海外ニュース

2014年1月12日

「ザ・シンプソンズ」が宮崎駿作品を!?

2014年1年9日に米FOXが公開した「ザ・シンプソンズ」のクリップが興味深い。

Anime | THE SIMPSONS | ANIMATION on FOX

と言うのも、今回公開された「ザ・シンプソンズ」のクリップには数多くの宮崎駿作品のキャラクターが登場するのだ。

折角なので、いくつか紹介してみよう。

ネコバスからポニョ/「ザ・シンプソンズ」より
ネコバスからポニョと豚

カオナシ/「ザ・シンプソンズ」より
カオナシ

キキと黒猫のジジ/「ザ・シンプソンズ」より
キキと黒猫のジジ

カブとコダマ/「ザ・シンプソンズ」より
カブとコダマ

ハクとカオナシ/「ザ・シンプソンズ」より
ハクとカオナシ

ハウルの動く城/「ザ・シンプソンズ」より
ハウルの動く城

まだまだいろいろと登場しているので、関心がある方は是非こちらを。

Anime | THE SIMPSONS | ANIMATION on FOX 

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2013年1月31日

《アルジェリア人質拘束事件》の不思議

わたしは最近、いろいろなところで《アルジェリア人質拘束事件》について、周りの人に尋ねている。

「人質を殺したのは誰だと思う?」

答の多くは「テロリストでしょ」。

どうやら多くの人々は、テロリストが人質を殺したと思っているようだ。

しかしわたしにはそうは思えない。

もちろん事件のきっかけを作ったのはテロリストなんだろうが、実際に人質が亡くなる原因となったのは、アルジェリア軍の特殊部隊であり、その人質奪還作戦の巻添えで人質が亡くなったのではないたろうか。

また、わが国、日本国首相の「人命優先」発言も興味深い。
もしかして安倍首相はテロ組織と取引でもするつもりだったのだろうか。

そのあたりを考えながら、こちらの映像を見ていただきたい。

青山繁晴 Podcast そこまで言うか 2013/01/24

アーサー・ヘイリー著「ニュースキャスター」 多くの人々が死傷している事件とフィクションを並べて考えるのは抵抗があるが、この事件から想起されるのは、アーサー・ヘイリーの「ニュースキャスター」である。

アーサー・ヘイリーはイギリスの作家で、緻密な取材に基づく、様々な業界の内幕を活写した作品群で知られている。

この「ニュースキャスター」で描かれているのは、米国の国民的ニュースキャスターの家族が南米のテロリストに誘拐される物語なのだが、その裏で描かれているのは、テロ組織の資金を得るために要人を誘拐するプロフェッショナル集団の存在である。

《福島第一原子力発電所事故》についても、周りの人々と感じ方が違っていて不思議に思ったのだが、普段から映画や小説で描かれる社会派なフィクションに接している人々は、社会情勢や世界で起きるさまざまな事件について、真相に近い推測をすることができるのかも知れない。


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2012年8月20日

【追悼】トニー・スコット

トニー・スコット
2012年8月19日(日本時間20日) トニー・スコットが亡くなった。

映画監督トニー・スコット氏、投身自殺か

【ロサンゼルス】「トップガン」「ビバリーヒルズ・コップ2」「デイズ・オブ・サンダー」などを手掛けた映画監督のトニー・スコット氏(68)が19日、ロサンゼルス郡の橋から飛び降り、死亡した。当局が明らかにした。

同郡検視官によると、警察は自殺として調べているという。

警察によると、現地時間午後0時35分頃、誰かがロサンゼルスのビンセント・トーマス橋から飛び降りたとの911番通報が複数あった。数時間後、現場に急行したロサンゼルス港湾警察のダイバーが遺体を収容した。

沿岸警備隊員が地元紙に明らかにしたところによると、橋の東方面レーンに停めてあった同氏のトヨタ・プリウスの車内には遺書が残されていた。

英国生まれのトニー氏は、映画プロデューサー兼監督のリドリー・スコット氏の弟。(AP通信)

わたしは世代がそうなので、トニー・スコット監督作品のほとんどをリアルタイムに観ている。

トニー・スコットの登場は、わたしが映画にのめり込むようになる時期とほぼ同時だったこともあり、わたしの映画ファンとしての成長は、トニー・スコットと彼の映画とともにあったと言って差し支えないだろう。

そんなわたしにとって彼の突然の死は、同世代を生きた、つまり彼のキャリアの全てを観てきた一映画ファンとして、何かが、わたしの中の何かが終わったような気がしてならない。

しかし、彼の映画は永遠に生き続けるだろう。

そんな訳で、トニー・スコット作品を、わたしの映画人生を、振り返ってみたいと思います。

「ハンガー」(1983)
トニー・スコットの名前は全く知らなかった。「地球に落ちて来た男」「戦場のメリー・クリスマス」のデヴィッド・ボウイ主演の吸血鬼映画、と言う印象。

「トップガン」(1986)
トニー・スコットの名前を認知した最初の作品。
一番好きなシーンは冒頭、オープニング・クレジットの空母の甲板員の格好良さ。
基地がある街で産まれ育った戦闘機好きのわたしにとっては、少し嘘が多かったと思うがやっぱ大好きな映画。
物語の構造が「愛と青春の旅立ち」と同じだったり、夕焼け空がフィルターだったり、スーパー35mmの上下を切ったスコープだったりするけど、ぼくは「トップガン」が大好きだ。

「ビバリーヒルズ・コップ2」(1987)
こんなもんつくってんじゃねーよ。

「リベンジ」(1990)
えっとつまり、トム・クルーズが退役してケヴィン・コスナーになったのね。

「デイズ・オブ・サンダー」(1990)
またトム・クルーズのアイドル映画かよ。
でもレースシーンはめちゃくちゃ燃えた。

「ラスト・ボーイスカウト」(1991)
後期のデンゼル・ワシントン路線が垣間見えるかも。

「トゥルー・ロマンス」(1993)
傑作。クエンティン・タランティーノの脚本が素晴らしい。
「まさかドレクセルを殺したの! なんて、なんてロマンティックなの」
本当に良い映画。
映画好きにはたまらないし、豪華絢爛デラックスなキャスト。
多分この映画「パルプ・フィクション」の原点ですよね。

「クリムゾン・タイド」(1995)
傑作。ノン・クレジットだけど、またもやタランティーノ節炸裂。
「スター・トレックを見た事あるか?」
・・・・・
「スコッティ?」
「アイ・キャプテン」
後期のデンゼル・ワシントンとのコラボの原点か。
当り前の事なんだけど、艦長と副長の対立が素晴らしい。日本の潜水艦ものでは艦長と副長が仲良いケースが多いけど、艦長と副長は対立してなんぼですよね。
ある意味トニー・スコットの社会派作品の原点かと。

「ザ・ファン」(1996)
おい、勘弁してくれよ。
デ・ニーロも仕事選べよ。

「エネミー・オブ・アメリカ」(1998)
ハイテク・スリラーのはしり。
でもどうでもいいや。

「スパイ・ゲーム」(2001)
大傑作。ある意味ロバート・レッドフォード的に「スティング」もびっくり。
この作品、実は、リドリー・スコットの「ワールド・オブ・ライズ」と類似点が多く、見事な姉妹作に仕上がってる。並べて観るととっても楽しい。
ロバート・レッドフォード+ブラッド・ピット=ラッセル・クロウ+レオナルド・ディカプリオ的な。物語もそうだけどね。

「マイ・ボディガード」(2004)
傑作。ダコタちゃんが誘拐されたら、デンゼル・ワシントンじゃなくても「燃える男」になっちゃうよ。
多分、ハードディスクに取り込んだ画面の中でカメラが細かくズームしたりパンしたりガチャガチャ動く最初のトニー・スコット作品じゃないかな。もしかして「スパイ・ゲーム」からだったかな。
ハードボイルドで社会派。

「ドミノ」(2005)
まあ良い映画なんだけど、最後の見せ場が「トゥルー・ロマンス」と同じ。
セルフ・オマージュかよ。
この辺りでトニー・スコット後期の撮影・編集スタイルが確立したんじゃないかな。

「デジャヴ」(2006)
あぁ、とっても良い映画。若干メロウだけど、好き。まるで「トゥルー・ロマンス」のような甘さが堪らない。SFマインドも素敵。
頑張るデンゼル・ワシントン。
予定調和的なラストも素晴らしい。

「サブウェイ123 激突」(2009)
もう、デンゼルくんはあきました。

「アンストッパブル」(2010)
大傑作。デンゼルくん、あきたって言ってごめんなさい。
暴走機関車上のくるくる回るリアリティのないカメラワークがちょっと笑えるけどね。
これが映画、って感じ。
いらないカットやシーンが全くないし、CGIに頼らず実写で頑張った傑作。

トニー・スコットとリドリー・スコット
あぁ、やっぱトニー・スコット監督作品は全部観てました。

あぁ、これからスコット・フリー・プロダクションはどうなるのかな。

まだわからないけど、自殺らしいって言うのが悲しいですね。

心よりご冥福をお祈りいたします。

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2012年4月 5日

Live Long & Prosper! (長寿と繁栄を!)

日本全国1億人の「スタートレック」ファンの皆さんこんにちは。

さて、早速だが、2012年4月4日、ニシェル・ニコルズが1枚の写真をツイッターで公開した。

Taken 2/29/12 in the Oval Office - Live Long & Prosper!

Live Long & Prosper!
この写真は、2012年2月29日にホワイトハウスを訪問したニシェル・ニコルズ(右)とアメリカ合衆国第44代大統領バラク・オバマ(左)のツーショット写真である。

しかもバラク・オバマ大統領とウフーラ提督(元中尉)はヴァルカン・サリュート(ヴァルカン式挨拶)をしているではないか!

因にこの写真は、ニシェル・ニコルズがNASAのゴダード宇宙飛行センター("Goddard Space Flight Center")での基調講演を行った後にホワイトハウスを訪問、ホワイトハウスのザ・ウエストウイングのオーバルオフィスで撮影された1枚である。

もちろん、オバマ大統領は、ニシェル・ニコルズに頼まれ、ただ単にジョークのつもりでヴァルカン・サリュートをしているのかも知れない。

しかし、現職のアメリカ合衆国大統領がヴァルカン人のイディックの思想に基づき、その論理的思考と知性で政治活動を行う事を誓った、と考えたらどうだろう。

しかも、「核なき世界」に向けた国際社会への働きかけを評価され、ノーベル平和賞を受賞したアメリカ合衆国大統領がだよ。

なんだかわくわくしてきたよ。

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2012年2月20日

「アイ・アム・レジェンド」の続編企画っていったい!

2012年2月20日、リチャード・マシスンの誕生日でもある今日20日、とんでもないニュースが日本国中を駆け巡った。

映画.comが伝えるところによると、リチャード・マシスンの「アイ・アム・レジェンド」(旧タイトル「地球最後の男」)の映画化作品「アイ・アム・レジェンド」の続編の製作が企画されている模様。

「アイ・アム・レジェンド」続編企画が始動 ウィル・スミスも続投予定

記録のため、全文を引用する。

[映画.com ニュース] 米ワーナー・ブラザースが、ウィル・スミス主演の大ヒット作「アイ・アム・レジェンド」(2007)の続編企画を始動させたことが明らかになった。スミスの続投が予定されているという。

米Deadlineによれば、ワーナーは前作のプロデューサーであるアキバ・ゴールズマンと、スミスの製作会社オーバーブルック・エンタテインメントとの契約を締結。両者プロデュースのもと、第2弾の製作に取りかかる。ただし、スミス自身は脚本を読んでから出演するかどうかを決めるという。脚本には、進行中のグレース・ケリーの伝記映画(「グレース・オブ・モナコ」)の脚本家でもある新鋭アラシュ・アメルが起用された。

前作の内容を受けて、第2弾が製作される場合にはプリクエル(前章)になるのではと噂されていたが、どうやらそうではなさそうだ。なお、現時点では前作を手がけたフランシス・ローレンス監督が続投するかどうかは不明。

「アイ・アム・レジェンド」は、リチャード・マシスンの同名SF小説を映画化。人類が死に絶えた地球を舞台に、ニューヨークでたった一人生き残った科学者の男(スミス)を描き、全世界で5億8500万ドルの興行収入を稼ぎだす大ヒットを記録した。
(映画.com速報)

驚きました。
特にウィル・スミスの続投の可能性がある、と言う点に。
しかも、プリクエールではなくシークエルだと言うのに。

てことは、ウィル・スミスの双子の兄弟の登場か、はたまたクローンか。

もうこの時点で俺様映画のとんでも映画の匂いがしますよね。

因みに、ニュースソースは、ここ。

Warner Bros Plans More ‘I Am Legend’ With Will Smith

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2012年2月18日

「トータル・リコール」もリメイクですか?

レン・ワイズマン版「トータル・リコール」(2012)より
リメイク企画が続く、ハリウッド映画だが、なんと、フィリップ・K・ディック原作、ポール・ヴァーホーヴェン監督、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の「トータル・リコール」(1990)もリメイクされる模様。

しかも、ヴァーホーヴェンの「トータル・リコール」より、P・K・ディックの原作「追憶売ります」"We Can Remember It for You Wholesale")への哲学的な踏み込みが強い作品になる可能性がある模様。

現在までに明らかになっているスタッフ、キャストは次の通り。

「トータル・リコール」("Total Recall")
公開:2012年8月3日(全米公開)
監督:レン・ワイズマン
脚本:マーク・ボンバック、ジェームズ・ヴァンダービルト、カート・ウィマー
原作:フィリップ・K・ディック
出演:コリン・ファレル(ダグラス・クエイド/ハウザー)、
ケイト・ベッキンセイル(ローリー)、ブライアン・クランストン(コーヘイゲン)、ジェシカ・ビール(メリーナ)、イーサン・ホーク、ビル・ナイ(クワトー)

なお、監督のレン・ワイズマンはケイト・ベッキンセイルの夫であり、ベッキンセイル主演の「アンダーワールド」「アンダーワールド:エボリューション」の監督を、そして「ダイ・ハード4.0」の監督をも務めている。クレジット上は、主演のコリン・ファレルより上にクレジットされているケイト・ベッキンセイルの夫であり、夫婦で作品を制作している点に若干の不安を感じるものの、アクションに定評がある監督だけに期待がもてる。

ケイト・ベッキンセイル自身も「今回ジェシカとのファイトシーンがあるんだけど、素晴らしい出来に仕上がってると思うわ。女同士のファイト・シーンでよくある“肩の部分が破れてブラジャーが見えて”みたいなバカバカしいものじゃなくて、本物のファイト・シーンよ」と語っている模様。

また、脚本は「ダイ・ハード4.0」「アンストッパブル」のマーク・ボンバック、「閉ざされた森」「ゾディアック」「アメイジング・スパイダーマン」(2012)のジェームズ・ヴァンダービルト、「ウルトラヴァイオレット」「完全なる報復」「ソルト」のカート・ウィマーが名を連ねている。
こりゃ大変でございます。

キャストについては、なんとクワトーにビル・ナイですか!
また、役名が明らかになっていないイーサン・ホークは、もしかしたらヴァーホーヴェン版でマイケル・アイアンサイドが演じたリクターかな。

なお、「トータル・リコール」の原作「追憶売ります」は、「マイノリティ・リポート/ディック作品集」「構造記憶」「追憶売ります」に収録されています。

入手しやすいのは多分「マイノリティ・リポート/ディック作品集」ですね。

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2012年2月11日

フィリップ・シーモア・ホフマン、ル・カレ原作スリラーに出演!

2012年2月10日に映画.comが伝えるところによると、フィリップ・シーモア・ホフマンがジョン・ル・カレ「A Most Wanted Man」の映画化作品の主演を務める模様。

フィリップ・シーモア・ホフマン、ル・カレ原作スリラーに出演

「A Most Wanted Man」
写真左より、「A Most Wanted Man」UK版、フィリップ・シーモア・ホフマン、アントン・コービン。

記録のため全文を引用する。

[映画.com ニュース] スパイ小説の大家ジョン・ル・カレの2008年の長編小説「A Most Wanted Man」(日本語版未訳)が映画化され、オスカー俳優フィリップ・シーモア・ホフマンが出演することがわかった。

原作の舞台は独ハンブルク。半死の状態でドイツに密入国し、同市内のイスラム人コミュニティに現れたチェチェンとロシアのハーフの青年を主人公に、人権派の女弁護士やドイツの諜報機関との関係、対テロ戦争の裏側などが描かれる。ホフマンは諜報機関のチーフを演じる。

映画版のメガホンをとるのは、オランダ出身のアントン・コービン監督(「ラスト・ターゲット」「コントロール」)。「復讐捜査線」の脚本家アンドリュー・ボベルが脚色にあたった。

なお、ル・カレの小説「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」を映画化した最新作、トーマス・アルフレッドソン監督、ゲイリー・オールドマン主演の「裏切りのサーカス」は、4月21日から日本公開される。
(映画.com速報)

「A Most Wanted Man」
監督:アントン・コービン
脚本:アンドリュー・ボベル
原作:ジョン・ル・カレ 「A Most Wanted Man」(日本語版未訳)
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン

て言うか、「A Most Wanted Man」(日本語版未訳)ってどうゆうことよ!

で、軽く調べたら、2008年発表の「A Most Wanted Man」と2010年発表の「Our Kind Of Traitor」が未訳らしい。

2010年の「Our Kind Of Traitor」が未訳なのは、まあ時間的に仕方がないとしても、2008年の「A Most Wanted Man」が未訳なのは一体なぜ?

う〜ん。
ジョン・ル・カレのクラスでさえ未訳の作品があったり、多くの作品が絶版(版元在庫なし、店頭在庫のみ)になっている、と言う状況は恐ろしいですな。

まあ、映画「裏切りのサーカス」の公開と同時期に、ジョン・ル・カレの翻訳がいろいろと再版されるとは思いますが、ジョン・ル・カレで、こんな状況だとは、やはり翻訳を取り巻く状況は、本当に恐ろしいものがありますね。

因みにニュースソースはおそらくここ。

Phillip Seymour Hoffman In Talks For Anton Corbijn’s A Most Wanted Man


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2012年2月10日

C・マッカーシーオリジナル脚本、リドリー・スコット監督作品の主演はマイケル・ファスベンダー!?

2012年2月9日に米Deadlineが伝えるところによると、コーマック・マッカーシーのオリジナル脚本をリドリー・スコットが監督する映画「ザ・カウンセラー("The Counselor")」の主演はマイケル・ファスベンダーになる模様。

Ridley Scott Commits To Next Direct McCarthy’s ‘The Counselor’; Will Michael Fassbender Play Title Role?

この記事によると、

リドリー・スコットは「プロメテウス("Prometheus")」の次に「ザ・カウンセラー("The Counselor")」を監督する模様。

またリドリー・スコットは、「プロメテウス("Prometheus")」に出演しているマイケル・ファスベンダーを「ザ・カウンセラー("The Counselor")」のタイトル・ロールであるカウンセラー役にと考えている模様。

なお、マイケル・ファスベンダーに対する正式なオファーはされていない模様。

とのこと。

関連エントリー

2012/02/05『リドリー・スコット監督、C・マッカーシーのオリジナル脚本映画化へ』
2012/01/22『コーマック・マッカーシーが映画のオリジナル脚本を執筆!?』



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2012年2月 5日

リドリー・スコット監督、C・マッカーシーのオリジナル脚本映画化へ

2012年2月4日に映画.comが伝えるところによると、先日のエントリー『コーマック・マッカーシーが映画のオリジナル脚本を執筆!?』で紹介したコーマック・マッカーシーのオリジナル脚本「ザ・カウンセラー(The Counselor)」をリドリー・スコットが映画化する可能性が出てきた模様。

リドリー・スコット監督、C・マッカーシーのオリジナル脚本映画化へ

記録のため、全文を引用する。

[映画.com ニュース] 映画「ノーカントリー」「ザ・ロード」などの原作者として知られる、米ピュリッツァー賞作家コーマック・マッカーシーが書き下ろしたオリジナル脚本が、リドリー・スコット監督によって映画化される可能性が高くなった。

同作は、マッカーシーが初めて映画用に書き下ろした「ザ・カウンセラー(The Counselor)」。一流弁護士がドラッグビジネスに足を踏み入れ、追いつめられていく姿を描き、「ノーカントリー」(原作小説の邦題は「血と暴力の国」)を彷彿(ほうふつ)とさせる雰囲気の作品だという。

すでに、「ザ・ロード」のプロデュースを務めたニック・ウェクスラーらが同脚本の映画化権を獲得しているが、米Deadlineによれば、スコット監督がメガホンをとる方向で交渉に入っているという。スコット監督は、「ブレードランナー」の続編ほか複数の進行中のプロジェクトを抱えているが、「ザ・カウンセラー」が次回作となる可能性もあるようだ。

スコット監督の最新SF映画「プロメテウス(原題)」は、2012年8月日本公開予定。
(映画.com速報)

因みにニュースソースはここ。

Ridley Scott In Talks For Cormac McCarthy’s ‘The Counselor’

まあ、「ザ・カウンセラー(The Counselor)」の映画化の件は、映画.comが伝える通りのようなのだが、驚いたのは、リドリー・スコットの次回作にあがっている企画だ。

・イラク建国の立役者ガートルード・ベルの生涯を題材にした作品
「ナイロビの蜂」のジェフリー・ケインが脚本をリライト中。

「チャイルド44」
トム・ロブ・スミスの世界的ベストセラーの映画化作品。
サミット・エンターテインメントの企画。

ガートルード・ベルの生涯を描く作品はともかく、「チャイルド44」の監督をリドリー・スコットがやる可能性があるとは・・・・。

因みに、トム・ロブ・スミスの「チャイルド44」は、ウクライナの猟奇的殺人者アンドレイ・チカチーロをモデルに、1950年代のソビエト連邦の国家保安庁職員レオ・デミドフの活躍を描いた作品で、「グラーグ57」「エージェント6」と続くレオ・デミトフ三部作の第一部にあたる作品。

これは楽しみ。

おそらくだけど、サミット・エンターテインメントは、レオ・デミトフ三部作を、デヴィッド・フィンチャーの「ドラゴン・タトゥーの女」「ミレニアム」三部作にぶつけてきていのではないかな。

で、少し調べてみたら、「チャイルド44」の映画化権はリドリー・スコットが買い取り、スコット・フリー・プロダクションズで映画化される予定なのね。
で、その配給を
サミット・エンターテインメントが行う、と言うことなのかな。
脚本はリチャード・プライスとのこと。


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2012年2月 1日

「歴史上最も危険な小説」とは?

2012年1月26日に、Flavorwire「歴史上最も危険な小説」(The Most Dangerous Novels of All Time)を発表した。

The Most Dangerous Novels of All Time

この記事が言うところの「歴史上最も危険な小説」(The Most Dangerous Novels of All Time)とは、様々な事件の引金となったと言われている小説、犯罪者がその小説に影響を受けてその犯罪を犯したと言われている小説、犯罪者が愛読していた小説を指す。

それでは、この記事が言うところの「歴史上最も危険な小説」(The Most Dangerous Novels of All Time)を紹介しよう。

「悪魔の詩」 サルマン・ラシュディ著


「ハイスクール・パニック」 スティーヴン・キング著
(リチャード・バックマン名義)


「密偵」 ジョセフ・コンラッド著


「ライ麦畑でつかまえて」 J・D・サリンジャー著
(「キャッチャー・イン・ザ・ライ」)


「アンクル・トムの小屋」 ハリエット・ピーチャー・ストウ著


「Turner Diaries」 ウィリアム・ルーサー・ピアース著
(アンドリュー・マクドナルド名義)

「ツァラストラはこう言った」 ニーチェ著


「時計じかけのオレンジ」 アントニー・バージェス著


「コレクター」 ジョン・ファウルズ著


「ファウンデーション」シリーズ アイザック・アシモフ著


いかがだろうか。

それぞれの作品がどのような理由で危険なのかは、それぞれの作品についてのコメントを参照願いたい。(ヒントを後述します)

ところで、わたしの基本的なスタンスとしては、小説や映画、特にホラー作品や犯罪作品の影響で犯罪を犯した、と言う短絡的な思考には賛同しかねるが、その反面、小説や映画が人の人生に影響を与えている、と言う点については首肯せざるを得ない。

今回紹介した記事では、様々な犯罪を犯した人がこれらの小説の影響を受けていたり、愛読していたり、と言う事が書かれているが、耳半分に聞いておくのが丁度良いのではないか、と思う。

ヒント

サルマン・ラシュディ
Michael Carneal
スクール・シューティング
Heath High School shooting
ユナボマー
セオドア・カジンスキー
マーク・デイヴィッド・チャップマン
ジョン・レノン
ロバート・ジョン・バルド
レベッカ・シェーファー
ティモシー・ジェームズ・マクベイ
オクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件
アドルフ・ヒトラー
Operation Miranda
オウム真理教

関心がある方は調べてみて下さい。

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