始まる。

その怪異自体は、1972年の翌年1973年から毎年のように起きていたりいなかったりしているのだが、その怪異から26年後と言う中途半端な年月には何か意味があるのかも知れない。

ご承知のように「IT」では、物語は1957年~1958年にはじまり、1984年~1985年に物語は終わりをむかえる。
ご承知のように「IT」がやってくる周期は約27年なのである。

26年と27年。
この中途半端な年月の類似性に何か感じるものはないだろうか。

4.記憶の喪失

「Another」の怪異を体験した人々のその怪異に関する記憶はだんだんと曖昧になっていき、そのうちにその怪異の記憶や、怪異の最中にいたクラスメイトの名前すら忘れてしまう。

「IT」でも同様に怪異の記憶は徐々に記憶の片隅からこぼれ落ちてしまう。
あの仲の良かった友だちの名前すら忘れてしまうのだ。

これも偶然とは思えない。

5.キング作品への言及

「Another」にはホラー小説がたくさん登場するのだが、キングについても同様で、次の作品が登場する。

「呪われた町」
「ペット・セマタリー」
「ミザリー」
「人間圧搾機」(「深夜勤務」に収録)

そして、これは他の作家の作品の「Another」への登場頻度と比較して圧倒的に多い。

これも偶然とは考えにくい。

6.書籍としての存在感

綾辻行人の妻は小野不由美である。
キングの「呪われた町」の影響を受けている「屍鬼」の小野不由美である。

どう考えても、綾辻行人本人も、キング作品に関心があると思える。

そして、「Another」の書籍としての存在感は非常に大きい。
ハードカバーの大きさや装丁を見て、「IT」「屍鬼」を思い出さずにはいられない。

そう、綾辻行人の「Another」には、キングの「IT」、小野不由美の「屍鬼」に匹敵するような圧倒的な禍々しきボリュームを感じる。

(参考)冒頭の写真。

7.その他

洪水とか、喘息の薬とか、浄化の炎とかいろいろ出てきます。

どうですか。
ここまできたら、もはや偶然とは思えないですよね。

「Another」はもう完全に「IT」の影響を受けている。

いつもはキングファンの妄想だと言うことで片づけていますが、今回は妄想ではないと思っています。

皆さんどう思いますか?

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2012/01/03

「戦場」限定版出版決定!

「Stephen King's Battleground」 スティーヴン・キングの「戦場」(「深夜勤務」に収録)の限定版が2012年夏にGauntlet Pressより出版される模様。

「Stephen King's Battleground」

内容は次の通り。
・キングの短編小説「戦場」
・テレビムービー「バトルグラウンド」の脚本
・テレビムービー「バトルグラウンド」のメイキング
・テレビムービー「バトルグラウンド」の写真集

因みに気になる限定版の種類は次の通り。

1. 26 copy Signed Lettered Edition (the ONLY version signed by Stephen King) is $1250

1. スティーヴン・キングのサイン入り26部限定レタード・エディション 96,000円/1ドル=76.8円として

2. 125 copy Signed Numbered Edition (signed by Brian Henson, Jeff Beal, Jeff Hayes, Michael Wright, Lee Romaire, Bill Haber, Sam Nicholson, and Richard Christian Matheson) is $125

2. ブライアン・ヘンソン(監督)、リチャード・クリスチャン・マシスン(脚本)、ジェフ・ビール(音楽)、サム・ニコルソン(特殊効果)、他4名のサイン入り125部限定ナンバード・エディション 9,600円/1ドル=76.8円として

3. Limited Edition (unsigned) is $75

3. 限定版 5,760円/1ドル=76.8円として

なお、テレビムービー「バトルグラウンド」は次の2つのエミー賞を受賞している。

■視覚効果賞
 ミニ・シリーズ/テレビ映画部門

■劇中曲賞
 ミニ・シリーズ/テレビ映画/スペシャル番組部門

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2010/07/11

「トイ・ストーリー3」もキングの影響を!?

「トイ・ストーリー3」 さて、今日は全ての事象はスティーヴン・キングの影響を受けている、と言うキングファンの妄想的エントリー。

で、今日俎上にあげるのはピクサー・アニメーション・スタジオ「トイ・ストーリー3」

とは言っても、本作「トイ・ストーリー3」の日本公開は、2010年7月10日。
と言う事もあるので、ネタバレはさけてます。

「トイ・ストーリー3」
監督:リー・アンクリッチ
製作総指揮:ジョン・ラセター   
脚本:マイケル・アーント、ジョン・ラセター、アンドリュー・スタントン、リー・アンクリッチ
音楽:ランディ・ニューマン
声の出演:トム・ハンクス(ウッディ)、ティム・アレン(バズ・ライトイヤー)、ジョーン・キューザック(ジェシー)、ネッド・ビーティ(ロッツォ)、ド ン・リックルズ(ミスター・ポテトヘッド)、マイケル・キートン(ケン)、ウォーレス・ショーン(レックス)、ジョン・ラッツェンバーガー(ハム)、エス テル・ハリス(ミセス・ポテトヘッド)、ジョン・モリス(アンディ)、ジョディ・ベンソン(バービー)、ブレイク・クラーク(スリンキー・ドッグ)、テ ディ・ニュートン(チャターフォン)、ティモシー・ダルトン(ミスター・プリックルパンツ)、クリステン・シャール(トリクシー)、ジェフ・ガーリン(バ ターカップ)、ボニー・ハント(ドーリー)、ジョン・サイガン(トゥイッチ)、ジェフ・ピジョン(エイリアンたち)、ウーピー・ゴールドバーグ(ストレッ チ)、ジャック・エンジェル(チャンク)、R・リー・アーメイ(軍曹)、ジャン・ラブソン(スパークス)、リチャード・カインド(ブックワーム)、エリッ ク・フォン・デットン(シド)、チャーリー・ブライト(お豆3兄妹)、アンバー・クローナー(お豆3兄妹)、ブリアンナ・メイワンド(お豆3兄妹)

ご主人様のアンディと楽しい時間を過ごしてきたおもちゃたち。しかし、17歳になったアンディは、すでにおもちゃで遊ぶこともなくなり、また大学へ進学するため引っ越しの準備をしていた。そして、アンディの一番のお気に入りだったウッディだけが彼の引っ越し先へ持って行かれることとなり、バズや他のおもちゃたちは屋根裏部屋行きに。だが、ある手違いで危うくゴミに出されるところだった彼らは、ウッディの説得もむなしく、サニーサイドと呼ばれる託児施設行きを決断する。ロッツォというクマのヌイグルミに迎えられ、新たな遊び相手が出来たことを喜ぶ一同だったが・・・・。

さて、どの辺がスティーヴン・キングの影響を受けているか、と言うと、前述のようにネタバレは避けたいと思うので、明確にお話しすることは出来ない。
とりあえず次の写真を貼っておく。

「Skelton Crew」
わかる人にはわかるでしょ。

余談だけど、エンド・クレジットのスペシャル・サククスのトップはスティーブ・ジョブズだったけど、その直後に、宮崎駿と鈴木敏夫もクレジットされてた。

当然、TOTORO@NIBARIKI も。

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2009/08/24

浦沢直樹の本棚にキングの小説が!?

「浦沢直樹読本/Casa BRUTUS特別編集」 2009/08/21にマガジンハウス社から出版された「浦沢直樹読本/Casa BRUTUS特別編集」に浦沢直樹の工房〈スタジオナッツ〉の本棚の写真が掲載されているのだが、その本棚にスティーヴン・キング作品が並んでいる。

「浦沢直樹読本」

コミックスの売上累計1億部以上、巧みなストーリーテリングで幅広い読者から熱い支持を集める、現代日本を代表する巨匠漫画家・浦沢直樹。8月29日から 全国東宝系で公開予定の映画「20世紀少年<最終章>僕らの旗」に合わせて、彼のこれまでの作品群(「BILLY BAT」「PLUTO」「20世紀少年/21世紀少年」「MONSTER」・・・)を振り返りつつ、本人ロングインタビューや仕事場密着、著名人との対談 まで、あらゆる角度から「浦沢直樹とその作品世界」に迫る、ファン待望の完全保存版ムック。

浦沢直樹とキングとの関係を考えた場合、避けて通れないのは「20世紀少年」「イット/IT」の関係である。

「20世紀少年」連載当時から、同作はキングの「イット/IT」の影響を色濃く受けているのではないか、と言われていた。
個人的な印象としては、両作の類似点は偶然の産物の域を遥かに超えていると思えてならない。

そんな中、「浦沢直樹読本」に浦沢直樹の〈スタジオナッツ〉の全本棚の写真がなんと見開き4ページにわたり掲載された訳である。

わたしが確認できた限りだが、〈スタジオナッツ〉の本棚にあるキング作品は次の通りである。

■ハードカバー
「イット/IT(上)」
「イット/IT(下)」
「ローズ・マダー」
「ドロレス・クレイボーン」

■文庫本
「イット/IT(I)」
「ペット・セマタリー(上)」
「ペット・セマタリー(下)」
「ファイアスターター(上)」
「ファイアスターター(下)」
「呪われた町」
「神々のワードプロセッサ」
「深夜勤務」
「トウモロコシ畑の子供たち」
「ナイト・フライヤー」
「ゴールデンボーイ」
「クージョ」

■関連書籍
「ユリイカ/特集スティーヴン・キング ホラー時代の教祖」
「モダンホラー特集/恐怖へのご招待」

ここで興味深いのは、本棚のほとんどはマンガと資料で占められており、小説はほとんどないのである。
小説がほとんどない中、キング作品がこんなに並んでいるのは驚きである。
と言うか、浦沢直樹はキングファンに違いないし、「20世紀少年」「イット/IT」の影響を受けていると確信してしまう。

因みに余談だが、右利きの浦沢直樹が自分の机から右手を伸ばした位置に「イット/IT」が置いてあるのが興味深い。

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2009/05/02

映画「G.I.ジョー」をめぐる冒険

初期の「G.I.ジョー」1964-65 今日は2009年8月にほぼ全世界同時公開される映画「G.I.Joe:The Rise of Cobra」に関する余談。

そもそもG.I.ジョーとは何ぞや、と言う話だが、フリー百科事典ウィキペディアによると、

G.I.ジョーは、米国ハズブロ社が販売している男児向け玩具。アクションフィギュア本体ならびにその付属品・関連商品を指す。人形の大きさが12インチ(305mm前後)であるため、付属品は1/6スケールで展開されている。

マテル社の女児向け着せ替え人形バービー(1959年(昭和37年)発売)に対抗するための男児用玩具として企画され、1964年(昭和39年)から発売された。ベトナム戦争に便乗するため兵隊人形を発売したというのはよく知られた話である。G.I.とはアメリカ軍兵士の俗称で、キャラクターとしてのG.I.ジョーは、第二次世界大戦中に、アメリカンコミック誌で誕生した物が元になっている。

と言うことである。

従って、G.I.ジョーの映画化と聞くと、キング的には「8つの悪夢」「バトルグラウンド」や多くの人々はジョー・ダンテの「スモール・ソルジャーズ」(1998)や「トイ・ストーリー」(1995)のみたいなフィギュアが動き出す映画を期待すると思うのだが、今回の企画はわたし達の期待と全く異なるアプローチがされてしまっている。

と言うのも、映画「G.I.ジョー」はただの戦争アクション映画になってしまっているのだ。
「G.I.ジョー」の実写映画化の必要性などない単なる戦争アクション映画に誰が関心を持つのか、と言うことである。

アプローチとしては、「チーム★アメリカ/ワールドポリス」(2004)みたいな作品でも良いと思うのだが、「G.I.ジョー」は何故人間がフィギュアを演じるのか。
企画自体に疑問を感じてしまう。

余談だがキングの「戦場」(「深夜勤務」に収録)は、主人公の元に届けられる小包が『G.I.ジョーベトナム線用小型トランク』であることから、アクション・フィギュアであるG.I.ジョーが実際に動いたら、そしてG.I.ジョーの付属品である、数多くの兵器や車両等が実際に機能したらどうなるのか、と言うコンセプトで創作されているのは明白である。

少年ならずとも、誰もが想像する楽しい悪夢がそこにはある訳だ。

もちろん今回の「G.I.ジョー」の実写化は、アクション・フィギュアの映像化ではなく、「G.I.ジョー」を描いたコミック等の映像化だと言われれば返す言葉はないが、多くのファンの気持ちとしては、折角の映画化の機会をただの単純な戦争アクション映画にしてしまうのは、あまりにも勿体ない、と言わざるを得ない。

つまり、本作のコンセプトでは「G.I.ジョー」を原作として企画する必要がない、と言わざるを得ないのだ。

余談だが、リドリー・スコットは「G.I.ジェーン」(1997)と言う作品を監督している。

映画「G.I.ジョー」オフィシャル・サイト

ハズブロ社「G.I.ジョー」オフィシャル・サイト

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2009/04/23

テレビムービー「トラックス」国内版DVD出てました。

「地獄のデビル・トラック」スチール 2009/01/30 愛すべき傑作「地獄のデビル・トラック」のリメイク版テレビムービー「トラックス」の国内版DVDが出てました。
発売元は皆さん大好きハピネットからです。

写真は「地獄のデビル・トラック」のスチール写真。
一応キングのサインが入っているが、一般的に出回っているキングのサインと異なっているので、ニセモノかも。

「トラックス」
ハピネットのサイトから解説とストーリー、クレジットを引用する。

解説
制御不能、モウ誰ニモ 止メラレナイ—

恐怖の帝王 スティーブン・キングが仕掛けるエンタテインメント・ホラー!!運転手不在の暴走トラック、生き残るのは誰?!

ストーリー
UFOを隠しているという噂が絶えない軍事基地“エリア51”に程近いネバダ州の小さな田舎町。
ある日突然、工場の中にスクラップ同然で置かれていたトラックが運転する者のいないまま動き出した。
トラックは事務所に突っ込んでオーナーの老人をひき殺し、町の中心部へと向かう。
やがてそこには無数のトラックや自動車が集まり始めた。意志を持ったかのごとき車の襲撃に呆然とする町の住人たち。
生き残った住人たちはドライブインのレストランに立てこもり、決死の脱出を計画するが—?!

キャスト
ティモシー・バスフィールド「フィールド・オブ・ドリームス」
ブレンダ・バーキ「ガンヘッド」「L.A.コンフィデンシャル」
ブレンダン・フレッチャー「ローズ・イン・タイド・ランド」
エミー・スチュワート「翼をください」

スタッフ
原作:スティーブン・キング
監督:クリス・トムソン「ザ・フラッド」
脚本:ブライアン・タガート「ポルターガイスト3」「オーメン4」
撮影監督:ロバート・ドレイパー
製作総指揮:マーク・アミン/デレク・マズール

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2009/02/17

「The Secretary of Dreams (Volume 2)」のアートワーク

3
2009/02/08 2009年にリリースされるスティーヴン・キングの「The Secretary of Dreams (Volume 2)」のアートワークが公開された。

「The Secretary of Dreams (Volume 2)」
Author: Stephen King
Artist: Glenn Chadbourne
Pub. Date: 2009
ISBN: 978-1-58767-185-2

収録予定の作品は、
"The Monkey" 「猿とシンバル」(「神々のワード・プロセッサ」に収録)
"Gray Matter" 「灰色のかたまり」
(「深夜勤務」に収録)
"Nona" 「ノーナ」(「ミルクマン」に収録)
"One for the Road" 「<ジェルサレムズ・ロット>の怪」(「トウモロコシ畑の子供たち」に収録)
"In the Death Room"
"Strawberry Spring"
 「バネ足ジャック」(トウモロコシ畑の子供たちに収録)

因みにリリース予定は次の3種類。

1.Slipcased Gift Edition of only 5,000 copies ($75)
2.Signed and traycased Limited Edition of only 750 copies ($300)
3.Deluxe signed Lettered Edition of only 52 copies, each protected in a deluxe traycase

因みに、2.3.は、既に予約で完売しており、現在キャンセル待ちの列が出来ている。

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2008/10/29

「ディスタービア」をめぐる冒険

「ディスタービア」 今日は、映画「ディスタービア」に関する余談。

たまたま観た「ディスタービア」だが、どうやらスティーヴン・キングの影響を多々受けているように見受けられる。

「シャイニング」
「ヒアーズ・ジョニー」のシーンがそのままでてくる。

「ショーシャンクの空に」
自宅軟禁される主人公の母親に対し主人公は「(うちの母親は)ショーシャンク刑務所の看守並だ」的なセリフを言う。

「深夜勤務」
そろそろ帰らなければいけない、と言うシークエンスでシフトがどうのこうのと言う。

「ダーク・タワー」シリーズ
「長い昼と快適な夜を」的なセリフがある。

これ以外にも、いくつがあったのだが、忘れてしまった。

関心があったら是非見てください。

物語は、現代版「裏窓」と言うような作品。アートワークも「裏窓」を意識していますね。
非常に良く出来た面白い作品に仕上がっています。

キング組のデヴィッド・モースが良い味を出しています。

「ディスタービア」

父親を交通事故で亡くして以来、自暴自棄になっていたケールは学校で教師を殴る事件を起こしてしまう。
そして裁判所から3ヶ月間の自宅軟禁処分を言い渡され、行動範囲の半径30メートルを越えると警察へ通報される監視システムを足首に取り付けられる羽目に。こうして暇を持て余し、ある時ふと近所の覗き見を始めたケールは、やがて親友のロニーと隣に引っ越してきたアシュリーも交え、ますます覗き見にはまっていく。
そんなある日、血まみれのゴミ袋を引きずる人影を目にするケール。また同じ頃、巷では赤毛の女性ばかりが次々と行方不明になる事件が頻発していた。裏手に住む挙動不審な男ターナーが容疑者と睨んだケールたちは、彼を焦点に覗きを続けていくのだが・・・・。

監督:D・J・カルーソー
原案:クリストファー・ランドン   
脚本:クリストファー・ランドン、カール・エルスワース
出演:シャイア・ラブーフ(ケール)、キャリー=アン・モス(ジュリー)、デヴィッド・モース(ミスター・ターナー)、サラ・ローマー(アシュリー)、アーロン・ヨー(ロニー)


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