カテゴリー「■文芸」の44件の記事

2016年1月25日

「高慢と偏見とゾンビ」の予告編公開

2016年1月22日、ジェイン・オースティン、セス・グレアム=スミスの「高慢と偏見とゾンビ」の同名の映画化作品 "Pride and Prejudice and Zombies" の予告編が公開された。

Pride and Prejudice and Zombies - Bloody Good Sneak Peek

「Pride and Prejudice and Zombies」
監督:バー・スティアーズ
出演:リリー・ジェームズ、サム・ライリー、ベラ・ヒースコート、ジャック・ヒューストン、チャールズ・ダンス、レナ・ヘディ

今回公開された予告編と昨年秋に公開された予告編とを比較すると今回の予告編は非常にコミカルな映画であるような印象を受ける。

同じカットでも音楽と編集のテンポで随分と印象が変わる。

作品の方向性が変わったのだろうか。

@tkr2000
@honyakmonsky

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2015年12月23日

新訳版「千の顔を持つ英雄」ハヤカワ文庫より刊行

「千の顔を持つ英雄」
2015年12月18日、ジョーゼフ・キャンベルの「千の顔を持つ英雄」の新訳版が早川書房より刊行された。

ルーカスに多大な影響を与えた『千の顔をもつ英雄〔新訳版〕』 (2015/12/18)

 世界中のファンが待ち望んでいた「スター・ウォーズ」シリーズの最新作、「フォースの覚醒」がいよいよ日本でも公開になりますが、シリーズ生みの親、ジョージ・ルーカスがこの壮大な物語のインスピレーションの源となったと公言する本があるのをご存じでしょうか?

 それは、神話学者ジョーゼフ・キャンベルが1949年に発表した『千の顔をもつ英雄』。初版刊行から60年以上経った現在も、ルーカスだけでなく映画、小説、ゲーム、音楽など多岐にわたるジャンルのクリエイターたちに多大な影響を与え続けている同書の[新訳版]が、12月18日、文庫上下巻として刊行されます。

 キャンベルは、ギルガメシュやオデュッセウス、ブッダなど古今東西の神話や民話に登場する「英雄」たちの冒険を分析・比較し、それらに共通する基本構造(出立→イニシエーション→帰還)を明らかにしていきます。

 平凡な青年ルーク・スカイウォーカーが伝説のジェダイの騎士と出会い、故郷を離れて帝国軍に捕らわれたレイア姫の救出に向かう――。あまりにも有名な「スター・ウォーズ」のルークの冒険譚も、この基本構造をそっくり踏襲していることが本書を読むとよくわかります。さらにキャンベルは、私たちがなぜこのような物語に魅了されるのか、フロイトやユングの精神分析論を用いながら人間の心に潜む普遍的欲求をも説明していきます。

「マトリックス」「ダ・ヴィンチ・コード」「マッドマックス」など、キャンベルの影響を受けた映画や小説は数知れず。これを読めば「物語」の理解がもっと深まること請け合いです。

「千の顔を持つ英雄」
著者:ジョーゼフ・キャンベル
訳者:倉田真木、斎藤静代、関根光宏

わたしは随分前に「千の顔を持つ英雄」を人文書院のハードカバーで読んだが、若干読みにくい印象を受けており、その新訳が出ることは非常に喜ばしい出来事である。

この度、「フォースの覚醒」公開の2015年に新訳版が出るというのは、本書を「スター・ウォーズ」研究のためのひとつの関連書籍として考えた場合、素晴らしいことだと思いますし、もちろん出版業界のマーケティングを考えた場合、素晴らしいタイミングだと考えることができる。しかも随分と安いし。

しかしながら、先に引用したハヤカワ・オンラインの新着ニュースには、早川書房として残念ながら足りない部分がある。

と言うのも、実はこのジョーゼフ・キャンベルの「千の顔を持つ英雄」は、映画「2001年宇宙の旅」(1968)の準備段階に、スタンリー・キューブリックがアーサー・C・クラークに資料として贈り、クラークはそれを一読し「きわめて刺激的」とコメントしているのだ。

この辺りについては、アーサー・C・クラークの「失われた宇宙の旅2001」(ハヤカワSF文庫)に詳しい。

「千の顔を持つ英雄」がジョージ・ルーカスに影響を与えたことは誰でも知っているような有名なエピソードなので、ハヤカワ・オンラインとしては、キューブリックとクラークのエピソードを紹介するべきだったと思う。

何しろ、クラークはキューブリックから「千の顔を持つ英雄」を贈られるまで、その存在を知らなかったのだから。

1964/09/26 スタンリーがジョゼフ・キャンベルの神話分析書「千の顔を持つ英雄」を研究用によこす。きわめて刺激的。(「失われた宇宙の旅2001」より)

これこそ、きわめて刺激的。興奮がやまない。

@tkr2000
@honyakmonsky


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2015年9月19日

「ハヤカワ文庫の100冊フェア 2015」小冊子公開中

「凛々しい物語。」 2015年9月15日 ハヤカワオンラインにおいて、全国書店にて開催中の「ハヤカワ文庫の100冊フェア 2015」の無料配布の特製小冊子「凛々しい物語。」が全ページ公開されている。

ハヤカワ文庫の100冊フェア2015小冊子

実物は全国書店にて配布中。

装画はイラストレーターの丹地陽子。 @yokotanji

なお早川書房は2015年8月に創立70周年をむかえた。

これに伴い、ハヤカワ文庫〈トールサイズ〉対応のブックカバーを抽選で700名にプレゼント企画が実施されている。

応募方法はこちら

なんと〈トールサイズ〉対応だよ!

@tkr2000
@honyakmonsky

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2015年6月28日

「ピパの唄」をめぐる冒険 #2 「ドクター・スリープ」

ロバート・ブラウニングの「ピパの唄」"Pippa's Song")の最後の2行( God's in His heaven, All's right with the world. )の翻訳を集める企画の第二回はスティーヴン・キングの「ドクター・スリープ」(文藝春秋社刊/翻訳:白石朗)から。

「ドクター・スリープ(上)」のp237にはこうある。

すべてよし、問題なし、世はなべてこともなしだった。

前後の文脈があるので正確には、おそらく次の通り。

世はすべてこともなし

わたしの探求はつづく。

@tkr2000

@honyakmonsky

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2015年4月29日

舞台「ドライビング Miss デイジー」が5月14日に特別上映

アンジェラ・ランズベリーとジェームズ・アール・ジョーンズ「ドライビング Miss デイジー」
2013年のオーストラリア公演で収録された、アンジェラ・ランズベリーとジェームズ・アール・ジョーンズの舞台「ドライビング Miss デイジー」が、2015年5月14日に全米の映画館で限定上映される模様。

アルフレッド・ウーリーの「ドライビング Miss デイジー」は1987年にダナ・アイヴィとモーガン・フリーマンによって初演された戯曲だが、その後1989年にジェシカ・タンディとモーガン・フリーマンにより映画化されアカデミー賞をはじめとした多くの映画賞を受賞した作品で、その後も何度も舞台化されているようだが、アンジェラ・ランズベリーとジェームズ・アール・ジョーンズがデイジーとホークを演じていたのは知らなかった。

そのアンジェラ・ランズベリーとジェームズ・アール・ジョーンズが演じた2013年のオーストラリア公演で収録された映像が、2015年5月14日に全米の映画館で限定上映される。

このキャストは興奮する。
日本でもなんとか上映されないものだろうか。

@tkr2000
@honyakmonsky

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2015年2月 9日

#翻訳書でしつこく繰り返される表現 が激オモ 

いまツイッターで流行っているハッシュタグ #翻訳書でしつこく繰り返される表現 が激オモ。

#翻訳書でしつこく繰り返される表現 ツイッターのハッシュタグ検索

このハッシュタグの仕掛人は翻訳家の越前敏弥(@t_echizen)。

翻訳書でしつこく繰り返される表現 越前敏弥氏によるトゥギャッターのまとめ。

翻訳書に出てくるよくわからない名詞も楽しそう。

フランス窓
アルコーブ
火かき棒
外套

翻訳書に出てくる食べたいものとか。

パンの実
プリン(「ナルニア国」シリーズのターキュッシュ・デライト)
レンバス(「指輪物語」
バタつきパン

@tkr2000
@honyakmonsky


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2015年2月 7日

「アルジャーノンに花束を」再びテレビドラマ化

各メディアが伝えるところによると、ダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」が再び日本国内でテレビドラマ化される模様。

「アルジャーノンに花束を」
演出:吉田健、酒井聖博、松田礼人
脚本監修:野島伸司
脚本:池田奈津子
出演:山下智久(白鳥咲人)
制作:TBS
製作:ドリマックス、TBS

みどころ:TBSでは、2015年4月期の金曜ドラマ枠で、発表から半世紀以上の歳月が流れても世界中に深い感動を与え続ける永遠のベストセラー『アルジャーノンに花束を』のドラマ化が決定いたしました。 米国作家ダニエル・キイスによる原作は、超知能を手に入れた青年の喜びと孤独を通して、人間の心の真実を問いかける物語。1960年には「ヒューゴー賞中篇小説部門」、また1966年には「ネビュラ賞長篇小説部門」でそれぞれ受賞し、その後は3度の映画化や舞台化がされるなど、時代を超えて長く愛されている作品です。

この瑞々しいヒユーマニズム作品に対して、時代の先端をいく挑戦的なテーマを扱いながらも、一貫して人間愛を軸にした物語を描き続け、数々のヒットドラマを生み出してきた日本を代表する作家・野島伸司が脚本監修を担当。新たな命を吹き込みます。

そして、主演を務めるのは、人気・実力ともに若手トップの山下智久。原作のエッセンスを大切にしつつも独自の“野島ワールド”を加味して描かれる不朽の名作を、繊細で深みのある演技で人気を集め、数々のヒットドラマで主演を果たしてきた山下智久が、子供の精神を持つ無垢な状態から超知能を手に入れるという、ふり幅の大きい難役に挑みます。

この春“不朽の名作”ד野島ワールド”ד山下智久”が集結した“奇跡”の物語、現代版『アルジャーノンに花束を』をぜひご期待ください!!

内容:28歳だが、知能は6歳児並みという知的障がい者の白鳥咲人(山下智久)は、少年刑務所に入っていたなど“訳アリ”な若者が集まる花の配送センター「ドリームフラワーサービス」で働いていた。ある日、咲人は同僚の柳川隆一と軽トラに乗り、望月遥香の住むマンションにバラの花束を届けに行く。遥香は配達人の咲人が精神遅滞者であることを知らないため、咲人の対応に驚き、警察を呼ぼうとしてしまう。慌てて駆けつけた柳川が事情を説明し、その場は収まりそうになるのだが、玄関の飾り棚にあるアクセサリースタンドのキラキラ光るイヤリングに惹きつけられた咲人は手を伸ばし、もうひと騒動を起こしてしまう。届け物もろくにできない咲人だったが、純粋で心の優しい彼の夢は、ママが好きになってくれる“お利口さん”になることだった。

一方、遥香が勤める「脳生理科学研究センター」では、チームリーダーの蜂須賀が研究していた知的能力を向上させる研究が進み、白ネズミのアルジャーノンへの動物実験が成功していた。蜂須賀による製薬会社へのプレゼンも上手くいき、社長の河口玲二から次の展開となる臨床試験をするよう後押しされるが、プレゼンから戻ってきた研究員たちは、口々に時期尚早ではないかと心配する声が…。しかし、蜂須賀に科学者としてだけでなく男性としても惹かれていた遥香は、蜂須賀の判断を妄信的に信じていた。早速、遥香たちは障がい者たちを支援している施設へ赴き、臨床試験の被験者を探すのだが、副作用のリスクなどを鑑み、了承をもらえる被験者がなかなか見つからないでいた。そんな中、アルジャーノンが檻から逃げ出し行方不明になってしまう。アルジャーノンに取り付けているGPSで居場所を確認するのだが、探し当てることが出来ないでいた。

その頃咲人は、会社の同僚たちと渋谷へナンパをしに行っていた。仲間の言いなりに一人で路上に立ち女性へ声をかけていた咲人だったが、ガラの悪い男にからまれ殴られてしまう。血だらけになって道端に転がる咲人。そんな咲人のもとへ、一匹の白いネズミが近寄ってきた。それに気がついた咲人は……。

野島伸司が脚本を担当するような報道がされているようだが、正式には野島伸司は脚本監修。実際のところは脚本は池田奈津子。

池田奈津子は比較的尖った作品の脚本を担当している。

オフィシャル・サイトのみどころと内容を読むと、野島伸司的には「聖者の行進」のニュアンスを感じる。

最初にこの話を聞いた際は、ちょっとリスクが高いな、と思ったが、脚本が野島伸司ならなんとかしてくれるのではないか、とも思ったが、野島伸司は脚本監修と言うことらしいので不安が増している。

また、脚本が野島伸司ではないのに「聖者の行進」のような雰囲気を醸し出している。

制作サイドがいわゆる野島伸司っぽい作風を望んでいるのではないか、と思えてならない。

とは言うものの、大好きな作品のテレビドラマ化なので、フラットな気持ちで4月を待ちたい。

@tkr2000
@honyakmonsky

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2015年1月31日

「はじめての海外文学フェア」はじまってます

『50人に聞きました!老いも若きもまずはこの1冊から はじめての海外文学フェア』
2015年1月26日頃から全国14書店でじわじわと始まっている模様。

『50人に聞きました!老いも若きもまずはこの1冊から はじめての海外文学フェア』についてはこちらをご覧ください。

「はじめての海外文学フェア」開催!(執筆者・酒井七海[丸善津田沼店])

このフェアで興味深いと思ったのは、

従来の入門フェアに入るような古典的なものは避けること。

これは素晴らしいコンセプトですね。

なんとか文庫の100冊とかも本来はおそらく同様のコンセプトで企画したいのではないかな、と想像していますが、まあ大人の事情と言うかどこかの誰かの何かしらの思惑で古典的でスタンダードな作品が選出されているケースがあります。

2015年の現代に生きる人たちに古典的でスタンダードな作品を薦めるのはやはり問題があるのではないか、と考えています。

もちろん良い作品は良いし、時代を感じさせないエバーグリーンな作品はたくさんありますが、そんな作品はあとで読めば良いのです。

と言うのも、日本の国語教育の中で古典的でスタンダードな作品を教科書や読書感想文の課題書として読まされて、それが原因で文学や海外文学に親しめなくなってしまった人々が多い、と言う可能性が否定出来ない、と考えるからです。

余談ですが、以前「バトル・ロワイヤル」(2000)と言う映画の指定(R18+とかR15+とかPG12とか)をどうこうする際に「バトル・ロワイヤル」の指定を上げるべきだと言っていたある政治家がマスコミにどんな映画が好きですか、と質問され、どや顔で「風と共に去りぬ」と答えたことを思い出します。

2000年当時に1939年の作品をベストだとして推す神経と無知に脱力したのを覚えています。こんな人たちが日本の文化をレイティングしているのか、と。

もちろん今回の「はじめての海外文学フェア」にもちょっと古い作品やスタンダードな作品も入っていますが、これを機に、はじめての海外文学に挑戦していただければ、と思います。

開催書店はこちらでご確認願います。

50人が選んだ、2500円以下のオススメ海外文学。「はじめての海外文学」フェア 

余談ですがジャック・ケッチャムの「オフシーズン」「はじめての海外文学フェア」に入っているのは、古典的な作品が入っているのとは逆の意味でまずいんじゃないかな、と思いました。

まあ「隣の家の少女」が入っているより随分とましだと思いますが。

@tkr2000
@honyakmonsky

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2015年1月15日

「ピパの唄」をめぐる冒険 #1 「でかした、ジーヴス!」

今日たまたまP・G・ウッドハウスの「でかした、ジーヴス!」を読んでいたら、またもやロバート・ブラウニングの「ピパの唄」"Pippa's Song")の最後の2行が引用されているのを発見した。

そんな「ピパの唄」だが、わたしが「ピパの唄」(の最後の2行)に関心を持ったのは、アニメーション作品「赤毛のアン」の最終回。サブタイトルは文字通り「ピパの唄」の最後の2行の翻訳「神は天にいまし、すべて世は事もなし」

この「ピパの唄」の最後の2行は「新世紀エヴァンゲリオン」に登場するネルフのロゴタイプで引用されていることでも有名だし、様々な欧米作品に引用されている。

God's in His heaven, All's right with the world.

原文は唯一無二だが、日本語では千差万別。
そんな千差万別の日本語訳を人力で検索して行きたいと思う。

そんな訳で、わたし自身が発見した「ピパの唄」の最後の2行の翻訳を集めてみることにした。

その第1回目は前述の通りP・G・ウッドハウスの短篇集「でかした、ジーヴス!」に収録されている「ビンゴ夫人の学友」。翻訳は森村たまき。

神、そらに知ろしめしてすべて世は事も無し

@tkr2000
@honyakmonsky

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2014年7月 5日

映画「悪童日記」の日本公開は10月に決定

「悪童日記」 2014年7月5日に映画.comが伝えるところによると、アゴタ・クリストフ原作の映画「悪童日記」の日本公開は2014年10月に決定した模様。

アゴタ・クリストフの世界的ベストセラーを映画化「悪童日記」公開決定

[映画.com ニュース] ハンガリー出身の亡命作家アゴタ・クリストフの同名ベストセラーを映画化した「悪童日記」の日本公開が10月に決定し、このほど、双子の少年が力強く前を見据えるポスター画像がお披露目された。

第2次世界大戦下、大きな町から小さな町へ疎開した双子の兄弟の、たくましく時に残酷な生き様を描く。大人たちの残虐性にさらされたふたりは、自らを律するため、邪悪な人間を罰するため、あるいは慈悲の心で、肉体と精神を鍛え、暴力行為を繰り返す。貧しさの中で強く生き抜く少年たちの姿が、倫理の枠を超えて見る者を圧倒する。

原作は映像化不可能と言われていたが、出版からほぼ30年を経てドイツ・ハンガリー合作での映画化となった。カルロビ・バリ国際映画祭では、審査員の全会一致でグランプリを受賞。アグニエシュカ・ホランド監督は「この映画はとりわけ映像そのものが放つ感情的なエネルギーによって人々に強い印象をもたらす。この映画は右傾化するハンガリー情勢に対する希望の証だ」とコメントしている。

双子の疎開先は、村人たちから「魔女」と呼ばれる祖母の農園。ふたりは、粗野で意地悪なおばあちゃんにこきつかわれながら、日々の出来事を克明に記し、聖書を暗唱する。母との約束を胸に、強くなることと勉強を続けるのだった。

「悪童日記」は10月、TOHOシネマズ シャンテ、新宿シネマカリテほか全国公開。

「悪童日記」
監督:ヤーノシュ・サース
原作:アゴタ・クリストフ 「悪童日記」(早川書房刊)
出演:アンドラーシュ・ギーマーント、ラースロー・ギーマーント、ピロシュカ・モルナール、ウルリク・トムセン、ウルリッヒ・マテス

ご存知の方も多いと思うが「悪童日記」は、続編の「ふたりの証拠」「悪童日記」を愛した世界中の読者を裏切るとんでもない事実が明かされ、さらに「第三の嘘」でもとんでもない物語が語られる。

この映画「悪童日記」が続編を意識しているのかどうかはわからないが、映画化について、つまり「悪童日記」の物語を映像化してイメージを定着させることについては、いろいろと思うところがある。

余談だが、映画「悪童日記」のクレジットを見ると、双子役は、実際の双子か兄弟が演じている模様。

また、英語のクレジットを見ると双子の役名は one と other である模様。
それはそれで好ましい。

@tkr2000
@honyakmonsky

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