カテゴリー「キングが受けた影響」の59件の投稿

2015/09/05

「ドクター・スリープ」は「童夢」だった

今日は「ドクター・スリープ」に関する余談。

私見だが、以前から大友克洋の「童夢」(1983)は「シャイニング」(原作:1977、映画:1980)の影響を受けているのではないか、と思っていた。

キャラクターの類似点。
負の空間としての団地。
エレベータ内の事件。
団地の爆発事件。
ボールも転がってくる。

そして、「シャイニング」の続編「ドクター・スリープ」(2013)は、逆に「童夢」の影響を受けているのではないか、と妄想する。

じゃあ、妄想版「ドクター・スリープ」を、と。

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丘の上にそびえる団地。
これはオーバールックホテルのメタファーとしてとらえる事ができる。

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団地には公園が併設されている。
迷路もないし、生け垣動物もいないが。

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負の閉鎖空間としての団地。

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エレベータ事件の翌日。

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チョウさんが住む団地に家族で越して来た悦子。
これはもちろんアブラ。またはダニー。

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チョウさん。
オーバールックホテルの具現化した悪意。
またはローズ・ザ・ハット。

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連続変死事件を捜査する刑事高山。
ダン。

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ローズに対峙するアブラ。

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ローズとダン。
これこそ「ドクター・スリープ」

なんてね。

とは言っても、「童夢」が好きな人は、おそらくだけど「シャイニング」「ドクター・スリープ」を妄想読みできるよ。


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2015/08/25

「ドクター・スリープ」は「ファインディング・ニモ」だった

今日は「ドクター・スリープ」に関する余談。

先ずはこれを観ていただきたい。
スタンリー・キューブリックの「シャイニング」"Here's Johnny"のシークエンス。

Here's Johnny! - The Shining (7/7) Movie CLIP (1980) HD (2:00頃)

あまりにも有名なシークエンスですね。

そしてこれ。
「ファインディング・ニモ」"Here's Brucey"のシーン。

Heres Brucey

もちろんこの「ファインディング・ニモ」(2003)のシーンは、スタンリー・キューブリックの「シャイニング」(1980)へのオマージュにほかなりません。

因みに「ファインディング・ニモ」に登場するホオジロザメのブルースと言う名前は、スティーブン・スピルバーグの「ジョーズ」(1975)に登場したホオジロザメの愛称、スタッフがサメのことをブルースと呼んでいたこと、から取られている。

そして「ドクター・スリープ」的に非常に重要なのは「ファインディング・ニモ」のAA(アルコホーリクス・アノニマス)ミーティングのパロディシーン。

Finding Nemo - Fish Are Friends Not Food  (1:43頃)

ブルースらは自己紹介をして、どれくらいの期間、魚を食べていないかを発表するのである。

どう「ドクター・スリープ」「シャイニング」の影響を受けている「ファインディング・ニモ」の影響を受けている、ってことで良いでしょ。


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2013/06/28

Tribute to Richard Matheson

2013年6月25日、2013年6月23日に亡くなったリチャード・マシスンへのスティーヴン・キングの追悼文が、スティーヴン・キングの公式サイトで公開された。

Tribute to Richard Matheson

We've lost one of the giants of the fantasy and horror genres. From THE BEARDLESS WARRIORS, his brilliant (and largely unread) World War II novel, to THE INCREDIBLE SHRINKING MAN and all the wonderful TWILIGHT ZONE scripts and stories, Matheson fired the imaginations of three generations of writers.

Without his I AM LEGEND, there would have been no NIGHT OF THE LIVING DEAD; without NIGHT OF THE LIVING DEAD, there would have been no WALKING DEAD, 28 DAYS LATER, or WORLD WAR Z.

Matheson wrote the script for Steven Spielberg's extraordinary film, DUEL, and created one of the most brain-freezingly frightening haunted house novels of the 20th century in HELL HOUSE.

He fired my imagination by placing his horrors not in European castles and Lovecraftian universes, but in American scenes I knew and could relate to. "I want to do that," I thought. "I must do that." Matheson showed the way.

In addition to that, he was a gentleman who was always willing to give a young writer a hand up. I will miss his kindness and erudition. He lived a full life, raised a fine family, and gave us unforgettable stories, novels, TV shows, and movies. That's good. Nevertheless, I mourn his loss. A uniquely American voice has been silenced. 

Stephen King

このキングの追悼文では、fire と言う動詞が印象的に使われています。

これはおそらく、ドアーズの「ハートに火をつけて」("Light my fire")とか、ビリー・ジョエルの「ハートにファイア」("We Didn't Start the Fire")への言及ではないかな、と思えてなりません。

関連エントリー
【訃報】リチャード・マシスン 2013/06/26

「11/22/63」バージョンの「ハートにファイア("We Didn’t Start the Fire")」って!? 2012/09/03

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2013/06/27

【「スティーヴン・キングだけど何か質問ある?」海外掲示板にまさかの巨匠が降臨】

2013年6月25日に、らばQが紹介している記事が興味深い。

「スティーヴン・キングだけど何か質問ある?」海外掲示板にまさかの巨匠が降臨

ホラー小説の巨匠スティーヴン・キング氏。彼の作った小説の30作品以上が映画化されてると言い、「ショーシャンクの空に」「スタンド・バイ・ミー」「シャイニング」など、馴染み深い作品も多いかと思います。

そんな彼がなんと、「何でも質問を受け付けるよ」と海外掲示板に登場したことで、大変な盛り上がりを見せていました。

なかでも興味深いやりとりを、抜粋してご紹介します。

Q: あなたが執筆された多くの小説が映画化されましたが、小説から映画化されたいと望むのはどのくらいの頻度ですか? 映画化されたくなかった小説もありますか?
A: 小説を書くときには映画バージョンを一切考えない。理由はそんなことをすると想像力に限界を作ることになるからである。自分は小説を書くだけで、映画化を他の人が望むのは構わない。

Q: 近い将来に読者を再びミッドワールド(長編小説「ダーク・タワー」 シリーズの舞台、氏がライフワークとする作品)へ連れ込む計画はありますか? ローランドを追うだけではなく、他のキャラクターや別のストーリーで?
A: 現在はミッドワールドに戻る計画はないね。ときどき自分自身がそこにいるのに気づくことはあるけれど。

Q: 大ファンです。自分が聞きたいのは「ダーク・タワー」 シリーズをテレビのシリーズか映画のどちらかに進行させることについてどう思うかです。どちらのほうがストーリーをうまく展開できると思いますか。
A: 本については映画化されるというアイデアの方がよく、若き頃のローランドの冒険はテレビがいい。ちょっと変化させて新しいことにトライするのは好きだよ。

Q: あなたの小説の大ファンです。特に「ザ・スタンド」が好きです。私の質問は、もし今まで書いた本の中から出版をなかったことに出来て、ひとつ変更してから出版することができたら、それをやりますか? そして理由は?
A: 出版をないものにねぇ……、うーん、いくつか書きなおしたいものもあるが、出版をなかったことに? とても成功したとは思えない「ローズ・マダー」でさえしないと思う。

Q: どの俳優(女優)が、あなたの登場人物の最高のハマり役だと思いますか?
A: キャシー・ベイツは偉大なアニー・ウィルクス役(「ミザリー」)だった。 あと、「スタンド・バイ・ミー」を演じた4人の少年たちもだね。リヴァー・フェニックスは素晴らしかった。

Q: もし小説の中から現実の世界に登場人物を連れてこれるなら、誰に会いたいですか?
A: アニー・ウィルクスはないな。「シャイニング」のダニー・トランスだね。

Q: ご自身の小説で、一番気に入ってる作品はどれですか?
A: 「リーシーの物語」”Lisey’s Story”だね。

Q: 怖くて寝られないことはありますか?
A: ほぼないね。ほとんどの恐怖は読者に送ってしまっているので。

Q: あなたが一番怖いことは何ですか?
A: アルツハイマー病。

Q: 行き詰まったときに何ができますか?
A: できることは待つということ。いくつかのストーリーは死ぬこともあるし、説明もできない。

Q: メイン州(アメリカ最東北部)に住んでいます。この州でいちばん不気味なことは何ですか。
A: 終わりのない森が続いていることかな。特に携帯サービスなしに迷子になったら……ああああ。

Q: 南オーストラリアからですが、大ファンです。最初に読んだあなたの本は11歳のときで「IT」です。昔、何かのステージであなたがすべての小説の続きを書きたいといった内容を述べていました。今でもそれを考えているかどうか、ペニーワイズ(「IT」の中のピエロ)の背景とかもあるのか知りたいです。
A: 自分でもう一度ペニーワイズを扱えるとはとても思えない、自分にとっても怖すぎる。

Q: キューブリック監督が映画化した、「シャイニング」「ショーシャンクの空に」についてどう思いますか。書いたものをうまく展開できていますか
A: 「ショーシャンクの空に」は気にいったね。「シャイニング」についてはそれほどという感じ。飲んだくれてラリった時代を思うと、初期の頃の本はやりなおしたいね。悪いというほどじゃないが、もっとよく出来るという意味で。ちなみにほとんどの仕事はシラフでやっている。

Q: あまり知名度の高くない小説「ローズ・マダー」は私に夫を捨てる勇気をくれました。女性主人公の心の内に入るために、どんな研究をしましたか?
A: 暴行を受けている女性と、女性を離さない夫についての本をたくさん読んでみた。まずはそこから。

Q: アイデアはどこからとは聞きませんが、どうやって形にするのですか、シーンですか、イメージですか、それとも全体ですか? プロットは一日中考えていますか、それとも指が勝手にキーボードを叩きますか?
A: ときおりイメージから浮かぶね。「ジョイランド」では、車いすに乗る少年がビーチでカイトをあげるところにすぐ戻り、そのあとビーチの向こうを見て遊園地を見る。それがジョイランドだ。

Q: 出版業界にどうアプローチしたら良いのか、作家の卵にアドバイスをお願いします。拒否されたときにはどう耐えていますか?
A: 自分はすぐ次の小説に進んだ。拒否されたものはどうにもならないので、ひたすら書き続けて、ドアをたたき続けるしかないね。

Q: 「ダークタワー」シリーズを完成させるのに20年もかかっていますが、ローランドのようなキャラクターと一緒に育ったと感じていますか?
A: ローランドと一緒に成長してきたのは間違いない。

その他、彼の作品や登場人物について、多くの人が次から次へと興奮気味に質問していました。

これほどの大作家が掲示板で直接やりとりをしてくれるなんて、ファンにとっては夢のような機会ですよね。

因みにニュースソースはここ。

I am Stephen King - novelist & executive producer on UNDER THE DOME - ask me anything!

Hi everybody, Stephen King here. I'm a novelist and I'm also an executive producer on the new series UNDER THE DOME. I'm looking forward to taking your questions for the next hour or so about my work. AMA!

proof Hey, everybody--I have to split. Thanks for all your questions. Hope you'll watch UNDER THE DOME, on CBS, starting on 6/24/13. Long days and pleasant nights.

折角なので、翻訳されていないのを何点か紹介する。

Q: Mr King, Constant Reader here. Randall Flagg (and his many alter egos) has meddled in the affairs of many of your characters and their stories. Have you toyed with idea of doing an independent Flagg story chronicling his adventures, from his beginnings to his end(s), criss-crossing through existing novels but all from the point of view of that bastard?
A: Giving Flagg his own story would make him too coherent, somehow. He's the guy behind the scenes, pulling all the strings.

Q: Why the hell does anyone live in Derry?!
A: Because they're sick puppies!

Q: I dunno seems like a nice place to move to especially if you have children.
A: If you want to get rid of your children, that is.

Q: The timing of this AMA... 4.15...4 + 15 = 19. Coincidence? I think not
A: 19 is never a coincidence.

Q: Hey, Mr. King. "Cell" ranks in my top five favorite novels from you. Last I heard, a film adaptation with Eli Roth directing was in the works. Are there still plans for bringing it to the big screen that you know of or perhaps a miniseries of some kind, such as on HBO?
Edit: I can't wait for "Under the Dome"!
A: I think John Cusack is going to make CELL.

Q: Welcome to Reddit, Mr. King.
Your fiction has done more for me than I can express. At 13 I was crippled by a neuromuscular syndrome, left bedridden and in constant pain that would last for the rest of my life. I often wanted to die up there in my bunk. Often the only company I had came from books or audiobooks, and yours, including Nightmares & Dreadmscapes, The Regulators, and Needful Things, made up many of my favorites. There were many nights when I couldn't fall asleep for the pain, and on hundreds of those nights I only found the will to live to dawn because I wanted to know what happened next to your characters. I'm 31 now and that's in part thanks to you. So thank you.
So, a question: what is the relationship between The Regulators and Desperation? Was it just throwing off the covers of Bachman by naming everyone the same? Or is there more thematic connective tissue?
A: Desperation and the Regulators was like a reparatory theater where the same actors played different parts. I thought I would try that once to see what it was like to tell the story two different ways with the same people. I'm glad that my books helped with the pain during that part of your life.

Q: Hi Stephen,
First off, thank you for creating such an interesting and well-populated world of characters. I don’t typically re-read books, but I find time to revisit one or two of your novels per year. Something about the cohesiveness of your universe draws me back.
My question is about your acting, believe it or not. How did you end up doing the segment as Jordy Verrill in Creepshow? My friends and I always loved how funny you were in that bit, especially considering you haven’t really done any acting before or since (outside of cameos in your own adaptations).
Thanks for all you do!
A: George Romero asked if I'd take a shot at playing Jordy. I said yes, with the caveat that he should fire me if the dailies looked bad. I never expected an Academy Award nod, and boy, was I right about that.

Q: Hi,
I don't have a question for you.
When I was fourteen, I picked up your novel, The Stand, and couldn't put it down until it was finished. Your novel sparked a love of reading in me that has not gone away since. I'd just like to thank you so much for that. Best wishes.
A: Well, you're welcome!

Q: I think “Pet Sematary” is one of the best Ramones songs from the later era. Joey seems to really be using the concept of your book as a metaphor to explore some of what he was feeling at the time. It breaks my heart. I know you're a huge Ramones fan. What did you think of it, and what involvement did you have in the choice to get them involved? Love when you write about pop culture. even when I disagree I’m entertained. edit:spelling and grammar
A: I'm a huge Ramones fan, and my radio station got them to play a concert in Bangor. They put on a great rock and roll show. We had dinner afterwards, and talked about PET SEMATARY. The song followed. It was great. So was getting AC/DC involved in MAXIMUM OVERDRIVE.

Q: What is one movie based on your novels that you really feel got it right?
A: The best thing I wrote for fil was the STORM OF THE CENTURY miniseries. That's one I still feel good about. You never get it all right, but we got most of it.

Q: What's your favorite TV show?
A: THE AMERICANS.

Q: Thank you for doing this AMA! Your stories and worlds have captivated, scared and graced me throughout a large portion of my life. For that, Thankee Sai.
All I'd like to ask is... What was, for you personally, the highest achievement of your career and what would you be doing if you wasn't an author?
A:
If I wasn't writing, I'd probably be teaching school, but this is what I was meant to do. As far as high achievements, that's for other people to decide. I try to keep myself amused. Every day I do that is a good day.

みんな決め台詞を言いたがっているみたいですね。

Long days and pleasant nights Wordslinger!

だってさ。

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2012/06/07

【訃報】レイ・ブラッドベリ

レイ・ブラッドベリ
2012年6月6日にio9.comが伝えるところによると、レイ・ブラッドベリが亡くなった模様。

つつしんでご冥福をお祈りします。

R.I.P. Ray Bradbury, Author of Fahrenheit 451 and The Martian Chronicles

Ray Bradbury — author of The Martian Chronicles, Fahrenheit 451, Something Wicked This Way Comes, and many more literary classics — died this morning in Los Angeles, at the age of 91.

We've got confirmation from the family as well as his biographer, Sam Weller.

His grandson, Danny Karapetian, shared these words with io9 about his grandfather's passing: "If I had to make any statement, it would be how much I love and miss him, and I look forward to hearing everyone's memories about him. He influenced so many artists, writers, teachers, scientists, and it's always really touching and comforting to hear their stories. Your stories. His legacy lives on in his monumental body of books, film, television and theater, but more importantly, in the minds and hearts of anyone who read him, because to read him was to know him. He was the biggest kid I know."

Karapetian added:

If you're looking for any single passage to remember him by, I just picked up my copy of The Illustrated Man, my favorite of his books. The introduction is entitled "Dancing, So As Not to Be Dead," and there are some great lines about death. My favorite:    

"My tunes and numbers are here. They have filled my years, the years when I refused to die. And in order to do that I wrote, I wrote, I wrote, at noon or 3:00 A.M.    

So as not to be dead."    

I'm an actor, something he was always been really proud of, and told me once, after getting cast in a play. "You're living out my life! You're doing everything I wanted to do but couldn't!" He was such a driving force in my life, but what always fascinated me were his impact on others. How his stories lifted people up and saved them from lonely summers. Who among us was never buried deep in a Bradbury story, lost in his meticulously yet effortlessly crafted metaphor?

大変なショックです。

一人の作家が亡くなっただけなのではなく、月並みな表現ですが、大切だった何かが終わってしまったような気がします。

わたしにとってのブラッドベリは、SFから文学へのそして叙情的な詩歌のような分野への架け橋のような作家だったような気がします。

ご冥福をお祈りします。

冒頭の写真は、2007年に撮影されたレイ・ブラッドベリのロサンゼルスの自宅。なんだか面白そうなものがいっぱい写っていますね。

また、レイ・ブラッドベリの訃報に接しスティーヴン・キングを含む多くの著名人がコメントを発している。

Spielberg, Lindelof, Stephen King and Others Remember Ray Bradbury

キングのコメントを引用する。

Stephen King, in a statement, noted Bradbury’s prolific output and praised the power of his works. “The sound I hear today is the thunder of a giant's footsteps fading away. But the novels and stories remain, in all their resonance and strange beauty."

今日わたしは巨人が去っていく、まるでいかづちのような跫を聞いた。
しかしそのいかづちの共振たる彼の作品群は、奇妙な美しさを伴って永遠に輝き続けるだろう。(超意訳:tkr)

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2012/04/18

Gentlemen, Start Your Engines

2012年4月17日のジョー・ヒルのブログエントリーがきてる。

折角なので、全文引用する。

Gentlemen, Start Your Engines

A couple years ago, my dad and I wrote a short story together for an anthology celebrating the work of Richard Matheson. Our thing was called “Throttle,” and is the story of a biker gang persecuted by a faceless trucker… our riff on Matheson’s classic, “Duel,” which also features a homicidal trucker with a mysterious agenda.

The story appeared in that Matheson tribute (HE IS LEGEND), had a turn as an audio book, was recently adapted by Nelson Daniel and Chris Ryall as a two-part comic, and as of today, you can now find it in the eBookstore of your choice as a standalone:

Throttle

As an added bonus, the eBook includes some of Nelson Daniel’s concept sketches for the story. It’s illustrated just like yer little kid’s favorite picture book, hoo hoo! Only don’t show this story to your little kid, on account of all the people gettin’ run over and macheted and butchered and so on.

Thanks much and if you haven’t had a chance to check “Throttle” out, hope you will, and hope it gives you a good ride.

ブログエントリーの内容は、リチャード・マシスンのトリビュート・アンソロジー「ヒー・イズ・レジェンド」のためにスティーヴン・キングとジョー・ヒルが共同で書き下ろした短篇小説「スロットル」が4月17日にeBookになって、単品で購入できるようになったよ、と言う話。

「Throttle」
著者:スティーヴン・キング、ジョー・ヒル(共著)
価格:$0.99

なお、スティーヴン・キングとジョー・ヒル共著の「スロットル」が収録されているリチャード・マシスンのトリビュート・アンソロジー「ヒー・イズ・レジェンド」の翻訳は小学館文庫から出てますよ。

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2012/01/18

「呪われた町」がブラム・ストーカー賞特別賞にノミネート!?

2012年1月16日にHorror Writers Associationが伝えるところによると、2012年に創設25周年を迎える「ブラム・ストーカー賞」においてThe Vampire Novel of the Century Awardと言う特別賞が創設される模様。

なお、スティーヴン・キングの「呪われた町」は、同賞The Vampire Novel of the Century Awardにノミネートされている。

The Vampire Novel of the Century Award

因みに、The Vampire Novel of the Century Awardは、1912年から2011年の間に発表、または英訳された作品の中から、35作品の候補作を選出し、最終的に6作品のノミネートが決定した。

なお、The Vampire Novel of the Century Awardは、2012年3月31日にユタ州ソルトレイクシティで開催されるワールド・ホラー・コンベンションにおいて授賞式が開催される模様。

気になるノミネート6作品は次の通り。

「The Soft Whisper of the Dead」チャールズ・L・グラント


「呪われた町」
スティーヴン・キング


「アイ・アム・レジェンド」
リチャード・マシスン


「ドラキュラ紀元」
キム・ニューマン


「夜明けのヴァンパイア」
アン・ライス

「Hotel Transylvania」チェルシー・クィン・ヤーブロ

さて、結果が楽しみですね。

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2011/12/09

キングが選ぶ2011年トップ20

「Stephen King: My Top 20 of 2011」
2011年12月8日 スティーヴン・キングはEW.com「Stephen King: My Top 20 of 2011」を発表した。

スティーヴン・キングは例年、映画トップ10、テレビムービートップ10等、ジャンル毎のトップ10を発表しているのだが、今年は映画、テレビムービー、音楽、小説を全て合わせたトップ20を発表している。

Stephen King: My Top 20 of 2011

それでは、気になる順位を紹介しよう。

先ずは原題を・・・・

1.Breaking Bad, AMC
2.Margin Call
3.How Do You Do, Mayer Hawthorne
4.Sons of Anarchy, FX
5.Skippy Dies, Paul Murray
6.Sky Full of Holes, Fountains of Wayne
7.The Debt
8.Ready for Confetti, Robert Earl Keen
9.Talk Talk, T.C. Boyle
10.Crossers, Philip Caputo
11.Revenge, ABC
12.The ­Accident, Linwood Barclay
13.The Tree of Life
14.The Lincoln Lawyer
15.''Get that snitch,'' Mikis Michaelides
16.The White Devil, Justin Evans
17.Final Destination 5
18.The Hour, BBC America
19.The Walking Dead, AMC
20.''Rumour Has It,'' Adele

ついでに、邦題があるものは邦題を・・・・

1.「ブレイキング・バッド」, テレビシリーズ
2.「マージン・コール」, 映画
3.「ハウ・ドゥ・ユー・ドゥ」, メイヤー・ホーソーン , 音楽
4.Sons of Anarchy, テレビシリーズ
5.Skippy Dies, Paul Murray , 小説
6.「スカイ・フル・オブ・ホールズ」, ファウンテインズ・オブ・ウェイン , 音楽
7.The Debt , 映画
8.Ready for Confetti, ロバート・アール・キーン , 音楽
9.Talk Talk, T.C. Boyle , 小説
10.Crossers, Philip Caputo , 小説
11.Revenge, テレビシリーズ
12.The ­Accident, リンウッド・バークレイ , 小説
13.「ツリー・オブ・ライフ」 , 映画
14.The Lincoln Lawyer , 映画
15.''Get that snitch,'' Mikis Michaelides , 音楽
16.The White Devil, Justin Evans , 小説
17.「ファイナル・デッドブリッジ」 , 映画
18.The Hour, テレビシリーズ
19.「ウォーキング・デッド」, テレビシリーズ
20.「ルーモア・ハズ・イット」 , アデル , 音楽

いかがだろう。
関心がある作品があったかな。

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2011/10/14

「Road Rage」がコミックブックに!?

「Road Rage」 2011年10月13日にComic Buzzが伝えるところによると、リチャード・マシスンの「激突!」と、その「激突!」にインスパイアされた、スティーヴン・キングとジョー・ヒル共著の「スロットル」が、IDW Publising からコミックブックとしてリリースされる模様。

余談だが、以前「Road Rage」のタイトルで、「激突!("Duel")」「スロットル("Throttle")」が収録されたオーディオブックがリリースされたことがあるよ。

IDW Partners with Renowned Author Stephen King and Eisner-winner Joe Hill

コミックブック版「スロットル」のリリースは、2012年2月と3月の模様。
コミックブック版「激突!」のリリースは、2012年4月と5月の模様。

上記の記事から、キングとヒルのコメントを引用する。

“Throttle is a story that really begs for a visual adaptation: it’s got bikes and badasses and lots of expensive rolling iron blowing up and getting smashed,” said Hill. “Who doesn’t get off on that? I can’t wait to see IDW get behind the wheel and take the thing out for a spin.”

“Working with the great Joe Hill (I can say that because he’s my kid) on such a kick-ass story was a terrific treat, and this version takes it to whole new level,” said King. “Rev up and climb on!”

因みに、キングとヒルの「スロットル」は、リチャード・マシスンのへのトリビュート・アンソロジー「ヒー・イズ・レジェンド」(小学館文庫)に収録されています。

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2011/10/04

キングのインタビュー番組が米CATVで放送

「A NIGHT AT THE MOVIES: THE HORRORS OF STEPHEN KING」 ドキュメンタリー作品やメイキング作品を制作する映像作家 LAURENT BOUZEREAU によるスティーヴン・キングの2日間に及ぶインタビューから構成された1時間の特別番組「A NIGHT AT THE MOVIES: THE HORRORS OF STEPHEN KING」が、2011年10月3日に放送された模様。

その製作過程について、ファンゴリアのインタビューに LAURENT BOUZEREAU が答えている。

The King’s Screech

記録のため、インタビュー部分を引用する。

因みにインタビュー記事のタイトルは「英国王のスピーチ(King's speech)」のパロディね。

FANGORIA: How did this project come about?

LAURENT BOUZEREAU: Well, I’ve been doing the NIGHT AT THE MOVIES series for a couple of years with Turner Classic Movies and DreamWorks/Amblin TV. I did epic cinema, I did the history of thrillers, and then we decided to do the history of horror films. And I felt that that has kind of been done many times, and I came up with the idea of, “Look, if we get Stephen King, and it’s not so much the history of horror films but horror according to Stephen King, that would be a really novel and different idea.” And to my great amazement—because Stephen is very busy, he had a new book coming out and I didn’t think he was going to do it—he said yes overnight.

FANG: How long did you wind up interviewing him, all told?

BOUZEREAU: For two days—very long days! I was very well-prepared, as you can imagine; I’ve read everything he’s ever written, I’ve watched every frame that has ever been shot, I’ve read his famous book DANSE MACABRE, in which he outlines his discovery of horror, and I came in with a plan. We had a really fun conversation; he could not have been more generous and more fun, and at the same time profound. I hope it comes across in the piece. He’s just so smart about the genre, and has a very specific view about it, and I think people will be interested. Because I feel like aside from that book, which he wrote many years ago, we only know him through his fiction, you know? So I felt this was kind of a coup.

FANG: How did you handle the task of whittling down those two days’ worth of interviews into the hour-long program?

BOUZEREAU: That’s what gets me the credit for writing the show. My questions were very structured, in the sense that I knew we had to talk about certain things—we had to talk about vampires, we had to talk about zombies, etc. But he took things in different directions, and that made for a very distinct creative bent on certain aspects of the genre. But it felt very organic when I started putting it together. I knew the show had to be an hour long, and that feels very restrictive when you have hours and hours of material, but in a sense it forced me to be much more focused, you know? And to be a little more rigorous in my choices. I was like, “OK, this is much more iconic than that.” Maybe one day we’ll do the uncut version, because there’s plenty of material, as you can imagine. But overall, it was very…I don’t want to say easy, because nothing ever is, but it came very naturally. I worked very hard with my editor, Andy Cohen, who is also a huge film buff and was instrumental in choosing some of the clips, because as you can imagine, there were so many movies that we had to find the truly iconic images, and we had very little time. We put it together in eight weeks, which is very short for a project like this.

FANG: Were there any surprises in the course of your conversations with King?

BOUZEREAU: Yeah, everything was a surprise, to be honest with you. I had met him in the past, and so I knew his tone; he has a great sense of humor, and you can relate to him on a very kind of non-star level—even though I’ve worshipped Stephen King since I first read his books. It was a little intimidating at first, but he quickly made me very comfortable. People always ask him the same questions, and have the feeling that he’s weird because he writes about weird stuff, right? But I’m a fan, so I didn’t come to him attacking the genre; I came from a loving place. And also a knowledgeable place, where…for example, THE SHINING, which I know he doesn’t like, but I do; I love the book, but I also enjoy the movie, even though they’re two different things. So he disagreed with me, and that made for a great discussion. And then with THE OMEN, I like the sequels and he doesn’t, but we were able to have a very mutual respect for each other’s ideas. But I would say that the thing that surprised me the most was his words about the very short shelf life of the horror film—even the best ones—where the first viewing is really the one that defines whether it’s a great film or not. The second viewing is a different experience, and the third viewing relies more on the memory of the first, you know? It’s almost like, if you want to be morbid about it, the first dead body you see if you’re a doctor must be kind of shocking, but the second time it’s less and the third time it’s less than that. You become numbed a little bit, but it’s also easy to reach back to the very first time you had that emotion, and to be reminded of what it was like. That’s my interpretation of what he said, and that was probably the biggest surprise.

FANG: Are you going to be tackling more horror-oriented projects in the future?

 

BOUZEREAU: I’m currently developing a number of projects, including fiction films. I would say that my taste definitely gravitates toward the horror genre, because it’s very visual, and they’re the movies that have impressed me the most, and I’ve been reading a lot of material recently in that vein. But I’m one to love suspense over horror; if it’s just pure horror, it doesn’t really attract me, and that’s why I love Stephen King, because it’s not pure horror; it’s suspense, it’s character-driven, it’s many things, even as it has all those horrific elements to it. To use the example of CARRIE, that’s a twist on being bullied at school; what if the kid being bullied has a supernatural power? THE SHINING is about writer’s block; well, what if there’s a ghost story attached to that? So that’s great, because it comes from the characters, and that’s what makes Stephen King unique. I continue to learn from him, just be reading and rereading his work.

基本的には、あまりたいしたことは書いていないので、是非「A NIGHT AT THE MOVIES: THE HORRORS OF STEPHEN KING」をみてみたいところですね。

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