「PSYCHO-PASSサイコパス」×ハヤカワ文庫「紙の本を読みなよ」フェア
2013年3月21日にハヤカワ・オンラインが伝えるところによると、2013年4月上旬より、全国の書店・アニメ専門店で、『「PSYCHO-PASSサイコパス」×ハヤカワ文庫「紙の本を読みなよ」フェア』が開催される模様。
「PSYCHO-PASSサイコパス」×ハヤカワ文庫「紙の本を読みなよ」フェア実施!
【フェアのご案内】
フジテレビ系アニメ「PSYCHO-PASSサイコパス」×ハヤカワ文庫 「紙の本を読みなよ」フェア実施!このたびフジテレビ系ノイタミナ枠で放送され人気を博したアニメ「PSYCHO-PASS」とハヤカワ文庫のコラボレーションフェアを実施いたします。
作中では弊社より刊行されている小説が登場し、放送終了後twitterやネットで話題となりました。今回のフェアでは登場した小説の文庫4作品にキャラクターを刷り込んだ個別帯を作成。主要キャラクターの槙島聖護の印象的な台詞「紙の本を買いなよ」を「紙の本を読みなよ」と置き換えたメインコピーを配した幅広帯付きで、全国の書店・アニメ専門店で展開致します。
また、帯裏では3月22日発売のBlu-ray第4巻の発売(発売:フジテレビ/東宝、販売:東宝)と連動したプレゼントキャンペーンも実施。帯に付いている応募券を切り取ってご応募いただくと、抽選の上、Blu-ray第4巻[初回生産限定版]を5名に、またメインキャストの声優8名のサイン入り色紙を1名にプレゼントいたします。
【対象作品】
フィリップ・K・ディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
ウイリアム・ギブスン「ニューロマンサー」
ギャビン・ライアル「深夜プラス1」
ジョージ・オーウェル「一九八四年[新訳版]」【開始時期】
4月上旬より順次開催
アニメーション作品「PSYCHO-PASSサイコパス」は、本広克行が総監督を務めていることもあるのか、様々な作品からの引用や言及が非常に多い。
そもそも本作「PSYCHO-PASSサイコパス」のタイトル自体も《PSYCHOPATH サイコパス》からの引用で、ジョークみたいなものである。
今回のフェアの対象作品にあがっている4作品は、(おそらく)本編の中でセリフでタイトルが語られた作品だが、それら以外にもビジュアルイメージはもちろん、画面に一瞬映る文字が小説のタイトルだったり、ラストカットが机に伏せられた小説の画像で終わったりと、本広克行作品らしくわかりやすく元ネタが羅列されている。
事実、当ブログ「ホンヤクモンスキーの憂鬱」でも、「PSYCHO-PASSサイコパス」が引用及び言及した小説や映画をまとめてみようかな、と思っていたところでもある。
今回のフェアの対象4作品は古典的と言っても良い程のスタンダードな作品である。おそらく多くの方々は全4作品をお読みだとは思うが、これを機に再読してみてはいかがだろうか。
参考までに4作品の発表年を紹介する。
「一九八四年」(1949)
「深夜プラス1」(1965)
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」(1968)
「ニューロマンサー」(1984)
いやぁ、驚いた事に「ニューロマンサー」からもう30年なんですね。
あの世界中で巻き起こった「ニューロマンサー」への熱狂から30年ですか、隔世の感を禁じ得ませんね。
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