カテゴリー「「悪霊の島」」の28件の投稿

2016/01/05

「悪霊の島」ついに文庫化

Dumakey
2016年1月4日「悪霊の島」が文庫化された。
しかもなんと上下巻で。

「悪霊の島(上・下)」
著者:スティーヴン・キング
訳者:白石朗
装画:藤田新策
出版社:文藝春秋(文春文庫)

しかしソフトカバー上下巻が文庫本で上下巻になるとは、ちょっと驚いた。
もしかして「悪霊の島」は短かったのかな。

余談だが、藤田新策氏の装画はソフトカバーのそれにいくらか手が入っている模様。

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2011/02/24

読売新聞にキングの記事が!? 冲方丁と白石朗がキングを語る。

「新!読書生活」第24回「スティーヴン・キングの魅力」 2011年2月23日 「読売新聞」朝刊の「新!読書生活」と言うコーナーで、作家:冲方丁と翻訳家:白石朗がスティーヴン・キングの魅力について語った模様。

わたしは残念ながら、現在まで、紙面を確認する事が出来ていないが、同「新!読書生活」の記事が「21世紀 活字文化プロジェクト」のサイトで公開された。

「新!読書生活」第24回「スティーヴン・キングの魅力」

全国紙の朝刊に掲載された記事と言う事もあり、一般の人に対しキングの魅力を語る記事になっていますが、非常に興味深い記事なので是非読んでみて下さい。

冲方丁さんの姿を見る機会は多いと思いますが、あまりメディアに顔出しで登場しない白石朗さんの写真が何点か掲載されていますよ。

なお、この記事については、「キング堂 ブログ支店」のエントリー「 冲方丁と白石朗がキングを語る」で紹介されています。

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2010/12/08

キング訴えられる。「悪霊の島」は盗作なのか!?

Rod Marquardtの「Keller’s Den」 2010年12月7日に、The Hollywood Reporterが伝えるところによると、スティーヴン・キングとサイモン&シュスター社は、著作権の侵害で訴えられた模様。

Hollywood Docket: Stephen King Accused of Copyright Theft

該当部分を引用する。

Author Stephen King is being accused of plagiarism. Ron Marquardt has filed a lawsuit against King and publisher Simon & Schuster, alleging the 2008 novel, Duma Key, contains substantial copyrighted elements from his own book,  Keller's Den, published in 2002.

訴状はこちら。(pdf)

訴状は法律用語や条文の引用(文書番号とか条文の番号)が続いたり、固い表現だったりしてわかりづらいのですが(結構格好良かったりもするけど)、原告のRod Marquardtは、2008年に出版されたスティーヴン・キングの「悪霊の島」("Duma Key")は、2002年に出版された自らの作品"Keller’s Den"のプロット、構成、出来事、キャラクター等が同一なので、「悪霊の島」"Keller's Den"の盗作だと申し立てている模様。

因みに、訴状の5〜22ページにかけて「悪霊の島」"Keller's Den"の類似点が詳細に提示されていますので、関心がある方は是非目を通してみていただきたいと思います。

訴状自体も全29ページにも達するので、わたしは挫折しました。
もし奇特な方がいらっしゃったら、是非とも翻訳をお願いしたいところです。

あとは"Keller's Den"をお読みいただき、是非「悪霊の島」と比較していただきたいと思います。



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2009/12/05

週間文春ミステリーベスト10にキング作品が!?

「週間文春」12月10日号 2009/12/03発売の「週間文春」12月10日号に2009ミステリーベスト10の記事が掲載されている模様。

気になるベストテンは文藝春秋のサイトで公開されている。

週間文春ミステリーベスト10

なんと、スティーヴン・キングの「悪霊の島」が2009年海外部門の第7位にランクインしている。

気になる順位(2009年海外)は次の通り。

第1位 「ミレニアム1〜3」スティーグ・ラーソン著/ヘレンハルメ美穂他訳/早川書房
第2位 「犬の力」ドン・ウィンズロウ著/東江一紀訳/角川文庫
第3位 「ソウル・コレクター」ジェフリー・ディーヴァー著/池田真紀子訳/文藝春秋
第4位 「グラーグ57」トム・ロブ・スミス著/田口俊樹訳/新潮文庫
第5位 「ユダヤ警官同盟」マイケル・シェイボン著/黒原敏行訳/新潮文庫
第6位 「川は静かに流れ」ジョン・ハート著/東野さやか訳/ハヤカワ・ミステリ文庫
第7位 「悪霊の島」スティーヴン・キング著/白石朗訳/文藝春秋
第8位 「災厄の紳士」D・M・ディヴァイン著/中村有希訳/創元推理文庫
第9位 「リンカーン弁護士」マイクル・コナリー著/古沢嘉通訳/講談社文庫
第10位 「バッド・モンキーズ」マット・ラフ著/横山啓明訳/文藝春秋

キングはともかく、スティーグ・ラーソンの「ミレニアム」は本当に本当に2009年最大の収穫だと言うことがこのベストテンでも証明された、と言うことであろう。

因みに2008年のベストテン(海外)では、ジョー・ヒルの「20世紀の幽霊たち」が第4位にランクインしている。

因みに2000年のベスト30(海外)では、キングの「骨の袋」が第12位にランクインしている。

因みに20世紀のベスト30(海外)では、キングの「呪われた町」が第10位に、「ミザリー」が第14位に、「IT」が第20位に、ランクインしている。

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2009/12/02

エドガー・フリーマントルと銃撃戦しました!?

先日、『余談ですけどローランドと銃撃戦しました。』でお伝えしたPS3のゲーム「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」のマルチプレイの話だが、今度は「悪霊の島」の主人公であるエドガー・フリーマントルと銃撃戦をした。

「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」オフィシャル・サイト

「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」マルチプレイ
これがその写真。
ちょうどわたし(tkr2000)が、Edgar Freemantleに撃たれたところである。
キングの影響おそるべし、というところでしょうか。

まあ、おそらくだが、彼(彼女)は日本人ではないと思うよ。


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2009/11/30

「欠落がもたらす勇気」/「悪霊の島」書評・綿矢りさ

2009/11/02 読売新聞にスティーヴン・キングの「悪霊の島」の綿矢りさの書評が掲載された模様。
おそらく、同じ内容の書評が本よみうり堂に掲載されている、と思う。

「欠落がもたらす勇気」

記録のため、全文を引用する。

欠落がもたらす勇気

 キングは四肢切断の描写に情熱を注ぐ。切断の瞬間だけでなく、その後の痛み、まだ手足があるかのような幻肢の感覚も細かく描くので、よっぽど強い思い入れがあるのだろう。

 本作の主人公の男は建設現場で事故に遭い、クレーン車に右腕をもぎ取られる。働いていた建設会社を辞め、人生をやり直すためにフロリダの島へ移住するのだが、その島で彼は“予知絵”を描く特殊な能力を手に入れる。

 キャンバスを前に絵筆をもつ彼の左腕はひとりでに動きだし、いままでの人生では絵とは無縁だった彼が、次第に画家になっていく。しかし、出来上がる不気味な絵画たちは、男の命を狙う、島に取り憑(つ)いた悪霊の姿を暗示している。

 ホラーの要素がたくさん出てくるが、四肢切断のくだりだけは、ホラーではない。映画でおなじみのスプラッターな見せ場としてではなく、キングはその瞬間を、あくまで現実として描いている。一瞬のできごとをコマ単位で細かく描写しているのにグロテスクさは無く、被害者の叫び声もない。大きな力をまえにして冷や汗をにじませることしかできない人間の、無力なおとなしさだけがある。気絶する瞬間にふっと気が遠のき、周りの音が聞こえなくなっていく感じに似ている。

 身体の一部が永久に持ち去られることは、キングの小説において、魔界へ誘(いざな)われる前の通過儀礼の役割を持つ。男は衰弱し、生きる希望も失う。しかし、彼が身体の一部を失うという信じがたい事実を受け入れ、生きていこうとするとき、魔界の者と戦う勇気を得る。

 悪霊を倒したところで、失(な)くした右腕が帰ってくるわけでもないから、なにもかも元通りという完璧(かんぺき)なハッピーエンドは望めない。それでも戦い、気がつけば欠けたところのない人間よりも強くなっている男を、読みながらつい熱く応援してしまう。悪霊と戦う人間にとって、一番の強みは命のぬくもりだ。白石朗訳。

 ◇Stephen King=1947年、アメリカ・メーン州生まれ。世界的なホラー作家。代表作に「シャイニング」など。

文芸春秋 各2000円

評・綿矢りさ(作家)

(2009年11月2日  読売新聞)

因みに、綿矢りさは、スティーヴン・キングを「よく読む作家のひとり」、としてあげているらしい。

余談だけど、綿矢りさの好きな映画は洋画なら「愛と追憶の日々」、邦画なら「月光の囁き」との事。
更に余談だけど、「月光の囁き」は塩田明彦(監督)の大傑作である。「ギプス」「害虫」「カナリア」も良いよ。

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2009/11/15

「本の雑誌」2009年12月号で「悪霊の島」の帯が・・・・!?

「悪霊の島(上)」 本の雑誌社の「本の雑誌」「マクシタテアン・オビスピエールのオビミシュラン」と言う連載コラムがあるのだが、その「オビミシュラン」(2009年12月号「本の雑誌」)にスティーヴン・キングの「悪霊の島(上)」の帯が取り上げられている。

因みに星は二つ半。★★☆

印象的な部分を一部引用する。

上巻のメインコピー、「《恐怖の帝王》、堂々の帰還。」は、奇をてらった表現もなければ、凝った言い回しをしているわけでもない。 だが、見る者の眼と胸には確実に留まる。それは、一つ一つの言葉を、慎重に選んで配置しているからだ。

ホラーと言わずに恐怖と言い、何年ぶりと書かずに帰還と書く。そこには、ホラーブーム、キングブーム去りし後の現状を正確に把握し、今はホラーという言葉は逆効果になるという判断がある。

このシンプルなコピーの裏には、編集者の工夫と試行錯誤、何とかして作品の素晴らしさを伝えようという情念が籠っているはずだ。そして、そういったコピーをまとった作品は、例外なく素晴らしい。それは、担当者をそこまで突き動かす力を、作品そのものが持っている、ということだからだ。

キングファンならずとも、読書好きにはたまらない、非常に感動的なコラムである。
本を愛する人々が本のために何かをしようとしている。
そんな素敵な、楽しい印象を受けた。

関心がある人は是非「本の雑誌」2009年12月号(担々麺噴火号)で確認して欲しい。

因みに、同「本の雑誌」に掲載されている三橋暁の「新刊めったくたガイド」「悪霊の島」は星四つ半(★★★★☆)を獲得している。

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2009/11/14

"Stephen King on His 10 Longest Novels"

Stephen King on His 10 Longest Novelstime.comに興味深い記事が掲載されているので紹介する。

"Stephen King on His 10 Longest Novels"

曰く、スティーヴン・キングの作品で最も厚い10作品は次の通り。因みにページ数は原書でのページ数。

「ザ・スタンド」: 1,153ページ
「イット」: 1,138ページ
「Under the Dome」: 1,072ページ
「不眠症」: 787ページ
「デスペレーション」: 690ページ
「ニードフル・シングス」: 690ページ
「ドリームキャッチャー」: 620ページ
「悪霊の島」: 607ページ
「トミーノッカーズ」: 558ページ
「骨の袋」: 529ページ

一応、全作品についてキングのコメントがついているので、関心がある方は、是非のぞいてみて下さい。

「イット」と「スタンド」と「Under the Dome」 ついでに、各ページにキングに対する電話インタビューのポッドキャストがついているので、聴いてみると面白いかも。
声を聞く限りはキングは元気そうですよ。

因みに写真はキングの厚い本ベスト3だったりする。

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2009/10/14

今週の本棚:養老孟司・評 『悪霊の島 上・下』

2009/10/11 毎日新聞社の毎日jpが、キングファンを公言する養老孟司による「悪霊の島」の書評を公開した。

今週の本棚:養老孟司・評 『悪霊の島 上・下』=スティーヴン・キング著

記録のため、全文を引用する。

◇今回も主人公は得体の知れぬ敵と戦う
 ホラーといえば、いまではスティーヴン・キングである。キングの長編はほぼ毎年出ていて、量だけから見ても、驚くべき語り手というべきであろう。キングについて、いまさら書評するまでもないだろう。そう思う人もあるに違いない。しかし読んだことのない人もあるはずだから、最近作を紹介してみようと思った。とにかく読みやすく、ホラーが嫌いでなかったら、読了までしばらく楽しめることは請合う。

 キングの作品には、いくつかの型がある。まずは現代もののホラーで、今回の『悪霊の島』は典型的である。フロリダの小さな島が舞台になっている。交通事故で片手を失い、幻肢がたえず生じてしまう男が、この島に家を借りて住むことになる。他には大きなお屋敷が一軒あるだけといっていい。そこには高齢の女性と、その介護をしている、かつて自殺を図ったために頭痛に悩まされている弁護士が住んでいる。あとは買い物その他、一人暮らしの主人公の手伝いをしてくれるアルバイトの若者、主人公の別れた奥さんと娘二人が登場する。これで主要な登場人物は終わりである。

 こうした人里離れた舞台設定は、名作『シャイニング』(文春文庫)と同工である。あの場合には、雪に閉ざされた山のホテルだったが、今回は海に囲まれた家。しかも双子の姉妹が端役として登場する。『シャイニング』の映画を見た人は、廊下の端に現れる不気味な双子の姉妹を記憶しているかもしれない。現代を舞台にしたキングのホラーのもう一つの代表作は『ペット・セマタリー』(品切れ)だが、これは死者の生き返りが主題になっている。この作品の最後の光景の不気味さは、ホラーの極というしかない。今回の作品はそれほどは怖くないから、変な話だが、あれよりは安心して読める。キングは自分で作品を書いていて、怖くなって机の前から動けなくなるという作家なのである。

 こうした現代ものでは、一種の予知能力、超能力が使われる。これもキングの作品では定型的で、今回も同じである。主人公は島に住んでから、突然絵を描き出す。その絵がじつは予知や超能力の伏線になっている。章のはじめに、主人公の独白として、絵の描き方というメモが記されている。キングには絵に対する強い嗜好(しこう)があるらしく、絵画の世界に入り込んでしまう『ローズ・マダー』(品切れ)という作品もある。絵画はしばしば人を不思議な世界に誘う。その気分をキングはホラー化してしまう。『ローズ・マダー』は実世界と並行する世界、いわゆるパラレル・ワールドものの一つで、これもキングの得意なジャンルである。子どもが主人公になって、現代アメリカと、もう一つの仮想世界を行きつ戻りつする『タリスマン』(品切れ)がその典型である。

 今回の作品でも最後には悪霊と戦うことになるわけだが、このときにさまざまな武器が使われる。そこにはファンタジーでよく使われる約束事がある。吸血鬼ならニンニクと銀の弾丸がおなじみだが、今回も銀の銛(もり)が出てくる。こうした怪物もキングの世界にはいろいろあって、おそらく『IT』(文春文庫)がいちばんよく知られているはずである。今回もそうだが、怪物の正体はむろん最後まで明瞭(めいりょう)ではない。それで当然なので、正体が知れないから化け物なのである。おかげで何回でも復活してくるから、作品がいつまでも書かれることになる。

 ホラーや推理小説を私は楽しみによく読む。アメリカの作家の作品を読むときは、いつでも背後にアメリカ社会を見てしまう。キングの主人公は、ほとんどの場合、得体(えたい)の知れない悪と戦っている。怪物と戦う登場人物の行動を読んでいるうちに、世界中のあちこちで、わけのわからない敵とたえず戦っている米軍の兵士を思ってしまう。軍人は命令だから戦わなければならないが、それにしても相手はなんだかはっきりしない。ヴェトナムでもアフガンでも、それは同じであろう。そう思えば、たえず仮想敵を置かなければいられない現代アメリカ文明を、キングの作品が象徴しているというしかない。でもその背後に、すべてを統括している悪の親玉が本当にいるのだろうか。日本人である私は、そんなもの、いるわけないだろうが、と思ってしまうのだが。

 キングは短編を書こうとすると中編になり、中編を書こうとすると長編になってしまうという。だから文体はきわめて饒舌(じょうぜつ)で、これを好まない人もあると思う。こうした細部を理解するには、現代アメリカのテレビや流行に関する知識が必要なことがある。でも実際には読み飛ばせばいい。そうしたところで、全体の理解に大過はない。その意味では、丁寧に書かれた純文学とは違う。日本でキングのようなホラー作家がいないのは、マンガというジャンルがあるからではないかと、私は思っている。日本人なら、ホラーは楳図かずおで済ませてしまうのかも知れないのである。(白石朗・訳)

毎日新聞を読んでいないので、この書評の続きがあるのかどうかは知らないが、 キングの作品には、いくつかの型がある。まずは現代もののホラーで、 の後に続くいくつかの典型に関する評論を読んでみたいと思う。

余談だけど、「悪霊の島」の書評と言いながら、キングの他の作品の(特に品切れの)宣伝をしてしまうところに関心してしまう。と言うか、品切れになる前に、ボクはちゃんと読んでますよ、と言う主旨の表明なのかも知れないけどね。

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2009/09/29

"key"をめぐる冒険(「夕暮れをすぎて」と「悪霊の島」)

みなさん、いかがでしょうか、「夕暮れをすぎて」「悪霊の島」はゲットしましたか?

今日は「悪霊の島」の原題"Duma key"の"key"に関する余談。

スティーヴン・キングの長編"Duma key"が出版される話を聞いて思ったのは"Duma key"って一体全体何のことかな、と言うこと。

そうこうしている内に、"Duma key"はどうやら地名のことだとわかってくるのだが、その時点でも"key"って何の事やら、見当がつかなかった。

で、「夕暮れをすぎて」が出版され、同書に収録されている「ジンジャーブレッド・ガール」(池田真紀子訳)にヴァーミリオン・キーと言う島が登場してくるのを読んで、「キー」って、もしかしたら「キー・ラーゴ」とか「キーウェスト」の「キー」かよ、とわたしの灰色の脳細胞と記憶倉庫がコネクトする訳である。

ついでなので、"key"を調べてみると、"key"には、「砂州」とか「珊瑚礁」の意味があると言う事を知るわたしでした。

ついでに考えてみるとキングの作品には、本土と物理的に途絶する島や半島を舞台にした作品が結構多いことに思いいたったりする訳です。

因みに、「ジンジャーブレッド・ガール」に登場するヴァーミリオン・キーのヴァーミリオン("vermilion")とは朱色のことなんですけど、色繋がりで考えるとクリムゾン・キングのクリムゾン("crimson")は深紅のことですね。

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