カテゴリー「村上春樹」の5件の記事

2015年8月16日

『チップ・キッド: デザインと日常における第一印象』が興味深い

村上春樹やジェイムズ・エルロイらの書籍の装丁を担当するチップ・キッドのTEDカンファレンスが興味深い。


装丁家のチップ・キッドは、私達が最初の見た目から判断することがどれほど多いかよく心得ています。楽しく軽快なこの講演で、キッドはデザイナーが瞬時にメッセージを伝えるためによく使う「明快さとミステリー」の手法を取り上げ、それが、いつ、どうして、どのように作用するのか解説します。美しく役立つデザインを称え、残念な作品をこき下ろし、自らの代表的な表紙デザインを生んだ思考過程を明かします。

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2015年2月 8日

カズオ・イシグロは「裏切りのサーカス」を理解できなかった!?

「村上さんのところ」

公募した質問や相談に村上春樹が返事を書くサイト「村上さんのところ」で、ホンヤクモンスキー的に興味深いやりとりがあった。

おすすめの海外若手作家は?

英語で小説を読むのが好きな44歳の男性です。新作を楽しみに待っている作家は、バルガス・リョサ(1936-)、ラッセル・バンクス(1940-)、ポール・オースター(1947-)、カズオ・イシグロ(1954-)といったところです。年上の作家ばかりで、そのうち新作を読む楽しみがなくなってしまうのではと恐れています。そこで村上さんにお願いです。おすすめの若手作家がいたら教えて下さい。 (オダンゴパン、男性、44歳、会社員)

ぜんぜん関係ないんですが、このまえイシグロと話していて、映画の話になって、『裏切りのサーカス(Tinker Tailor Soldier Spy)』の話になりました。で、「ハルキ、あの映画の筋わかった?」と言うから、僕は「あの原作 (ル・カレ)を二度読んでいるから、だいたいわかるよ」と言うと、「ぼくはあれ、筋がほとんどよくわかんなかったよ」と少し悲しそうな顔で言いました。あの映画、僕のまわりでも「よくわからん」という人が多かったけど、イシグロさんでもわからないんだと妙に感心しました。

あなたの好きな作家の中で僕が会ってないのはリョサだけですね。最近の若手の作家、僕もあまりよく知らないんです。だんだん年寄り専門になっているんで。 ああ、そうだ、やっぱりジュノ・ディアスが面白いですね。ずっと昔、彼が僕をMITに呼んでくれて、朗読会での紹介スピーチまでやってくれました。そのときは「好青年」という感じだったんだけど、今はずいぶん立派になりました。     村上春樹拝

確かにジョン・ル・カレの「ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ」は難しいし、その映画か作品「裏切りのサーカス」も難しい。

映画の背景や描かれている環境もわからないし、伏線や暗喩も難解である。
実際のところ多くの観客はスクリーン上で、一体何が起きているのか、よくわからなかったのかも知れない。

映画の雰囲気やニュアンスで映画がわかったような、面白かったような、感動したような気持ちになってしまっているのではないだろうか。

しかし振り返ってみると、「裏切りのサーカス」はわからない。

そんな映画のような気がする。

カズオ・イシグロが村上春樹に対し、映画「裏切りのサーカス」の筋がよくわからない、と言ったのも、凄い勇気がある言葉だと思うし、カズオ・イシグロの正直さも感じられる。

そんな印象を受けた。

@tkr2000
@honyakmonsky


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2014年4月 8日

浅野忠信がフィリップ・マーロウに!?

フィリップ・マーロウ原作の「ロング・グッドバイ」NHKによりドラマ化され、2014年4月19日よりNHK総合で放送開始になる模様。

「ロング・グッドバイ」
演出:堀切園健太郎
原作:レイモンド・チャンドラー 「ロング・グッドバイ」(早川書房刊)
脚本:渡辺あや
音楽:大友良英
出演:浅野忠信、綾野剛、小雪、古田新太、冨永愛、太田莉菜、滝藤賢一、田口トモロヲ、福島リラ、岩松了、でんでん、泉澤祐希、やべきょうすけ、堀部圭亮、渡辺大知、石田えり、遠藤憲一、吉田鋼太郎、柄本明

放送予定:
2014年4月19日(土)21時から21時58分
NHK総合 毎週土曜日 連続5回

あらすじ:女優・原田志津香(太田莉菜)の夫・保(綾野剛)は妻殺しの容疑をかけられ、逃亡先の台湾で自殺を遂げた。保の親友で私立探偵の増沢磐二(浅野忠信)は、彼の死に疑問を抱くが、事件は時の権力者でメディア王でもある原田平蔵(柄本明)の手でもみ消される。 その後別の事件で原田家の隣人達と関わるようになった磐二は、酒に溺れた小説家・上井戸譲治(古田新太)や出版社の編集者(田口トモロヲ)、殺された志津香の姉(冨永愛)などを巻き込みながら事件の核心を握る絶世の美女・亜以子(小雪)にたどり着く。事件は決着したかに見えたのだが…。

これは驚き。

キャストが驚くほど豪華。
はたまた、渡辺あやの脚本も大友良英の音楽も楽しみ。

もう化け物みたいな作品になるんじゃないかな。

@tkr2000
@honyakmonsky

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2013年10月 5日

2013年ノーベル文学賞のオッズは!?

2013年ノーペル文学賞オッズ
2013年10月10日に発表されるとみられている2013年ノーペル文学賞について、英ブックメーカーLadbrokesの予想では、依然として村上春樹が首位を独走している。

2013 Nobel Prize in Literature

気になる予想順位とオッズは次の通り。

1位 3/1 村上春樹
2位 6/1 ジョイス・キャロル・オーツ
3位 7/1 ナーダシュ・ペーテル

因みに、3/1とはオッズで言うと、4倍ということです。

気になるところでは、7位に10/1でトマス・ピンチョンが、10位に16/1でフィリップ・ロスが、16位には40/1でなんとコーマック・マッカーシーが入っていますね。

@tkr2000
@honyakmonsky

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2013年5月22日

ジョー・ヒルが「1Q84」を!?

ジョー・ヒルのツイートがよくわからない。

1Q84-NOS4A2=OU812. Also, seven ate nine.

1Q84-NOS4A2=OU812. Also, seven ate nine.

「1Q84」はご存知の通り、村上春樹の長篇小説で英語に翻訳されています。少なくともジョー・ヒルは村上春樹の「1Q84」を知っていて、もしかしたらそれを意識して、自作の「NOS4A2」のタイトルを付けたのかも知れませんね。

そして、1Q84-NOS4A2=OU812 になるロジックもよくわかりません。
おそらくこれは、最近流行っている geekmath なのかと思いますが、ラストに seven ate nine のジョークが入っているところをみると、もしかしたら、12. Also, seven ate nine で、ワン・トゥー・スリー・フォー、セブン・エイト・ナインと読むのかも知れないですね、とかいろいろ考えて眠れなくなりそうです。

おまけに、ジョー・ヒルの最新長編「NOS4A2」のようなナンバープレートを持つアメリカホンダのエレメントの写真のツイートを紹介します。

「NOS4A2」ならぬ「NOS4RA2」のナンバープレートを持つエレメント
「NOS4A2」ならぬ「NOS4RA2」のナンバープレートを持つアメリカホンダのエレメント。念の為ですが《ノスフェラトゥ》のことね。

余談ですが、実はわたしもエレメントに乗っています。

@tkr2000
@honyakmonsky

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