カテゴリー「「ファイアスターター」」の4件の投稿

2009/08/24

浦沢直樹の本棚にキングの小説が!?

「浦沢直樹読本/Casa BRUTUS特別編集」 2009/08/21にマガジンハウス社から出版された「浦沢直樹読本/Casa BRUTUS特別編集」に浦沢直樹の工房〈スタジオナッツ〉の本棚の写真が掲載されているのだが、その本棚にスティーヴン・キング作品が並んでいる。

「浦沢直樹読本」

コミックスの売上累計1億部以上、巧みなストーリーテリングで幅広い読者から熱い支持を集める、現代日本を代表する巨匠漫画家・浦沢直樹。8月29日から 全国東宝系で公開予定の映画「20世紀少年<最終章>僕らの旗」に合わせて、彼のこれまでの作品群(「BILLY BAT」「PLUTO」「20世紀少年/21世紀少年」「MONSTER」・・・)を振り返りつつ、本人ロングインタビューや仕事場密着、著名人との対談 まで、あらゆる角度から「浦沢直樹とその作品世界」に迫る、ファン待望の完全保存版ムック。

浦沢直樹とキングとの関係を考えた場合、避けて通れないのは「20世紀少年」「イット/IT」の関係である。

「20世紀少年」連載当時から、同作はキングの「イット/IT」の影響を色濃く受けているのではないか、と言われていた。
個人的な印象としては、両作の類似点は偶然の産物の域を遥かに超えていると思えてならない。

そんな中、「浦沢直樹読本」に浦沢直樹の〈スタジオナッツ〉の全本棚の写真がなんと見開き4ページにわたり掲載された訳である。

わたしが確認できた限りだが、〈スタジオナッツ〉の本棚にあるキング作品は次の通りである。

■ハードカバー
「イット/IT(上)」
「イット/IT(下)」
「ローズ・マダー」
「ドロレス・クレイボーン」

■文庫本
「イット/IT(I)」
「ペット・セマタリー(上)」
「ペット・セマタリー(下)」
「ファイアスターター(上)」
「ファイアスターター(下)」
「呪われた町」
「神々のワードプロセッサ」
「深夜勤務」
「トウモロコシ畑の子供たち」
「ナイト・フライヤー」
「ゴールデンボーイ」
「クージョ」

■関連書籍
「ユリイカ/特集スティーヴン・キング ホラー時代の教祖」
「モダンホラー特集/恐怖へのご招待」

ここで興味深いのは、本棚のほとんどはマンガと資料で占められており、小説はほとんどないのである。
小説がほとんどない中、キング作品がこんなに並んでいるのは驚きである。
と言うか、浦沢直樹はキングファンに違いないし、「20世紀少年」「イット/IT」の影響を受けていると確信してしまう。

因みに余談だが、右利きの浦沢直樹が自分の机から右手を伸ばした位置に「イット/IT」が置いてあるのが興味深い。

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2009/04/12

書くことはあがくこと 新たな青春小説を世に問う 恩田 陸さん

2009/04/11東京新聞【土曜訪問】「書くことはあがくこと 新たな青春小説を世に問う」と言うインタビュー記事で、恩田陸がキングの「ファイアスターター」に少しだけ触れている。

「書くことはあがくこと 新たな青春小説を世に問う」

キングに関する部分を引用する。

幼いころからお話が大好きで、自分でも絵本やマンガを描いた。成長するにつれて活字への愛着を深め、読書メモをつけはじめたのは中学生のころ。大学時代には、スティーブン・キングの「ファイアスターター」を授業中にこっそりと読み始め、「あまりの面白さにえんえんと読み続け、喫茶店に移動して読み、終わったら夜になっていた」という逸話も持つ。

これを読んで、ShiroさんのAddicted to Stephen Kingで紹介されているキングとの出会いを思い出した。読ませる文章なので紹介したいと思う。泣けます。

Prologue

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2008/04/16

「ジャンパー」にもキングの影響が!?

今日は、2008/03/07に日本公開された映画「ジャンパー」と、その原作の「ジャンパー」「ジャンパー グリフィンの物語」に関する余談。

先ずお断りだが、わたしは映画「ジャンパー」も観ていないし、その原作「ジャンパー」「ジャンパー グリフィンの物語」も読んでいない。

そんなわたしが言うのもなんだが、「ジャンパー」はスティーヴン・キングの「ファイアスターター」の影響を受けているようなのだ。

と言うのも、原作である「ジャンパー」の中でキングの「ファイアスターター」に関する言及があり、「ファイアスターター」同様に謎の組織パラディンにジャンプ能力者たちが追われる、と言う展開が描かれているらしいのだ。

余談だが、映画「ジャンパー」ではサミュエル・L・ジャクソンが演じたパラディンのリーダーの名前はローランドである。

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2007/12/19

作家の宮部みゆき、「日本がどんな国か伝えたい」

宮部みゆきと海外で出版されている宮部作品 2007/12/13 ロイターが伝えるところによると、スティーヴン・キングのファンで、キング作品の影響を受けた作品を何作か執筆している日本の作家である宮部みゆきは、「魔術はささやく」の英語版「The Devil's Whisper」が欧米で出版された事に関して、ロイターのインタビューに答えた模様。

作家の宮部みゆき、「日本がどんな国か伝えたい」

英訳本が出版されている宮部みゆきの作品は次の通り。

「The Devil's Whisper」(「魔術はささやく」)
「Brave Story」(「ブレイブ・ストーリー」)
「Crossfire」(「クロスファイア」)
「Shadow Family」(「R.P.G.」)
「All She Was Worth」(「火車」)

「クロスファイア」 ところで、英訳本が出版されている作品のうち、「クロスファイア」は、スティーヴン・キングの「ファイアスターター」の影響を多分に受けているし、また「ブレイブ・ストーリー」も同様に「タリスマン」の影響を受けていることは否定できない。

宮部みゆきに対するキングの影響については、やまももさんの「私の宮部みゆき論」「宮部語録に見る宮部みゆき(完)」「Q6.宮部作品とスティーヴン・キング作品との関わりついて」が詳しいので、参照いただきたい。

「Q6.宮部作品とスティーヴン・キング作品との関わりついて」

宮部みゆきは、自作でスティーヴン・キング作品をパクっているのではないか、と言う批判や議論もあることはあるのだが、宮部みゆきの作品は、仮にパクリだとしても作品として見事に成立しているし、元ネタとは異なったベクトルで題材を昇華させることに成功している。

例えばキングがブラム・ストーカーの「ドラキュラ」や、ジョン・スタインベックの「ハツカネズミと人間」等、様々な文学作品の影響を受けているのと同様なのだと思う。

余談だけど、わたしは個人的に宮部みゆき作品を20冊位読んでいますし、好きな作家の一人です。


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