カテゴリー「エドガー・ライス・バローズ」の3件の記事

2012年4月25日

「あおいちゃんパニック!」は「火星のプリンセス」の影響を!?

絶賛公開中の映画「ジョン・カーター」(2012)だが、その原作はご承知のようにエドガー・ライス・バローズの「火星のプリンセス」(1917)である。

今日は、その「火星のプリンセス」とその影響下にある竹本泉の漫画「あおいちゃんパニック!」に関する余談。

つまり、翻訳小説は国内の様々なメディアに影響を与えているよ、と言う妄想話。

「あおいちゃんパニック!」
講談社コミックスなかよし版「あおいちゃんパニック!」全3巻

さて「あおいちゃんパニック!」のどのあたりが「火星のプリンセス」の影響を受けているか、というところであるが、いくつかの観点からその影響を考察していきたい。

■怪奇!バッタ人間の逆襲
「あおいちゃんパニック!」より 「あおいちゃんパニック!」の主人公である〈早川あおい〉は、宇宙人のパパと地球人のママのハーフ。

以前住んでいた高重力の惑星からパパの転勤で地球に引っ越してきたあおいちゃんは地球では力持ちになってしまうし、ただ単に歩こうとしただけでもバッタのようにぴょ〜んぴゅ〜んぴゃ〜んしてしまう。

また、ソフトボールの打球は放物線を描かず、自衛隊機を撃墜してしまったり、叩いただけで机を壊してしまったり、街灯を折り曲げてしまったりする。

ご存じのように「火星のプリンセス」のジョン・カーターも地球から、地球と比較して重力が低い火星に行ってしまった関係で、当然のごとく力持ちになってしまい、これまた歩こうとしているだけで、ぴょ〜んぴゅ〜んぴゃ〜んしてしまう。

映画「ジョン・カーター」でも、そのぴょ〜んぴゅ〜んぴゃ〜んは見事に再現されている。

■プロポーズ
「あおいちゃんパニック!」より あおいちゃんがパパの転勤で地球に来る前に住んでいた惑星では「いっしょに絵をかこう」と言う言葉や「絵をかくのを手伝う」と言うような言葉は、「結婚しよう」と言うような意味で、プロポーズの言葉として知られている。

あおいちゃんの同級生の森村ひろしは美術の授業中、それを知らずにあおいちゃんに「(絵をかくのを)手伝ったろうか?」とプロポーズしてしまう。

「あおいちゃんパニック!」より ご承知のように「火星のプリンセス」でも、ジョン・カーターはバルスームでの習慣を知らないため、いつのまにかヘリウムの王女デジャー・ソリスにプロポーズしてしまったり、プロポーズしたにも関わらずデジャー・ソリスを冷たくあしらってしまったりする。

一方デジャー・ソリスはデジャー・ソリスで、そのジョン・カーターの不躾なプロポーズの一件から、あろうことかジョン・カーターに対するツンデレ属性を発揮し、どこのラブコメだよ、と言うようなジョン・カーターとデジャー・ソリスのツンデレの展開が楽しめる。

エドガー・ライス・バローズの「火星のプリンセス」は驚くべき事に1917年の作品である。

つまり、1917年からツンデレ属性は存在していたのだ。

「あおいちゃんパニック!」より ■カオール
カオールとは「火星のプリンセス」シリーズの舞台であるバルスームのあいさつ。

ところで、竹本泉の「あおいちゃんパニック!」は1983〜1984年に「なかよし」に連載された作品である。

「火星のプリンセス」以外にも、画像の左から「地上最強の美女バイオニック・ジェミー」(1976〜1978)や「Dr.スランプ」(1980〜1984)の影響がみてとれる。

時代ですね。

■SF作品の影響
「あおいちゃんパニック!」は、「火星のプリンセス」以外にも様々なSF作品のパロディが含まれている。

例をあげてみると、

「スーパーマン」ソフトボール
「E.T.」植物学者のトーオリ先生、その他
「スタートレック」フワフワ←トリブル
「グレムリン」フワフワ

等のパロディが楽しめる。

これは興味深い事に、全て1980年代頃のSF映画ですよね。

「なかよし」の読者とSF映画の観客との関係が興味深い。
おそらくはあまりかぶってはいなかったのではないか、と思えるけどね。

■早川あおい
「あおいちゃんパニック!」より 「あおいちゃんパニック!」は、前述のように様々なSF作品の影響を受けている。

もちろん作者の竹本泉が大のSFファンであることからそうなっているのだと思うが、その中でも意味があるのは、本作「あおいちゃんパニック!」の主人公の名前が〈早川あおい〉である、と言うこと。

この〈早川あおい〉の名前はもちろん〈ハヤカワ文庫SFの青背〉をあらわしているに違いない。

つまり〈早川あおい〉は〈SF〉のメタファーなのだ。

そして〈早川あおい〉はご存じ「今日の早川さん」の〈早川量子〉と同様に、〈SF〉の権化だと言えるのだ。

おそるべし早川さん。

そんな訳で映画「ジョン・カーター」は絶賛公開中だよ。

@tkr2000
@honyakmonsky



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2012年3月22日

映画「ジョン・カーター」、史上最大の赤字作になる可能性

2012年3月22日にロイターが伝えるところによると、映画「ジョン・カーター」が史上最大の赤字作になる可能性が出て来た模様。

映画「ジョン・カーター」、史上最大の赤字作になる可能性

記録のため全文を引用する。

[ロサンゼルス 20日 ロイター] ウォルト・ディズニー生誕110周年記念の超大作「ジョン・カーター」が、映画史上最も興行赤字の大きい作品になる可能性が出てきた。

米ウォルト・ディズニーは19日、同作品が約2億ドル(約166億円)の赤字になるとの見通しを示したが、それが現実になれば、ギネスブックに「最も興行赤字の大きい映画」として登録されている1995年の「カットスロート・アイランド」を超える赤字作となる。ウィキペディアによると、「カットスロート・アイランド」の赤字額は1億4700万ドル。

過去の不発作品としては、エディ・マーフィ主演の「プルート・ナッシュ」や、ペネロペ・クルスとマシュー・マコノヒーが出演した「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」、ロバート・ゼメキス監督の「少年マイロの火星冒険記」などがあるが、ウィキペディアの情報を基にすると、いずれも赤字額は1億4000万ドルを超えている。

ただ、ハリウッド映画の赤字額については、不明瞭な部分が多いのも事実。映画情報サイトIMDbの編集長キース・シマントン氏は「ハリウッドはあまり数字をオープンにしないので、これらの作品の本当の予算を知ることはできない」と述べた。

複数の業界筋は、「ジョン・カーター」には制作費と販促費で3億5000万ドル以上がつぎ込まれていると指摘。調査会社ハリウッド・ドット・コムのポール・ダーガラベディアン氏は、同作品が収支を合わせるには、世界興行収入6億ドル以上が必要だとしている。

ご存じのように、映画「ジョン・カーター」は、エドガー・ライス・バローズの「火星のプリンセス」を原作とした作品である。

少年時代からのバローズファンとしては、映画「ジョン・カーター」には、バローズの「火星シリーズ」映画化の貴重なチャンスでもあり、仮に映画がヒットしたあかつきには、エドガー・ライス・バローズ作品の若い読者への膾炙の可能性を考え、多いに期待していたのだが、予告編を観る限り皆さん同様いやな予感がしている。

また、国内の配給会社も「ジョン・カーター」のプロモーションにあまり力を入れていない様子も感じられ、そのためか「ジョン・カーター」のメディアへの露出も少ないような印象を受ける。

「火星のプリンセス」 しかし、先日のエントリー『「火星のプリンセス」出版ラッシュ!?』でもお伝えした通り、映画「ジョン・カーター」の2012年4月13日の日本公開をにらみ、2012年3月2日に創元推理文庫から「新版 火星のプリンセス」が、また2012年3月6日には小学館文庫から「火星のプリンセス」が出版されている。

また、2012年3月29日には竹書房からノベライズ版「ジョン・カーター」(スチュアート・ムーア 著、清水節訳が出版される。

わたしは1980年版の創元推理文庫版「火星のプリンセス」(厚木淳訳、武部本一郎画/写真左)を少年時代から愛読しているので、今回は折角なので小学館文庫版「火星のプリンセス」(小笠原豊樹訳、三浦均画/写真右)を購入してみた。

実は、先日たまたま帰省し、実家の広大なアーカイブから、「ジョン・カーター」繋がりで「火星のプリンセス」に関する書籍を何点か発掘し、2月に1980年の厚木淳訳「火星のプリンセス」を読んだばかりなのだが、今回の小笠原豊樹訳「火星のプリンセス」は厚木淳版と若干違う印象を受ける。

翻訳を比較してどうこう、と言う話ではないが、比較しながら読むと興味深いですな。

映画もなんとかヒットして欲しいところです。

@tkr2000
@honyakmonsky

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2012年2月 7日

「火星のプリンセス」出版ラッシュ!?

「新版 火星のプリンセス」創元SF文庫 2012年4月13日に日本公開となる、ウォルト・ディズニー生誕110年記念作品、映画「ジョン・カーター」の原作小説であるエドガー・ライス・バローズの「火星のプリンセス」の翻訳の出版予定が続く。

噂では、映画「ジョン・カーター」のノベライズ版が、――もしかしたらノベライズと原作の2冊セットかも――、2012年3月に出るらしいので、本日のエントリーで紹介する創元SF文庫版と小学館文庫版を含めて、この時期の「火星のプリンセス」は、なんと3種類になるかも知れない。

「新版 火星のプリンセス」
■著者:エドガー・ライス・バローズ
■翻訳:厚木淳
■出版社:東京創元社(創元SF文庫)
■発売日:2012年3月2日
■紹介:南軍騎兵大尉ジョン・カーターはある夜、忽然としてアリゾナから火星に転移する。時まさに火星は乱世戦国、四本腕の獰猛な緑色人や、高度な科学力を持つ地球人そっくりの赤色人が戦争に明け暮れていた。その渦中に飛びこんだ快男子カーターは絶世の美女デジャー・ソリスと結ばれるべく、剣を片手に縦横無尽の大活躍を見せる……。スペースオペラの原点ともいうべき不朽の傑作! 解説=高橋良平(創元SF文庫の紹介文より引用)

「火星のプリンセス」
■著者:エドガー・ライス・バローズ
■翻訳:小笠原豊樹
■出版社:小学館(小学館文庫)
■発売日:2012年3月6日
■紹介:ディズニー映画「ジョン・カーター」原作!
アメリカ南軍の騎兵大尉ジョン・カーターは、アリゾナの砂漠から幽体離脱して火星に降り立った。四本の腕を持つ緑色人、地球人によく似た風貌の赤色人、凶暴な野生動物――その時、火星は戦乱のただ中にあった。緑色人の捕虜になっていた美貌のプリンセス、デジャー・ソリスを助け出すため、超人的な運動能力を武器に、ジョン・カーターの大活躍が始まる。SFの世界に燦然と輝くエドガー・ライス・バローズの名作が、小笠原豊樹の最高の名訳で甦る。

〈火星シリーズ〉第一弾。 ジョン・カーターが主人公の今シリーズは、2「火星の女神イサス」 3「火星の大元帥ジョン・カーター」とつづき、全三冊で完結予定。この三部作が映画ディズニー映画「ジョン・カーター」の原作になります。2以降は続刊予定です。(小学館文庫の紹介文より引用)

いかがだろう。

おそらくだが、厚木淳は2003年に亡くなっているので、創元SF文庫の「新版 火星のプリンセス」は、1999年に出た「合本版・火星シリーズ第1集 火星のプリンセス」「火星のプリンセス」と同じ内容だろうと推測できる。

また、小学館文庫の「火星のプリンセス」は、SFの世界に燦然と輝くエドガー・ライス・バローズの名作が、小笠原豊樹の最高の名訳で甦る。と言う事なので、おそらく1967年に角川文庫から出た「火星のプリンセス」と同じ内容なのではないか、と推測できる。

ところで、冒頭で紹介した画像は、創元SF文庫の「新版 火星のプリンセス」の書影なのだが、ここで気になるのは、表紙画像から考えると、東京創元社は「火星のプリンセス」をハードSFとして売ろうとしているのではないか、と言う事。

しかし、創元SF文庫の「火星のプリンセス」と言えば、武部本一郎の装画である。

それを端的にあらわす厚木淳による興味深いコラムがあるので紹介する。

厚木淳「バロウズ・ファンとは武部ファンのことである」
「武部本一郎の剣と魔法世界」(月刊スターログ 1980年1月号)より

わたしも、「火星シリーズ」にしろ「地底世界シリーズ」にしろ、バローズ作品はほとんど武部本一郎の装画で読んでいるので、これを読むと、東京創元社めーーーーーっ。
となるところだが、大人の事情もいろいろとあるだろうし、映画「ジョン・カーター」っぽい装画なのかも知れないので、不問とする。

とにかく、エドガー・ライス・バローズの「火星のプリンセス」が入手し易くなる事は、めでたいことである。

余談ですが、先日実家の広大なアーカイブ(嘘)を探索して、「火星シリーズ」を発掘してきました。残念ながら4冊しか見つからなかったのですが、折角なので写真で紹介したいと思います。

「火星シリーズ」

どうでしょう。
裏表紙の「火星シリーズ」全11作品の装画が楽しいですよね。


@tkr2000
@honyakmonsky

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