カテゴリー「ドン・ウィンズロウ」の5件の記事

2013年2月 5日

ドン・ウィンズロウの「犬の力」が映画化か!?

「犬の力」 2013年2月4日に映画.comが伝えるところによるとドン・ウィンズロウの「犬の力」が映画化される模様。

ドン・ウィンズロウの大作「犬の力」が映画化

[映画.com ニュース] 米作家ドン・ウィンズロウの長編小説「犬の力(原題:Power of the Dog)」が映画化されると米Deadlineが報じた。

映画化にあたるのは、第85回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされているデンマーク映画「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」のニコライ・アーセル監督と、脚本家のラスムス・ハイスタバーグ。アーセルとハイスタバーグは、スウェーデン版「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」の脚本家コンビとしても知られる。

2005年に発表された「犬の力」は、米DEA(麻薬取締局)エージェントを主人公に、ラテンアメリカの麻薬組織との30年間にわたる麻薬戦争を描いた大長編で、ウィンズロウの代表作。プロデュースを、同じくウィンズロウ原作のオリバー・ストーン監督作「野蛮なやつら SAVAGES」や、レオナルド・ディカプリオが製作・主演予定の「サトリ」を手がけたシェーン・サレルノが担当する。

ウィンズロウ原作の最新作「野蛮なやつら SAVAGES」は、3月8日から日本公開される。

「野蛮なやつら」「犬の力」、そしてチャック・ホーガンとの共同オリジナル脚本と、ドン・ウィンズロウは最近映画づいてますね。

余計なお世話ですが「犬の力」の指定はR18決定でしょうかね。

因みに、ニュースソースはここ。

Oscar-Nommed ‘A Royal Affair’ Team Boards Epic Don Winslow Novel ‘Power Of The Dog’

ところで、わたしは知らなかったんですが、冒頭で紹介した「Power of the Dog」の表紙ってモノクロだったんですね。

@tkr2000
@honyakmonsky

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2012年12月16日

ドン・ウィンズロウ原作の「野蛮なやつら/SAVAGES」公開決定!

「Saveges」

2012年12月11日にシネマトゥデイが伝えるところによると、ドン・ウィンズロウの「野蛮なやつら」をオリヴァー・ストーンが映画化した「野蛮なやつら/SAVAGES」の2013年3月8日の日本公開が決定した模様。

オリヴァー・ストーン最新作『野蛮なやつら/SAVAGES』が3月に日本上陸!

 [シネマトゥデイ映画ニュース] オリヴァー・ストーン監督最新作、映画『野蛮なやつら/SAVAGES』の日本公開が来年3月に決まった。ベストセラー作家ドン・ウィンズロウの小説「野蛮なやつら」(角川文庫)を映画化した本作は、『キック・アス』のアーロン・ジョンソン、『バトルシップ』のテイラー・キッチュ、人気ドラマ「ゴシップガール」シリーズで脚光を浴びたブレイク・ライヴリーら注目の若手と、ジョン・トラヴォルタ、サルマ・ハエック、ベニチオ・デル・トロらベテランの共演も見どころの一つといえる。

 2010年にアメリカで刊行されたウィンズロウのベストセラー小説「野蛮なやつら」は、人気ホラー作家スティーヴン・キングに「セミオート版『明日に向って撃て!』だ!」と称賛され、映画脚本の手法を取り入れた巧みな物語構成が批評家からも高評価を得た作品。

 ストーリーのメインを飾るのは、平和主義の実業家ベン(アーロン)と、元傭兵(ようへい)で親友の実業家チョン(テイラー)、幼なじみの美女で“二人の帰る場所”でもあるオフィーリア(ブレイク)。マリファナ栽培事業で成功したベンとチョン、オフィーリアは独特な三角関係にあるが、メキシコの麻薬組織にオフィーリアが拉致され、残された二人が奪還すべく、勝ち目のない闘いに挑んでいく。

 ストーン監督は大胆な暴力描写も交えて本作を描いたという。映画『ミッドナイト・エクスプレス』『プラトーン』『7月4日に生まれて』で3度のオスカーに輝いたその手腕に期待したい。(編集部・小松芙未)

映画『野蛮なやつら/SAVAGES』は2013年3月8日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国公開

「Saveges」

監督:オリヴァー・ストーン
脚本:シェーン・サレルノ、ドン・ウィンズロウ、オリヴァー・ストーン
原作:ドン・ウィンズロウ 「野蛮なやつら」(角川文庫刊)
出演:テイラー・キッチュ、ブレイク・ライヴリー、アーロン・ジョンソン、ジョン・トラヴォルタ、ウマ・サーマン、ベニシオ・デル・トロ、サルマ・ハエック、エミール・ハーシュ、デミアン・ビチル

「野蛮なやつら」
著者:ドン・ウィンズロウ
訳者:東江一紀
出版:角川書店(角川文庫)
紹介:舞台はカリフォルニアのラグーナ・ビーチ。2人の若者ベンとチョンは、幼なじみのオフィーリアとの友好的な三角関係を愉しみつつ、極上のマリファナ栽培と売買で成功を収めていた。だがメキシコのバハ麻薬カルテルが彼らのビジネスに触手を伸ばす。傘下入りを断った2人に対し、組織はオフィーリアを拉致。彼女を 取り戻すため、2人は危険な賭けに出るが――。 鬼才ウィンズロウの超絶技巧が冴え渡る犯罪小説の最進化形!

関連エントリー
『ドン・ウィンズロウの「野蛮なやつら」の映画化作品「Saveges」予告編公開!』 2012/04/06
『ドン・ウィンズロウとチャック・ホーガンが共同で脚本を!?』 2012/05/08

@tkr2000
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2012年5月 8日

ドン・ウィンズロウとチャック・ホーガンが共同で脚本を!?

2012年5月7日にDEADLINE NEW YORKが伝えるところによると、ドン・ウィンズロウとチャック・ホーガンが共同で犯罪スリラー映像作品の脚本を執筆する模様。

‘Savages’ Author Don Winslow And ‘The Town’ Author Chuck Hogan Team Up To Write Crime Thriller Script

オリヴァー・ストーンが「Saveges」として映画化した「野蛮なやつら」「フランキー・マシーンの冬」で知られる小説家ドン・ウィンズロウと、ベン・アフレックが「ザ・タウン」として映画化した「強盗こそ、われらが宿命」で知られる小説家チャック・ホーガンが共同で犯罪スリラー作品の脚本を執筆する模様。

なお、その犯罪スリラーの脚本はシェーン・サレルノがプロデュースする予定。

シェーン・サレルノはこの2人の著名な作家のコラボレーションについて、『彼らは共同で脚本を執筆するが、興味深いのは、脚本の登場人物同士が路上で対峙するように、彼らがページ上で対決する事だ』と語っている。

「Saveges」 因みに、ドン・ウィンズロウ原作、オリヴァー・ストーン監督作品「Saveges」は、2012年7月6日に北米公開予定。

日本公開については不詳。

「Saveges」
監督:オリヴァー・ストーン
脚本:シェーン・サレルノ、ドン・ウィンズロウ、オリヴァー・ストーン
原作:ドン・ウィンズロウ 「野蛮なやつら」(角川文庫刊)
出演:テイラー・キッチュ、ブレイク・ライヴリー、アーロン・ジョンソン、ジョン・トラヴォルタ、ウマ・サーマン、ベニシオ・デル・トロ、サルマ・ハエック、エミール・ハーシュ、デミアン・ビチル

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2012年4月 6日

ドン・ウィンズロウの「野蛮なやつら」の映画化作品「Saveges」予告編公開!

オリヴァー・ストーンの「Saveges」より
2012年2月に日本国内で翻訳が出版されたばかりのドン・ウィンズロウの「野蛮なやつら」をオリヴァー・ストーンが映画化した「Saveges」の予告編が公開された。

なお「Saveges」は2012年夏に北米で公開される模様。

'Savages' Exclusive Trailer Premiere

「Saveges」
監督:オリヴァー・ストーン
脚本:シェーン・サレルノ、ドン・ウィンズロウ、オリヴァー・ストーン
原作:ドン・ウィンズロウ 「野蛮なやつら」(角川文庫刊)
出演:テイラー・キッチュ、ブレイク・ライヴリー、アーロン・ジョンソン、ジョン・トラヴォルタ、ウマ・サーマン、ベニシオ・デル・トロ、サルマ・ハエック、エミール・ハーシュ、デミアン・ビチル

予告編を観る限りはオリヴァー・ストーン作品と言うよりはトニー・スコットの痛快アクション作品のようですね。

ドン・ウィンズロウが共同脚本にクレジットされていると言うのも興味深いですね。

「野蛮なやつら」
著者:ドン・ウィンズロウ
訳者:東江一紀
出版:角川書店(角川文庫)
紹介:舞台はカリフォルニアのラグーナ・ビーチ。2人の若者ベンとチョンは、幼なじみのオフィーリアとの友好的な三角関係を愉しみつつ、極上のマリファナ栽培と売買で成功を収めていた。だがメキシコのバハ麻薬カルテルが彼らのビジネスに触手を伸ばす。傘下入りを断った2人に対し、組織はオフィーリアを拉致。彼女を取り戻すため、2人は危険な賭けに出るが――。 鬼才ウィンズロウの超絶技巧が冴え渡る犯罪小説の最進化形!

@tkr2000
@honyakmonsky

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2012年2月12日

さあ、今のうちに【 第三回翻訳ミステリー大賞】の候補作を読もう!

今年も【翻訳ミステリー大賞】の季節がやって来ました!

4月14日に予定されている授賞式&コンベンションに向けて、既に最終候補作5作品が決定。 現在、翻訳家の方々による第三次投票が行われている真っ最中です。
昨年も素晴らしい翻訳ものが出版され、様々なベスト企画がある中で、この【翻訳ミステリー大賞】が異彩を放つ所以は、それが、実際に外国語の物語を日本語に翻訳する大切な部分を担う翻訳家の方々が自らの翻訳に対する考え方、経験、矜持を掛けて選ぶ専門家による選出だと云う所にあるのではないでしょうか。
また、だからこそ私たち読者は、この【翻訳ミステリー大賞】に他の賞とは違う視点でのユニークな選出を期待してしまいますよね。

この【翻訳ミステリー大賞】発足の趣旨については、翻訳ミステリー大賞シンジケートのサイトに於いて発起人の田口俊樹氏が【巻頭言】として書いていらっしゃいます。 私の下手な説明よりも、直接読んで頂きたいので、以下にその一部を転載します。

翻訳ミステリー大賞シンジケートとは?
シャーロック・ホームズ、アルセーヌ・ルパン、エルキュール・ポアロ、ミス・マープル、エラリー・クイーン、フィリップ・マーロウといった主人公が 活躍する翻訳ミステリーは、日本でも古くから紹介され、長く親しまれてきました。その伝統は今も受け継がれ、さらに多くの魅力的な主人公が新たに紹介され ています。スペンサー、ミロ・ミロドラゴヴィッチ、マット・スカダー、ハリー・ボッシュ、ジャック・フロスト、リンカーン・ライムといった名探偵、名刑事 たちです。しかし、残念ながら、日本における彼らの知名度はシャーロック・ホームズに遠く及びません。翻訳ミステリーの面白さは少しも変わっていないの に。いや、むしろ作品の質も量もより豊かになっているのに。

 そんな現状に一石を投じ、ひとりでも多くの方々に翻訳ミステリーを手に取ってもらう一助になればと思い、このたび『翻訳ミステリー大賞』を 創設しました(発起人=小鷹信光、深町眞理子、白石朗、越前敏弥、田口俊樹)。年間ベストを選ぶこの手の賞はすでにいくつもありますが、現在活躍中の翻訳 者にかぎっての投票で選ばれるところが本賞の特長です。つまり、翻訳者が自ら選ぶ翻訳大賞というわけです。(以下略)

このように、翻訳もの業界の多くの方々の熱い思いのこもった賞なのです。
この賞をより一層盛り上げるためにも、翻訳もの好きとしてはこれを放っておく事は出来ません!

豊作と云われた今年の翻訳ミステリ世界。
激戦(多分そのはず…)の中で、第一次、第二次選考に残った5作品は次の通りです。

【アンダー・ザ・ドーム(上下)】

■著者 スティーヴン・キング
■訳者 白石 朗
■出版社 文藝春秋
■価格 各¥2,762(税抜き)

【二流小説家】

■著者 デイヴィッド・ゴードン
■訳者 青木千鶴
■出版社 早川書房(ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
■価格 ¥1,900(税抜き)

【犯罪】

■著者 フェルディナント・フォン・シーラッハ
■訳者 酒寄進一
■出版社 東京創元社
■価格 ¥1,800(税抜き)

【夜の真義を】

■著者 マイケル・コックス
■訳者 越前敏弥
■出版社 文藝春秋
■価格 ¥2,619(税抜き)

【忘れられた花園(上下)】

■著者 ケイト・モートン
■訳者 青木純子
■出版社 東京創元社
■価格 ¥1,700(税抜き)

以上、勿論、順不同。 

私が、キング命だからと云って最初に書いた訳じゃありませんよ… 単に五十音順っていうだけなんです。

まさに、どの作品も【凄い】物語ばかり… 皆様は、これらの作品をもう読みましたか? 
私は偶然(?)全ての候補作を読んでいるので、由なし事も含め5作品全てについてこのブログで一作ずつご紹介して行きたいと思います。(不定期…)

因みに、第三回【翻訳ミステリー大賞】の全ての候補作品については、翻訳ミステリー大賞シンジケートのサイトのこちらで確認することが出来ます。
興味深い資料なので、是非ご覧下さい。

あ、そうそう! 過去の受賞作品は…

★第一回 翻訳ミステリ大賞 ドン・ウィンズロウ/東江一紀「犬の力」
★第二回 翻訳ミステリ大賞 ジェラルディン・ブルックス/森嶋マリ「古書の来歴」

第一回の時に行われた授賞式&コンベンションの際はお泊まりで大変に楽しい時間を過ごしました。 第二回は3/11の震災の影響もあって、コンベンションは行われなかったものの公開トークイベントとしてUSTで公開中継されましたっけ…

こうやって、歴史は刻まれるんですね…(しみじみ)
とまれ、今年のコンベンションも楽しみです!

@unyue
@honyakmonsky 



  



 

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