紀伊國屋書店新宿本店の《「PSYCHO-PASSサイコパス」×ハヤカワ文庫「紙の本を読みなよ」フェア》が凄い
「PSYCHO-PASS」最終話/第22話「完璧な世界」のラストカットより。
但し、「正義(システム)の連鎖は、終わらない」のタイトルカードを除く。
「失われた時を求めて 第一篇 スワン家の方へ」がテーブルの上に伏せられている。
先日のエントリー『「PSYCHO-PASSサイコパス」×ハヤカワ文庫「紙の本を読みなよ」フェア』で紹介した《「PSYCHO-PASSサイコパス」×ハヤカワ文庫「紙の本を読みなよ」フェア》だが、既にお知らせしたように、ハヤカワ文庫が同「紙の本を読みなよ」フェアのラインナップに挙げているのは「一九八四年」、「深夜プラス1」、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」、「ニューロマンサー」の4作品。
しかしながら「PSYCHO-PASSサイコパス」作品中では非常に多くの作品への言及が行われている。
そんな中、たまたま紀伊國屋書店新宿本店に行ったところ、驚いた事に紀伊國屋書店新宿本店の《「PSYCHO-PASSサイコパス」「紙の本を読みなよ」フェア》は30作品以上の作品で展開されていた。
わたしは書店で同フェアのラインナップに挙っていた作品タイトルのメモをとってきたのだが、なんと紀伊國屋書店のサイトで全ラインナップが紹介されているので、そちらを参照いただきたい。
【新宿本店】 好評につき延長!PSYCHO-PASSフェア「紙の本を読みなよ」
気になる作品は次の通り。
「ニューロマンサー」
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
「深夜プラス1」
「一九八四年」
「大衆の反逆」
「シェイクスピア全集」(「十二夜」、「マクベス」、「タイタス・アンドロニカス」)
「ハムレット」
「闇の奥」
「創世記 旧約聖書」
「ガリヴァ旅行記」
「赤と黒」
「善悪の彼岸」
「裁きの門」
「吸血鬼カーミラ」
「方法序説/情念論」
「パンセ」
「失われた時を求めて」
「人間不平等起源論」
「毛皮のマリー」
「権力と支配」
「バトルランナー」
「感情教育」
「父と子」
「ドラえもん」(「手足七本目が三つ」、「ドラえもんだらけ」、「のろのろ、じたばた」、「タイムマシンで犯人を」)
「新宿鮫」
「ジョジョの奇妙な冒険」
「死にいたる病」
「悪霊」
「哲学原理」
「悪徳の栄え」
「書を捨てよ、町へ出よう」
「福音書 新約聖書」
これは驚き。
紀伊國屋書店新宿本店のスタッフが「PSYCHO-PASSサイコパス」全話を観たんでしょうか。
ところで余談だが、次の画像を見て欲しい。
男が持つ記録メディアのラベルに「Johnny Mnemonic」の文字が確認できる。
これは言わずと知れたウィリアム・ギブスンの短篇小説「記憶屋ジョニィ」の原題である。
ところで、そんな「記憶屋ジョニィ」は1995年に「JM」として映画化され、2013年にはなんとテレビシリーズ化される可能性が出てきている。
なお、そんな「記憶屋ジョニィ」は短篇集「クローム襲撃」に収録されているのだが、紀伊國屋書店新宿本店の《「PSYCHO-PASSサイコパス」「紙の本を読みなよ」フェア》には残念ながら含まれてはいない。
関連エントリー
『ウィリアム・ギブスンの「記憶屋ジョニィ」がテレビシリーズに!?』 2013/04/27
『「PSYCHO-PASSサイコパス」×ハヤカワ文庫「紙の本を読みなよ」フェア』
2013/03/31
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