海外SF

2012年4月 5日

Live Long & Prosper! (長寿と繁栄を!)

日本全国1億人の「スタートレック」ファンの皆さんこんにちは。

さて、早速だが、2012年4月4日、ニシェル・ニコルズが1枚の写真をツイッターで公開した。

Taken 2/29/12 in the Oval Office - Live Long & Prosper!

Live Long & Prosper!
この写真は、2012年2月29日にホワイトハウスを訪問したニシェル・ニコルズ(右)とアメリカ合衆国第44代大統領バラク・オバマ(左)のツーショット写真である。

しかもバラク・オバマ大統領とウフーラ提督(元中尉)はヴァルカン・サリュート(ヴァルカン式挨拶)をしているではないか!

因にこの写真は、ニシェル・ニコルズがNASAのゴダード宇宙飛行センター("Goddard Space Flight Center")での基調講演を行った後にホワイトハウスを訪問、ホワイトハウスのザ・ウエストウイングのオーバルオフィスで撮影された1枚である。

もちろん、オバマ大統領は、ニシェル・ニコルズに頼まれ、ただ単にジョークのつもりでヴァルカン・サリュートをしているのかも知れない。

しかし、現職のアメリカ合衆国大統領がヴァルカン人のイディックの思想に基づき、その論理的思考と知性で政治活動を行う事を誓った、と考えたらどうだろう。

しかも、「核なき世界」に向けた国際社会への働きかけを評価され、ノーベル平和賞を受賞したアメリカ合衆国大統領がだよ。

なんだかわくわくしてきたよ。

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2012年2月20日

「アイ・アム・レジェンド」の続編企画っていったい!

2012年2月20日、リチャード・マシスンの誕生日でもある今日20日、とんでもないニュースが日本国中を駆け巡った。

映画.comが伝えるところによると、リチャード・マシスンの「アイ・アム・レジェンド」(旧タイトル「地球最後の男」)の映画化作品「アイ・アム・レジェンド」の続編の製作が企画されている模様。

「アイ・アム・レジェンド」続編企画が始動 ウィル・スミスも続投予定

記録のため、全文を引用する。

[映画.com ニュース] 米ワーナー・ブラザースが、ウィル・スミス主演の大ヒット作「アイ・アム・レジェンド」(2007)の続編企画を始動させたことが明らかになった。スミスの続投が予定されているという。

米Deadlineによれば、ワーナーは前作のプロデューサーであるアキバ・ゴールズマンと、スミスの製作会社オーバーブルック・エンタテインメントとの契約を締結。両者プロデュースのもと、第2弾の製作に取りかかる。ただし、スミス自身は脚本を読んでから出演するかどうかを決めるという。脚本には、進行中のグレース・ケリーの伝記映画(「グレース・オブ・モナコ」)の脚本家でもある新鋭アラシュ・アメルが起用された。

前作の内容を受けて、第2弾が製作される場合にはプリクエル(前章)になるのではと噂されていたが、どうやらそうではなさそうだ。なお、現時点では前作を手がけたフランシス・ローレンス監督が続投するかどうかは不明。

「アイ・アム・レジェンド」は、リチャード・マシスンの同名SF小説を映画化。人類が死に絶えた地球を舞台に、ニューヨークでたった一人生き残った科学者の男(スミス)を描き、全世界で5億8500万ドルの興行収入を稼ぎだす大ヒットを記録した。
(映画.com速報)

驚きました。
特にウィル・スミスの続投の可能性がある、と言う点に。
しかも、プリクエールではなくシークエルだと言うのに。

てことは、ウィル・スミスの双子の兄弟の登場か、はたまたクローンか。

もうこの時点で俺様映画のとんでも映画の匂いがしますよね。

因みに、ニュースソースは、ここ。

Warner Bros Plans More ‘I Am Legend’ With Will Smith

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2012年2月18日

「トータル・リコール」もリメイクですか?

レン・ワイズマン版「トータル・リコール」(2012)より
リメイク企画が続く、ハリウッド映画だが、なんと、フィリップ・K・ディック原作、ポール・ヴァーホーヴェン監督、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の「トータル・リコール」(1990)もリメイクされる模様。

しかも、ヴァーホーヴェンの「トータル・リコール」より、P・K・ディックの原作「追憶売ります」"We Can Remember It for You Wholesale")への哲学的な踏み込みが強い作品になる可能性がある模様。

現在までに明らかになっているスタッフ、キャストは次の通り。

「トータル・リコール」("Total Recall")
公開:2012年8月3日(全米公開)
監督:レン・ワイズマン
脚本:マーク・ボンバック、ジェームズ・ヴァンダービルト、カート・ウィマー
原作:フィリップ・K・ディック
出演:コリン・ファレル(ダグラス・クエイド/ハウザー)、
ケイト・ベッキンセイル(ローリー)、ブライアン・クランストン(コーヘイゲン)、ジェシカ・ビール(メリーナ)、イーサン・ホーク、ビル・ナイ(クワトー)

なお、監督のレン・ワイズマンはケイト・ベッキンセイルの夫であり、ベッキンセイル主演の「アンダーワールド」「アンダーワールド:エボリューション」の監督を、そして「ダイ・ハード4.0」の監督をも務めている。クレジット上は、主演のコリン・ファレルより上にクレジットされているケイト・ベッキンセイルの夫であり、夫婦で作品を制作している点に若干の不安を感じるものの、アクションに定評がある監督だけに期待がもてる。

ケイト・ベッキンセイル自身も「今回ジェシカとのファイトシーンがあるんだけど、素晴らしい出来に仕上がってると思うわ。女同士のファイト・シーンでよくある“肩の部分が破れてブラジャーが見えて”みたいなバカバカしいものじゃなくて、本物のファイト・シーンよ」と語っている模様。

また、脚本は「ダイ・ハード4.0」「アンストッパブル」のマーク・ボンバック、「閉ざされた森」「ゾディアック」「アメイジング・スパイダーマン」(2012)のジェームズ・ヴァンダービルト、「ウルトラヴァイオレット」「完全なる報復」「ソルト」のカート・ウィマーが名を連ねている。
こりゃ大変でございます。

キャストについては、なんとクワトーにビル・ナイですか!
また、役名が明らかになっていないイーサン・ホークは、もしかしたらヴァーホーヴェン版でマイケル・アイアンサイドが演じたリクターかな。

なお、「トータル・リコール」の原作「追憶売ります」は、「マイノリティ・リポート/ディック作品集」「構造記憶」「追憶売ります」に収録されています。

入手しやすいのは多分「マイノリティ・リポート/ディック作品集」ですね。

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