カテゴリー「アイラ・レヴィン」の2件の記事

2014年1月12日

リメイク版「ローズマリーの赤ちゃん」の主演はゾーイ・サルダナか!?

2014年1月10日に海外ドラマNAVIが伝えるところによると、米NBCでテレビシリーズ化が企画されている、アイラ・レヴィン原作の「ローズマリーの赤ちゃん」の主演としてゾーイ・サルダナの名前があがっている模様。

ゾーイ・サルダナがミニシリーズ『ローズマリーの赤ちゃん』で主演!

映画『アバター』や、リブート後の『スター・トレック』シリーズに出演しているゾーイ・サルダナ。その彼女が、米NBCでミニシリーズとして製作される『ローズマリーの赤ちゃん』で主演を務めることになった。

米NBCで計4時間のミニシリーズとして製作される本作は、アイラ・レヴィン作の同名ホラー小説を原作としている。若き妻ローズマリーが、夫とともに移り住んだアパートには暗い過去が隠されていた。念願かなって妊娠したローズマリーは、生まれてくる子どもの将来について、夫や近隣の人々が何かを企てているのではないかと疑いを抱くようになる。1968年にはロマン・ポランスキー監督、ミア・ファロー主演により映画化もされ、ミアをスターダムに押し上げた。

今回のミニシリーズ製作にあたって、舞台はニューヨークからフランスのパリに変更されることに。脚本を手がけるのはスコット・アボット(『アカデミー 栄光と悲劇』)とジェームズ・ウォン(『アメリカン・ホラー・ストーリー』)。また、アカデミー賞(外国語映画部門/脚本部門)やエミー賞(ドラマシリーズ監督部門)にノミネートされた経験のある、ポーランド出身のアニエスカ・ホランド(『ソハの地下水道』)が監督を務める。撮影はまもなくパリで始まる予定だ。

なお、本作はゾーイにとって初めてのTV主演作にあたる。このほか、アメリカで今年夏に公開されるマーベル映画の新作『Guardians of the Galaxy』などに出演することが決まっており、今年も彼女の躍進が続きそうだ。(海外ドラマNAVI)

ニュースソースはおそらくここ。

Zoe Saldana To Topline NBC Miniseries ‘Rosemary’s Baby’

ゾーイ・サルダナは良いのだが、個人的にはもう少し、か弱い女優さんの方が良いのではないかなと思う。

何しろ、ロマン・ポランスキーの「ローズマリーの赤ちゃん」は、ご承知のように世界の恋人ミア・ファローですからね。

個人的にはミア・ファローと言えば「ローズマリーの赤ちゃん」(1968)と「フォロー・ミー」(1972)と「カイロの紫のバラ」(1985)がおすすめです。

@tkr2000

@honyakmonsky

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年8月 3日

「ローズマリーの赤ちゃん」がリメイク!

2013年8月3日にクランクイン!が伝えるところによると、アイラ・レヴィンの「ローズマリーの赤ちゃん」とスティーヴン・キングの「トミーノッカーズ」がテレビドラマ化される模様。

『ローズマリーの赤ちゃん』とS・キングの『トミーノッカーズ』リメイク決定

ローマン・ポランスキー監督、ミア・ファロー主演で1968年に製作された傑作ホラー『ローズマリーの赤ちゃん』が、テレビドラマとしてリメイクされることが明らかになった。Deadlineほか、複数のメディアが報じている。

同作のリメイクは米TCA(テレビ批評家協会)主催のサマー・プレス・ツアーでNBCが発表したもので、4時間のドラマになるという。映画版ではニューヨークのマンハッタンが舞台だったが、テレビ版では舞台をパリに移すとのことだ。

脚本は『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(94)の続編『クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア』(02)の脚本を手掛けたスコット・アボットに決まっているが、監督や配役は未定だ。

NBCは他にも、現代ホラー小説の巨匠スティーヴン・キング原作のSFホラー『トミーノッカーズ』のドラマ化を発表している。こちらの作品は以前にもテレビ・ミニシリーズ化されているが、原作はアメリカ・メイン州の田舎町を襲った異常現象と町人に襲いかかる異変を描いている。

同作ではSFアクションドラマ『V』の製作総指揮を務めたイヴ・シモノーが、メガホンを取る予定だ。

この記事で興味深いのは、「ローズマリーの赤ちゃん」はロマン・ポランスキー監督作品として紹介されており、同作の原作者であるアイラ・レヴィンの名前は記事には出てこない。

しかしながら、「トミーノッカーズ」は、スティーヴン・キング原作として紹介されており、1993年のテレビムービー「トミーノッカーズ」の監督であるジョン・パワーにはこの記事では触れられていない。

まあ、いろいろと大人の事情があるのかな、と。

余談だが、スティーヴン・キングの「トミーノッカーズ」(1987)は、チェルノブイリ原子力発電所事故(1986)をもとに執筆された、と言う話もあり、登場人物同士が原子力発電所について議論する部分もある。

@tkr2000
@honyakmonsky

どうやら、「ローズマリーの赤ちゃん」「トミーノッカーズ」も絶版(版元在庫なし、店頭在庫のみ)のような状況らしい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

A・E・ヴァン・ヴォークト C・S・ルイス E・E・スミス E・L・ジェームズ F・スコット・フィッツジェラルド Gary L. Stewart H・G・ウェルズ J・D・サリンジャー J・G・バラード J・K・ローリング J・R・R・トールキン Matthew De Abaitua P・D・ジェームズ P・G・ウッドハウス S・J・ボルトン S・S・ヴァン・ダイン ■SF ■コメディ ■ノンフィクション ■ファンタジー ■ホラー ■ミステリー ■児童書 ■冒険小説 ■叙事詩 ■幻想 ■文芸 ■漫画 ■美術 ■詩歌 ●tkr ●unyue 「ピパの唄」 はじめに アイザック・アシモフ アイラ・レヴィン アガサ・クリスティ アゴタ・クリストフ アニメーション アラン・グレン アルフォンス・ドーテ アルフレッド・ウーリー アルフレッド・ベスター アンソニー・ドーア アンソニー・バージェス アンディ・ウィアー アンデルセン アントニイ・バークリー アンネ・フランク アン・ライス アーサー・C・クラーク アーサー・コナン・ドイル アーナルデュル・インドリダソン アーネスト・ヘミングウェイ イアン・フレミング イアン・マクドナルド イーユン・リー ウィリアム・ギブスン ウィリアム・シェイクスピア ウィリアム・ピーター・ブラッティ ウィリアム・ボイド ウィリアム・リンク ウォルター・ウェイジャー ウォルター・テヴィス ウラジミール・ソローキン エドガー・アラン・ポー エドガー・ライス・バローズ エドワード・D・ホック エド・ファルコ エマ・ドナヒュー エミリー・ブロンテ エラリー・クイーン エリザベス・ビショップ エリック・シーガル エルモア・レナード オースン・スコット・カード カズオ・イシグロ カレル・チャペック カート・ヴォネガット カート・ヴォネガット・ジュニア ガレス・L・パウエル キャロル・オコンネル ギャビン・ライアル ギレルモ・デル・トロ クリストファー・プリースト グレアム・グリーン ケイト・アトキンソン ケイト・モートン ケン・キージー コニー・ウィリス コーマック・マッカーシー サルバドール・プラセンシア シャルル・ボードレール シャーリイ・ジャクスン シャーロット・ブロンテ ジェイムズ・P・ホーガン ジェイムズ・エルロイ ジェイン・オースティン ジェニファー・イーガン ジェフリー・ディーヴァー ジェフ・キニー ジェラルディン ・ブルックス ジェームズ・クラベル ジェームズ・パターソン ジェームズ・マクティーグ ジム・トンプスン ジャック・ケッチャム ジャック・フィニィ ジャック・フットレル ジャネット・イバノビッチ ジュディ・ダットン ジュール・ヴェルヌ ジョイス・キャロル・オーツ ジョナサン・キャロル ジョナサン・サフラン・フォア ジョナサン・フランゼン ジョン・クリストファー ジョン・グリシャム ジョン・スコルジー ジョン・スラデック ジョン・ル・カレ ジョン・W・キャンベル・ジュニア ジョージ・A・エフィンガー ジョージ・オーウェル ジョージ・ルーカス ジョーゼフ・キャンベル ジョーン・G・ロビンソン ジョー・ヒル ジル・マーフィ ジーン・ヘグランド スコット・ウエスターフェルド スコット・スミス スコット・トゥロー スタンリー・キューブリック スティーグ・ラーソン スティーヴン・キング スティーヴ・ハミルトン スーザン・D・ムスタファ スーザン・オーリアン スーザン・コリンズ スーザン・ヒル セス・グレアム=スミス ダグラス・アダムス ダシール・ハメット ダニエル・キイス ダニエル・スティール ダフネ・デュ・モーリア ダンテ・アリギエーリ ダン・ブラウン チャイナ・ミエヴィル チャック・ホーガン チャールズ・M・シュルツ チャールズ・ディケンズ テオ・オブレヒト テレビムービー ディミトリ・フェルフルスト ディーン・クーンツ デイヴィッド・ゴードン デイヴィッド・ピース デイヴィッド・ホックニー デイヴィッド・ミッチェル デニス・ルヘイン デヴィッド・セルツァー トマス・H・クック トマス・ハリス トマス・ピンチョン トム・クランシー トム・ロブ・スミス トーベ・ヤンソン トーマス・マン ドナルド・E・ウェストレイク ドン・ウィンズロウ ナーダシュ・ペーテル ニコライ・ゴーゴリ ニール・スティーヴンスン ネビル・シュート ネレ・ノイハウス ノーマン・メイラー ノーラ・ロバーツ ハリイ・ケメルマン ハワード・フィリップス・ラヴクラフト ハンナ・ジェイミスン ハーマン・メルヴィル バルガス=リョサ バーナード・マラマッド パオロ・バチガルピ パトリシア・ハイスミス ビバリー・クリアリー ビル・S・バリンジャー ピエール・ブール フィリップ・K・ディック フィリップ・プルマン フィリップ・ロス フェルディナント・フォン・シーラッハ フランク・ハーバート フランツ・カフカ フリオ・リャマサーレス フリードリヒ・ニーチェ フレデリック・フォーサイス フレドリック・ブラウン ブライアン・セルズニック ブラム・ストーカー ホンヤクモンスキー ホンヤクモンスキーの憂鬱 ポール・オースター マイクル・コナリー マイケル・クライトン マイケル・コックス マザー・グース マックス・バリー マックス・ブルックス マック・レナルズ マリオ・バルガス=リョサ マリオ・プーゾ マーセル・セロー マーティン・スコセッシ メアリー・シェリー モーパッサン ヤン・マーテル ユッシ・エーズラ・オールスン ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト ライオネル・シュライバー ライマン・フランク・ボーム ライヤード・キップリング ラジオ ラッキー・マッキー ラムジー・キャンベル リチャード・スターク リチャード・バック リチャード・マシスン リチャード・レビンソン リリー・ブルックス=ダルトン リー・チャイルド ルイス・キャロル ルシアン・ネイハム レイモンド・チャンドラー レイ・ブラッドベリ レオ・ペルッツ レビュー ロアルド・ダール ロバート・A・ハインライン ロバート・B・パーカー ロバート・ブラウニング ロバート・ラドラム ロベルト・ポラーニョ ローレンス・ブロック ヴィクトル・ユーゴー 吾妻ひでお 図書館 手塚治虫 文学賞 映画 村上春樹 栗本薫 池井戸潤 湊かなえ 瀬名秀明 竹本泉 米澤穂信 翻訳作品の影響 舞台 董啓章 読書会 貫井徳郎 越前敏弥 黒史郎