カテゴリー「テレビムービー」の35件の記事

2020年11月17日

リチャード・マシスンの「二万フィートの悪夢」の3度目の映像化作品「三万フィートの戦慄」が独占日本初放送

Twilightzone_20201116153101 2020年11月23日からスーパードラマTVで独占日本初放送される「トワイライト・ゾーン」(2019)の第2話として、リチャード・マシスンの短篇「二万フィートの悪夢」("Nightmare at 20,000 Feet")の3度目の映像化作品「三万フィートの戦慄」("Nightmare at 30,000 Feet")が11月30日に独占日本初放送される。

「二万フィートの悪夢」
著者:リチャード・マシスン
訳者:尾之上浩司
出版社:早川書房 ハヤカワ文庫NV「運命のボタン」に収録。
初出:"Alone by Night"(1961) "Nightmare at 20,000 Feet"

「三万フィートの戦慄」
監督:グレッグ・ヤイタネス
原作:リチャード・マシスン
脚本:マルコ・ラミレス
出演:アダム・スコット、クリス・ディアマントポロス、ケイティー・フィンドレイ

あらすじ:ジャーナリストのジャスティン(アダム・スコット)は取材のため、飛行機でワシントンDCからテルアビブへ向かおうとしていた。空港から妻に電話すると渡航に反対だと言う。実はジャスティンは以前、イエメンでの取材で精神的ショックを受けPTSDに苦しんでいた。精神科医から教わった「過去は過去」という言葉を呪文のように唱えジャスティンは機内に乗り込む。

さて先ほどお話ししたように今回の「トワイライト・ゾーン」(2019)の第2話「三万フィートの戦慄」はリチャード・マシスンの短篇小説「二万フィートの悪夢」の3度目の映像化である。 

1度目の映像化は、日本国内では「未知の世界」または「ミステリー・ゾーン」と言うタイトルで放送された"Twilight Zone"(1959-1964)の第123話(シーズン5 第3話)「二万フィートの戦慄」("Nightmare at 20,000 Feet")。

Nightmareat20000feet1963 「二万フィートの戦慄」("Nightmare at 20,000 Feet") (1963)
監督:リチャード・ドナー
原作:リチャード・マシスン
脚本:リチャード・マシスン
出演:ウィリアム・シャトナー、クリスティン・ホワイト

あらすじ:6か月の入院を終え、退院したばかりの男(ウィリアム・シャトナー)は、飛行機で家路につく。だが、窓の外を見ると、翼の上に生き物が乗っているのを目にする。男は驚いて妻(クリスティン・ホワイト)に話すのだが・・・・。

本作「二万フィートの戦慄」(1963)は、クリーチャーの造形は残念ながら今ひとつなのだが、ウィリアム・シャトナーの鬼気迫る演技が大変素晴らしく、現在までも非常に評価が高い作品である。

Nightmareat20000feet1963_2 「宇宙大作戦」("Star Trek")(1966-1969)においてエンタープライズ号のカーク船長を演じたウィリアム・シャトナーの狂気に満ちた演技が素晴らしい。特にこの目がギラギラとした感じが素晴らしい。

興趣をそぐのでクリーチャーの写真は紹介しないが、ウィリアム・シャトナーの演技が良い分、クリーチャーの造形といい動きといい、もうちょっとなんとかならなかったのか、と思えてならない。

さて2度目の映像化だが、これはなんとスティーブン・スビルバーグ、ジョン・ランディス製作の映画「トワイライトゾーン/超次元の体験」(1983)の第4話「2万フィートの戦慄」("Nightmare at 20,000 Feet") (1983)。

Nightmareat20000feet1983 「2万フィートの戦慄」("Nightmare at 20,000 Feet") (1983)
製作:スティーブン・スピルバーグ、ジョン・ランディス
監督:ジョージ・ミラー
原作:リチャード・マシスン
脚本:リチャード・マシスン
出演:ジョン・リスゴー、アビー・レーン、ドナ・ディクソン、ジョン・デニス・ジョンストン、クリスティナ・ニグラ、チャールズ・ナップ、ダン・エイクロイド

あらすじ:飛行機恐怖症のジョン・ヴァレンタイン(ジョン・リスゴー)は、飛行中の旅客機内でパニックに襲われていた。気遣うスチュワーデスに大丈夫だと言ったものの、恐怖感は鎮まらない。落ち着くための喫煙は咎められ、新聞を開けば見出しは「史上最悪の飛行機事故」。周囲の客は彼の神経をいら立たせ、外では雷鳴が轟き、稲光が走る。気分転換に窓の外を覗いた彼は、異様なものを目にする。

Nightmareat20000feet1983_2 本作「2万フィートの戦慄」(1983)は映画「トワイライトゾーン/超次元の体験」(1983)のトリを飾る作品でもあり、これまた評価が高い作品である。オリジナル版のウィリアム・シャトナー顔負けの鬼気迫る演技のジョン・リスゴーが素晴らしい。

また、オリジナル版にあった若干おかしな点を修正し、かつクリーチャーの造形も動きも素晴らしい作品に仕上がっている。

また例によってクリーチャーの写真は紹介しないが、本作「2万フィートの戦慄」(1983) では映画史に残る素晴らしいクリーチャーの仕草が楽しめる。

さて今日の本題3度目の映像化は、前述のように「トワイライト・ゾーン」(2019)の第2話「三万フィートの戦慄」("Nightmare at 30,000 Feet")。

Nightmareat30000feet 「三万フィートの戦慄」("Nightmare at 30,000 Feet")
監督:グレッグ・ヤイタネス
原作:リチャード・マシスン
脚本:マルコ・ラミレス
出演:アダム・スコット、クリス・ディアマントポロス、ケイティー・フィンドレイ
ホスト:ジョーダン・ピール

あらすじ:ジャーナリストのジャスティン(アダム・スコット)は取材のため、飛行機でワシントンDCからテルアビブへ向かおうとしていた。空港から妻に電話すると渡航に反対だと言う。実はジャスティンは以前、イエメンでの取材で精神的ショックを受けPTSDに苦しんでいた。精神科医から教わった「過去は過去」という言葉を呪文のように唱えジャスティンは機内に乗り込む。

今回の「トワイライト・ゾーン」(2019)の特筆すべき点は米CBSの配信サイトCBS All ACCESSで配信限定で製作されている点とホスト役として「ゲットアウト」(2017)、「アス」(2019)等のジョーダン・ピールが全エピソードに登場する点。

イメージとしては「世にも奇妙な物語」のタモリのようなホスト役をジョーダン・ピールがつとめていると考えるとわかりやすいと思う。

さらに驚いたことに、今までは高度2万フィートだったのに、今回はなんと高度3万フィートになってしまっている。

そして、もちろんわたしはまだ本編を観ておらず、予告編を観る限りなので確かな事は言えないのだが、どうやら今回の「三万フィートの戦慄」はウィリアム・シャトナーのオリジナル版、ジョン・リスゴーのリメイク版とは全く異なったアプローチをしているようなのだ。

これはたいへん楽しみな状況である。

関心がある方はぜひスーパードラマTVで。

放送予定は次の通り。

2020/11/30(月) 22:00
[二]「トワイライト・ゾーン」第2話「三万フィートの戦慄」/"Nightmare at 30,000 Feet"

2020/11/30(月) 24:00
[字][5.1ch]「トワイライト・ゾーン」第2話「三万フィートの戦慄」/"Nightmare at 30,000 Feet"

Photo_20201117193101 最後にわたしが体験した「二万フィートの悪夢」 を紹介する。

あの日はちょっとヤバかった。

 

 

 

 

 

 

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2015年7月12日

「ウエストワールド」がテレビシリーズ化か

Westworld 現在サンディエゴで開催中のコミコン「ウエストワールド」の2016年のテレビシリーズ化が発表され、スチールが公開された模様。

Comic-Con: HBO Releases First-Look Photos at 'Westworld'

「ウエストワールド」は、マイケル・クライトン脚本・監督の1973年の映画で、砂漠に建造された巨大テーマパーク《デロス》にある一つのワールドでアメリカ西部開拓時代を体験できる「ウエストワールド」を舞台にした作品で「ターミネーター」の元ネタと言われている作品。

ユル・ブリンナー演じる人間に危害を加える事の出来ないガンスリンガーのロボット406号が執拗に登場人物が追いかけられる様が描かれている。

イメージとしては、《東京ディズニーランド》の《ウエスタンランド》で稼働しているロボットが人間を襲い始める、と言うもの。

因みにこの「ウエストワールド」で描かれた事件の後、一旦閉鎖されていた《デロス》はあらたなワールド「未来世界」が建設され事業を再開させる。
しかしながら《デロス》でまたひどい事件が起きる。

この流れは「ジュラシック・パーク」から「ジュラシック・ワールド」への流れに酷似している。

それもそのはず、「ジュラシック・パーク」はマイケル・クライトンが原作者であり、脚本も務めている。

そのマイケル・クライトンの原点とも言える「ウエストワールド」のテレビシリーズ化とは、興奮せざるを得ない。

しかし、2015年、2016年はなんという年なんだ。

@tkr2000
@honyakmonsky


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2015年3月22日

「ぼくのエリ 200歳の少女」テレビシリーズ化か

2015年3月19日に海外ドラマNAVIが伝えるところによると、「ぼくのエリ 200歳の少女」が米A&Eでテレビシリーズ化される可能性が出てきた模様。

傑作ヴァンパイア映画『ぼくのエリ 200歳の少女』がTVシリーズに?

世界中で絶賛の嵐を巻き起こし、60以上の賞を獲得したスウェーデンの吸血鬼映画『ぼくのエリ 200歳の少女』(日本では2010年に公開)。この映画を、米A&EがTVシリーズ化するプロジェクトに着手していることを、米The Hollywood Reporterが報じた。

『ぼくのエリ 200歳の少女』は、ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト作の小説「MORSE―モールス」を、トーマス・アルフレッドソン監督が映像化した作品で、いじめられっ子の少年オスカーが、近所に引っ越してきた吸血鬼の少女エリと恋に落ちるという物語。吸血鬼という題材を、少年の初恋と絡めて繊細に描いた手腕が高く評価され、アメリカ向けに『モールス』(マット・リーヴス監督)というリメイク作品も作られた。

TVシリーズ化にあたって脚本を担当するのは、『クリミナル・マインド FBI行動分析課』のクリエイターで、米MTVのTVシリーズ『Teen Wolf』の脚本家/ショーランナーでもあるジェフ・デイヴィスと、俳優/脚本家のブランドン・ボイス。二人は製作総指揮にも名を連ねている。

評価の高い映画をベースにしているとあって、TVシリーズ化には期待と不安の声があがっている。ぜひ映画に負けない作品に仕上げてほしいものだ。(海外ドラマNAVI)

ニュースソースはこちら。

A&E Remaking Swedish Vampire Drama 'Let the Right One In' (Exclusive)

興味深いのは、「モールス」のリメイクではなく「ぼくのエリ 200歳の少女」のリメイクである、と言う点。もちろん「モールス」のリメイクではなく「ぼくのエリ 200歳の少女」である、と言うのは権利上の問題だとは思うが。

個人的な希望としては、今回のテレビシリーズでは、「ぼくのエリ 200歳の少女」で描かれた二人の出会いの部分をリメイクし、その直接の続篇、つまり列車に乗って旅立った後の物語を描いて欲しいと思っています。

まあそれだとリメイクではなく続篇になってしまい、権利上の問題はあると思いますが、わたしはあの後の二人の人生を知りたいと思うのです。

@tkr2000
@honyakmonsky

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2015年2月 7日

「アルジャーノンに花束を」再びテレビドラマ化

各メディアが伝えるところによると、ダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」が再び日本国内でテレビドラマ化される模様。

「アルジャーノンに花束を」
演出:吉田健、酒井聖博、松田礼人
脚本監修:野島伸司
脚本:池田奈津子
出演:山下智久(白鳥咲人)
制作:TBS
製作:ドリマックス、TBS

みどころ:TBSでは、2015年4月期の金曜ドラマ枠で、発表から半世紀以上の歳月が流れても世界中に深い感動を与え続ける永遠のベストセラー『アルジャーノンに花束を』のドラマ化が決定いたしました。 米国作家ダニエル・キイスによる原作は、超知能を手に入れた青年の喜びと孤独を通して、人間の心の真実を問いかける物語。1960年には「ヒューゴー賞中篇小説部門」、また1966年には「ネビュラ賞長篇小説部門」でそれぞれ受賞し、その後は3度の映画化や舞台化がされるなど、時代を超えて長く愛されている作品です。

この瑞々しいヒユーマニズム作品に対して、時代の先端をいく挑戦的なテーマを扱いながらも、一貫して人間愛を軸にした物語を描き続け、数々のヒットドラマを生み出してきた日本を代表する作家・野島伸司が脚本監修を担当。新たな命を吹き込みます。

そして、主演を務めるのは、人気・実力ともに若手トップの山下智久。原作のエッセンスを大切にしつつも独自の“野島ワールド”を加味して描かれる不朽の名作を、繊細で深みのある演技で人気を集め、数々のヒットドラマで主演を果たしてきた山下智久が、子供の精神を持つ無垢な状態から超知能を手に入れるという、ふり幅の大きい難役に挑みます。

この春“不朽の名作”ד野島ワールド”ד山下智久”が集結した“奇跡”の物語、現代版『アルジャーノンに花束を』をぜひご期待ください!!

内容:28歳だが、知能は6歳児並みという知的障がい者の白鳥咲人(山下智久)は、少年刑務所に入っていたなど“訳アリ”な若者が集まる花の配送センター「ドリームフラワーサービス」で働いていた。ある日、咲人は同僚の柳川隆一と軽トラに乗り、望月遥香の住むマンションにバラの花束を届けに行く。遥香は配達人の咲人が精神遅滞者であることを知らないため、咲人の対応に驚き、警察を呼ぼうとしてしまう。慌てて駆けつけた柳川が事情を説明し、その場は収まりそうになるのだが、玄関の飾り棚にあるアクセサリースタンドのキラキラ光るイヤリングに惹きつけられた咲人は手を伸ばし、もうひと騒動を起こしてしまう。届け物もろくにできない咲人だったが、純粋で心の優しい彼の夢は、ママが好きになってくれる“お利口さん”になることだった。

一方、遥香が勤める「脳生理科学研究センター」では、チームリーダーの蜂須賀が研究していた知的能力を向上させる研究が進み、白ネズミのアルジャーノンへの動物実験が成功していた。蜂須賀による製薬会社へのプレゼンも上手くいき、社長の河口玲二から次の展開となる臨床試験をするよう後押しされるが、プレゼンから戻ってきた研究員たちは、口々に時期尚早ではないかと心配する声が…。しかし、蜂須賀に科学者としてだけでなく男性としても惹かれていた遥香は、蜂須賀の判断を妄信的に信じていた。早速、遥香たちは障がい者たちを支援している施設へ赴き、臨床試験の被験者を探すのだが、副作用のリスクなどを鑑み、了承をもらえる被験者がなかなか見つからないでいた。そんな中、アルジャーノンが檻から逃げ出し行方不明になってしまう。アルジャーノンに取り付けているGPSで居場所を確認するのだが、探し当てることが出来ないでいた。

その頃咲人は、会社の同僚たちと渋谷へナンパをしに行っていた。仲間の言いなりに一人で路上に立ち女性へ声をかけていた咲人だったが、ガラの悪い男にからまれ殴られてしまう。血だらけになって道端に転がる咲人。そんな咲人のもとへ、一匹の白いネズミが近寄ってきた。それに気がついた咲人は……。

野島伸司が脚本を担当するような報道がされているようだが、正式には野島伸司は脚本監修。実際のところは脚本は池田奈津子。

池田奈津子は比較的尖った作品の脚本を担当している。

オフィシャル・サイトのみどころと内容を読むと、野島伸司的には「聖者の行進」のニュアンスを感じる。

最初にこの話を聞いた際は、ちょっとリスクが高いな、と思ったが、脚本が野島伸司ならなんとかしてくれるのではないか、とも思ったが、野島伸司は脚本監修と言うことらしいので不安が増している。

また、脚本が野島伸司ではないのに「聖者の行進」のような雰囲気を醸し出している。

制作サイドがいわゆる野島伸司っぽい作風を望んでいるのではないか、と思えてならない。

とは言うものの、大好きな作品のテレビドラマ化なので、フラットな気持ちで4月を待ちたい。

@tkr2000
@honyakmonsky

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2014年5月31日

テレビムービー「ザ・ストレイン」予告編公開

2014年6月13日から米FX(Fox extended)で放送が開始されるテレビムービー「ザ・ストレイン」(原題:"The Strain")の予告編が公開された。

FX's The Strain - Trailer

「ザ・ストレイン」シリーズはギレルモ・デル・トロとチャック・ホーガン共著のSFホラー作品。

同シリーズの翻訳は早川書房より「沈黙のエクリプス」「暗黒のメルトダウン」「永遠の夜」の3部作、全6冊で刊行されている。

これは面白そうで困ります。

ストレインと言えば、どうしてもマイケル・クライトンの「アンドロメダ病原体」("The Andromeda Strain")を思い出しますが、これはギレルモ・デル・トロの確信犯的ミスデレクションではないか、と思います。

@tkr2000
@honyakmonsky

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2014年5月10日

早川書房のサロン・クリスティがBAR「ロング・グッドバイ」に

BAR「ロング・グッドバイ」 レイモンド・チャンドラーの「ロング・グッドバイ」のNHKによるドラマ化を記念して、早川書房1階のサロン・クリスティが5月23日までの期間限定で、BAR「ロング・グッドバイ」として開店しました。

レイモンド・チャンドラー『ロング・グッドバイ』ドラマ化記念 BAR「ロング・グッドバイ 」開店! 

ハードボイルドの最高傑作『ロング・グッドバイ』が、浅野忠信、綾野剛のコンビでドラマ化されたのを記念して、早川書房1階のサロン・クリスティを【期間限定】でBAR「ロング・グッドバイ」に変身させます!

店内にはチャンドラーのポートレート、ドラマ「ロング・グッドバイ」のポスターから、マーロウの名台詞まで、ハードボイルドの傑作『ロング・グッドバイ』の世界観を再現しました。チャンドラーの全著作、作品が映画化された時の小物も揃え、マーロウが好んだ酒、音楽、FOODでお迎えします。 ぜひ、お立ち寄りください。

【期間】
5月8日(木)~5月23日(金)
※期間限定、平日夜のみ 期間内、17時より22時までBAR「ロング・グッドバイ」として営業いたします

【場所】
千代田区神田多町2-2 第三ハヤカワビル1階 サロン・クリスティ
お問い合わせは、電話03-3252-3111(お客様係)まで
※17時以降は03-3258-3800(クリスティ)にお願いします

【OPENキャンペーン】
『ロング・グッドバイ』『長いお別れ』『ロング・グッドバイ〔東京篇〕』『「ロング・グッドバイ」ビジュアルブック』をお持ちいただいた方、もしくは店内でご購入いただいた方には「マーロウが愛したバーボン」1杯を無料サービス

とのこと。
機会がある方は是非。

20140510_105858 因みに、BAR「ロング・グッドバイ」のコースターは、「ロング・グッドバイ」「さよなら、愛しい人」等、レイモンド・チャンドラー作品の名言が原文と訳文付きで紹介されている模様。全15種類。

これはあれですか。
ギムレットを15杯呑めってことですよね。

で、迎えのタクシーのドアから片足を外に出しっぱなしで酔いつぶれる、ってことで良いですかね。

@tkr2000
@honyakmonsky

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2014年4月 8日

浅野忠信がフィリップ・マーロウに!?

フィリップ・マーロウ原作の「ロング・グッドバイ」NHKによりドラマ化され、2014年4月19日よりNHK総合で放送開始になる模様。

「ロング・グッドバイ」
演出:堀切園健太郎
原作:レイモンド・チャンドラー 「ロング・グッドバイ」(早川書房刊)
脚本:渡辺あや
音楽:大友良英
出演:浅野忠信、綾野剛、小雪、古田新太、冨永愛、太田莉菜、滝藤賢一、田口トモロヲ、福島リラ、岩松了、でんでん、泉澤祐希、やべきょうすけ、堀部圭亮、渡辺大知、石田えり、遠藤憲一、吉田鋼太郎、柄本明

放送予定:
2014年4月19日(土)21時から21時58分
NHK総合 毎週土曜日 連続5回

あらすじ:女優・原田志津香(太田莉菜)の夫・保(綾野剛)は妻殺しの容疑をかけられ、逃亡先の台湾で自殺を遂げた。保の親友で私立探偵の増沢磐二(浅野忠信)は、彼の死に疑問を抱くが、事件は時の権力者でメディア王でもある原田平蔵(柄本明)の手でもみ消される。 その後別の事件で原田家の隣人達と関わるようになった磐二は、酒に溺れた小説家・上井戸譲治(古田新太)や出版社の編集者(田口トモロヲ)、殺された志津香の姉(冨永愛)などを巻き込みながら事件の核心を握る絶世の美女・亜以子(小雪)にたどり着く。事件は決着したかに見えたのだが…。

これは驚き。

キャストが驚くほど豪華。
はたまた、渡辺あやの脚本も大友良英の音楽も楽しみ。

もう化け物みたいな作品になるんじゃないかな。

@tkr2000
@honyakmonsky

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2014年4月 6日

シーラッハ原作の「犯罪 〜ドイツの奇妙な事件〜」はAXNミステリーで4月12日放送開始

「犯罪 〜ドイツの奇妙な事件〜」
フェルディナント・フォン・シーラッハ原作のテレビムービー「犯罪 〜ドイツの奇妙な事件〜」が、ミステリー専門チャンネルAXNミステリーで2014年4月15日より放送が開始される。

「犯罪 〜ドイツの奇妙な事件〜」

このテレビムービーは、2013年4月から独ZDFでテレビミニシリーズとして放送されたもの。全6話。

ZDFの「犯罪」のオフィシャル・サイト

今回、AXNミステリーで放送されるのも同様に全6話で、初回放送予定は次の通り。

第1話 「フェーナー氏」
2014年4月12日(土)17:00

第2話 「タナタ氏の茶わん」
2014年4月12日(土)18:00

第3話
「緑」
2014年4月12日(土)19:00

第4話
「ハリネズミ」
2014年4月12日(土)20:00

第5話
「サマータイム」
2014年4月12日(土)21:00

第6話
「正当防衛」
2014年4月12日(土)22:00

このテレビシリーズ「犯罪 〜ドイツの奇妙な事件〜」は本国ドイツでも評価が高い作品なので、期待して行きたい。

なお、AXNミステリーのサイトでは、「犯罪」「罪悪」の朗読劇を公演した俳優:橋爪功と、「犯罪」「罪悪」の翻訳家:酒寄進一にインタビュー記事が掲載されている。

「犯罪 〜ドイツの奇妙な事件〜」に魅せられた2人
俳優 橋爪功 × 翻訳家 酒寄進一 対談インタビュー

このインタビュー記事は全4ページにわたる興味深いものなので、関心がある方は是非。

@tkr2000
@honyakmonsky

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2014年3月30日

「ハンニバル」シーズン2のサブタイトルは日本語に!?

テレビシリーズ「ハンニバル」より
現在、スターチャンネルで絶賛放送中のテレビシリーズ「ハンニバル」だが、シーズン1のサブタイトルは、次のようにフランス料理のコースからとられている。

第1話「Aperitif(アペリティフ)」
第2話「Amuse-Bouche(アミューズ・ブーシュ)」
第3話「Potage(ポタージュ)」
第4話「Oeuf(ウフ)」
第5話「Coquilles(コキーユ)」
第6話「Entree(アントレ)」
第7話「Sorbet(ソルベ)」
第8話「Fromage(フロマージュ)」
第9話「Trou Normand(トゥルー・ノルマン)」
第10話「Buffet Froid(ビュッフェ・フロワ)」
第11話「Roti(ロティ)」
第12話「Releves(ルルヴェ)」
第13話「Savoureux(サブレ)」

つづく「ハンニバル」シーズン2は米NBCで、2014年2月28日から放送が開始されているが、そのサブタイトルは日本語から、しかも会席料理のコースからとられている。

第1話「Kaiseki(会席)」
第2話「Sakizuke(先付)」
第3話「Hassun(八寸)」
第4話「Takiawase(炊き合わせ)」
第5話「Mukozuke(向付)」
第6話「Futamono(蓋物)」
第7話「Yakimono(焼き物)」
第8話「Su-zakana(酢肴)」
第9話「Shiizakana(強肴)」
第10話「」
第11話「Ko no mono(香の物)」
第12話「Tomewan(止め椀)」
第13話「Mizumono(水物)」

非常に興味深い。

@tkr2000
@honyakmonsky

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2014年3月 4日

「SHERLOCK 3」NHK BSプレミアムでの放送日決定!

「SHERLOCK 3」NHK BSプレミアムでの放送日決定!

先日のエントリー『「SHERLOCK 3」NHK BSプレミアムで放送決定!』で、「SHERLOCK 3」がNHK BSプレミアムで放送されることについてはお伝えしたが、放送日が決定した模様。

気になる放送予定は次の通り。

■第3シーズン
BSプレミアム 5月24日(土)午後9時00分~ 第1回「空(から)の霊柩(きゅう)車 <仮>」
BSプレミアム 5月31日(土)午後9時00分~ 第2回「三の兆候 <仮>」
BSプレミアム 6月7日(土)午後9時00分~ 第3回「最後の誓い <仮>」

■第1&第2シーズン再放送
4月6日(日)[※5日(土)深夜]から、BSプレミアム 毎週日曜 午前0時30分~[※土曜深夜] 2人の出会いから最新シーズンにつながる衝撃の展開までを一気におさらい!

■特別番組「徹底解明!SHERLOCKの秘密 <仮>」
BSプレミアム 5月18日(日)午前0時30分~[※17日(土)深夜0時30分~]

余談ですが、「SHERLOCK」のワトソン役マーティン・フリーマンと、ホームズ役のベネディクト・カンバーバッチ共演の「ホビット 竜に奪われた王国」は、2014年2月28日に公開されましたよ。

ついでに、昨日2014年3月3日、全世界を賑わしたカンバーバッチさんのスチールを貼っておきます。

Benedict Cumberbatch 'photobombs' U2 at the Oscars

@tkr2000
@honyakmonsky

 

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