カテゴリー「「トウモロコシ畑の子供たち」」の5件の投稿

2009/10/15

「カイジ 人生逆転ゲーム」をめぐる冒険

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2009/10/10 「カイジ 人生逆転ゲーム」が公開された。
地上波でも大々的なプロモーションが行われているのでご存知の方も多いと思う。

で、キングファンのわたしが妄想気味に思うのは、同作に登場するゲームのひとつである「電流鉄骨渡り」はスティーヴン・キングの「超高層ビルの恐怖」(「トウモロコシ畑の子供たち」に収録)の影響を受けているのではないか、と言うこと。

「カイジ 人生逆転ゲーム」オフィシャル・サイトから「鉄骨渡り」のゲーム内容を引用する。

「鉄骨渡り」
超高層ビルの屋上から、開業前の同じく超高層ホテル「スターサイド・ホテル」の最上階に向かって渡した細い鉄骨を渡るゲーム。鉄骨の一本橋を渡り切れれば勝ち。ただし鉄骨渡りの最中に、橋に手をつくと高圧電流が通電する仕組みになっていて、橋から落下し失格となる。つまりこのゲームでの失格は、そのまま即死を意味する。参加者はスタート前に、渡り切った場合のみ有効な1000万円の現金に換えられるチケットを手渡される。換金場所はゴールの「スターサイド・ホテル」5014号室。

ご存知の通り「カイジ 人生逆転ゲーム」のコンセプトは、大きな借金を抱えた登場人物たちが大金を得るため「人生の逆転を賭けた究極のゲーム」に挑戦する、と言うもの。

映画版で描かれる究極のゲームは、「限定ジャンケン」、「鉄骨渡り」、「Eカード」の3つのゲームなのだが、それらのゲームの中の1つである「鉄骨渡り」の設定がキングの
「超高層ビルの恐怖」で描かれるゲーム(賭け)と似ている、とわたしには思えるのだ。

ついでなので、「超高層ビルの恐怖」から、ゲームの内容が明らかになる部分を引用する。

舞台:43階ビルのペントハウス
登場人物:ノリス(プロテニス・ブレーヤー)、クレスナー(悪党)
背景:ノリスはクレスナーの妻と愛人関係にある

「私は君と賭けをするつもりなんだ。君が勝てば、金と女と自由を手にしてここから出て行ける。もし負ければ、命を失うことになる」
〜中略〜
「あんたの言う博打とは、どういうことだ?」
「賭けだよ、ノリス君。賭けと言ってもらいたいね。賭けは紳士のすること、博打は下司のやることだ」
〜中略〜
「私の提案というのはだね、このペントハウスの屋根のすぐ下に突き出ている縁を伝って、このビルを一回りするということだ。もしうまく一回りすれば、金は君のものだ」
「あんたは気違いだ」
「とんでもない。私はここに十二年間住んでいるが、これまで六人の男たちと六回、この賭けをしている」
〜後略〜

どうですか、なんだか似ていませんかね。

更に余談だけど「超高層ビルの恐怖」は、映画「キャッツ・アイ」で映像化されています。

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2009/08/24

浦沢直樹の本棚にキングの小説が!?

「浦沢直樹読本/Casa BRUTUS特別編集」 2009/08/21にマガジンハウス社から出版された「浦沢直樹読本/Casa BRUTUS特別編集」に浦沢直樹の工房〈スタジオナッツ〉の本棚の写真が掲載されているのだが、その本棚にスティーヴン・キング作品が並んでいる。

「浦沢直樹読本」

コミックスの売上累計1億部以上、巧みなストーリーテリングで幅広い読者から熱い支持を集める、現代日本を代表する巨匠漫画家・浦沢直樹。8月29日から 全国東宝系で公開予定の映画「20世紀少年<最終章>僕らの旗」に合わせて、彼のこれまでの作品群(「BILLY BAT」「PLUTO」「20世紀少年/21世紀少年」「MONSTER」・・・)を振り返りつつ、本人ロングインタビューや仕事場密着、著名人との対談 まで、あらゆる角度から「浦沢直樹とその作品世界」に迫る、ファン待望の完全保存版ムック。

浦沢直樹とキングとの関係を考えた場合、避けて通れないのは「20世紀少年」「イット/IT」の関係である。

「20世紀少年」連載当時から、同作はキングの「イット/IT」の影響を色濃く受けているのではないか、と言われていた。
個人的な印象としては、両作の類似点は偶然の産物の域を遥かに超えていると思えてならない。

そんな中、「浦沢直樹読本」に浦沢直樹の〈スタジオナッツ〉の全本棚の写真がなんと見開き4ページにわたり掲載された訳である。

わたしが確認できた限りだが、〈スタジオナッツ〉の本棚にあるキング作品は次の通りである。

■ハードカバー
「イット/IT(上)」
「イット/IT(下)」
「ローズ・マダー」
「ドロレス・クレイボーン」

■文庫本
「イット/IT(I)」
「ペット・セマタリー(上)」
「ペット・セマタリー(下)」
「ファイアスターター(上)」
「ファイアスターター(下)」
「呪われた町」
「神々のワードプロセッサ」
「深夜勤務」
「トウモロコシ畑の子供たち」
「ナイト・フライヤー」
「ゴールデンボーイ」
「クージョ」

■関連書籍
「ユリイカ/特集スティーヴン・キング ホラー時代の教祖」
「モダンホラー特集/恐怖へのご招待」

ここで興味深いのは、本棚のほとんどはマンガと資料で占められており、小説はほとんどないのである。
小説がほとんどない中、キング作品がこんなに並んでいるのは驚きである。
と言うか、浦沢直樹はキングファンに違いないし、「20世紀少年」「イット/IT」の影響を受けていると確信してしまう。

因みに余談だが、右利きの浦沢直樹が自分の机から右手を伸ばした位置に「イット/IT」が置いてあるのが興味深い。

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2009/08/23

「チルドレン・オブ・ザ・コーン」25周年記念版!?

「チルドレン・オブ・ザ・コーン」25周年記念BD 2009/08/25に北米で「チルドレン・オブ・ザ・コーン」(1984)の25周年記念版のBDがリリースされる模様。

気になる特典だが、"Stephen King On A Shosestring"と言う特典映像がある模様。

もしかしたら、"Stephen King On A Shoestring"の間違いかも知れないけど・・・・。

ちよっと気になる。

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2009/02/17

「The Secretary of Dreams (Volume 2)」のアートワーク

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2009/02/08 2009年にリリースされるスティーヴン・キングの「The Secretary of Dreams (Volume 2)」のアートワークが公開された。

「The Secretary of Dreams (Volume 2)」
Author: Stephen King
Artist: Glenn Chadbourne
Pub. Date: 2009
ISBN: 978-1-58767-185-2

収録予定の作品は、
"The Monkey" 「猿とシンバル」(「神々のワード・プロセッサ」に収録)
"Gray Matter" 「灰色のかたまり」
(「深夜勤務」に収録)
"Nona" 「ノーナ」(「ミルクマン」に収録)
"One for the Road" 「<ジェルサレムズ・ロット>の怪」(「トウモロコシ畑の子供たち」に収録)
"In the Death Room"
"Strawberry Spring"
 「バネ足ジャック」(トウモロコシ畑の子供たちに収録)

因みにリリース予定は次の3種類。

1.Slipcased Gift Edition of only 5,000 copies ($75)
2.Signed and traycased Limited Edition of only 750 copies ($300)
3.Deluxe signed Lettered Edition of only 52 copies, each protected in a deluxe traycase

因みに、2.3.は、既に予約で完売しており、現在キャンセル待ちの列が出来ている。

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2007/10/28

キングの影響はインド映画にまで

Nosmoking 2007/10/26にインドで公開された"No Smoking"と言うインド映画の監督が、その作品を製作するにあたり、スティーヴン・キングの短編小説「禁煙挫折者救済有限会社」に着想を得たとIndia  FM主催のチャットで語った模様。

"I am not seeking sensationalism" - Anurag Kashyap

以下、該当部分の引用。

Shanty :  hi Anurag, what has been the inspiration for No Smoking?
Anurag Kashyap: Shanty, A short story by Stephen king.

Shanty : Wow...good to know Stephen king is now in Bollywood...I have a great thriller story...is it possible for me to mail it to you?
Anurag Kashyap: Shanty, I have changed everything but base is still remains the same.

Bhavesh : Say if I am right... I have seen cat's eye.. It’s a nice movie... is it going be a similar or you have made many changes?
Anurag Kashyap: Bhavesh, there is nothing similar you will soon get on 26 Oct.

"No Smoking"
監督・脚本:Anurag Kashyap
出演:John Abraham、Joy Fernandas、Paresh Rawal、Ranvir Shorey、Ayesha Takia

なお、「禁煙挫折者救済有限会社」は一度映画化され、オムニバス映画「キャッツ・アイ」に収録されている。

また、翻訳は短編集「トウモロコシ畑の子供たち」に収録されている。



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