カテゴリー「E・L・ジェームズ」の3件の記事

2012年9月 2日

「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」が焚書に!?

焚書にされる「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」 2012年8月22日にBBC Newsが、女性団体が2012年11月5日にE・L・ジェームズの「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の焚書イベントを実施する、と言うニュースを記事にしたが、どうやら各地で本当に焚書が行われている模様。

Fifty Shades book burning call by abuse charity
BBC News 2012/8/22

女性団体〈Wearside Women in Need〉のClare Phillipsonによると、E・L・ジェームズの「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」は、下劣な小説で、虐待を助長し、家庭内暴力(DV)がセクシーだと言う誤った印象を読者に与えており、地方自治体(図書館)が多くの「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」を購入し、閲覧可能に状態にするのは、公共の福祉に反しているとして、2012年11月5日に「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の焚書イベントを実施する、とのこと。

しかし、11月5日を待たずに、各地で「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の焚書が実施されている模様。

焚書にされる「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」

ただし、これらは大規模な焚書ではなく、個人が焚書を行っているレベルで、わたしが調べた限りでは、1回の焚書で数冊から最大24〜5冊が燃やされている程度。

@tkr2000
@honyakmonsky

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2012年8月22日

米アマゾンで「ハンガー・ゲーム」3部作が「ハリー・ポッター」シリーズの売上を超えた!?

2012年8月20日に映画.comが伝えるところによると、米アマゾンで「ハンガー・ゲーム」3部作が「ハリー・ポッター」シリーズの売上を超えた模様。

米アマゾンで「ハンガー・ゲーム」3部作が「ハリポタ」全巻超え

[映画.com ニュース] アメリカで「ハンガー・ゲーム」人気が「ハリポタ」を超えたと、Deadlineが報じた。

「ハンガー・ゲーム」はスーザン・コリンズのベストセラー小説で、映画版が全米大ヒットを記録したばかり。原作は3部作となっているが、米Amazon.comにおいて、「ハンガー・ゲーム」シリーズが、「ハリー・ポッター」シリーズのセールスを上まわり、シリーズ物として歴代1位となったという。

たった3巻の「ハンガー・ゲーム」が、全7巻の「ハリー・ポッター」を上まわった背景には、Amazon.comが提供する電子書籍フォーマット、キンドル版の普及が大きいと、Amazon.comの担当者は分析している。「ハンガー・ゲーム」シリーズは、残りの2冊の映画化も決定していることから、さらなる記録更新が期待できそうだ。(映画.com速報)

いかがだろうか。

先日のエントリー『映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」本格始動か!?』で、E・L・ジェームズの「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」が、Amazon.co.ukで、「ハリー・ポッター」シリーズ全7巻の売り上げ部数をたった4ケ月で抜き去り、Amazon.co.ukで最も売れた本になった話を紹介したが、最近では「ハリー・ポッター」シリーズは、シリーズもののベストセラーの売上の指標になってしまっているようですね。

しかも、「ハンガー・ゲーム」のスーザン・コリンズにしろ、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」E・L・ジェームズにしろ、「ハリー・ポッター」シリーズのJ・K・ローリング同様、女性だと言うのが凄いですね。

別ブログで書いた『米フォーブス電子版が作家の世界長者番付を発表!』で紹介したように、米経済誌フォーブス電子版の作家の世界長者番付に女性作家がどんどんとランクインしているところをみても、現在は女性作家の作品が爆発的に売れているんでしょうね。

余談だけど「ハンガー・ゲーム」のスーザン・コリンズは、メディアやネットに指摘されるまで「「ハンガー・ゲーム」を書き終えるまで、「バトル・ロワイアル」も高見広春も聞いた事さえなかった」と語っている模様。

更に余談だけど、高見広春の「バトル・ロワイヤル」はスティーヴン・キングの「死のロングウォーク」の影響を受けており、キングは「ハンガー・ゲーム」を絶賛している。

これが世に言う円環構造でしょうか。

@tkr2000
@honyakmonsky

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2012年8月14日

映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」本格始動か!?

E・L・ジェームズと「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」 2012年8月12日にシネマトゥデイが伝えるところによると、先日のエントリー『米フォーブス電子版が作家の世界長者番付を発表!』で話題が出た、E・L・ジェームズの「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ("Fifty Shades of Grey")」の映画化がすすんでいる模様。

母親用ポルノ「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」映画化、ついに本格始動!

 [シネマトゥデイ映画ニュース] ニューヨーク・タイムズのベストセラー・リストで長い間トップに立っている人気小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(原題) / Fifty Shades of Grey」の映画化で、プロデューサーが脚本家候補を4人に絞ったことがThe Hollywood Reporterの報道により明らかになった。

これはユニバーサル・ピクチャーズとフォーカス・フィーチャーズのもとで企画されている作品で、作家E・L・ジェームズが執筆した同名小説の映画化作品となっており、映画『ソーシャル・ネットワーク』のマイケル・デ・ルカとデイナ・ブルネッティがプロデュースすることが決定している。

二人のプロデューサーは、映画『ラブ・アゲイン』のダン・フォーゲルマン、テレビドラマ「コールドケース」の第4、5シーズンで製作総指揮を務めたヴィーナ・サド、テレビドラマ「Terra Nova ~未来創世記」のケリー・マーセル、そして映画『母の眠り』のカレン・クロナーの4人を脚本家候補として挙げているようだ。  

小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(原題)」は、裕福なビジネスマン、クリスチャン・グレイによって、女子大生のアナスタシア・スティールが官能の世界に引き込まれていくさまを描いた“母親用のポルノ”と称された作品だ。

ユニバーサル・ピクチャーズとフォーカス・フィーチャーズは、原作の映画化権を500万ドル(約4億円)で獲得している。果たしてどのような映画になるのだろうか?(1ドル80円計算) (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

因みにこの「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ("Fifty Shades of Grey")」、シネマトゥデイの記事では〈母親用ポルノ小説〉と紹介しているが、欧米では〈マミー・ポルノ("Mommy Porn")〉と呼ばれている。

しかも本作「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」は、イギリスのAmazonでは、「ハリー・ポッター」シリーズ全7巻の売り上げ部数をたった4ケ月で抜き去り、Amazon.co.ukで最も売れた本として知られている。

ついでに驚いたことに、本作「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」は、元々は「トワイライト」シリーズのファンフィクション「マスター・オブ・ザ・ユニバース("Master of the Universe")」としてWEBで公開された作品で、超話題になったため「トワイライト」シリーズの要素を取り除き「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」として出版した作品。

いろいろと興味深いですね。

@tkr2000
@honyakmonsky

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