ウィリアム・ピーター・ブラッディの「ディミター」は9月発売か!?
ミステリー作家綾辻行人氏のツイートによると、ウィリアム・ピーター・ブラッディの2010年発表の長篇小説「ディミター」の翻訳が2012年9月に創元推理文庫から出版される模様。
「ディミター」
著者:ウィリアム・ピーター・ブラッディ
翻訳:白石朗
出版社:東京創元社(創元推理文庫)
発売日:2012年9月
概要:アルバニアで捕まったポール・ディミターと言う名のスパイは当局により拷問される。
当局は、地獄からのエージェント("Agent from hell")と言う二つ名で知られるポール・ディミターから多くの情報を引き出そうとするが、拷問の途中でポール・ディミターは脱走してしまう。
一年後のエルサレム。
アラブとヨーロッパのハーフの警官ピーター・マレルは精神病院から脱走したと思われる殺人事件の犠牲者を発見するが・・・・。
折角なので綾辻行人氏と白石朗氏のツイートを紹介する。
『エクソシスト』の原作を書いたウィリアム・ピーター・ブラッディの新作(!)『ディミター』の邦訳をゲラで読む。とっつきはちょっと悪いが、途中からやめられなくなった。創元推理文庫で今秋(?)刊行予定、とか。
ブラッディの『ディミター』は9月刊行だそうです。翻訳は白石朗さん。私は帯にコメントを書かせていただく予定。
『ディミター』の感想をツイートしてくださり、ありがとうございました。ウィリアム・ピーター・ブラッティは1928年生まれですから今年84歳で、『ディミター』は82歳での刊行。矍鑠たるものです。帯のコメント楽しみにしています。
実はわたし、ウィリアム・ピーター・ブラッディの「ディミター」はホラー小説だと思っていたのですが、どうやらミステリー小説のようですね。
もしかしたら、トム・ロブ・スミスかロバート・ラドラムのような。
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