カテゴリー「■漫画」の11件の記事

2021年6月26日

ジョー・ヒルのチャリティイベントがすごい

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2021年6月17日にハーパーコリンズ・ジャパンから短篇集「怪奇疾走」が発売されたばかりのジョー・ヒルだが、彼がスケルトン・クルー・スタジオ(Skelton Crew Studio)と行なっているチャリティイベントがすごい。

現在のところ、全74種類のジョー・ヒルのサイン本がチャリティイベントの一環として販売されている模様。

なお、このチャリティイベントでは収益の100%が、Redfearn Hill Charity Fundに寄付され、教育、環境、社会等のさまざまな用途に資金を提供する模様。

Skelton Crew Studio LLC Joe Hill Charity Event 

スケルトン・クルー・スタジオのジョー・ヒルのチャリティイベントのページ

JOE HILL 2021 CHARITY EVENT 8: SIGNED FULL THROTTLE PB 

ジョー・ヒルの「怪奇疾走("FULL THROTTLE")」のペーパーバックのチャリティイベントのページ。

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驚いたことに、「ファイアマン(下)」(小学館文庫)のサイン本まで販売されている。

なお、日本国内でもジョー・ヒルのサイン本を購入することが出来るが支払いはPayPalのみ。

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2015年2月 9日

#翻訳書でしつこく繰り返される表現 が激オモ 

いまツイッターで流行っているハッシュタグ #翻訳書でしつこく繰り返される表現 が激オモ。

#翻訳書でしつこく繰り返される表現 ツイッターのハッシュタグ検索

このハッシュタグの仕掛人は翻訳家の越前敏弥(@t_echizen)。

翻訳書でしつこく繰り返される表現 越前敏弥氏によるトゥギャッターのまとめ。

翻訳書に出てくるよくわからない名詞も楽しそう。

フランス窓
アルコーブ
火かき棒
外套

翻訳書に出てくる食べたいものとか。

パンの実
プリン(「ナルニア国」シリーズのターキュッシュ・デライト)
レンバス(「指輪物語」
バタつきパン

@tkr2000
@honyakmonsky


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2014年11月 4日

ウォーレン委員会報告書がグラフィックノベルに!?

The Warren Commission Report: A Graphic Investigation Into the Kennedy Assassination

なんと「ウォーレン委員会報告書」がグラフィックノベルになった模様。

A Graphic Novel That Breathes New Life into Our Understanding of the Kennedy Assassination

「ウォーレン委員会報告書」 ウォーレン委員会とはご承知の通り、1963年11月22日にテキサス州ダラスで発生したケネディ大統領暗殺事件の検証のため設置された調査委員会。
ただし正式な名称はウォーレン委員会ではなく、《ケネディ大統領暗殺に関する大統領特命調査委員会》。

"The Warren Commission Report: A Graphic Investigation Into the Kennedy Assassination"

Written by Dan Mishkin and illustrated by Ernie Colón.

これは買いかも。

@tkr2000
@honyakmonsky

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2014年2月12日

「Marvel グローバル コミック」が興味深い

Marvel グローバル コミック
2014年2月6日にリリースされたiOS用APP「Marvel グローバル コミック」が興味深い。

最近、DCコミックやマーベル・コミックの所謂アメコミ(アメリカン・コミックス)やグラフィックノベルを原作とした映画を観る機会はどんどん増えているが、日本国内でその原作を手に取ることはなかなか難しい。

洋書店やアメコミ専門店に行けば、その原作コミックを見かけることはあるだろうが、そこまで足を運ぶのは一部のマニア層だろうし、仮に店頭で原作コミックを手に取ったとしても、日本国内で流通している原作コミックの価格は、あの薄い本(32〜36ページ)にしては非常に高い印象を受ける。

翻訳はどうかと言うと、アメコミは無限に出版されていることもあり、当然ながら翻訳されていない作品も多く、仮に翻訳されている作品にしても日本のコミックスと比較して価格が高い印象を受ける。(1冊2,500円〜3,500円程度)

また、日本のコミックスと異なり、カバーアートを担当するアーティストとコミック自体の作画をするアーティストが異なっていたり、ひとつの作品なのに途中から作画担当のアーティストが変わったりと、いろいろと複雑で、それを理解するのはなかなか難しく、なんとも敷居が高い印象をも受ける。

そんな中、アメコミ出版大手の Marvel Entertainment は、同社の作品を世界中の様々な言語で手軽に読める iOS 向けアプリケーション「Marvel グローバル コミック」をリリースした。

この「Marvel グローバル コミック」により、iPhone や iPad で簡単にアメコミをダウンロードし、様々な言語で読むことができる。もちろん無料作品も数多く登録されており、それをダウンロードしてパラパラと眺めるだけでも楽しいし、オールカラーのアメコミは、iPad の Retinaディスプレイと驚く程に親和性が高く、そのイラストの美しさに惚れ惚れとしてしまう。

もちろん、この「Marvel グローバル コミック」はひとつのビジネス・モデルであり、無料作品から課金作品へと導線は張られているのだが、1冊の単価は200円と全7冊(アメコミは全7冊構成が多い)購入しても1,400円(第1巻が無料なら1,200円)と比較的安価に楽しめる。

しかしながら、ざっと眺めると翻訳が微妙だったり、日本語の改行がおかしかったりする印象を受けることもあり、勉強がてら英語で読んでみるのも面白いかも知れない、と思った。

「Marvel グローバル コミック」

@tkr2000
@honyakmonsky

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2013年12月30日

「エンダーのゲーム」漫画化決定!?

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ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンが伝えるところによると、佐藤秀峰が映画「エンダーのゲーム」の導入部分を漫画化し、漫画 on Webで無料配信される模様。

人気漫画家 佐藤秀峰先生による"漫画化"が決定!

再誕プロジェクトに「ブラックジャックによろしく」「海猿」等の人気漫画家 佐藤秀峰先生の参戦が決定しました!映画からインスパイアを受けて、<映画『エンダーのゲーム』の漫画>を執筆します!

佐藤秀峰先生は[漫画on Web]http://mangaonweb.com/)の立ち上げや「ブラックジャックによろしく」の二次利用フリー化など漫画界の常識を覆すチャレンジを行うなど、人気漫画家にして、漫画家の枠に囚われない活躍を続けています。

今回、漫画化されるのは<映画の導入部分>で、映画公開に先駆けて2014年1月11日(土)から[漫画 on Web]で無料配信が開始予定です。

【佐藤秀峰先生 コメント】

「今はTVも漫画もアニメも映画も観ない僕ですが、実は高校生の頃「エンダーのゲーム」の続編小説だけは読んでいたんです(笑)。今回原作も読んで「エンダーのゲーム」がクリエイターに影響を与えたのは凄くわかりますね。ちょっとイジりたくなる感じがするんです。影響を受けてても“パクリ”って言われちゃうから、中々言葉にしにくいですけどね(苦笑)。映画『エンダーのゲーム』は映像も音も迫力があって面白いのはもちろんですが、僕はストーリーも魅力的でした。主人公の成長物語で手抜き無く描かれてます。僕は普通の人が努力して立派になるのが好きなので、エンダーには「凄いんだから悩まずに頑張りなさいよ!」とも思っちゃいますが(笑)。海保や医者でなく初めて“宇宙”が題材で、いつも通り楽に描けばいいのですが、ついついペンに力が入って一生懸命描いてるので、楽しみにしていて下さい。」

先日紹介したラジオドラマ化にしろ、導入部分の漫画化にしろ、今回の映画「エンダーのゲーム」のプロモーションには、なりふり構わない何かが見え隠れしますが、いろいろな企画がどんどん立ち上がってきているのは、いろいろと興味深いですね。

とにかく、映画「エンダーのゲーム」は、きちんとプロモーションをして、きちんとヒットさせて欲しいと思うところです。

@tkr2000
@honyakmonsky

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2013年4月29日

紀伊國屋書店新宿本店の《「PSYCHO-PASSサイコパス」×ハヤカワ文庫「紙の本を読みなよ」フェア》が凄い

「PSYCHO-PASS」最終話/第22話「完璧な世界」のラストカットより
「PSYCHO-PASS」最終話/第22話「完璧な世界」のラストカットより。
但し、「正義(システム)の連鎖は、終わらない」のタイトルカードを除く

「失われた時を求めて 第一篇 スワン家の方へ」がテーブルの上に伏せられている。

先日のエントリー『「PSYCHO-PASSサイコパス」×ハヤカワ文庫「紙の本を読みなよ」フェア』で紹介した《「PSYCHO-PASSサイコパス」×ハヤカワ文庫「紙の本を読みなよ」フェア》だが、既にお知らせしたように、ハヤカワ文庫が同「紙の本を読みなよ」フェアのラインナップに挙げているのは「一九八四年」「深夜プラス1」「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」「ニューロマンサー」の4作品。

しかしながら「PSYCHO-PASSサイコパス」作品中では非常に多くの作品への言及が行われている。

そんな中、たまたま紀伊國屋書店新宿本店に行ったところ、驚いた事に紀伊國屋書店新宿本店の《「PSYCHO-PASSサイコパス」「紙の本を読みなよ」フェア》は30作品以上の作品で展開されていた。

わたしは書店で同フェアのラインナップに挙っていた作品タイトルのメモをとってきたのだが、なんと紀伊國屋書店のサイトで全ラインナップが紹介されているので、そちらを参照いただきたい。

【新宿本店】 好評につき延長!PSYCHO-PASSフェア「紙の本を読みなよ」

気になる作品は次の通り。

【新宿本店】 好評につき延長!PSYCHO-PASSフェア「紙の本を読みなよ」 「ニューロマンサー」
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
「深夜プラス1」
「一九八四年」
「大衆の反逆」
「シェイクスピア全集」
(「十二夜」「マクベス」「タイタス・アンドロニカス」)
「ハムレット」
「闇の奥」
「創世記 旧約聖書」
「ガリヴァ旅行記」
「赤と黒」
「善悪の彼岸」
「裁きの門」
「吸血鬼カーミラ」
「方法序説/情念論」
「パンセ」
「失われた時を求めて」
「人間不平等起源論」
「毛皮のマリー」
「権力と支配」
「バトルランナー」
「感情教育」
「父と子」
「ドラえもん」
(「手足七本目が三つ」「ドラえもんだらけ」「のろのろ、じたばた」「タイムマシンで犯人を」)
「新宿鮫」
「ジョジョの奇妙な冒険」
「死にいたる病」
「悪霊」
「哲学原理」
「悪徳の栄え」
「書を捨てよ、町へ出よう」
「福音書 新約聖書」

これは驚き。
紀伊國屋書店新宿本店のスタッフが「PSYCHO-PASSサイコパス」全話を観たんでしょうか。

ところで余談だが、次の画像を見て欲しい。

「PSYCHO-PASS」第3話「飼育の作法」より
「PSYCHO-PASS」第3話「飼育の作法」より。 

男が持つ記録メディアのラベルに「Johnny Mnemonic」の文字が確認できる。

これは言わずと知れたウィリアム・ギブスンの短篇小説「記憶屋ジョニィ」の原題である。

ところで、そんな「記憶屋ジョニィ」は1995年に「JM」として映画化され、2013年にはなんとテレビシリーズ化される可能性が出てきている。

なお、そんな「記憶屋ジョニィ」は短篇集「クローム襲撃」に収録されているのだが、紀伊國屋書店新宿本店の《「PSYCHO-PASSサイコパス」「紙の本を読みなよ」フェア》には残念ながら含まれてはいない。

関連エントリー
『ウィリアム・ギブスンの「記憶屋ジョニィ」がテレビシリーズに!?』 2013/04/27

『「PSYCHO-PASSサイコパス」×ハヤカワ文庫「紙の本を読みなよ」フェア』
2013/03/31

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2013年4月21日

アニメーション作品「惡の華」に「パーマー・エルドリッチの三つの聖痕」が!?

「惡の華」公式サイトより

2013年4月より放送が開始されたアニメーション作品「惡の華」第三回にフィリップ・K・ディックの「パーマー・エルドリッチの三つの聖痕」(早川書房/海外SFノヴェルズ版)が登場した。

「惡の華」
監督:長濱博史
原作:押見修造 「惡の華」(講談社刊)
声の出演:植田慎一郎(春日高男)、伊勢茉莉也(仲村佐和)、日笠陽子(佐伯奈々子)
あらすじ:クラスの美少女・佐伯奈々子に密かに想いを寄せる春日高男。ある日の放課後、出来心により彼女の体操着を盗んでしまう春日だったが、その様子は嫌われ者の女子・仲村佐和に目撃されていた。仲村からの無茶な要求に翻弄される春日・・・・。

それでは、「惡の華」第三回のフィリップ・K・ディックの「パーマー・エルドリッチの三つの聖痕」(早川書房/海外SFノヴェルズ版)が登場したカットを見てみよう。

「惡の華」第三回より。フィリップ・K・ディックの「パーマー・エルドリッチの三つの聖痕」(早川書房/海外SFノヴェルズ版)を抱える仲村佐和。
「惡の華」第三回より。フィリップ・K・ディックの「パーマー・エルドリッチの三つの聖痕」(早川書房/海外SFノヴェルズ版)を抱える仲村佐和。

物語は前述の通り、ボードレールの詩集「惡の華」に心頭する春日高男が、恋心を抱いているクラスメイト佐伯奈々子の体操着を出来心で盗んでしまうところを仲村佐和に目撃されてしまい、仲村からの様々な要求に放浪される春日を描いている。

そんな中、クラスで給食費の盗難事件が発生し、その犯人だと疑われた仲村が教室に入ってくる際に抱えていたのが、PKディックの「パーマー・エルドリッチの三つの聖痕」(早川書房/海外SFノヴェルズ版)なのである。

わたしは「惡の華」の原作を読んでいないし、アニメーション作品「惡の華」はまだ始まったばかりなので、PKディックの「パーマー・エルドリッチの三つの聖痕」への言及がどのような事由によるものなのかわからないが、本作「惡の華」は全編ロトスコープをフィーチャーしたアニメーション作品で、アニメーションにありがちな萌え要素や、キャラクター同士のメインプロットと関係ない痴話げんかが皆無の非常に見応えのあるアニメーション作品だと言える。

関心があれば、是非ご覧いただきたい。

TVアニメ「惡の華」 トレーラー

@tkr2000
@honyakmonsky


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2013年2月12日

オースン・スコット・カードを雇ったDCコミックスが炎上

2
2013年2月11日のThe Guardianの記事によると、同性愛者同士の結婚は民主主義の崩壊を招く、と明言するオースン・スコット・カードを「スーパーマン」の新しいライターとして雇ったDCコミックスが炎上している模様。

DC Comics under fire for hiring anti-gay writer to pen Superman

DCコミックスは2013年4月から刊行される、新しい「スーパーマン」シリーズのデジタル・コミックのライターとしてオースン・スコット・カードを雇い入れた。

カードは永年にわたって同性婚に反対しており、同性愛者同士の結婚はアメリカ民主主義の崩壊を招くとも明言し、2009年には同性婚に反対する団体である National Organization for Marriage の役員にも就任している。

ゲイの「スーパーマン」のファングループのJono Jarrettは「スーパーマン」《真実と正義とアメリカン・ウェイ》を守る側に立って活躍しているのだが、カードは違う側に立っている、と語る。

また、Jarrettは、われわれはDCコミックスの決断に大いに失望しているし、この選択は率直に言って奇妙だと言わざるを得ない。と語り、不買運動をも示唆している。

DCコミックスはこの論争について明言をさけているが、DCコミックスの親会社にあたるワーナー・ブラザースは、DCコミックスのスーパーヒーローのキャラクターの中に同性愛者を含め始めている。

そんな中、請願サイトAllout.orgではオースン・スコット・カードを「スーパーマン」のライターからおろす署名活動が始まった。

DC Comics: Drop Orson Scott Card!

ここでは、署名を5000名分集めて、DCコミックスに直接オースン・スコット・カードを「スーパーマン」のライターからおろすよう請願する事を目的としている。

@tkr2000
@honyakmonsky

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2013年1月 3日

《ハリウッドで影響力のある作家25人》発表!

2012年12月31日に映画.comが伝えるところによると、《ハリウッドで影響力のある作家25人》が発表された模様。

米業界誌選出「ハリウッドで影響力のある作家25人

[映画.com ニュース] 米ハリウッド・レポーター誌が、「ハリウッドで影響力のある作家25人」2012年版を発表した。

存命の作家を対象に、出版点数と総売り上げ、ベストセラーの有無、その中から映像化された作品(映画とテレビ含む)の本数や成功度、プロデューサーや脚本家としての参加歴、さらに文化的な影響力を総合的に評価してランキングした。

第1位に選ばれたのは、モダンホラーの帝王スティーブン・キング。「キャリー」「シャイニング」「ショーシャンクの空に」「デッドゾーン」など映画史に残る傑作の原作者であり、自身の作品の映像化のプロデュースも多数務めている(カメオ出演も多い)。現在も、大長編「ザ・スタンド」「ダーク・タワー」の映画化企画のほか、「キャリー」「ペット・セメタリー」「IT」のリメイクが進行中。また、「ローズ・マダー」や短編「入り江」「十時の人々」「マンハッタンの奇譚クラブ」の映画化も発表されている。

ベスト25は以下の通り。

1.スティーブン・キング
2.エルモア・レナード
3.ニコラス・スパークス
4.E・L・ジェームズ
5.スーザン・コリンズ
6.ロバート・カークマン
7.ジョージ・R・R・マーティン
8.ジェームズ・パターソン
9.マイケル・ルイス
10.ステファニー・メイヤー
11.J・K・ローリング
12.トム・クランシー
13.デニス・ルヘイン
14.シャーレイン・ハリス
15.ダニエル・H・ウィルソン
16.ケン・フォレット
17.コーマック・マッカーシー
18.セス・グラハム=スミス
19.ローラ・ヒレンブランド
20.ジェフ・キニー
21.キャンディス・ブシュネル
22.ギリアン・フリン
23.ニール・ゲイマン
24.ジョン・グリシャム
25.サラ・シェパード

(映画.com速報)

なお、ニュースソースはここ。

Hollywood's 25 Most Powerful Authors

基本的には、《ハリウッドで影響力のある作家25人》、つまり《ハリウッドで》と言う事なので、今後の映画化・映像化のオプションがどうなっているのか、と言う観点が大きいのではないでしょうか。

前述の映画.comの記事でピックアップされているスティーヴン・キングはともかく、ここ数年で様々な作家の小説が映画化されるんでしょうね。

映画公開を機に、タイアップで翻訳もどんどん出て欲しいですね。もちろん再版もね。

皆さん、映画化、テレビムービー化が楽しみな作品はありますか?

@tkr2000
@honyakmonsky

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2012年11月11日

テレビムービー化を見送られたジョー・ヒル原作の「Locke & Key」が映画化か!?

2012年11月6日に海外ドラマNAVIが伝えるところによるとスティーヴン・キングの息子であるジョー・ヒル原作のコミックブック「Locke & Key」が映画化される可能性が出てきた模様。

シリーズ化にこぎつけなかったコミック原作のドラマ『Locke & Key』を、ユニバーサル・ピクチャーズが映画にする?

人気コミックをドラマ化しつつも、FOXなどの局にピックアップされずに終わってしまった『Locke & Key』が、今度は映画になるかもしれない。

『Locke & Key』は、スティーヴン・キングを父にもつ人気小説家ジョー・ヒルがストーリーを、また、ガブリエル・ロドリゲスが作画を担当した人気ダークファンタジーコミック。米ニューイングランド地方の奇妙な豪邸に移り住んだ一家は、異世界に通じる不思議な扉を見つけて数奇な体験をする。ドラマ版は、スティーヴン・スピルバーグ、アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチーが製作し、『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』のジョシュ・フリードマンが、パイロットの脚本を手がけた。

さらに出演者は、ミランダ・オットー(『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 & 王の帰還』『宇宙戦争』)や、ニック・スタール(『ターミネーター 3』)と、そうそうたる顔ぶれで期待を集めたが、FOX、Syfy、CWはこぞってシリーズ化を見送るという残念な結果に。とくにFOXは、似た設定の『アメリカン・ホラー・ストーリー』を抱えていたことも不採用につながってしまったようだ。

しかし、Latino Reviewが伝えたところによると、ユニバーサル・ピクチャーズがコミックの映画化の権利を新たに獲得し、三部作の映画にするプランを立てているらしい。この映画には、カーツマン、オーチーがドラマ版に引き続き参加し、製作ならびに脚本を手がけるという。

まだ確定情報ではないが、本作は昨年アメコミ界で話題になった作品のひとつということもあり、アメコミファンは熱い視線を注いでいる。(海外ドラマNAVI)

ニュースソースはここ。

EXCLUSIVE: Señor Fenix Knows The Futures Of LOCKE & KEY, POWERS, REVIVIAL, JJ Abrams and Guillermo del Toro

「Locke & Key」のテレビムービー化見送りは残念ですが、新たな企画の映画化を期待して待ちましょう。

余談ですが、ジョー・ヒルの「ホーンズ 角」も、ダニエル・ラドクリフが主演で映画化される予定。こっちも楽しみですね。

関連エントリー
『エンター・ザ・イグ』 2012/10/03

『映画「ホーンズ」の主演はダニエル・ラドクリフ!?』 2012/07/14

@tkr2000
@honyakmonsky

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