スティーヴン・キング銃の暴力について語る
2013年3月20日のバンゴア・デイリー・ニュースにスティーヴン・キングによる銃の暴力に関する記事が掲載された。
Stephen King speaks out on gun violence
概要は次の通り。
血に飢えたドードー鳥が、自分が死ぬ前に出来るだけ多くの人々を道連れにしようとするように、James Seevakumaranには《シンプル・プラン》があった。
Seevakumaranはセントラルフロリダ大学の学生でありその学生寮に住んでいた。彼は学生寮の火災報知器を作動させ、驚いて部屋から飛び出てきた学生たちを出来るだけ多く殺そうとしていたのだ。
彼はそのために、45口径のセミ・オートマチックピストルとアサルトライフルをちいさなジム・バッグに隠していた。
しかし、今回はそうはいかなかった。
Seevakumaranを怪しんだ彼のルームメイトはバスルームに自ら閉じこもり、911に連絡をした。
警察が近づいてくるのを見たSeevakumaranは自ら命を絶った。これは一種のハッピーエンドかも知れないが、起きたかも知れない事を想像して欲しい。
そして、セントラルフロリダ大学ではたまたま幸運だったが、2012年12月に起きたサンディ・フック小学校でのスクール・シューティング事件はそういかなかった。
サンディ・フック小学校の被害者たちは、乳歯が抜け、歯の妖精と出会う前に殺されてしまったのだ。
そして、サンディ・フック小学校のスクール・シューティング事件をきっかけにわたしは「Guns」と言うエッセイを書き、キンドル・シングルとしてアマゾンで販売した。
わたしは銃の暴力に関する議論の中心にいたいと考えていた。
そのエッセイ「Guns」のアマゾンのレビューでは、1000人が肯定的で、200人以上が否定的だった。しかし、そのレビューを読んでいくと、新聞記事でそのエッセイのレビューを読んだ人や、どう考えても読んでいない人のレビューが含まれているのがわかってきた。政治的な問題をはらんでいるのだ。
わたしは、銃の所有者の素性調査の実施、セミ・オートマチック・アサルトライフルの販売の禁止、大容量の弾倉を10以上も保持する事の禁止、と言う3つの提案を持っている。
わたしの3つの提案が実現すれば、スクール・シューティングの犯人や、いかれた奴らが、非武装の民間人や無垢な子どもたちを殺そうとすることが少しは難しくなるのではないか、と考えている。
人生に保証はない。
われわれアメリカ人がやらねばならないのは、次のいかれた犯罪者が現れ、次の犯罪を犯す事を出来るだけ難しくする事である。われわれは少なくとも、なんらかの妥協点を見つける事ができるのではないだろうか。
概要はこんな感じだと思います。
訳が間違っていたら指摘してください。
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